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一章 自由に生きるためには
7話 一つ目のスキルと遭遇
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初めての小さな冒険へと踏み出した私は、森の中で神様からもらったとあるスキルを発動させまくっていた。
「鑑定!鑑定!あ、あのりんごっぽいやつやっぱりリンゴじゃん!あーん、どうにかして取れないかなぁ」
私のはるか頭上になっている果物を見ながら私は思案する。
【リンゴ】可食
リンゴの木になる実。年中実をつける。
私がフォルティナ様からいただいた一つ目のスキルは≪鑑定≫だ。
異世界ものの定番中の定番だが、右も左も分からない状態で異世界でいきなり半サバイバル生活が始まるのである。しかも10歳の身体で。まず食べられるものなのか、毒はないかなど、情報があるのとないのとでは生存率も雲泥の差だ。今後、人のいる場所へ行った時にもかなり使えるだろう。情報はあらゆる場面で私自身を助けてくれるはずだ。ちなみに、スキル使用に魔力は使わない。なので使い放題。ありがたや。
さて、今の私の鑑定Lvで分かるのはこの程度だけど、とりあえず十分だ。
スキルは使えば使うほどLvが上がるようなので、目につくものにどんどん鑑定をかけまくっている。
ざっと見るだけでも、食べられる野草やキノコ、また薬草も豊富な島のようだ。
ちなみに、魔物はいないが小動物の姿はちょくちょく見かける。
うさぎっぽいのや、きつねっぽいのも見かけた。可愛い~。
お肉はダンジョン産に期待しているので、この子たちに手を出すつもりはさらさらない。
今はこちらの気配を敏感に感じとり、すぐ逃げられてしまうが、いつか仲良くしたいものである。
話がそれてしまったが、今は目の前のリンゴだ。
結構高い位置になっていて、10歳の私の身長ではジャンプしても遠く及ばない。さらに細い枝の先端付近に実がなっているので、木登りして取るのも無理そうだ。
となると、魔法なりを駆使して取りたいところだが、私はまだ生活魔法で水を出したり、火をつけたりしか出来ない。
「年中実をつけるみたいだし、今日のところは諦めるか。そのうち魔法なり道具なりで取れるようになるだろうし」
残念だが、ここは一旦諦めることにして、探索兼体力づくりを続ける。
いま、私は拠点の玄関を出て、ひたすら真っすぐに進んでいる。
念のため帰り道が分かるよう、ナイフで木に目印をつけながらね。10歳とはいえ中身アラサーの私に抜かりはないのである。
2時間ほど歩いただろうか?時計がないので、正確には分からないが、身体の疲れ具合的にそれぐらいな気がする。ピカピカの10歳児、気力は十分だが体力がまだ伴っていない感じだね。
そろそろ一旦家に帰ろうかなと思っていると、かすかに潮の香りを感じた。
「海近いかも!」
足が疲れていることも忘れて、わたしははやる気持ちを抑えきれずに駆け出した。
少し進むと、森が途切れているのが見えた。そこを越えると、ぱっと視界がひらけて目の前には真っ白な砂浜と、広大な海が広がっていた。
「すごい・・・」
私はそうつぶやいて目の前の景色にくぎ付けになった。どこまでも続く海と空。吸い込まれそうなほど、綺麗なコバルトブルー。陽の光に反射して、きらきらと輝く真っ白な砂浜。
私はしばらくその場に立ち尽くし、その景色に圧倒されていた。
そうして海をぼーっと眺めていると、視界の端で何かが動いた。
そちらに意識がいき、その方向に顔を向けると私の身長くらいはありそうな背丈のカニがハサミをカチカチと鳴らしながら、横歩きでこちらに向かってきていた。それも結構なスピードで。
「えっ?!はぁぁぁぁ?!」
いやいやいやいや、なんでこっちに向かってきてんの!そもそもあれ何、魔物?いないはずでは?!ってか、でかすぎでしょ!!とにかく、逃げるべし!!!
私は砂浜に足を取られながら、とにかく森の方へ走った。全力疾走だ。
幸い、早く気付けたおかげでそれなりに距離はあった。とはいえ、向こうの方が明らかに俊敏なのでこのままではいつか追い付かれるだろう。必死に森へと逃げ込んだ私は警戒しながら、ちらっと後ろを振り返る。すると、なぜかカニは森の中へは侵入せずに、その数メートル手前で止まり、すんなりと海の方へと戻っていった。
「び、びっくりしたぁぁぁぁ…」
その場にへたり込む。走って出た汗なのか、緊張と恐怖からくる冷や汗なのか分からないが全身汗でべたべたになっていた。とりあえず、辺りを警戒しながら水分補給をする。
一息ついて、先ほどのことについて考える。
こ・の・島・に・は・魔物はいないと言っていた。フォルティナ様が間違った事を言うというのはないだろう。となると考えられる可能性はふたつ。
ひとつめは、さっきのカニが魔物ではなく普通の生物としてのカニであるという可能性。私からしたら非常識なでかさのカニだとしても、ここは異世界。あれがこちらの世界の標準的なカニですよと言われれば、そうですかと言うしかない。
ふたつめは、島に生きる魔物はいないが、周辺の海にもいないとは言っていないというパターンだ。こちらは十分にありえるだろう。海に住む魔物なので、海を離れてまでは追ってこなかった(もしくは追えなかった)としたら理由としても納得できる。
そもそも、生物と魔物の違いは魔力があるかないかだそう。魔物は体内に魔石と呼ばれるものを持っていて、その魔石にためた魔力を使って魔法を使ったり身体強化をしたりしているそうだ。
なので、普通の生物でも気性があらく人間を襲うようなものも中にはいるらしい。まぁ、熊とかサメだってそうだもんね。所詮、我々人間も自然界に出れば食物連鎖の一部なのだ。
どちらにしても、分からないままにしておくには今後の生活にも関わってくるのではっきりさせておくべきだろう。
私は少し緊張しながら、砂浜の方にもう一度足を向けた。出来るだけ森からは離れすぎないように気を付けておこう。
周囲に気を配りながら、出来るだけ物音をたてずにゆっくりと辺りを見回す。
(いた!)
先ほどとおそらく同じ個体であろうカニを発見し、鑑定ができる距離まで忍び寄る。
カニはまだこちらに気付いていない。そんなに気配に敏感ではないようだ。
(よし、鑑定!)
【レッドクラブ】可食
魔物。海から一定の距離以上は決して離れない。外殻はかなり固いが、中の身は柔らかい。
(はい、やっぱり魔物でした!)
鑑定を終えて、私は気付かれないようそっと森の方へと戻った。
なんとか無事に森まで戻った私は一息ついて情報を整理する。
やっぱり予想通り、この島にはいないけど海には魔物はいるってことみたいだね。となると、今の段階で安易に海に近付くのはなしだ。相手があのカニだけなら、逃げ切る方法はいくらでもあるが、釣り中に海の中の死角から攻撃されたりしたらたまったもんじゃない。っていうか多分死ぬ。
あぁ、新鮮な海鮮が食べられると思ったのに、しばらくお預けかぁ~...
絶対に、策を考えて、あのカニを食べてやるのだと心に誓う。
とりあえず疲れたし、家に帰りますか。
朝から動いてそろそろお昼すぎだろう。太陽も真上から少しすすんだところにあるようだ。
私は目を閉じて、我が家をはっきりと思い浮かべた。
「よし、転移!」
そう念じて一瞬の浮遊感を感じたのちゆっくり目を開けると、そこはまだ見慣れぬこの世界での我が家の前だった。
「鑑定!鑑定!あ、あのりんごっぽいやつやっぱりリンゴじゃん!あーん、どうにかして取れないかなぁ」
私のはるか頭上になっている果物を見ながら私は思案する。
【リンゴ】可食
リンゴの木になる実。年中実をつける。
私がフォルティナ様からいただいた一つ目のスキルは≪鑑定≫だ。
異世界ものの定番中の定番だが、右も左も分からない状態で異世界でいきなり半サバイバル生活が始まるのである。しかも10歳の身体で。まず食べられるものなのか、毒はないかなど、情報があるのとないのとでは生存率も雲泥の差だ。今後、人のいる場所へ行った時にもかなり使えるだろう。情報はあらゆる場面で私自身を助けてくれるはずだ。ちなみに、スキル使用に魔力は使わない。なので使い放題。ありがたや。
さて、今の私の鑑定Lvで分かるのはこの程度だけど、とりあえず十分だ。
スキルは使えば使うほどLvが上がるようなので、目につくものにどんどん鑑定をかけまくっている。
ざっと見るだけでも、食べられる野草やキノコ、また薬草も豊富な島のようだ。
ちなみに、魔物はいないが小動物の姿はちょくちょく見かける。
うさぎっぽいのや、きつねっぽいのも見かけた。可愛い~。
お肉はダンジョン産に期待しているので、この子たちに手を出すつもりはさらさらない。
今はこちらの気配を敏感に感じとり、すぐ逃げられてしまうが、いつか仲良くしたいものである。
話がそれてしまったが、今は目の前のリンゴだ。
結構高い位置になっていて、10歳の私の身長ではジャンプしても遠く及ばない。さらに細い枝の先端付近に実がなっているので、木登りして取るのも無理そうだ。
となると、魔法なりを駆使して取りたいところだが、私はまだ生活魔法で水を出したり、火をつけたりしか出来ない。
「年中実をつけるみたいだし、今日のところは諦めるか。そのうち魔法なり道具なりで取れるようになるだろうし」
残念だが、ここは一旦諦めることにして、探索兼体力づくりを続ける。
いま、私は拠点の玄関を出て、ひたすら真っすぐに進んでいる。
念のため帰り道が分かるよう、ナイフで木に目印をつけながらね。10歳とはいえ中身アラサーの私に抜かりはないのである。
2時間ほど歩いただろうか?時計がないので、正確には分からないが、身体の疲れ具合的にそれぐらいな気がする。ピカピカの10歳児、気力は十分だが体力がまだ伴っていない感じだね。
そろそろ一旦家に帰ろうかなと思っていると、かすかに潮の香りを感じた。
「海近いかも!」
足が疲れていることも忘れて、わたしははやる気持ちを抑えきれずに駆け出した。
少し進むと、森が途切れているのが見えた。そこを越えると、ぱっと視界がひらけて目の前には真っ白な砂浜と、広大な海が広がっていた。
「すごい・・・」
私はそうつぶやいて目の前の景色にくぎ付けになった。どこまでも続く海と空。吸い込まれそうなほど、綺麗なコバルトブルー。陽の光に反射して、きらきらと輝く真っ白な砂浜。
私はしばらくその場に立ち尽くし、その景色に圧倒されていた。
そうして海をぼーっと眺めていると、視界の端で何かが動いた。
そちらに意識がいき、その方向に顔を向けると私の身長くらいはありそうな背丈のカニがハサミをカチカチと鳴らしながら、横歩きでこちらに向かってきていた。それも結構なスピードで。
「えっ?!はぁぁぁぁ?!」
いやいやいやいや、なんでこっちに向かってきてんの!そもそもあれ何、魔物?いないはずでは?!ってか、でかすぎでしょ!!とにかく、逃げるべし!!!
私は砂浜に足を取られながら、とにかく森の方へ走った。全力疾走だ。
幸い、早く気付けたおかげでそれなりに距離はあった。とはいえ、向こうの方が明らかに俊敏なのでこのままではいつか追い付かれるだろう。必死に森へと逃げ込んだ私は警戒しながら、ちらっと後ろを振り返る。すると、なぜかカニは森の中へは侵入せずに、その数メートル手前で止まり、すんなりと海の方へと戻っていった。
「び、びっくりしたぁぁぁぁ…」
その場にへたり込む。走って出た汗なのか、緊張と恐怖からくる冷や汗なのか分からないが全身汗でべたべたになっていた。とりあえず、辺りを警戒しながら水分補給をする。
一息ついて、先ほどのことについて考える。
こ・の・島・に・は・魔物はいないと言っていた。フォルティナ様が間違った事を言うというのはないだろう。となると考えられる可能性はふたつ。
ひとつめは、さっきのカニが魔物ではなく普通の生物としてのカニであるという可能性。私からしたら非常識なでかさのカニだとしても、ここは異世界。あれがこちらの世界の標準的なカニですよと言われれば、そうですかと言うしかない。
ふたつめは、島に生きる魔物はいないが、周辺の海にもいないとは言っていないというパターンだ。こちらは十分にありえるだろう。海に住む魔物なので、海を離れてまでは追ってこなかった(もしくは追えなかった)としたら理由としても納得できる。
そもそも、生物と魔物の違いは魔力があるかないかだそう。魔物は体内に魔石と呼ばれるものを持っていて、その魔石にためた魔力を使って魔法を使ったり身体強化をしたりしているそうだ。
なので、普通の生物でも気性があらく人間を襲うようなものも中にはいるらしい。まぁ、熊とかサメだってそうだもんね。所詮、我々人間も自然界に出れば食物連鎖の一部なのだ。
どちらにしても、分からないままにしておくには今後の生活にも関わってくるのではっきりさせておくべきだろう。
私は少し緊張しながら、砂浜の方にもう一度足を向けた。出来るだけ森からは離れすぎないように気を付けておこう。
周囲に気を配りながら、出来るだけ物音をたてずにゆっくりと辺りを見回す。
(いた!)
先ほどとおそらく同じ個体であろうカニを発見し、鑑定ができる距離まで忍び寄る。
カニはまだこちらに気付いていない。そんなに気配に敏感ではないようだ。
(よし、鑑定!)
【レッドクラブ】可食
魔物。海から一定の距離以上は決して離れない。外殻はかなり固いが、中の身は柔らかい。
(はい、やっぱり魔物でした!)
鑑定を終えて、私は気付かれないようそっと森の方へと戻った。
なんとか無事に森まで戻った私は一息ついて情報を整理する。
やっぱり予想通り、この島にはいないけど海には魔物はいるってことみたいだね。となると、今の段階で安易に海に近付くのはなしだ。相手があのカニだけなら、逃げ切る方法はいくらでもあるが、釣り中に海の中の死角から攻撃されたりしたらたまったもんじゃない。っていうか多分死ぬ。
あぁ、新鮮な海鮮が食べられると思ったのに、しばらくお預けかぁ~...
絶対に、策を考えて、あのカニを食べてやるのだと心に誓う。
とりあえず疲れたし、家に帰りますか。
朝から動いてそろそろお昼すぎだろう。太陽も真上から少しすすんだところにあるようだ。
私は目を閉じて、我が家をはっきりと思い浮かべた。
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