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さん。
推しです。
しおりを挟むおれがすっかりあきらめたと思って安心したのか、先パイはすやすやと眠りについた。
一方で、おれは。
どうだったと思うー?
うす暗い室内で、エロい先パイがすぐとなりで寝てるの。
ドキドキがとまらないに決まってるよね?!
ーーーゆうと先パイ~困るぅ~
ってメールを打つと、すぐに返事してくれた。
ゆうと先パイはね、あまね先パイにすごくお世話になったから、もしあまね先パイが困ってたら助けてあげてほしい、っていってたの。
ーーー『推し』なんだろ?
ーーードキドキするの当たり前
そっか。推し、だもんね。
ーーーでも2人の『推し』だからな?
あっ。
そうだね、2人でアイドル追いかけてる感じ、っていってたの覚えてくれてたんだ~♡
じゃあ浮気しちゃいそうになったのはだまっておくけど、推しのこといろいろ教えてあげようかなぁ。
そう思ったら。
おれのちんこはみるみるしずまって、だんだん眠くなってきた。
いつのまにか、朝。
あまね先パイはまだ寝てる。
うっわ。
かわいい……♡♡
おれは思わず、スマホを向けて写真をとった。
かわいーい、寝顔。
ーーーゆうと先パイ~、みてみて♡
おれはあまね先パイの写真を送った。
そしたらまたすぐ既読がついたけど、返事がなかなかこなかった。
すこーし待つと、ゆうと先パイから激ヤバなラインがきた。
ーーー伊織、キスしただろ
うっわーーー!!
バレてるっ!!
な、なんで?????
ーーーごめんなさい~添い寝もしちゃったよぉ
おれは素直にあやまった。
ーーーやっぱり笑
あ、許してくれた? 怒ってないかな?
ーーーそれ以上は、あまねくんが望んだ時だけだぞ
あわわわわっ。
おれがしたくてしちゃったってこともバレてるぅ。でも、あまね先パイから誘われたら、していいってこと……??
ーーーそういう時が、もし来たらな
そういうとき?
……D V彼氏とけんかして、とか?
それで、おれが浮気しちゃってもいいの?? ゆうと先パイが知っていれば、えっちしていいの??
おれは不思議で不思議で、朝から頭がこんがらがった。
おれがあまね先パイとえっちしちゃってもしっとしないのかな??
おれのこと、好きじゃないの??
ーーー違う違う、伊織のこと大好きだよ
ーーーまた今度話すよ
そういって、ゆうと先パイは話題をかえた。
もぉー。
おれがバカだから、話すのあきらめたなっ。
バカはふりなんだよ?
……なーんて、気づいてほしいのか気づいてほしくないのかわかんなくなってたら。
「あー……天野くんおはよぉ」
あまね先パイが起きた。
眠そうな声。
穏やかで、かわいい先パイ。
「あまね先パイ、寝顔もかわいくてびっくりしました~。思わず、ゆうと先パイにラインしちゃった」
いつもの調子で話しかけると、先パイあわててた。
「えっなななんて?」
「寝顔の写真。あと添い寝してごめんなさい、って」
おれはさっき送ったあまね先パイの寝顔を見せる。
先パイすっごく恥ずかしがって、おれの推しはなんて謙虚なんだろう、って思った。
おれだったら、こんなかわいい先パイ絶対に傷つけたりしないのに。
殴ってけがさせるなんて、なんてひどい彼氏なんだっ。
あ~めいっぱいいたわってあげたいな。
甘くてとろけるような、ふわっふわの世界見せてあげる。
そうだなあ、あまね先パイはドMネコさんだから、軽く縛ろうかな。この前おれがされたみたいに、ずーっと指でこちょこちょナカをかいてあげるね。
おれはザコちんこだから、すぐに甘イキしちゃってとろとろ出続けちゃうんだけど、先パイはどうかなー?
ほら、イッちゃうとそのあと冷静になっちゃうじゃない。賢者タイムってやつ?
でも、おれはずうっとイク手前を繰り返してるの。
ん?
なんかいっててよくわかんなくなってきちゃった。
イッてるんだよね?
ずうーっとイッてる?感じ。
それを、あまね先パイにしてあげたいな。
他のことはなんにも考えられなくなって、おれと先パイとの世界をぷわぷわとただようの。
うわー♡♡
楽しみになってきた♡♡♡
早く気づいてくれないかな。
『推し』が傷ついているなんて、おれもゆうと先パイも、たえられないよ。
一方で、おれは。
どうだったと思うー?
うす暗い室内で、エロい先パイがすぐとなりで寝てるの。
ドキドキがとまらないに決まってるよね?!
ーーーゆうと先パイ~困るぅ~
ってメールを打つと、すぐに返事してくれた。
ゆうと先パイはね、あまね先パイにすごくお世話になったから、もしあまね先パイが困ってたら助けてあげてほしい、っていってたの。
ーーー『推し』なんだろ?
ーーードキドキするの当たり前
そっか。推し、だもんね。
ーーーでも2人の『推し』だからな?
あっ。
そうだね、2人でアイドル追いかけてる感じ、っていってたの覚えてくれてたんだ~♡
じゃあ浮気しちゃいそうになったのはだまっておくけど、推しのこといろいろ教えてあげようかなぁ。
そう思ったら。
おれのちんこはみるみるしずまって、だんだん眠くなってきた。
いつのまにか、朝。
あまね先パイはまだ寝てる。
うっわ。
かわいい……♡♡
おれは思わず、スマホを向けて写真をとった。
かわいーい、寝顔。
ーーーゆうと先パイ~、みてみて♡
おれはあまね先パイの写真を送った。
そしたらまたすぐ既読がついたけど、返事がなかなかこなかった。
すこーし待つと、ゆうと先パイから激ヤバなラインがきた。
ーーー伊織、キスしただろ
うっわーーー!!
バレてるっ!!
な、なんで?????
ーーーごめんなさい~添い寝もしちゃったよぉ
おれは素直にあやまった。
ーーーやっぱり笑
あ、許してくれた? 怒ってないかな?
ーーーそれ以上は、あまねくんが望んだ時だけだぞ
あわわわわっ。
おれがしたくてしちゃったってこともバレてるぅ。でも、あまね先パイから誘われたら、していいってこと……??
ーーーそういう時が、もし来たらな
そういうとき?
……D V彼氏とけんかして、とか?
それで、おれが浮気しちゃってもいいの?? ゆうと先パイが知っていれば、えっちしていいの??
おれは不思議で不思議で、朝から頭がこんがらがった。
おれがあまね先パイとえっちしちゃってもしっとしないのかな??
おれのこと、好きじゃないの??
ーーー違う違う、伊織のこと大好きだよ
ーーーまた今度話すよ
そういって、ゆうと先パイは話題をかえた。
もぉー。
おれがバカだから、話すのあきらめたなっ。
バカはふりなんだよ?
……なーんて、気づいてほしいのか気づいてほしくないのかわかんなくなってたら。
「あー……天野くんおはよぉ」
あまね先パイが起きた。
眠そうな声。
穏やかで、かわいい先パイ。
「あまね先パイ、寝顔もかわいくてびっくりしました~。思わず、ゆうと先パイにラインしちゃった」
いつもの調子で話しかけると、先パイあわててた。
「えっなななんて?」
「寝顔の写真。あと添い寝してごめんなさい、って」
おれはさっき送ったあまね先パイの寝顔を見せる。
先パイすっごく恥ずかしがって、おれの推しはなんて謙虚なんだろう、って思った。
おれだったら、こんなかわいい先パイ絶対に傷つけたりしないのに。
殴ってけがさせるなんて、なんてひどい彼氏なんだっ。
あ~めいっぱいいたわってあげたいな。
甘くてとろけるような、ふわっふわの世界見せてあげる。
そうだなあ、あまね先パイはドMネコさんだから、軽く縛ろうかな。この前おれがされたみたいに、ずーっと指でこちょこちょナカをかいてあげるね。
おれはザコちんこだから、すぐに甘イキしちゃってとろとろ出続けちゃうんだけど、先パイはどうかなー?
ほら、イッちゃうとそのあと冷静になっちゃうじゃない。賢者タイムってやつ?
でも、おれはずうっとイク手前を繰り返してるの。
ん?
なんかいっててよくわかんなくなってきちゃった。
イッてるんだよね?
ずうーっとイッてる?感じ。
それを、あまね先パイにしてあげたいな。
他のことはなんにも考えられなくなって、おれと先パイとの世界をぷわぷわとただようの。
うわー♡♡
楽しみになってきた♡♡♡
早く気づいてくれないかな。
『推し』が傷ついているなんて、おれもゆうと先パイも、たえられないよ。
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