9 / 211
ギルドでチンピラに絡まれる
しおりを挟む
「はぁ~~~……どっと疲れた」
私は両肩を力なく落としながら階段を下りて天文館の1階のフロアに降りてきた。
「ふん、だらしないな。そんなメンタルじゃ冒険者としてやっていけないぞ?」
笑いながら私の背中をドラーガさんがバンバンと叩く。誰のせいだと思ってるんだ。とは思ったものの、もう過ぎたことだし、正直言ってドラーガさんが全く見どころのない人かというとそれは違うとも思う。
あの状況で平気でバトンを渡せること、加入時の交渉、契約時の交渉。その全ての裏にあるのは鋼の如きメンタルの強さ。他はともかく、それだけは本当に見習うべきだと思う。
そこだけ。本当にそこだけだけど。
「ええっと、他に用事はなかったですよね? もう本拠地に帰りましょうか?」
「ん~、飯だけ食って帰るか。昼はちょっと過ぎちまったがな」
そうだった。緊張しきりで忘れていたけれど、まだお昼ご飯を食べていなかった。というかもうおやつの時間かも。とにかく私は一階のレストスペースの空いているテーブルに行こうとしたところで、人とぶつかってしまった。
「あっ、すいません」
「チッ、気をつけろ」
ひえ、ちゃんと謝ったのに凄まれちゃった。ぶつかった人は大柄な戦士風のライトアーマーをまとった短髪の人で下あごから口にかけて大きな傷がある、いかにも冒険者、というか、無頼の輩というか、怖そうな人だった。
とにかくトラブルは嫌なので私が平謝りでいるとドラーガさんが笑いながら話しかけてきた。
「おいおい、いつまでペコペコしてんだ。冒険者はナメられたら終わりだぜ」
その瞬間、大柄な男の人の表情が一変した。
「ドラーガ……ってことは、このガキは?」
「うちの新メンバーのマッピだ。胸は平坦だがガキじゃなくて成人済みだぜ?」
余計なお世話じゃぼけ。
その大柄な男の人はずっとドラーガさんの事を睨んだままだったけど、やがてにやりと馬鹿にするような笑みを浮かべて言った。
「ふん、落ち目の『メッツァトル』の新メンバーか。嬢ちゃん、そんなカスに付き合ってたら命がいくつあっても足りねぇぜ? こっちに入らねぇか? 恰好からするとヒーラーだろ? ヒーラーは何人いても多すぎってことはねぇからな」
「セゴー、メンバーの引き抜きは御法度だぜ?」
え? セゴー? ギルドマスターと同じ名前……この人は一体……
「セゴーはギルドマスターだ! 俺の名前はテューマだ! いい加減覚えろ!!」
なんだ、ドラーガさんが間違えただけか。とはいえ、この人たちはいったい何者なんだろう。
「あの、ドラーガさんこの人は……?」
「ああ、天文館の永遠のナンバー2のパーティーさ。名前は……なんだったかな?」
ドラーガさんがそう言うとテューマさんはこめかみに血管を浮かべて表情がひきつった。ああ、この人ホント他人を怒らせるのがうまい。
テューマさんはドンッとテーブルを叩いてまくしたてるように言う。
「もうすぐナンバー1と2は入れ替わるんだよ! 俺達の『闇の幻影』がナンバー1になるんだ!!」
「ださッ……あっ、すいません!」
しまった、とっさの事で思わず本音が出てしまった。だって、『闇の幻影』って……私、メッツァトルでよかった。あんなださい名前だったら家族に言えないよ。恥ずかしくて。
「てめぇら……どうやらどうしても俺を怒らせないと気が済まねぇみてぇだな……」
憤怒の形相のテューマさんが腰に差してる剣の柄に手をかけた時、後ろから何人かの人たちが寄ってきて声をかけた。
「ちょっと、テューマここで刃傷沙汰はまずいわよ!」
魔導士風の黒髪の女性が声をかける。周りにも何人か人がいるから多分闇の幻プクスッ、闇の幻影のメンバーの人たちだと思う。
そして、ギルドの建物内、ここでの喧嘩くらいは大目に見てもらえるものの、刃物は絶対禁止というのも事実。つまり、メイスを武器にしている私が有利、じゃなかった、何とかして喧嘩を納めないと!
「なんだ? テューマ、まさかSランクパーティーのメッツァトルと事を構えるつもりか? Aランク中二病パーティーの分際で随分えらくなったもんだな?」
「ぬかせ、てめえが潜るのはダンジョンじゃなくて墓石の下だ!」
テューマさんは御法度の剣を抜いて 構える。もうギルドのルールなんて無視するほどキレてるみたいだ! どうしよう!?
テューマさんがゆっくりと間合いを詰めようとした時だった。
「てめぇら!! ここで剣を抜く気か!!」
前進しようとして足を少し上げていたテューマさんの動きが止まり、声の聞こえてきた階段の方に視線をやった。
助かった、この声はセゴーさん! さすがギルドマスターだ、頼りになる。と、思って、ふとドラーガさんの方に視線をやった時だった。
ドラーガさんの姿はさっきまで立っていた場所にはなかった。 消えた……いったいどこに? と思ったその刹那、「うおっ」っと、テューマさんの声が聞こえてそちらに視線をやり、私は我が目を疑った。
ドラーガさんが頭を地面にこすりつけて土下座をし、その頭をテューマさんが踏みつけてる光景が目に入ったからだ。
いつの間に、いや、なぜこんなことに!?
「え……え?」
誰も……誰一人としてこの状況を理解できていなかった。
「頼む! こんなところで争えば周りの者が巻き込まれるし、何より争うことにより得るものなんて何もないはずだ!!」
頭を踏みつけられながらドラーガさんが叫んだ。……よく分からないけど、争いを納めるためにドラーガさんがテューマさんに土下座を……?
「ここはどうか、俺の頭一つで退いてはくれないか! このとおりだ!!」
またも土下座したままのドラーガさんが大声でそう叫ぶと、今度はちらほらと周りから声が聞こえてきた。
「なにあれ……?」
「『闇の幻影』のテューマが『メッツァトル』のメンバーに土下座させて頭踏みつけてるよ」
「何があったか知らないけど、土下座して謝ってる相手に普通そこまでする?」
「名前もクソダサいけどやることもクソダセぇな……」
「それに比べてドラーガ・ノートは大人だよな……あの新人を守るためなら土下座くらい平気ってことか」
え? そういうことなの? 私のために?
「くっ、くそっ! 覚えてやがれ!」
テューマさんとその仲間達は周りの空気が悪くなったことを察すると慌てて逃げるように建物から出て行った。
それと同時に騒ぎが治まったことを確認したセゴーさんもフン、と鼻を鳴らして階段を引き返していった。とにかく、すんでのところで刃傷沙汰は回避できたみたいだ。
パンパン、とドラーガさんは埃を払いながら立ち上がった。
「ま、ざっとこんなもんさ」
「え?」
急にドラーガさんの態度が変わった。これは一体……?
「これぞ無刀新陰流、風楔……地面と足裏の間に10センチほどの隙間があれば、俺は土下座を捻じ込むことができる。それこそ誰にも気づかれること無くな」
え? じゃあ今のは私が見ていない間に何かやり取りがあったわけじゃなく、本当に一瞬のうちにテューマさんの足と床の間に土下座を捻じ込んだってこと? これが、話に聞いた土下座師の力……
「喧嘩ってのはな、相手を再起不能になるまで叩きのめすことも重要だが、それと同じくらい『他人から見てどう見えるか』ってのも重要なのさ」
「え……そのために土下座を……?」
それだけのために……だったら最初っから挑発すんなよ、とも思ったけど、目的のために手段を択ばず、自分のプライドすらも平気で捨てる、その潔さは、情けないを通り越してむしろ格好よくも感じられるような気がした。
「お前はまだこの町に来て日が浅いから知らないかもしれないがな……『カルゴシアのヘコヘコバッタ』とは俺の事さ」
いややっぱ格好悪いわ。
私は両肩を力なく落としながら階段を下りて天文館の1階のフロアに降りてきた。
「ふん、だらしないな。そんなメンタルじゃ冒険者としてやっていけないぞ?」
笑いながら私の背中をドラーガさんがバンバンと叩く。誰のせいだと思ってるんだ。とは思ったものの、もう過ぎたことだし、正直言ってドラーガさんが全く見どころのない人かというとそれは違うとも思う。
あの状況で平気でバトンを渡せること、加入時の交渉、契約時の交渉。その全ての裏にあるのは鋼の如きメンタルの強さ。他はともかく、それだけは本当に見習うべきだと思う。
そこだけ。本当にそこだけだけど。
「ええっと、他に用事はなかったですよね? もう本拠地に帰りましょうか?」
「ん~、飯だけ食って帰るか。昼はちょっと過ぎちまったがな」
そうだった。緊張しきりで忘れていたけれど、まだお昼ご飯を食べていなかった。というかもうおやつの時間かも。とにかく私は一階のレストスペースの空いているテーブルに行こうとしたところで、人とぶつかってしまった。
「あっ、すいません」
「チッ、気をつけろ」
ひえ、ちゃんと謝ったのに凄まれちゃった。ぶつかった人は大柄な戦士風のライトアーマーをまとった短髪の人で下あごから口にかけて大きな傷がある、いかにも冒険者、というか、無頼の輩というか、怖そうな人だった。
とにかくトラブルは嫌なので私が平謝りでいるとドラーガさんが笑いながら話しかけてきた。
「おいおい、いつまでペコペコしてんだ。冒険者はナメられたら終わりだぜ」
その瞬間、大柄な男の人の表情が一変した。
「ドラーガ……ってことは、このガキは?」
「うちの新メンバーのマッピだ。胸は平坦だがガキじゃなくて成人済みだぜ?」
余計なお世話じゃぼけ。
その大柄な男の人はずっとドラーガさんの事を睨んだままだったけど、やがてにやりと馬鹿にするような笑みを浮かべて言った。
「ふん、落ち目の『メッツァトル』の新メンバーか。嬢ちゃん、そんなカスに付き合ってたら命がいくつあっても足りねぇぜ? こっちに入らねぇか? 恰好からするとヒーラーだろ? ヒーラーは何人いても多すぎってことはねぇからな」
「セゴー、メンバーの引き抜きは御法度だぜ?」
え? セゴー? ギルドマスターと同じ名前……この人は一体……
「セゴーはギルドマスターだ! 俺の名前はテューマだ! いい加減覚えろ!!」
なんだ、ドラーガさんが間違えただけか。とはいえ、この人たちはいったい何者なんだろう。
「あの、ドラーガさんこの人は……?」
「ああ、天文館の永遠のナンバー2のパーティーさ。名前は……なんだったかな?」
ドラーガさんがそう言うとテューマさんはこめかみに血管を浮かべて表情がひきつった。ああ、この人ホント他人を怒らせるのがうまい。
テューマさんはドンッとテーブルを叩いてまくしたてるように言う。
「もうすぐナンバー1と2は入れ替わるんだよ! 俺達の『闇の幻影』がナンバー1になるんだ!!」
「ださッ……あっ、すいません!」
しまった、とっさの事で思わず本音が出てしまった。だって、『闇の幻影』って……私、メッツァトルでよかった。あんなださい名前だったら家族に言えないよ。恥ずかしくて。
「てめぇら……どうやらどうしても俺を怒らせないと気が済まねぇみてぇだな……」
憤怒の形相のテューマさんが腰に差してる剣の柄に手をかけた時、後ろから何人かの人たちが寄ってきて声をかけた。
「ちょっと、テューマここで刃傷沙汰はまずいわよ!」
魔導士風の黒髪の女性が声をかける。周りにも何人か人がいるから多分闇の幻プクスッ、闇の幻影のメンバーの人たちだと思う。
そして、ギルドの建物内、ここでの喧嘩くらいは大目に見てもらえるものの、刃物は絶対禁止というのも事実。つまり、メイスを武器にしている私が有利、じゃなかった、何とかして喧嘩を納めないと!
「なんだ? テューマ、まさかSランクパーティーのメッツァトルと事を構えるつもりか? Aランク中二病パーティーの分際で随分えらくなったもんだな?」
「ぬかせ、てめえが潜るのはダンジョンじゃなくて墓石の下だ!」
テューマさんは御法度の剣を抜いて 構える。もうギルドのルールなんて無視するほどキレてるみたいだ! どうしよう!?
テューマさんがゆっくりと間合いを詰めようとした時だった。
「てめぇら!! ここで剣を抜く気か!!」
前進しようとして足を少し上げていたテューマさんの動きが止まり、声の聞こえてきた階段の方に視線をやった。
助かった、この声はセゴーさん! さすがギルドマスターだ、頼りになる。と、思って、ふとドラーガさんの方に視線をやった時だった。
ドラーガさんの姿はさっきまで立っていた場所にはなかった。 消えた……いったいどこに? と思ったその刹那、「うおっ」っと、テューマさんの声が聞こえてそちらに視線をやり、私は我が目を疑った。
ドラーガさんが頭を地面にこすりつけて土下座をし、その頭をテューマさんが踏みつけてる光景が目に入ったからだ。
いつの間に、いや、なぜこんなことに!?
「え……え?」
誰も……誰一人としてこの状況を理解できていなかった。
「頼む! こんなところで争えば周りの者が巻き込まれるし、何より争うことにより得るものなんて何もないはずだ!!」
頭を踏みつけられながらドラーガさんが叫んだ。……よく分からないけど、争いを納めるためにドラーガさんがテューマさんに土下座を……?
「ここはどうか、俺の頭一つで退いてはくれないか! このとおりだ!!」
またも土下座したままのドラーガさんが大声でそう叫ぶと、今度はちらほらと周りから声が聞こえてきた。
「なにあれ……?」
「『闇の幻影』のテューマが『メッツァトル』のメンバーに土下座させて頭踏みつけてるよ」
「何があったか知らないけど、土下座して謝ってる相手に普通そこまでする?」
「名前もクソダサいけどやることもクソダセぇな……」
「それに比べてドラーガ・ノートは大人だよな……あの新人を守るためなら土下座くらい平気ってことか」
え? そういうことなの? 私のために?
「くっ、くそっ! 覚えてやがれ!」
テューマさんとその仲間達は周りの空気が悪くなったことを察すると慌てて逃げるように建物から出て行った。
それと同時に騒ぎが治まったことを確認したセゴーさんもフン、と鼻を鳴らして階段を引き返していった。とにかく、すんでのところで刃傷沙汰は回避できたみたいだ。
パンパン、とドラーガさんは埃を払いながら立ち上がった。
「ま、ざっとこんなもんさ」
「え?」
急にドラーガさんの態度が変わった。これは一体……?
「これぞ無刀新陰流、風楔……地面と足裏の間に10センチほどの隙間があれば、俺は土下座を捻じ込むことができる。それこそ誰にも気づかれること無くな」
え? じゃあ今のは私が見ていない間に何かやり取りがあったわけじゃなく、本当に一瞬のうちにテューマさんの足と床の間に土下座を捻じ込んだってこと? これが、話に聞いた土下座師の力……
「喧嘩ってのはな、相手を再起不能になるまで叩きのめすことも重要だが、それと同じくらい『他人から見てどう見えるか』ってのも重要なのさ」
「え……そのために土下座を……?」
それだけのために……だったら最初っから挑発すんなよ、とも思ったけど、目的のために手段を択ばず、自分のプライドすらも平気で捨てる、その潔さは、情けないを通り越してむしろ格好よくも感じられるような気がした。
「お前はまだこの町に来て日が浅いから知らないかもしれないがな……『カルゴシアのヘコヘコバッタ』とは俺の事さ」
いややっぱ格好悪いわ。
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
あなたに何されたって驚かない
こもろう
恋愛
相手の方が爵位が下で、幼馴染で、気心が知れている。
そりゃあ、愛のない結婚相手には申し分ないわよね。
そんな訳で、私ことサラ・リーンシー男爵令嬢はブレンダン・カモローノ伯爵子息の婚約者になった。
【R18】異世界なら彼女の母親とラブラブでもいいよね!
SoftCareer
ファンタジー
幼なじみの彼女の母親と二人っきりで、期せずして異世界に飛ばされてしまった主人公が、
帰還の方法を模索しながら、その母親や異世界の人達との絆を深めていくというストーリーです。
性的描写のガイドラインに抵触してカクヨムから、R-18のミッドナイトノベルズに引っ越して、
お陰様で好評をいただきましたので、こちらにもお世話になれればとやって参りました。
(こちらとミッドナイトノベルズでの同時掲載です)
【完結】勇者学園の異端児は強者ムーブをかましたい
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、pixivにも投稿中。
※小説家になろうでは最新『勇者祭編』の中盤まで連載中。
※アルファポリスでは『オスカーの帰郷編』まで公開し、完結表記にしています。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる