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火葬場の女の子との思い出
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俺は幼稚園児の時、不思議な体験をしている。
俺は幼き頃にして母親を亡くしている。その時の火葬場での話だ。
幼稚園児の俺はずっとうろちょろしていて、父から怒鳴られていたことを覚えている。
母が火葬されている時、父は俺に「火葬場の庭で待っていなさい」と言ってきた。
恐らく邪魔だったんだろう。
俺は庭でぼーっと外を眺めていた。
すると、後ろから声をかけられた。
声の主を見てみると、俺と同年代くらいの女の子だった。麦わら帽子を被っていたと思う。
何を話したかは忘れてしまったのだが、俺と女の子で楽しく遊んでいた。
ふと、周りを見るとさっきの風景とは変わっていた。
俺は父の所へ帰らなければと思い、女の子に別れを告げた。
そしたら女の子が突然、「連れて行ってやる」と言ってきた。
俺の腕を引っ張り、周りの風景がどんどん白くなる。
力は相当強く、逃げられなかった。
その時、俺はあるお守りをギューっと握った。
次の瞬間、女の子は怖い顔をしながら舌打ちして消えてしまった。
気がつくと、俺はさっきのところに居た。
手には、母が俺に残してくれたお守りがあった。
俺は幼き頃にして母親を亡くしている。その時の火葬場での話だ。
幼稚園児の俺はずっとうろちょろしていて、父から怒鳴られていたことを覚えている。
母が火葬されている時、父は俺に「火葬場の庭で待っていなさい」と言ってきた。
恐らく邪魔だったんだろう。
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すると、後ろから声をかけられた。
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