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二十二話 理科室で
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私は放課後の理科室に勝手に忍び込み、顕微鏡で色んなものを観察するが好きだ。
もちろんこのことがバレたらかなり怒られるだろう。
そんなスリルも相まって私は放課後に理科室に忍び込むのにハマってしまった。
ある日、いつもと同じく理科室でプレパラートを引っ張り出して観察していると、先生が来る気配がした。
急いで私はちょうど1人分の大きさがある棚に入った。
やはりすぐ後に先生の声が聞こえてきた。
私は安堵していると、ふと棚の扉の落書きが目に入った。
「お前はシヌ」
無数に書かれておりとてつもない恐怖に耐えられず私は棚から飛び出した。
先生には一部始終を話したが、話を聞いて貰えず怒られてしまった。
あれ以来理科室へ忍び込むのはやめた。
後で聞いた話によると、理科室では以前実験中に悪ふざけで一人の女子生徒が顔面に重度の火傷を負ったことがあったらしい。
もしかしたらそれが関係あるのかもしれないが、今となっては分からない。
─────────────────────
さて、更新頻度高めでお送りしております!
最近大幅に体調を崩してしまってですね、予防してても厳しいですね。
皆さんもお気をつけてください。
では次回も見てねー!
もちろんこのことがバレたらかなり怒られるだろう。
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