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一章 自由に生きるためには
18話 神像
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どんっ、と目の前に現れたのは高さ2m、幅1mほどの大きな岩だ。
島の探索中に川の上流付近で見つけたこの岩は、美しい白色をしていて、日が当たるときらきら輝いているようにも見えた。
私はこの岩に一目惚れし、これを使って神像を作ろうと思いついた。
フォルティナ様の神聖さを表現するにもこの美しい岩はぴったりだと思った。
そして、この大きな岩を運ぶためにまず私がしたのが、空間魔法の練習だ。
ベースとしているのは闇属性。
この世界の基本属性は『火・水・土・風・闇・光』の6属性だ。
空間や氷、聖魔法などは基本属性からの派生になる。
魔法はイメージ。
イメージ次第で自分だけのオリジナル魔法を生み出せる。
そうフォルティナ様から聞いていたので、いわゆるアイテムボックスというものも魔法で再現できるのではと考えていた。
スキルにもアイテムボックスがあり、転生時に取るかどうか悩んだうちの一つだ。
持っている人の少ない珍しいスキルで、後からの取得も出来ないので、アイテムボックス持ちは引く手あまたなんだとか。
ただ、フォルティナ様の説明を聞いて魔法で再現できる可能性が高いと判断し、スキルとしての取得はやめておいた。
どうやら、その選択は正しかったようで、時間停止&無限収納を可能とした空間魔法の開発に成功した。
「全属性使える私に不可能はないかもしれない。」
なんて事を考えてしまうくらいには魔法の無限の可能性に改めて心躍らせた。
さて、空間魔法でラクラク持ち帰ったこの岩で、今日はフォルティナ様の神像を作ることにする。
下手な物は作れないので、今日まで木や他の岩で何度か練習をしている。
さすがに練習で作ったものとはいえ神を象ったものを処分は出来ないので、練習のときは自分自身をモデルにしたけど。
そして、やっと満足のいくものが作れるようになったので、いざ本番というわけだ。
私は心を落ち着けて集中し、スキル創造を発動した。
麗しいフォルティナ様のお姿を正確に思い出しながら、ゆっくりと岩を変形させていく。
それと同時に、岩に聖魔法の魔力を練り込んでいく。
少しずつ、でも確実に岩がきらきらと輝きながらフォルティナ様をかたどった物となっていく。
しばらくして、ひと際まばゆい光が放たれた。
あまりの眩しさに思わず目を瞑ってしまったが、光が収まったのを感じ、ゆっくりと目を開けた。
すると目の前にフォルティナ様がいた。
そう、本人が。
「…なんで?」
◇ ◇ ◇ ◇
予想外の出来事にしばらく思考停止して私は、フォルティナ様にクスクスと笑われていることに気が付いて、我に返った。
「アスカ、3か月とちょっとぶりだね。こちらで上手くやっていけているようで安心してるよ。」
「お、お久しぶりです?えっと、何がどうなってフォルティナ様がこちらに?私、神像を作っていたと思うんですけど」
いまだ混乱中の私。
そんな私の様子が面白いのか、フォルティナ様はクスクス笑い続けている。
「いやぁ、びっくりさせてごめんね!アスカの作ってくれた神像がかなり出来がよくてね、本当に出来が良すぎるくらいで。聖属性の魔力を纏わせてくれたおかげもあって、この神像を依り代に顕現できそうだったから来ちゃった!」
かつてこんなにも神々しい「来ちゃった」が存在しただろうか、いや、ないだろう。
というか、創造神様がそんな軽いノリで下界に現れていいのだろうか。
まぁ、私の気にすることではないか。
「えっと、驚きましたけど、お会い出来て嬉しいです!」
びっくりはしたが、会えて嬉しいので深くは考えず素直にそう伝えた。
「ありがとう!こんな素敵な像まで作ってもらえて、本当に嬉しいよ」
「いえ、フォルティナ様のおかげで、こうしていられるのです。これくらいはさせてください!もしお時間あるようでしたら、お茶でもいかがですか?この島で取れたハーブを使ったハーブティーしかないですけど。」
「いいの?ありがとう~。遠慮無くいただくよ!」
私は自宅にフォルティナ様を招き入れ、自作のジャスミンティーを振る舞った。
割と自信作である。
「うん、いい香り。心が落ち着くね。美味しいよ。すごく気に入った!」
おっと、べた褒めで嬉しいが、予想以上の反応が返ってきたぞ。
「フォルティナ様、もしかしてハーブティーを飲んだのは初めてですか?」
「この世界ではこういう種類の飲み物はまだ見たことがないよ。上流階級と呼ばれている人間たちは基本的に紅茶や果実水を飲んでるね。地球にはあったのかい?この間、地球の神に招かれた時はコーヒーを気に入ってしまって、お茶の時間はコーヒーばかり飲んでいたから知らなかったよ!」
なるほど、確かにこの世界の一般常識の中にも、ハーブティーというものは存在しない。
常識の範囲がどこまでなのか分からないので、知識としての常識の中にないだけで、存在はするんじゃないかとは思っていたのだけれど。
「ということは、コーヒーもこちらにはないのですか?」
「コーヒー豆自体は自生している所があって、植物として存在はしてるよ。ただ、飲み物にするという発想にはなっていないね。まぁ、実の部分はほとんどないし、その種を飲み物にするなんてなかなか考えないよね。ほんと、地球の人達ってすごいよ。」
たしかに、コーヒーに限らず当たり前のように口にしていた地球の飲み物や食べ物だが、よく考えてみればなんでコレを飲み物にしようと思ったの?とか、なんで、コレ食べようと思ったの?
なんて、思うものがたくさんある。
先人たちは偉大だなぁ。
なんてことを考えていると、フォルティナ様が続けてこう言った。
「この世界に存在している食材や植物は、地球と大差ないからね。ただ、調理方法が単調だったり、食べ物として認識されていないものがかなり多いようだけど。今まで私も疑問に思ったことなんてなかったけど、日本の食へのこだわりと、その結果生まれてきた料理たちを知ってしまうと、悔しくて仕方がないね。もちろん、私自身が地球の素晴らしさを忘れられないというのもあるけど、自分の世界に住む子達にも知ってほしいんだ。」
「気持ちは分かります!一度、上を知ってしまうと、簡単には戻れないですよね!フォルティナ様、私がんばってこの世界の食事も向上させますから楽しみにしていてくださいね。」
新しく何かを発見することは難しい。
でも、私がやるのは知っていることをこの世界にも知ってもらうことだ。
それなら出来る。
島の探索中に川の上流付近で見つけたこの岩は、美しい白色をしていて、日が当たるときらきら輝いているようにも見えた。
私はこの岩に一目惚れし、これを使って神像を作ろうと思いついた。
フォルティナ様の神聖さを表現するにもこの美しい岩はぴったりだと思った。
そして、この大きな岩を運ぶためにまず私がしたのが、空間魔法の練習だ。
ベースとしているのは闇属性。
この世界の基本属性は『火・水・土・風・闇・光』の6属性だ。
空間や氷、聖魔法などは基本属性からの派生になる。
魔法はイメージ。
イメージ次第で自分だけのオリジナル魔法を生み出せる。
そうフォルティナ様から聞いていたので、いわゆるアイテムボックスというものも魔法で再現できるのではと考えていた。
スキルにもアイテムボックスがあり、転生時に取るかどうか悩んだうちの一つだ。
持っている人の少ない珍しいスキルで、後からの取得も出来ないので、アイテムボックス持ちは引く手あまたなんだとか。
ただ、フォルティナ様の説明を聞いて魔法で再現できる可能性が高いと判断し、スキルとしての取得はやめておいた。
どうやら、その選択は正しかったようで、時間停止&無限収納を可能とした空間魔法の開発に成功した。
「全属性使える私に不可能はないかもしれない。」
なんて事を考えてしまうくらいには魔法の無限の可能性に改めて心躍らせた。
さて、空間魔法でラクラク持ち帰ったこの岩で、今日はフォルティナ様の神像を作ることにする。
下手な物は作れないので、今日まで木や他の岩で何度か練習をしている。
さすがに練習で作ったものとはいえ神を象ったものを処分は出来ないので、練習のときは自分自身をモデルにしたけど。
そして、やっと満足のいくものが作れるようになったので、いざ本番というわけだ。
私は心を落ち着けて集中し、スキル創造を発動した。
麗しいフォルティナ様のお姿を正確に思い出しながら、ゆっくりと岩を変形させていく。
それと同時に、岩に聖魔法の魔力を練り込んでいく。
少しずつ、でも確実に岩がきらきらと輝きながらフォルティナ様をかたどった物となっていく。
しばらくして、ひと際まばゆい光が放たれた。
あまりの眩しさに思わず目を瞑ってしまったが、光が収まったのを感じ、ゆっくりと目を開けた。
すると目の前にフォルティナ様がいた。
そう、本人が。
「…なんで?」
◇ ◇ ◇ ◇
予想外の出来事にしばらく思考停止して私は、フォルティナ様にクスクスと笑われていることに気が付いて、我に返った。
「アスカ、3か月とちょっとぶりだね。こちらで上手くやっていけているようで安心してるよ。」
「お、お久しぶりです?えっと、何がどうなってフォルティナ様がこちらに?私、神像を作っていたと思うんですけど」
いまだ混乱中の私。
そんな私の様子が面白いのか、フォルティナ様はクスクス笑い続けている。
「いやぁ、びっくりさせてごめんね!アスカの作ってくれた神像がかなり出来がよくてね、本当に出来が良すぎるくらいで。聖属性の魔力を纏わせてくれたおかげもあって、この神像を依り代に顕現できそうだったから来ちゃった!」
かつてこんなにも神々しい「来ちゃった」が存在しただろうか、いや、ないだろう。
というか、創造神様がそんな軽いノリで下界に現れていいのだろうか。
まぁ、私の気にすることではないか。
「えっと、驚きましたけど、お会い出来て嬉しいです!」
びっくりはしたが、会えて嬉しいので深くは考えず素直にそう伝えた。
「ありがとう!こんな素敵な像まで作ってもらえて、本当に嬉しいよ」
「いえ、フォルティナ様のおかげで、こうしていられるのです。これくらいはさせてください!もしお時間あるようでしたら、お茶でもいかがですか?この島で取れたハーブを使ったハーブティーしかないですけど。」
「いいの?ありがとう~。遠慮無くいただくよ!」
私は自宅にフォルティナ様を招き入れ、自作のジャスミンティーを振る舞った。
割と自信作である。
「うん、いい香り。心が落ち着くね。美味しいよ。すごく気に入った!」
おっと、べた褒めで嬉しいが、予想以上の反応が返ってきたぞ。
「フォルティナ様、もしかしてハーブティーを飲んだのは初めてですか?」
「この世界ではこういう種類の飲み物はまだ見たことがないよ。上流階級と呼ばれている人間たちは基本的に紅茶や果実水を飲んでるね。地球にはあったのかい?この間、地球の神に招かれた時はコーヒーを気に入ってしまって、お茶の時間はコーヒーばかり飲んでいたから知らなかったよ!」
なるほど、確かにこの世界の一般常識の中にも、ハーブティーというものは存在しない。
常識の範囲がどこまでなのか分からないので、知識としての常識の中にないだけで、存在はするんじゃないかとは思っていたのだけれど。
「ということは、コーヒーもこちらにはないのですか?」
「コーヒー豆自体は自生している所があって、植物として存在はしてるよ。ただ、飲み物にするという発想にはなっていないね。まぁ、実の部分はほとんどないし、その種を飲み物にするなんてなかなか考えないよね。ほんと、地球の人達ってすごいよ。」
たしかに、コーヒーに限らず当たり前のように口にしていた地球の飲み物や食べ物だが、よく考えてみればなんでコレを飲み物にしようと思ったの?とか、なんで、コレ食べようと思ったの?
なんて、思うものがたくさんある。
先人たちは偉大だなぁ。
なんてことを考えていると、フォルティナ様が続けてこう言った。
「この世界に存在している食材や植物は、地球と大差ないからね。ただ、調理方法が単調だったり、食べ物として認識されていないものがかなり多いようだけど。今まで私も疑問に思ったことなんてなかったけど、日本の食へのこだわりと、その結果生まれてきた料理たちを知ってしまうと、悔しくて仕方がないね。もちろん、私自身が地球の素晴らしさを忘れられないというのもあるけど、自分の世界に住む子達にも知ってほしいんだ。」
「気持ちは分かります!一度、上を知ってしまうと、簡単には戻れないですよね!フォルティナ様、私がんばってこの世界の食事も向上させますから楽しみにしていてくださいね。」
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