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先生『カンニングペーパー書いたのお前だろ!』 俺『ぜってぇちがう!』
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中二の二学期の中間テストの時のこと。
うちの学校では、点数があまりにも悪いと補講という名の地獄の放課後が待っている。
俺は過去に一回補講の餌食になっていて、二度と悪い点は取らないように無茶苦茶勉強している。
今では平均点以上は当たり前で、得意教科だと90点台の時もあるくらいにはなった。
そんな感じで、今回の中間テストも手を抜けない。
「はじめ」
最初は数学。
俺の一番の苦手教科。
だけど思っていた5倍は簡単だった。
その後も理科、国語、2日目の社会も終わり、いよいよ最後の英語のテストの時となった。
順調に問題を解いていき、時間が半分も余るくらいすぐ終わった。
したら、突然先生が俺の腕を引っ張って教室から連れ出したんだ。
「なんですか?」
「とぼけるな。これはなんだよ。」
と先生が見せてきたのはカンニングペーパーと思しき紙だった。
「俺こんなんやってないですよ。本当に」
「お前の机から出てきたんだぞ」
「えっ?」
それは到底ありえない。
だってテストが始まる前に、机の中を確認したからだ。勿論その時は何も入っていなかった。
俺は必死になって否定し続けた。
そこで、俺はふとあることに気がついた。
「カンニングペーパー、一度見せていただけますか?」
カンニングペーパーを見てみると、明らかに俺の筆跡とは違った。
「これ確実に俺の筆跡じゃないですよ!」
これでなんとか誤解は解け、テストも幸い早めに終わらせていたこともあり、最悪の自体にはならなかった。
後日判明したことなのだが、カンニングペーパーを俺の机に忍ばせたのは、学年一頭がいいと評判のやつだった。
俺の前回のテストの点数が、アイツよりも良かったのが気に入らなかったらしい。
当然アイツはテスト0点になった。
こういうことが結構起きているからみんなも気をつけてな。
うちの学校では、点数があまりにも悪いと補講という名の地獄の放課後が待っている。
俺は過去に一回補講の餌食になっていて、二度と悪い点は取らないように無茶苦茶勉強している。
今では平均点以上は当たり前で、得意教科だと90点台の時もあるくらいにはなった。
そんな感じで、今回の中間テストも手を抜けない。
「はじめ」
最初は数学。
俺の一番の苦手教科。
だけど思っていた5倍は簡単だった。
その後も理科、国語、2日目の社会も終わり、いよいよ最後の英語のテストの時となった。
順調に問題を解いていき、時間が半分も余るくらいすぐ終わった。
したら、突然先生が俺の腕を引っ張って教室から連れ出したんだ。
「なんですか?」
「とぼけるな。これはなんだよ。」
と先生が見せてきたのはカンニングペーパーと思しき紙だった。
「俺こんなんやってないですよ。本当に」
「お前の机から出てきたんだぞ」
「えっ?」
それは到底ありえない。
だってテストが始まる前に、机の中を確認したからだ。勿論その時は何も入っていなかった。
俺は必死になって否定し続けた。
そこで、俺はふとあることに気がついた。
「カンニングペーパー、一度見せていただけますか?」
カンニングペーパーを見てみると、明らかに俺の筆跡とは違った。
「これ確実に俺の筆跡じゃないですよ!」
これでなんとか誤解は解け、テストも幸い早めに終わらせていたこともあり、最悪の自体にはならなかった。
後日判明したことなのだが、カンニングペーパーを俺の机に忍ばせたのは、学年一頭がいいと評判のやつだった。
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当然アイツはテスト0点になった。
こういうことが結構起きているからみんなも気をつけてな。
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