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四話 ヘルメット
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とあるお寺に、曰く付きの因縁物が届けられた。
それは一見するとただのバイク用のヘルメットだった。
しかし、このヘルメットは所有者を必ずバイク事故で殺す、というもの。
今まで五人ほどにこのヘルメットが伝わってきたが、五人全員無くなっている。
しかも亡くなり方というのが、体から首が切断されているという。
住職はこのヘルメットを受け取ることにし、お祓いをしてこれ以上被害が出ないようにした。
しかし、ヘルメットにお祓いは効かなかった。
住職が眠りにつこうと床に着くと、とてつもない首の痛みが走った。
痛みで声も出せなくなり、のたうち回ることしか出来ない位の痛みだった。
メキッ、メキッ、と音を立てて首の皮膚が切れているのを感じた。
住職は辛うじて近くにあった数珠を手にし、祓おうとした。
次の瞬間、目の前にヘルメットを被った男が現れた。
すると、男からヘルメットがゴロンと落ち、住職の顔の横に落ちた。
ヘルメットの中の男と目が合い、住職は絶望した。
ニッコリと笑う男を見た瞬間、住職の首は切断された。
因縁物ってほんとにあるみたいなのでね。
きをつけましょうね。
四話目だけど幽霊さんの気配はゼロ!
それは一見するとただのバイク用のヘルメットだった。
しかし、このヘルメットは所有者を必ずバイク事故で殺す、というもの。
今まで五人ほどにこのヘルメットが伝わってきたが、五人全員無くなっている。
しかも亡くなり方というのが、体から首が切断されているという。
住職はこのヘルメットを受け取ることにし、お祓いをしてこれ以上被害が出ないようにした。
しかし、ヘルメットにお祓いは効かなかった。
住職が眠りにつこうと床に着くと、とてつもない首の痛みが走った。
痛みで声も出せなくなり、のたうち回ることしか出来ない位の痛みだった。
メキッ、メキッ、と音を立てて首の皮膚が切れているのを感じた。
住職は辛うじて近くにあった数珠を手にし、祓おうとした。
次の瞬間、目の前にヘルメットを被った男が現れた。
すると、男からヘルメットがゴロンと落ち、住職の顔の横に落ちた。
ヘルメットの中の男と目が合い、住職は絶望した。
ニッコリと笑う男を見た瞬間、住職の首は切断された。
因縁物ってほんとにあるみたいなのでね。
きをつけましょうね。
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