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第1章:新たな生

第7話 旅は道連れ〜地獄の果てまで〜

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『世界の理』の提案を受け入れてスキル『生奴隷』を発動させる。
目の前にゲームとかでよく見た青い魔法陣?みたいなものが浮かび、高速で回転を始める。

キィィィィィィィィィィィィィィィィン…

あれ?なんか火花出て来たんですけど…これ大丈夫なのか?大丈夫だよね…。
取り敢えず種族とかよく分からなかったので『世界の理』の希望通りに行くように考えながらスキルに手をかざしている…上手くいくんだよね?

ヒュイィィィィィィィィィィィィィ…

音が変わって来た…と思った次の瞬間…

バシィイィィン!!

魔法陣が弾け飛んだ…。あたりには青色のガラス片の様な物がフワーッっと漂っている。

「あれ?失敗した?」

むしろ失敗すれば良かったと後にワタルは言っている。

「いいえ成功です。旦那様♡」

後ろから声優の花澤○菜みたいな声が聞こえる。個人的に一番可愛い声だと思っている声で胸が高鳴る。

「呼び方は別なのに変えて欲しいな~。」

俺は今どんな顔をしているのかな?可愛い声で期待できる!

そんなことを思いながらワタルは後ろを振り返ると…
金髪ロングで碧眼の156cmくらいの胸の大き目な耳のトンがった可愛いエルフが…タイプです!どストライクです!ご馳走さまです!

「うううん!なかなか、いいいいんじゃないかにゃあぁ?」

あ!噛んだ!やべえモロバレすぎるか!?
でもめっちゃタイプなんだもん!

「うふふ…♡旦那様の好みになる様に考えていましたから…どうでしょう?おかしな所はないですか?」

俺の好み⁉︎まじか…道理でメチャクチャ可愛いなって思ったもん‼︎

「可笑しくはないよ!可愛いと思うよ!」

我ながら気の利いた褒め言葉が浮かばない…語彙力が欲しい…

「ありがとうございます♡旦那様といつまでもどこまでも共にある事を誓いますわ♡例え神界を滅ぼしに行こうと地獄を治めにいかれようとも…」

「行くわけねぇだろぅがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

こうして受肉をしこの世に顕現した〝世界の理〝との長い付き合いが始まった…
神界とか地獄って存在するの!?
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