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雪山で見つけた〇〇
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これは私の友人が数十年前に体験した話。
私の友人はスキープレイヤーで、毎年冬になると共通の友人と雪山に出かける。
その年も友人とその他二人で雪山へと出かけた。
行く雪山はその年ごとに変えていて、新しい気分を味わえると友人は言っていた。
雪山は車で4時間かかるところにあった。
朝の8時に出発したのにも関わらず、着いた頃には昼を少しすぎた頃だった。
友人たちは昼食を取り、スキー場へ向かった。
そのスキー場は平日ということも関係しているのか人があまりおらず、とても滑りやすかったという。
しかし、当時そこまででは無いが吹雪いており、滑る際には少し注意が必要だった。
だが、友人たちは生半可な腕前では無い。
熟練されたスキーの技術は誰が見ても驚くだろう。
友人たちは一緒に滑っていった。
しばらく夢中になって滑っていると、コースの端の方に開けた場所があった。
その時になると吹雪は止んでいて、いい景色が見えると思い、友人は他の二人を呼び止めて開けた場所へ行った。
開けた場所へ行くと、そこは崖になっており、かなり危ない場所だった。
だが目の前には一面銀色の世界の美しい景色があった。
声も出さずに景色を眺めていると、友人は何かを発見した。
オレンジ色のジャンパーを着た人が倒れていたのだ。
友人たちは警察を呼び、オレンジ色のジャンパーを着た人の所へ向かった。
さっきの場所に着くと、そこには冷たくなった男性の遺体があった。
まさか死体に出会うとは思わず、内心ドキドキしていたという。
救助はしばらくしないと来ないと連絡があり、友人たちは近くの山小屋に行った。
友人たちは、怖さを紛らわすために喋り続けた。すると、外からノックをする音が聞こえた。
友人たちの一人が恐る恐るドアを開けると、そこには誰もいなかった。
このことで怖さはピークに達し、大の大人がおしくらまんじゅうをするかのようにくっつきあった。
しばらくすると救助が来て、オレンジ色のジャンパーを着た人は運ばれた。
すると、救助隊の人が騒ぎ出したのだ。
どうやら、もう1人遺体となって発見されたようだ。
友人たちは少しだけ遺体を見た。
その遺体は髪が長い男性で、目元が特徴的だった。
その後救助隊の人から、外傷的に髪の長い男性の方が前になくなっていると聞いた。
それから友人たちはスキーを止め、宿泊施設へ行った。
その後、オレンジ色のジャンパーを着た人の遺族の方から連絡があった。
どうやら見つけてくれたお礼がしたいとの事だった。
友人たちは1度断りを入れたのだが、どうしてもということで線香を上げに行くことにした。
家に着くと母親と見られる年配の女性が挨拶をしてくれた。
あの男性は半年前にスキーをサークルのメンバーで行った時に行方が分からなくなってしまったという。
すると母親はとある写真を見せてくれた。
それは男性のサークルの集合写真だった。
すると、オレンジ色のジャンパーを着た男性の後ろに、見覚えのある人がいた。
それはあの髪が長い男性だった。
髪の長い男性はオレンジ色のジャンパーを着た人のことを見ているかのように見えたという。
友人たちは、オレンジ色のジャンパーを着た人は連れて行かれちゃったんだね、という話になった。
本当にこのような話があるとは驚きだ。
私の友人はスキープレイヤーで、毎年冬になると共通の友人と雪山に出かける。
その年も友人とその他二人で雪山へと出かけた。
行く雪山はその年ごとに変えていて、新しい気分を味わえると友人は言っていた。
雪山は車で4時間かかるところにあった。
朝の8時に出発したのにも関わらず、着いた頃には昼を少しすぎた頃だった。
友人たちは昼食を取り、スキー場へ向かった。
そのスキー場は平日ということも関係しているのか人があまりおらず、とても滑りやすかったという。
しかし、当時そこまででは無いが吹雪いており、滑る際には少し注意が必要だった。
だが、友人たちは生半可な腕前では無い。
熟練されたスキーの技術は誰が見ても驚くだろう。
友人たちは一緒に滑っていった。
しばらく夢中になって滑っていると、コースの端の方に開けた場所があった。
その時になると吹雪は止んでいて、いい景色が見えると思い、友人は他の二人を呼び止めて開けた場所へ行った。
開けた場所へ行くと、そこは崖になっており、かなり危ない場所だった。
だが目の前には一面銀色の世界の美しい景色があった。
声も出さずに景色を眺めていると、友人は何かを発見した。
オレンジ色のジャンパーを着た人が倒れていたのだ。
友人たちは警察を呼び、オレンジ色のジャンパーを着た人の所へ向かった。
さっきの場所に着くと、そこには冷たくなった男性の遺体があった。
まさか死体に出会うとは思わず、内心ドキドキしていたという。
救助はしばらくしないと来ないと連絡があり、友人たちは近くの山小屋に行った。
友人たちは、怖さを紛らわすために喋り続けた。すると、外からノックをする音が聞こえた。
友人たちの一人が恐る恐るドアを開けると、そこには誰もいなかった。
このことで怖さはピークに達し、大の大人がおしくらまんじゅうをするかのようにくっつきあった。
しばらくすると救助が来て、オレンジ色のジャンパーを着た人は運ばれた。
すると、救助隊の人が騒ぎ出したのだ。
どうやら、もう1人遺体となって発見されたようだ。
友人たちは少しだけ遺体を見た。
その遺体は髪が長い男性で、目元が特徴的だった。
その後救助隊の人から、外傷的に髪の長い男性の方が前になくなっていると聞いた。
それから友人たちはスキーを止め、宿泊施設へ行った。
その後、オレンジ色のジャンパーを着た人の遺族の方から連絡があった。
どうやら見つけてくれたお礼がしたいとの事だった。
友人たちは1度断りを入れたのだが、どうしてもということで線香を上げに行くことにした。
家に着くと母親と見られる年配の女性が挨拶をしてくれた。
あの男性は半年前にスキーをサークルのメンバーで行った時に行方が分からなくなってしまったという。
すると母親はとある写真を見せてくれた。
それは男性のサークルの集合写真だった。
すると、オレンジ色のジャンパーを着た男性の後ろに、見覚えのある人がいた。
それはあの髪が長い男性だった。
髪の長い男性はオレンジ色のジャンパーを着た人のことを見ているかのように見えたという。
友人たちは、オレンジ色のジャンパーを着た人は連れて行かれちゃったんだね、という話になった。
本当にこのような話があるとは驚きだ。
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