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Extra1:君の初めては全部……
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透さんは何をしているんだろう。
しんと静まり返った部屋のベッドの上で、俺はじっとしたまま耳を澄ます。
微かにクローゼットの中から、衣擦れのような音が聞こえてくる。
ドアが閉まって、時々ミシッと床を踏みしめる音がする。
近付いてくる気配のする方へ探るように顔を向ければ、ベッドが揺れたのと同時に唇にチュッとキスされた。透さんとの距離が掴みにくくて、突然触れられるとドキリと心臓が跳ねる。
次の瞬間、いきなり両方の手首を掴まれたかと思うと、背中に回されて……。
「……透さん……っ?」
思わず息を呑んだ。透さんが、俺の手首を後ろ手に纏めて何かで縛り上げたから。
鼻先に、ふわりと透さんの肌の温度を感じる……。
「さっき、目隠しを外そうとした手も、こうしておけばもうイタズラできないね」
俺の手を拘束しているのも、多分ネクタイ。
透さん、これをする為にクローゼットに行ったのか?!……と言うか……、なんでこんなことになったんだ?
透さんはやっぱり怒ってるのかな……。俺が初めてドライでイッた時の相手がみっきーだったから?
でも怒ってるにしては、透さんの声は、ちょっと妖しい感じだけど、なんだか愉しそうにも聞こえる。
「目隠ししてるとね、普段より敏感になって気持ちいいんだって……だから……」
「……あっ……っう!」
さっき透さんに焦らされた胸の尖りに突然の刺激が走って、俺は悲鳴のような声をあげながら体を仰け反らせた。
その反動で正座したまま後ろに倒れそうになったところを、透さんの腕が背中に回り、引き寄せられる。
――透さんの言う通りかもしれない。
見えないから不意打ちされると……なんだか……。
「ここ、さっき触って欲しかったんだよね?」
「あっ、んっぅん……」
「どれくらいの強さで触られるのが、一番気持ちいい?」
片方の尖りを少し強めに摘まれたり転がされたりして、俺は透さんの腕の中で、熱い吐息と甘い声を零しながら、思わず身を捩らせた。
「……っ、やぁ……あっ」
「そんなに気持ちいい?」
「……」
俺は、透さんの体に額を押し付けながら頷いた。
気持ちいいって聞かれて、気持ちいいって声に出して言うのって、なんか恥ずかしい。
「……目隠しされて、手を拘束されて、気持ちいいなんて……」
耳元で囁きながら、透さんは俺の体をそっと押し倒す。
「……ぁッ」
肌触りの良いシーツの感触が背中を捕えた。
「本当、直くんの身体ってエロいよね」
「……っ」
言葉と共に、突然胸の尖りに熱く濡れた感触がして、息を詰めてしまう。
言われたことへの恥ずかしさと痺れるような甘い快感に、背中がゾワゾワと粟立って、一瞬で身体中が熱く火照っていく。
しんと静まり返った部屋のベッドの上で、俺はじっとしたまま耳を澄ます。
微かにクローゼットの中から、衣擦れのような音が聞こえてくる。
ドアが閉まって、時々ミシッと床を踏みしめる音がする。
近付いてくる気配のする方へ探るように顔を向ければ、ベッドが揺れたのと同時に唇にチュッとキスされた。透さんとの距離が掴みにくくて、突然触れられるとドキリと心臓が跳ねる。
次の瞬間、いきなり両方の手首を掴まれたかと思うと、背中に回されて……。
「……透さん……っ?」
思わず息を呑んだ。透さんが、俺の手首を後ろ手に纏めて何かで縛り上げたから。
鼻先に、ふわりと透さんの肌の温度を感じる……。
「さっき、目隠しを外そうとした手も、こうしておけばもうイタズラできないね」
俺の手を拘束しているのも、多分ネクタイ。
透さん、これをする為にクローゼットに行ったのか?!……と言うか……、なんでこんなことになったんだ?
透さんはやっぱり怒ってるのかな……。俺が初めてドライでイッた時の相手がみっきーだったから?
でも怒ってるにしては、透さんの声は、ちょっと妖しい感じだけど、なんだか愉しそうにも聞こえる。
「目隠ししてるとね、普段より敏感になって気持ちいいんだって……だから……」
「……あっ……っう!」
さっき透さんに焦らされた胸の尖りに突然の刺激が走って、俺は悲鳴のような声をあげながら体を仰け反らせた。
その反動で正座したまま後ろに倒れそうになったところを、透さんの腕が背中に回り、引き寄せられる。
――透さんの言う通りかもしれない。
見えないから不意打ちされると……なんだか……。
「ここ、さっき触って欲しかったんだよね?」
「あっ、んっぅん……」
「どれくらいの強さで触られるのが、一番気持ちいい?」
片方の尖りを少し強めに摘まれたり転がされたりして、俺は透さんの腕の中で、熱い吐息と甘い声を零しながら、思わず身を捩らせた。
「……っ、やぁ……あっ」
「そんなに気持ちいい?」
「……」
俺は、透さんの体に額を押し付けながら頷いた。
気持ちいいって聞かれて、気持ちいいって声に出して言うのって、なんか恥ずかしい。
「……目隠しされて、手を拘束されて、気持ちいいなんて……」
耳元で囁きながら、透さんは俺の体をそっと押し倒す。
「……ぁッ」
肌触りの良いシーツの感触が背中を捕えた。
「本当、直くんの身体ってエロいよね」
「……っ」
言葉と共に、突然胸の尖りに熱く濡れた感触がして、息を詰めてしまう。
言われたことへの恥ずかしさと痺れるような甘い快感に、背中がゾワゾワと粟立って、一瞬で身体中が熱く火照っていく。
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