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86. 友達、というわけではない絶対に
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「ジーノが日本にいるって分かったのがつい最近だったのよ」
サンドラは形のいい足を組んで言った。
「パパから聞き出すのは苦労したわ。分かってからは、どうやって日本に行くかってことばかり考えてた。そしたらレオが日本のヤクザと取引するって言うじゃない。これだ、と思ったのよ」
「……へー」
「ちょうどパパから船をひとつ貰ったばかりだったから、あたしも行くわって言ったの。この船でクルーズを楽しみたいって言ったらOKが出たわ。苦労したのよ」
「あ、そう」
「何その返事。真面目に聞きなさいよ」
ジロッと睨まれて、あたしはサンドラを睨み返した。
「何であたしがあんたの話なんか真面目に聞かなきゃいけないわけ?」
「何よ。話があるって人を呼び止めたのはあなたの方でしょ。だったら私の話もちゃんと聞きなさい」
バチバチッ、と火花でも出そうな視線がぶつかった。
あたし達は喫茶店にいた。駅員室で絞られた後、サンドラを連れて移動したのだ。
丸テーブルに向かい合って座ってはいたけど、友好的な雰囲気はカケラもなかった。ウエイトレスさんも気配を察して全然近寄ってこない。ちなみに、ミカは喫茶店に入ること自体を拒否して外で待っていた。
サンドラはあたしを上から下まで眺めると、口を尖らせた。
「なんであなたみたいなのがジーノの恋人なのよ。趣味悪すぎ」
「ちょっとそれどういう意味」
「だって可愛くないじゃない。なんかボサッとしてるし、センス悪そう。スタイルだって私のほうが良いし」
「あんたもう少し言い方ってもの考えなさいよ!」
ホントにムカつくな……しかも、こっちが「確かに」と思わざるを得ないくらいの美少女ってのもさらに腹が立つ。
気持ちを静めようとコーヒーに手を伸ばした時、サンドラが不意にグッと顔を近づけてきた。
「ねえ。もうジーノと寝たの」
唐突な質問に、コーヒーをこぼしそうになった。
「ちょっと、なんてこと聞いてくんの!?」
「彼、うまかった? どうだったのよ、答えなさい」
「知らないよそんなの! ね、寝てないもん!」
慌てて叫ぶと、サンドラはあからさまにほっとしたような表情になって座りなおした。
「あ、そう。……ふーん、そうなんだ」
あたしは咳払いした。
「あのさ。言っとくけどあたし、慧介さんの恋人じゃないからね」
サンドラが弾かれたように顔を上げた。
「この前のは、慧介さんがあの金髪のヤツから庇ってくれただけ」
「ウソ! だって、服……」
「あれは、元々来てた服をあいつに破られたから代わりにってくれただけだから。……あれ、あんたへのプレゼントだったらしいけど」
付け加えると、サンドラが眉を跳ね上げた。
「何それ! 何であたしのものをあなたに渡してるのよっ!」
「ほかに女物がないからって」
「でもあたしへのプレゼントだったんじゃない!」
「あんた、『安っぽくていらない』って言ってたじゃん」
サンドラは言葉に詰まった。頬がカッと赤くなる。
「ホントは欲しかったの?」
「うるさいわね! だいたい、なんであなたがあたしの船に乗ってたのよ!」
「うっ」
反撃が来た。思わず口ごもったあたしを、サンドラの視線が突き刺す。
「さっき、アケトラがどうのこうの言ってたわよね。アケトラに会いに来たんだ」
再びぐぐっと綺麗な顔が近づく。
「あなたこそ、アケトラのこと好きなんでしょ?」
「そっ……そうだよ!」
あたしはやけくそで言い返した。
「あたしは朱虎が好きなの! だから慧介さんとはホントに何の関係もないの、分かった!?」
サンドラがちょっとびっくりしたように瞬いた。
「だから朱虎をっ……」
返して、という言葉が喉に引っかかった。
あんたは慧介さんが好きなんでしょ。朱虎のことなんて、ちょっと物珍しいってだけでちょっかい出してるんでしょ。
だったら返してよ。あたしに返して!
心の中では思いっきりそう叫んでた。
でも、声が出なかった。
目を丸くしてあたしを見上げるサンドラは可愛かった。
それはもう、すごく可愛い。あたしなんか全然かなわない。
朱虎が好きになっちゃっても仕方ない。
「……朱虎を大事にしてよ。イタリアに連れてっても、ちゃんと大事にして」
あたしは言葉を押し出した。喉に熱い塊が込み上げてきて、今にもあふれそうだ。
「話はそれだけだから……」
「待ってよ」
泣き出さないうちに去ろうとしたところで、不意に腕を掴まれた。
「何それ。辛気臭くてムカつくんだけど」
「は、はあ!?」
「私に『アケトラを返せ』って言わないわけ? 好きなんでしょ?」
あたしの腕を掴んだまま、サンドラはぶっきらぼうに言った。
「言っとくけど、あたしだってアケトラのこと好きでも何でもないから。……目の前で他の男といちゃついて見せたら、ジーノがちょっとは意識してくれるかなって思っただけ」
あたしは唖然としてサンドラを見た。腹の底からムカムカと怒りがこみ上げる。
何言ってんだ、こいつ。
サンドラの手を思いっきり振り払う。
「何それ! 朱虎の気持ちを弄んでるってわけ!? 朱虎はあんたのこと好きなのに」
「好きじゃないわよ」
緑の目があたしを見つめた。
「……え?」
「アケトラはあたしなんか見てない。言えば何でもしてくれるけど、愛があるかどうかなんてすぐに分かるわ」
「い、言えば何でも……」
ナニをさせたのか気になるけど聞きたくない。
というか、そんなことより。
「あ、朱虎があんたのこと好きじゃないって、どういうこと!? だって、朱虎はアンタと一緒にいるために、うちの組を抜けたんだよ!?」
「知らないわよ、そんなの。本人に聞いたら?」
「……でも、朱虎はあんたの船に」
「一緒に来たらいいじゃない」
あたしはまたしてもぽかんとした。
「……へ? 一緒に?」
「だから、うちの船によ。私が連れてってあげる」
サンドラはツンと顔を背け、ふと眉をひそめて視線だけこちらによこした。
「……ところで、あなたってなんて名前?」
サンドラは形のいい足を組んで言った。
「パパから聞き出すのは苦労したわ。分かってからは、どうやって日本に行くかってことばかり考えてた。そしたらレオが日本のヤクザと取引するって言うじゃない。これだ、と思ったのよ」
「……へー」
「ちょうどパパから船をひとつ貰ったばかりだったから、あたしも行くわって言ったの。この船でクルーズを楽しみたいって言ったらOKが出たわ。苦労したのよ」
「あ、そう」
「何その返事。真面目に聞きなさいよ」
ジロッと睨まれて、あたしはサンドラを睨み返した。
「何であたしがあんたの話なんか真面目に聞かなきゃいけないわけ?」
「何よ。話があるって人を呼び止めたのはあなたの方でしょ。だったら私の話もちゃんと聞きなさい」
バチバチッ、と火花でも出そうな視線がぶつかった。
あたし達は喫茶店にいた。駅員室で絞られた後、サンドラを連れて移動したのだ。
丸テーブルに向かい合って座ってはいたけど、友好的な雰囲気はカケラもなかった。ウエイトレスさんも気配を察して全然近寄ってこない。ちなみに、ミカは喫茶店に入ること自体を拒否して外で待っていた。
サンドラはあたしを上から下まで眺めると、口を尖らせた。
「なんであなたみたいなのがジーノの恋人なのよ。趣味悪すぎ」
「ちょっとそれどういう意味」
「だって可愛くないじゃない。なんかボサッとしてるし、センス悪そう。スタイルだって私のほうが良いし」
「あんたもう少し言い方ってもの考えなさいよ!」
ホントにムカつくな……しかも、こっちが「確かに」と思わざるを得ないくらいの美少女ってのもさらに腹が立つ。
気持ちを静めようとコーヒーに手を伸ばした時、サンドラが不意にグッと顔を近づけてきた。
「ねえ。もうジーノと寝たの」
唐突な質問に、コーヒーをこぼしそうになった。
「ちょっと、なんてこと聞いてくんの!?」
「彼、うまかった? どうだったのよ、答えなさい」
「知らないよそんなの! ね、寝てないもん!」
慌てて叫ぶと、サンドラはあからさまにほっとしたような表情になって座りなおした。
「あ、そう。……ふーん、そうなんだ」
あたしは咳払いした。
「あのさ。言っとくけどあたし、慧介さんの恋人じゃないからね」
サンドラが弾かれたように顔を上げた。
「この前のは、慧介さんがあの金髪のヤツから庇ってくれただけ」
「ウソ! だって、服……」
「あれは、元々来てた服をあいつに破られたから代わりにってくれただけだから。……あれ、あんたへのプレゼントだったらしいけど」
付け加えると、サンドラが眉を跳ね上げた。
「何それ! 何であたしのものをあなたに渡してるのよっ!」
「ほかに女物がないからって」
「でもあたしへのプレゼントだったんじゃない!」
「あんた、『安っぽくていらない』って言ってたじゃん」
サンドラは言葉に詰まった。頬がカッと赤くなる。
「ホントは欲しかったの?」
「うるさいわね! だいたい、なんであなたがあたしの船に乗ってたのよ!」
「うっ」
反撃が来た。思わず口ごもったあたしを、サンドラの視線が突き刺す。
「さっき、アケトラがどうのこうの言ってたわよね。アケトラに会いに来たんだ」
再びぐぐっと綺麗な顔が近づく。
「あなたこそ、アケトラのこと好きなんでしょ?」
「そっ……そうだよ!」
あたしはやけくそで言い返した。
「あたしは朱虎が好きなの! だから慧介さんとはホントに何の関係もないの、分かった!?」
サンドラがちょっとびっくりしたように瞬いた。
「だから朱虎をっ……」
返して、という言葉が喉に引っかかった。
あんたは慧介さんが好きなんでしょ。朱虎のことなんて、ちょっと物珍しいってだけでちょっかい出してるんでしょ。
だったら返してよ。あたしに返して!
心の中では思いっきりそう叫んでた。
でも、声が出なかった。
目を丸くしてあたしを見上げるサンドラは可愛かった。
それはもう、すごく可愛い。あたしなんか全然かなわない。
朱虎が好きになっちゃっても仕方ない。
「……朱虎を大事にしてよ。イタリアに連れてっても、ちゃんと大事にして」
あたしは言葉を押し出した。喉に熱い塊が込み上げてきて、今にもあふれそうだ。
「話はそれだけだから……」
「待ってよ」
泣き出さないうちに去ろうとしたところで、不意に腕を掴まれた。
「何それ。辛気臭くてムカつくんだけど」
「は、はあ!?」
「私に『アケトラを返せ』って言わないわけ? 好きなんでしょ?」
あたしの腕を掴んだまま、サンドラはぶっきらぼうに言った。
「言っとくけど、あたしだってアケトラのこと好きでも何でもないから。……目の前で他の男といちゃついて見せたら、ジーノがちょっとは意識してくれるかなって思っただけ」
あたしは唖然としてサンドラを見た。腹の底からムカムカと怒りがこみ上げる。
何言ってんだ、こいつ。
サンドラの手を思いっきり振り払う。
「何それ! 朱虎の気持ちを弄んでるってわけ!? 朱虎はあんたのこと好きなのに」
「好きじゃないわよ」
緑の目があたしを見つめた。
「……え?」
「アケトラはあたしなんか見てない。言えば何でもしてくれるけど、愛があるかどうかなんてすぐに分かるわ」
「い、言えば何でも……」
ナニをさせたのか気になるけど聞きたくない。
というか、そんなことより。
「あ、朱虎があんたのこと好きじゃないって、どういうこと!? だって、朱虎はアンタと一緒にいるために、うちの組を抜けたんだよ!?」
「知らないわよ、そんなの。本人に聞いたら?」
「……でも、朱虎はあんたの船に」
「一緒に来たらいいじゃない」
あたしはまたしてもぽかんとした。
「……へ? 一緒に?」
「だから、うちの船によ。私が連れてってあげる」
サンドラはツンと顔を背け、ふと眉をひそめて視線だけこちらによこした。
「……ところで、あなたってなんて名前?」
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