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四十話 川の顔
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以前○○県の川辺へ家族とBBQしに行った時の話。
僕はどちらかと言うとインドア派なこともあり、正直川辺に着いた時から早く帰りたいと思っていた。
だが僕以外の家族はみんな楽しそうな様子なので何も言わなかった。
弟達が川辺で遊んでいる時も、僕はずっと母と父のところでゲームしていた。
川で遊ばないのは、川で遊ぶのが疲れるからという理由もあるが、一番の理由は川の少し上流の離れたところに、白い顔が浮かんでいたからだ。
ただ同じ場所にずっと顔だけが浮かんでいる。
恐らく女。
すると、丁度母と父が目を離した隙に弟が足を滑らせて転んでしまった。
幸い浅い所で流されなかった。
ふと白い顔の方を見ると、ものすごく怖い顔でこちらを睨みつけて消えていった。
弟を連れていこうとしていたのだろう。
僕はどちらかと言うとインドア派なこともあり、正直川辺に着いた時から早く帰りたいと思っていた。
だが僕以外の家族はみんな楽しそうな様子なので何も言わなかった。
弟達が川辺で遊んでいる時も、僕はずっと母と父のところでゲームしていた。
川で遊ばないのは、川で遊ぶのが疲れるからという理由もあるが、一番の理由は川の少し上流の離れたところに、白い顔が浮かんでいたからだ。
ただ同じ場所にずっと顔だけが浮かんでいる。
恐らく女。
すると、丁度母と父が目を離した隙に弟が足を滑らせて転んでしまった。
幸い浅い所で流されなかった。
ふと白い顔の方を見ると、ものすごく怖い顔でこちらを睨みつけて消えていった。
弟を連れていこうとしていたのだろう。
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