171 / 211
死にたくない
しおりを挟む
熱い……傷口が熱い。
冷静に、気を落ちつけて回復の呪文を唱えようとしても、口からは再び血泡が溢れ出す。こんなところで、私は死んでしまうの?
もっといろいろやってみたいことがあったのに。ムカフ島のダンジョンも攻略したかった。三百年前に何があったのかも知りたかった。
まだ恋もしたことなかったのに。
結婚もしたかった。素敵な旦那様と、子供たちに囲まれて、暖かい家庭を。それが全部、ここでお終い……?
誰にも看取られず、知られもせず。どこにあるのかも分からないこんな異世界のダンジョンで一人、静かに消えていく。いやだ、怖い、寂しい。死にたくない。クオスさんは、こんな気持ちで死んでいったの?
血反吐とともに、涙が溢れ出し、そして急に体に力が入らなくなってその場に崩れ落ちる……その時、私の頭越しに、何かが飛んでいくのが感じられた。
ショックのあまり跪いた私が顔を上げると、私の後ろから何者かの腕が伸び、そしてデュラエスの耳を掌で塞ぐようにしていた。この腕は……ドラーガさん?
「ぐ……女の、陰に……?」
そのままドラーガさんはスッと手を放す。大きな音もしなかった。そっと近づいて、そっと掌を当てたような。しかしデュラエスはよろりとゆらめいて、膝をつき、顔面から床に着地した。
「一体……何を?」
「確かに俺の魔力は弱い。ゴブリン一匹まともに倒せねえ程度だ。だがそれは相手の外部から魔法をぶつけた時の話……お前の耳の中に風魔法をぶち込んで、三半規管を狂わせた」
分からない。
二人の間に何が起きたのか。
とにかく今はそんな事よりも、自分の怪我を治さないと。血が止まらない。内臓が傷ついているせい? 傷を塞ごうにも痛みと呼吸困難で魔力を練ることができない。助けて。誰か助けて。
「落ち着けマッピ」
膝をついてうずくまっている私の肩を誰かが抱き寄せた。
「いいか、落ち着くんだ」
ドラーガさん。
「呼吸は出来るか? ゆっくりと深呼吸をするんだ」
助けて、助けてドラーガさん。
ああ、いけない。「落ち着け」って言われたのに、ドラーガさんの顔を見て安心したら後から後から涙が溢れ出てくる。
私はゆっくりと大きく息を吸い込もうとするけど、しかし途中でむせて血を吐き出してしまう。
「肺をやられてるな。いいか、俺の回復魔法じゃ傷を全て回復することは出来ない」
助けて。
「だから肺の出血だけを止める」
ドラーガさんが手のひらを見せて、それを私の胸の上に置いた。正直言ってこれで血が止まったのかどうかは分からない。次にドラーガさんは人差し指を立てて私に見せた。
「いいか、この指先だけに集中しろ」
ゆっくりとその指の腹が、私の胸の傷口に触れる。もう私はパニック状態がずっと続いていて、「傷を触れられて痛い」という考えにも至らなかった。
「ここだ。俺の触れているここの傷を治すことだけに集中しろ。他の事は何も考えなくていい。
急がなくていい。ゆっくりと呼吸をしろ。出来るはずだ。血は俺が止めた」
私は目を閉じて、彼の指が触れている部分にだけ集中する。少しずつ、ゆっくりと、しかし深く呼吸をして魔力を練る。
「ここから入って、肺を通り抜けて背中に。焦らなくていい。一つずつ治していくんだ」
「ふう……ふう……」
やがて、ゆっくりと、自分でも傷口がふさがっていくのが感じられた。
「すぅ……はぁ……」
もう大丈夫だ。大きく呼吸をしてもむせこんだりはしない。
「大丈夫そうだな」
優しくドラーガさんが微笑んだ。いつもの「にやり」って笑いじゃない。ようやく危機を脱した私は、ドラーガさんに肩を抱かれたまま、彼の胸にしがみつくように顔を寄せた。普段なら絶対そんなことはしないけど、今手に入れた安心感が、夢ではないことを確認したかった。
「すいません……取り乱して」
あらためて、刺された自分の胸を見てみる。
クオスさんが殺された時に比べれば、大した出血じゃない。この程度で我を失ってしまって、あのままであれば本当に命の危機に陥るところだった。別に呪文の詠唱だって必ずや必要ってわけじゃないのに。
ただただ、恐ろしくて、寂しくて、悲しかった。このまま自分の存在が消えていってしまうのかと。アルグスさんは、矢で背中を撃ち抜かれていた。アンセさんはゾラと戦った時、全身火傷で酷い状態だった。ドラーガさんでさえも、クラリスと戦った時、背骨をやられて身動き一つとれなかったっていうのに、私は……
「あ、も、もう大丈夫、ですから」
私はドラーガさんから距離をとって立ち上がる。
「ありがとう……ございました」
顔が熱くて上げることができない。もしかして私今顔真っ赤なんじゃないのか? 恥ずかしいのかなんなのか、自分で自分が分からない……っと、よくよく考えたら今それどころじゃない! 私はすぐに辺りを見回してデュラエスを探す。
ドラーガさんが奴に邪魔されずに私の手当てをしていたという事は奴を倒したという事?
しかし探し回るまでもなくデュラエスは見つかった。すぐそばに白目をむいて仰向けにたおれていたのだ。これは……死んでいるの? まさかドラーガさんが?
だって、ドラーガさんは魔力も弱くて、運動神経も鈍くて、まともに戦えないはずなのに。
「確かに俺の魔力は弱い。だが弱いなりにやりようはいくらでもあんのさ」
そうだ。まさにその方法でヴェリコイラの群れを倒したばかりだった。そういえば、さっきドラーガさんは耳の中に風魔法を発生させたとかなんとか言っていたような。
耳の中には、音を聞くための薄い膜、鼓膜と、その奥には三半規管がある。人体の平衡を保つための器官。そこに直接魔法を当てて?
「立ち上がれなくなったところを絞めて気絶させただけだがな」
能ある鷹は爪を隠すとは言うけれども、こんな隠し玉を持っていたとは。
デュラエスはドラーガさんには戦闘能力がないと思って油断しきっていた。その上で私を倒して気の緩んでいるところに、そのわたしを囮にして居をつくような攻撃で一気に仕留めたのか。
女の子を囮にするのってどうなの? とは思うけど、その直前に私ドラーガさんの事殴り倒してるからあんまり強く言えないわぁ……
冷静に、気を落ちつけて回復の呪文を唱えようとしても、口からは再び血泡が溢れ出す。こんなところで、私は死んでしまうの?
もっといろいろやってみたいことがあったのに。ムカフ島のダンジョンも攻略したかった。三百年前に何があったのかも知りたかった。
まだ恋もしたことなかったのに。
結婚もしたかった。素敵な旦那様と、子供たちに囲まれて、暖かい家庭を。それが全部、ここでお終い……?
誰にも看取られず、知られもせず。どこにあるのかも分からないこんな異世界のダンジョンで一人、静かに消えていく。いやだ、怖い、寂しい。死にたくない。クオスさんは、こんな気持ちで死んでいったの?
血反吐とともに、涙が溢れ出し、そして急に体に力が入らなくなってその場に崩れ落ちる……その時、私の頭越しに、何かが飛んでいくのが感じられた。
ショックのあまり跪いた私が顔を上げると、私の後ろから何者かの腕が伸び、そしてデュラエスの耳を掌で塞ぐようにしていた。この腕は……ドラーガさん?
「ぐ……女の、陰に……?」
そのままドラーガさんはスッと手を放す。大きな音もしなかった。そっと近づいて、そっと掌を当てたような。しかしデュラエスはよろりとゆらめいて、膝をつき、顔面から床に着地した。
「一体……何を?」
「確かに俺の魔力は弱い。ゴブリン一匹まともに倒せねえ程度だ。だがそれは相手の外部から魔法をぶつけた時の話……お前の耳の中に風魔法をぶち込んで、三半規管を狂わせた」
分からない。
二人の間に何が起きたのか。
とにかく今はそんな事よりも、自分の怪我を治さないと。血が止まらない。内臓が傷ついているせい? 傷を塞ごうにも痛みと呼吸困難で魔力を練ることができない。助けて。誰か助けて。
「落ち着けマッピ」
膝をついてうずくまっている私の肩を誰かが抱き寄せた。
「いいか、落ち着くんだ」
ドラーガさん。
「呼吸は出来るか? ゆっくりと深呼吸をするんだ」
助けて、助けてドラーガさん。
ああ、いけない。「落ち着け」って言われたのに、ドラーガさんの顔を見て安心したら後から後から涙が溢れ出てくる。
私はゆっくりと大きく息を吸い込もうとするけど、しかし途中でむせて血を吐き出してしまう。
「肺をやられてるな。いいか、俺の回復魔法じゃ傷を全て回復することは出来ない」
助けて。
「だから肺の出血だけを止める」
ドラーガさんが手のひらを見せて、それを私の胸の上に置いた。正直言ってこれで血が止まったのかどうかは分からない。次にドラーガさんは人差し指を立てて私に見せた。
「いいか、この指先だけに集中しろ」
ゆっくりとその指の腹が、私の胸の傷口に触れる。もう私はパニック状態がずっと続いていて、「傷を触れられて痛い」という考えにも至らなかった。
「ここだ。俺の触れているここの傷を治すことだけに集中しろ。他の事は何も考えなくていい。
急がなくていい。ゆっくりと呼吸をしろ。出来るはずだ。血は俺が止めた」
私は目を閉じて、彼の指が触れている部分にだけ集中する。少しずつ、ゆっくりと、しかし深く呼吸をして魔力を練る。
「ここから入って、肺を通り抜けて背中に。焦らなくていい。一つずつ治していくんだ」
「ふう……ふう……」
やがて、ゆっくりと、自分でも傷口がふさがっていくのが感じられた。
「すぅ……はぁ……」
もう大丈夫だ。大きく呼吸をしてもむせこんだりはしない。
「大丈夫そうだな」
優しくドラーガさんが微笑んだ。いつもの「にやり」って笑いじゃない。ようやく危機を脱した私は、ドラーガさんに肩を抱かれたまま、彼の胸にしがみつくように顔を寄せた。普段なら絶対そんなことはしないけど、今手に入れた安心感が、夢ではないことを確認したかった。
「すいません……取り乱して」
あらためて、刺された自分の胸を見てみる。
クオスさんが殺された時に比べれば、大した出血じゃない。この程度で我を失ってしまって、あのままであれば本当に命の危機に陥るところだった。別に呪文の詠唱だって必ずや必要ってわけじゃないのに。
ただただ、恐ろしくて、寂しくて、悲しかった。このまま自分の存在が消えていってしまうのかと。アルグスさんは、矢で背中を撃ち抜かれていた。アンセさんはゾラと戦った時、全身火傷で酷い状態だった。ドラーガさんでさえも、クラリスと戦った時、背骨をやられて身動き一つとれなかったっていうのに、私は……
「あ、も、もう大丈夫、ですから」
私はドラーガさんから距離をとって立ち上がる。
「ありがとう……ございました」
顔が熱くて上げることができない。もしかして私今顔真っ赤なんじゃないのか? 恥ずかしいのかなんなのか、自分で自分が分からない……っと、よくよく考えたら今それどころじゃない! 私はすぐに辺りを見回してデュラエスを探す。
ドラーガさんが奴に邪魔されずに私の手当てをしていたという事は奴を倒したという事?
しかし探し回るまでもなくデュラエスは見つかった。すぐそばに白目をむいて仰向けにたおれていたのだ。これは……死んでいるの? まさかドラーガさんが?
だって、ドラーガさんは魔力も弱くて、運動神経も鈍くて、まともに戦えないはずなのに。
「確かに俺の魔力は弱い。だが弱いなりにやりようはいくらでもあんのさ」
そうだ。まさにその方法でヴェリコイラの群れを倒したばかりだった。そういえば、さっきドラーガさんは耳の中に風魔法を発生させたとかなんとか言っていたような。
耳の中には、音を聞くための薄い膜、鼓膜と、その奥には三半規管がある。人体の平衡を保つための器官。そこに直接魔法を当てて?
「立ち上がれなくなったところを絞めて気絶させただけだがな」
能ある鷹は爪を隠すとは言うけれども、こんな隠し玉を持っていたとは。
デュラエスはドラーガさんには戦闘能力がないと思って油断しきっていた。その上で私を倒して気の緩んでいるところに、そのわたしを囮にして居をつくような攻撃で一気に仕留めたのか。
女の子を囮にするのってどうなの? とは思うけど、その直前に私ドラーガさんの事殴り倒してるからあんまり強く言えないわぁ……
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
神速の成長チート! ~無能だと追い出されましたが、逆転レベルアップで最強異世界ライフ始めました~
雪華慧太
ファンタジー
高校生の裕樹はある日、意地の悪いクラスメートたちと異世界に勇者として召喚された。勇者に相応しい力を与えられたクラスメートとは違い、裕樹が持っていたのは自分のレベルを一つ下げるという使えないにも程があるスキル。皆に嘲笑われ、さらには国王の命令で命を狙われる。絶体絶命の状況の中、唯一のスキルを使った裕樹はなんとレベル1からレベル0に。絶望する裕樹だったが、実はそれがあり得ない程の神速成長チートの始まりだった! その力を使って裕樹は様々な職業を極め、異世界最強に上り詰めると共に、極めた生産職で快適な異世界ライフを目指していく。
序盤で殺される悪役貴族に転生した俺、前世のスキルが残っているため、勇者よりも強くなってしまう〜主人公がキレてるけど気にしません
そらら
ファンタジー
↑「お気に入りに追加」を押してくださいっ!↑
大人気ゲーム「剣と魔法のファンタジー」の悪役貴族に転生した俺。
貴族という血統でありながら、何も努力しない怠惰な公爵家の令息。
序盤で王国から追放されてしまうざまぁ対象。
だがどうやら前世でプレイしていたスキルが引き継がれているようで、最強な件。
そんで王国の為に暗躍してたら、主人公がキレて来たんだが?
「お前なんかにヒロインは渡さないぞ!?」
「俺は別に構わないぞ? 王国の為に暗躍中だ」
「ふざけんな! 原作をぶっ壊しやがって、殺してやる」
「すまないが、俺には勝てないぞ?」
※ カクヨム様にて、異世界ファンタジージャンル総合週間ランキング40位入り。1300スター、3800フォロワーを達成!
異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。
桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。
だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。
そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。
辺境の最強魔導師 ~魔術大学を13歳で首席卒業した私が辺境に6年引きこもっていたら最強になってた~
日の丸
ファンタジー
ウィーラ大陸にある大国アクセリア帝国は大陸の約4割の国土を持つ大国である。
アクセリア帝国の帝都アクセリアにある魔術大学セルストーレ・・・・そこは魔術師を目指す誰もが憧れそして目指す大学・・・・その大学に13歳で首席をとるほどの天才がいた。
その天才がセレストーレを卒業する時から物語が始まる。
カフェ・ユグドラシル
白雪の雫
ファンタジー
辺境のキルシュブリューテ王国に、美味い料理とデザートを出すカフェ・ユグドラシルという店があった。
この店を経営しているのは、とある準男爵夫妻である。
準男爵の妻である女性は紗雪といい、数年前にウィスティリア王国の王太子であるエドワード、彼女と共に異世界召喚された近藤 茉莉花、王国騎士であるギルバードとラルク、精霊使いのカーラと共に邪神を倒したのだ。
表向きはそう伝わっているが、事実は大いに異なる。
エドワードとギルバード、そして茉莉花は戦いと邪神の恐ろしさにgkbrしながら粗相をしていただけで、紗雪一人で倒したのだ。
邪神を倒しウィスティリア王国に凱旋したその日、紗雪はエドワードから「未来の王太子妃にして聖女である純粋無垢で可憐なマリカに嫉妬して虐めた」という事実無根な言いがかりをつけられた挙句、国外追放を言い渡されてしまう。
(純粋無垢?可憐?プフー。近藤さんってすぐにやらせてくれるから、大学では『ヤリマン』とか『サセコ』って呼ばれていたのですけどね。それが原因で、現在は性病に罹っているのよ?しかも、高校時代に堕胎をしている女を聖女って・・・。性女の間違いではないの?それなのに、お二人はそれを知らずにヤリマン・・・ではなく、近藤さんに手を出しちゃったのね・・・。王太子殿下と騎士さんの婚約者には、国を出る前に真実を伝えた上で婚約を解消する事を勧めておくとしましょうか)
「王太子殿下のお言葉に従います」
羽衣と霊剣・蜉蝣を使って九尾の一族を殲滅させた直後の自分を聖女召喚に巻き込んだウィスティリア王国に恨みを抱えていた紗雪は、その時に付与されたスキル【ネットショップ】を使って異世界で生き抜いていく決意をする。
紗雪は天女の血を引くとも言われている千年以上続く陰陽師の家に生まれた巫女にして最強の退魔師です。
篁家についてや羽衣の力を借りて九尾を倒した辺りは、後に語って行こうかと思っています。
倒したモンスターをカード化!~二重取りスキルで報酬倍増! デミゴッドが行く異世界旅~
乃神レンガ
ファンタジー
謎の白い空間で、神から異世界に送られることになった主人公。
二重取りの神授スキルを与えられ、その効果により追加でカード召喚術の神授スキルを手に入れる。
更にキャラクターメイキングのポイントも、二重取りによって他の人よりも倍手に入れることができた。
それにより主人公は、本来ポイント不足で選択できないデミゴッドの種族を選び、ジンという名前で異世界へと降り立つ。
異世界でジンは倒したモンスターをカード化して、最強の軍団を作ることを目標に、世界を放浪し始めた。
しかし次第に世界のルールを知り、争いへと巻き込まれていく。
国境門が数カ月に一度ランダムに他国と繋がる世界で、ジンは様々な選択を迫られるのであった。
果たしてジンの行きつく先は魔王か神か、それとも別の何かであろうか。
現在毎日更新中。
※この作品は『カクヨム』『ノベルアップ+』にも投稿されています。
貞操逆転世界の温泉で、三助やることに成りました
峯松めだか(旧かぐつち)
ファンタジー
貞操逆転で1/100な異世界に迷い込みました
不意に迷い込んだ貞操逆転世界、男女比は1/100、色々違うけど、それなりに楽しくやらせていただきます。
カクヨムで11万文字ほど書けたので、こちらにも置かせていただきます。
ストック切れるまでは毎日投稿予定です
ジャンルは割と謎、現実では無いから異世界だけど、剣と魔法では無いし、現代と言うにも若干微妙、恋愛と言うには雑音多め? デストピア文学ぽくも見えるしと言う感じに、ラブコメっぽいという事で良いですか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる