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十話 山奥の村

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とある男性が夜遅くに山道で迷ってしまった。

途方に暮れながら車をはしらせていると、ある看板を見つけた。

「この先、○○村アリ」

昔に書いたような看板で雰囲気が出ていたが、もしかしたら何か食料を与えてくれるかもと思い、男性は車を降りて村へ向かった。

男性が村に着くと、何やら騒がしかった。

聞いた事のない音楽だったが、曲調からして盆踊り系のものだと察せた。

歩いていくと音はどんどん近づく。

すると男性は、異様な光景を目にする。

そこには仮面被った人達が踊っていたのだ。

男性は不気味に思ったが、ここまで来て何もしないのは気がかりだった。
近くの仮面を被った人にこの村のことを聞いた。

すると、
「いらっしゃい。おーい、みんな、仲間が増えたぞ。」
と明らかに嫌な予感がすることを言われ、男性は逃げ出した。

しかし、後ろからは追っ手が来ている。

疲労がピークの男性は直ぐに捕まった。

すると、村の住民がある仮面を取り出した。
男性は抵抗するすべもなく、仮面を付けられた。













十話目でございますぅ。
前に北海道の方に行った時に、夜訳あって山道を走ってたんですけど、ある村を見つけたんです。
名前は忘れてしまったんですけどね。
でも看板が不気味だったのは覚えてます。
あのことを思い出して今回の話を作りました。
さて、幽霊さんの気配が少しづつ感じてきた気がします。
最近純粋に疲れているだけなのか分からないのですが、疲れというか倦怠感がやばい。
でも、気になるので続けますよ!百物語!
てことで次回もお楽しみに!
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