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最終章 ヤクザが来たでござる
シャークネード
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超高速で渦から外れた一匹のサメが俺達に向かって飛んでくる。
「イヤーッ!!」
俺がファイアボールを放ちながら、同時に三人は直線的な動きで突っ込んで来たサメを避ける。
サメはまともにファイアボールを食らい、火だるまとなりながら後方に吹っ飛んでいった。
「シャークネード、だと?」
「属性魔法は二つ以上の魔法を同時に使う事で違う効果を発揮することができるわ」
覚えがある。というか俺もやっている。水と風の魔法を組み合わせてアイスストームを発動させて山火事を消したことがあった。なら、このシャークネードとか言う魔法は……?
「風属性のトルネードと、サメ魔法を発動することによって作られた、最強の召喚魔法、シャークネードよ!」
なんかいまいち釈然としない。
釈然とはしないものの、しかし強力だ。こうしている今も竜巻に巻き上げられた無数のサメが俺達に焦点を合わせている。あれが全部襲ってきたら、さすがの俺ももたないかもしれん。
アレの安全地帯があるとすれば、その中心……? ん? ってことはもしかして、シャークネードの渦の中心が魔王城なんじゃないのか?
「おりゃあ!」
「キャッ!?」
「なにを!?」
俺はペカとエイヤレーレを両脇に抱え、身体強化の魔法を使ってシャークネードに向かって全力疾走する。
一瞬遅れてドムッ、ドムッと音をたてながら俺のいた場所に次々とサメが突き刺さっていく。しかしそれもシャークネードの中心に近づくにつれ少なくなっていった。思った通り、この魔法は遠距離専用。仰角が大きくなるとほとんど用を成さない。
だが最後の関門だ。
風の向こうにはうっすら魔王城が見える。しかしトルネードが城を守っている。サメ共は天高く巻き上げられていて下の方にはあまりいないが、しかしトルネード自体をどうにかしないと魔王城には入れない。どうしたものか。俺は二人を下ろして熟考する。
~2ヶ月後~
「よおし、今日はサメ鍋だぞ~」
「まぁたサメぇ?」
「仕方ないですよ、ペカ。他に食べ物もないですし」
俺は鍋をかき混ぜながら魔王城を見上げる。2ヶ月熟考したが最適解は出てこなかった。
「にしてもいつになったら止むんだろうな、このトルネード」
幸いにして少し離れたところに行けばまた容赦なくサメがドスドスと降ってくるので食料には困らない。調味料はサメに付着してた海水だけというのが辛いが、俺達はトルネードを突破する方法も思いつかないので魔王城の前で野営を続けていた。
「サメって淡泊な味よねぇ♡ またシャークトパスこないかな♡ ペカ、またタコの脚が食べたぁい♡」
多分ちゃんと調味料があればサメ肉は凄く美味いんだろうけども、何しろ海水から取れる塩しか調味料が無いのが辛いところだ。しかしあの化け物とはそう何度も戦いたくない。ペカも触手プレイされる寸前だったし。
俺が各自の茶碗に鍋の中身を取り分けた時に唐突に風が消えた。上を見るとサメも消えている。いったい何が起こったのか?
「ケンジ! 嵐が止みました、チャンスです!」
「食べてからにしよう」
魔王城は堀で囲まれている堅牢な城のようであったが、ゆっくりと跳ね橋が下りてきて、そして城門が開く。
「むう~、なんで止めるのだ~!!」
なんだありゃ? 幼女?
城門から出てきたのは二人の男女。一人は背の高いやせ型の男で、女の方、こちらは10歳くらいの小さい女の子だが、その子の奥襟を掴んで子猫を運ぶ母猫のようにぶら下げてる。
その男の顔を見た瞬間。
俺の意思とは関係なく、右腕が上がった。
まるでそうするのが当たり前であるかのように、自然と口が開き、言葉を発する。
「ファイアボ」
「待て待て待て待て!!」
幼女をぶら下げて持っている男、それはカルアミルクだった。
「お前ホンマなんなん? 前回少し穏やかになってきてたから安心しとったのに!」
「ごめん、完全に無意識だった」
危うく条件反射でカルアミルクにファイアボールを打ってしまう所だった。
「なんで止めるのだ、カルナ=カルア! あと一息だったのだ!」
女の子には服なのかホントに生えてるのかは分からないが尻から巨大な魚のしっぽが生えている。魚というか……サメ?
水色の髪に、着ているローブが妙にブカブカで、萌え袖というよりは完全に袖の中に手が隠れてしまっている。そしてサメのように歯がギザギザだ。まさかとは思うがこの幼女がサメ魔法の使い手だったのか?
幼女はカルアミルクの手を振り払って着地し、不満そうに奴を睨む。
「もう少しで全員サメのエサにできたのだ。なんで止めた、カルナ=カルア! 魔王様への裏切りなのだ!」
「勘弁してくれラム。そう言いながらもう2ヶ月も経ってるだろうが。これ以上はもう城の兵糧がもたん。魔王様の状態も良くないし……」
「ちょっとぉ! そっちで勝手に話してないでくれるぅ? 状況がつかめないんですけどぉ? ?」
ラムと呼ばれた幼女とカルアミルクが言い争っているとペカが話に割り込んだ。たしかに「話が進まないしやっぱりファイアボール撃とっかな?」 と、俺も思っていたところだ。
「生意気なメスガキなのだ! やっぱりサメのエサにしてやるのだ」
「あんたみたいなメスガキがヤルつもりなのぉ? 笑えるゥ♡ サメみたいなザコ魚類が哺乳類様に勝つつもりぃ?」
メスガキ同士の煽り合いが始まった。収集つかなくなるぞこれ。
「とにかく、中で話そう。こちらに敵意はない」
「ふざけるな! ニンゲンは敵なのだ! 全員サメのエサにしてやるのだ!」
カルアミルクとラムは全く正反対の事を言っている。いったいどちらを信じたらいいんだ?
……もう……
「やめろケンジ! 魔力を手に込めるな!」
めんどくさいから全部燃やそうかと思ったが、カルアミルクが必死の形相で俺を止める。
どうしようかな。燃やすか、燃やさないか。でも燃やした方が話は早いよな……
「お前らサメしか食ってないだろう! 中にあったかいオニオングラタンスープがあるぞ!」
争いは何も生み出さない。俺達はカルアミルクの提案に従って、話し合いの場を持つことにした。
「イヤーッ!!」
俺がファイアボールを放ちながら、同時に三人は直線的な動きで突っ込んで来たサメを避ける。
サメはまともにファイアボールを食らい、火だるまとなりながら後方に吹っ飛んでいった。
「シャークネード、だと?」
「属性魔法は二つ以上の魔法を同時に使う事で違う効果を発揮することができるわ」
覚えがある。というか俺もやっている。水と風の魔法を組み合わせてアイスストームを発動させて山火事を消したことがあった。なら、このシャークネードとか言う魔法は……?
「風属性のトルネードと、サメ魔法を発動することによって作られた、最強の召喚魔法、シャークネードよ!」
なんかいまいち釈然としない。
釈然とはしないものの、しかし強力だ。こうしている今も竜巻に巻き上げられた無数のサメが俺達に焦点を合わせている。あれが全部襲ってきたら、さすがの俺ももたないかもしれん。
アレの安全地帯があるとすれば、その中心……? ん? ってことはもしかして、シャークネードの渦の中心が魔王城なんじゃないのか?
「おりゃあ!」
「キャッ!?」
「なにを!?」
俺はペカとエイヤレーレを両脇に抱え、身体強化の魔法を使ってシャークネードに向かって全力疾走する。
一瞬遅れてドムッ、ドムッと音をたてながら俺のいた場所に次々とサメが突き刺さっていく。しかしそれもシャークネードの中心に近づくにつれ少なくなっていった。思った通り、この魔法は遠距離専用。仰角が大きくなるとほとんど用を成さない。
だが最後の関門だ。
風の向こうにはうっすら魔王城が見える。しかしトルネードが城を守っている。サメ共は天高く巻き上げられていて下の方にはあまりいないが、しかしトルネード自体をどうにかしないと魔王城には入れない。どうしたものか。俺は二人を下ろして熟考する。
~2ヶ月後~
「よおし、今日はサメ鍋だぞ~」
「まぁたサメぇ?」
「仕方ないですよ、ペカ。他に食べ物もないですし」
俺は鍋をかき混ぜながら魔王城を見上げる。2ヶ月熟考したが最適解は出てこなかった。
「にしてもいつになったら止むんだろうな、このトルネード」
幸いにして少し離れたところに行けばまた容赦なくサメがドスドスと降ってくるので食料には困らない。調味料はサメに付着してた海水だけというのが辛いが、俺達はトルネードを突破する方法も思いつかないので魔王城の前で野営を続けていた。
「サメって淡泊な味よねぇ♡ またシャークトパスこないかな♡ ペカ、またタコの脚が食べたぁい♡」
多分ちゃんと調味料があればサメ肉は凄く美味いんだろうけども、何しろ海水から取れる塩しか調味料が無いのが辛いところだ。しかしあの化け物とはそう何度も戦いたくない。ペカも触手プレイされる寸前だったし。
俺が各自の茶碗に鍋の中身を取り分けた時に唐突に風が消えた。上を見るとサメも消えている。いったい何が起こったのか?
「ケンジ! 嵐が止みました、チャンスです!」
「食べてからにしよう」
魔王城は堀で囲まれている堅牢な城のようであったが、ゆっくりと跳ね橋が下りてきて、そして城門が開く。
「むう~、なんで止めるのだ~!!」
なんだありゃ? 幼女?
城門から出てきたのは二人の男女。一人は背の高いやせ型の男で、女の方、こちらは10歳くらいの小さい女の子だが、その子の奥襟を掴んで子猫を運ぶ母猫のようにぶら下げてる。
その男の顔を見た瞬間。
俺の意思とは関係なく、右腕が上がった。
まるでそうするのが当たり前であるかのように、自然と口が開き、言葉を発する。
「ファイアボ」
「待て待て待て待て!!」
幼女をぶら下げて持っている男、それはカルアミルクだった。
「お前ホンマなんなん? 前回少し穏やかになってきてたから安心しとったのに!」
「ごめん、完全に無意識だった」
危うく条件反射でカルアミルクにファイアボールを打ってしまう所だった。
「なんで止めるのだ、カルナ=カルア! あと一息だったのだ!」
女の子には服なのかホントに生えてるのかは分からないが尻から巨大な魚のしっぽが生えている。魚というか……サメ?
水色の髪に、着ているローブが妙にブカブカで、萌え袖というよりは完全に袖の中に手が隠れてしまっている。そしてサメのように歯がギザギザだ。まさかとは思うがこの幼女がサメ魔法の使い手だったのか?
幼女はカルアミルクの手を振り払って着地し、不満そうに奴を睨む。
「もう少しで全員サメのエサにできたのだ。なんで止めた、カルナ=カルア! 魔王様への裏切りなのだ!」
「勘弁してくれラム。そう言いながらもう2ヶ月も経ってるだろうが。これ以上はもう城の兵糧がもたん。魔王様の状態も良くないし……」
「ちょっとぉ! そっちで勝手に話してないでくれるぅ? 状況がつかめないんですけどぉ? ?」
ラムと呼ばれた幼女とカルアミルクが言い争っているとペカが話に割り込んだ。たしかに「話が進まないしやっぱりファイアボール撃とっかな?」 と、俺も思っていたところだ。
「生意気なメスガキなのだ! やっぱりサメのエサにしてやるのだ」
「あんたみたいなメスガキがヤルつもりなのぉ? 笑えるゥ♡ サメみたいなザコ魚類が哺乳類様に勝つつもりぃ?」
メスガキ同士の煽り合いが始まった。収集つかなくなるぞこれ。
「とにかく、中で話そう。こちらに敵意はない」
「ふざけるな! ニンゲンは敵なのだ! 全員サメのエサにしてやるのだ!」
カルアミルクとラムは全く正反対の事を言っている。いったいどちらを信じたらいいんだ?
……もう……
「やめろケンジ! 魔力を手に込めるな!」
めんどくさいから全部燃やそうかと思ったが、カルアミルクが必死の形相で俺を止める。
どうしようかな。燃やすか、燃やさないか。でも燃やした方が話は早いよな……
「お前らサメしか食ってないだろう! 中にあったかいオニオングラタンスープがあるぞ!」
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