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年越し幽霊
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あと数日で2023年も終わりますね。
今年も色々ありましたね、本当に皆さんお疲れ様です。
個人的に僕は最悪の年でした…。
さて、そんな2023年は怖い話で締めましょ!
─────────────────────
これは数年前に僕が体験した話。
年越しの時の出来事。
当時は笑ってはいけないがまだ放送されていたので、僕はそれを見ながらゲラゲラ笑っていた。
方正さんが蝶野さんにビンタされる恒例の展開が終わったらへんで友達から電話がかかってきた。
ゲームの誘いを受け、テレビを消して自室へと向かった。
ゲーム機の電源をつけ、僕は友達とくだらない話をしていた。
その時ガチっていたフォートナイトというゲームをやっていたのだが、飽きてきたので僕達はゲームを辞めることにした。
するとゲームをしていた時は気づかなかったのだが、窓の向こう側に何か、『白い影』のようなものがあった。
僕の家はリフォームこそはしているが、建物自体の築年数はかなり経っている。
そういう点も相まって窓も昔ながらの分厚いくもりガラスになっていた。
僕の部屋の窓は、机の向こう側にある。要するに机に向かい合っていると、必然的に窓が見えるのだ。
実は前々から白い影だったりは見ることがあったので特に怖くはなかったのだが、不気味なのでとりあえず閉め忘れていたカーテンをしてアニメを明け方まで見ることにした。
五等分の花嫁の1期最終話ら辺に異変が起こった。
飲み物を取りにアニメを一時停止にすると、不快な音が微かに聞こえる。
『カリカリ、カリカリ』
僕はふと窓の方へ目線を向ける。
「あれ?カーテン閉めたよな?」
窓が完全に見えなくなるようにカーテンは閉めたはずなのに、右側の方が少し空いていたのだ。
時刻は四時。外には闇が広がっている。
僕はカーテンを閉めようと手を伸ばした。
すると、ニョッキと真っ白い手が窓の方から飛び出てきて僕の手の甲を猛烈につまんできた。
咄嗟に手を引こうとするが、白い手は人差し指と親指だけでつまんでいるとは思えないパワーで僕を離さない。
肉がちぎれそうな感覚を覚え、僕は「消えろ!」と叫んだ。
すると、白い手の力が抜けて窓の方へ戻って行った。
手の甲を見ると、不思議なことに何も跡が残っていないのだ。
それからは暗くなったら直ぐにカーテンを閉めている。
ちなみにその家に今も住んでます!
今年も色々ありましたね、本当に皆さんお疲れ様です。
個人的に僕は最悪の年でした…。
さて、そんな2023年は怖い話で締めましょ!
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これは数年前に僕が体験した話。
年越しの時の出来事。
当時は笑ってはいけないがまだ放送されていたので、僕はそれを見ながらゲラゲラ笑っていた。
方正さんが蝶野さんにビンタされる恒例の展開が終わったらへんで友達から電話がかかってきた。
ゲームの誘いを受け、テレビを消して自室へと向かった。
ゲーム機の電源をつけ、僕は友達とくだらない話をしていた。
その時ガチっていたフォートナイトというゲームをやっていたのだが、飽きてきたので僕達はゲームを辞めることにした。
するとゲームをしていた時は気づかなかったのだが、窓の向こう側に何か、『白い影』のようなものがあった。
僕の家はリフォームこそはしているが、建物自体の築年数はかなり経っている。
そういう点も相まって窓も昔ながらの分厚いくもりガラスになっていた。
僕の部屋の窓は、机の向こう側にある。要するに机に向かい合っていると、必然的に窓が見えるのだ。
実は前々から白い影だったりは見ることがあったので特に怖くはなかったのだが、不気味なのでとりあえず閉め忘れていたカーテンをしてアニメを明け方まで見ることにした。
五等分の花嫁の1期最終話ら辺に異変が起こった。
飲み物を取りにアニメを一時停止にすると、不快な音が微かに聞こえる。
『カリカリ、カリカリ』
僕はふと窓の方へ目線を向ける。
「あれ?カーテン閉めたよな?」
窓が完全に見えなくなるようにカーテンは閉めたはずなのに、右側の方が少し空いていたのだ。
時刻は四時。外には闇が広がっている。
僕はカーテンを閉めようと手を伸ばした。
すると、ニョッキと真っ白い手が窓の方から飛び出てきて僕の手の甲を猛烈につまんできた。
咄嗟に手を引こうとするが、白い手は人差し指と親指だけでつまんでいるとは思えないパワーで僕を離さない。
肉がちぎれそうな感覚を覚え、僕は「消えろ!」と叫んだ。
すると、白い手の力が抜けて窓の方へ戻って行った。
手の甲を見ると、不思議なことに何も跡が残っていないのだ。
それからは暗くなったら直ぐにカーテンを閉めている。
ちなみにその家に今も住んでます!
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