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相澤の改心〈7〉
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今日も俺は布団の中だ。微熱はすっかり下がっている。大した風邪ではなかったらしい。症状も殆ど無い。
昨日は考え込んでいる内に眠ってしまった。脳を使うのは意外と疲れるものだ。そのせいだろうか、久し振りにグッスリと眠れた気がする。
一夜明ければ「元通りの人生」「今まで通りの俺」かもしれないと思ったが、やはり胸の中は少し軽い。何処となく気分も違っている。爽やかな目覚めとまではいかないが、こんな気分は初めてだろうか…?
左胸に手を当てて目を閉じると心臓の鼓動を感じ取れる。生きているという証だ。当たり前の事だが、今までは生きている事さえも苦痛でしかなかった。
《……此処に、俺の心がある……》
小さな息吹を確かめるよう自分の心を感じ取る。少し新鮮な気持ちになる。そんな事をしみじみと感じる俺は、意外にも文学的ロマンス思考派なのだろうか…?
本から得た知識は雑でありながらも無駄に多い。その分、周りの奴等よりは大人だと思っていた。だが、実際の俺は意外にも幼い部分があるらしい。他人との関わりが無いという事は、精神面の成長を阻害するという事か…?
《アイツ等…、あれからどうしたんだろう?》
軽い食事を済ませた後、飽きもせず布団に潜ってぼんやりと天井を見上げて過ごす。頭に浮かぶのは佐久間と葉山の姿だ。
「今頃はビビってるかもな?」
ボソリと口にして不敵に笑う俺は性格が悪い。ささやかなる反撃心だ。勿論、2人を脅かすつもりは無いが考えるぐらいは自由だろう。
「………フン、どうせ俺には関係ない。ビビるのはアイツ等の勝手だ。この先、どうなろうが俺の知った事じゃない…!」
《でも…、まぁ、あの2人なら大丈夫かもな》
俺は、少しずつ変化している自分を感じる。そして、強烈な印象を残した2人は既に「心の中の住人」となっている。
「男と男の約束か…。アイツ等も…そんな感じなのかな…?」
仲の良い2人を思い浮かべる。改めてジックリ考えると羨ましい関係だ。信頼し合っている2人は互いを想い合う気持ちも同等なのだろう。どちらが上でも下でもない対等な関係は親友であり恋人なのだ。
それは男女の恋愛とは全く違うはずだ。ゲイ同士の関係とも少し違う。ノンケの2人には厳しいとも言える状況だろう。そういう裏世界に関しては俺の方が詳しい。
「アイツ等…、そういう事、分かってんのかな?」
だが、そういう世界を知らないノンケ同士だからこそ「為せる技」なのかもしれない。純粋な2人だからこそ、自分達の想いに自然と素直になれたのかもしれない。
《……速水が言ってた…ホンモノの気持ちってやつか…?》
自分を盾にしてでも相手を護ろうとする心は、互いの深い繋がりと強い絆があるからこそなのだろう。相手を信じているからこそ自分を犠牲にも出来るのだ。
これは「ただの喧嘩」ではない。口先だけの庇い合いでは済まされない。「それ」を認めるという事は大きなリスクを背負う事になるからだ。普通なら「知られる」事を恐れて尻込みするだろう。どうにかして「秘密」を隠して誤魔化そうとするだろう。
それほどに世間の目は「偏見」に満ちている。特に、思春期の奴等はそういう事への無駄な興味や関心が大きい。学校での噂話など直ぐに広まる。知りもしない他人の事でも面白可笑しく騒ぎ立て、勝手に尾ヒレや背ビレまでつけてくる。昨日までの友達が友達でなくなる事も簡単だ。果たして、それを「友達」と言うのかどうかさえも疑問だが…。俺から見れば「友達の振りをした悪魔」だ。
まぁ、俺には友達など居ないのだから関係ない。俺の周りは最初から敵だらけだ。悪魔の友達よりはマシだろう。人間なんて信用出来ない。信用したらやられるだけだ。「昨日の友は今日の敵」そんな言葉があるだろう。あれ…?「昨日の敵は今日の友」だったか…?
《フン…!まぁ、どっちでも良い…!どうせ俺には関係ない…!》
軽く寝返りを打って布団を頭から被る。もう、全ては終わった。今後、あの2人とは無関係でしかない。今更、俺が気を揉んだ所で何がどうなる訳でもない。佐久間には葉山が居て、葉山には佐久間が居るのだ。俺の出る幕などは何処にも無い。
《……友達か……》
「トモダチ…。」
ボソリと呟いて胸の奥が切なくなる。俺はずっと「友達」が欲しかった。幼い頃からそれだけを願っていた気もするが、そんな気持ちさえもすっかり忘れてしまっていた。
《男同士って悪くないよな》
男同士の約束も、男同士の真剣勝負も、男同士の体当たりも、男同士の友情も、男同士の恋愛も…何もかもが悪くない。あの2人を見てそう思える。
《アイツ等の関係って何か不思議な感じがしたよな…?》
《恋人同士?親友?友達で恋人って事か…?何なんだ?そもそも、友達と恋人ってのは違うものだよな…?》
「う~ん、どういう事だ?」
人生の出足から挫いている俺には理解不能な領域だ。友達と恋人の違いぐらいは知っているつもりでいたが、こうなってみると境界線が不明瞭に思えてくる。
《友達は一緒に遊ぶ相手で、恋人は恋愛する相手だよな。恋愛とセックスはイコールだけど、実際にはイコールじゃないよな》
《恋愛じゃなくてもセックスは出来る。大体、男の下半身なんてのは別物だろ。やろうと思えば誰とだって出来る》
《でも…、好みはあるよな?》
「……あれ?どういう事だ…?」
段々と思考が混乱してくる。今までは深く考えた事が無かったからだ。
《ゲイとノンケの違いって何だ?》
ゲイは同性愛者で、ノンケは異性愛者だ。そうなると、佐久間と葉山は同性愛者でゲイという事になる。
「う~ん、でも…何か違うんだよな…?」
解ったような解らないような…?そんな感じだ。
《なんか…色々と訊いてみたいな…》
あの2人とはもっと話してみたい気持ちになる。2人の馴れ初めや胸の内を知りたいと思ってしまう。こんな感情も初めてだ。それが、なんとなく感じる「胸の切なさ」に繋がっているのだろう。これが「心が在る」という証でもある。
「でも、無理だよな…。もう、終わった事だ。もう…関係ない…。」
ポツリと呟く声までもが寂しげだ。「心」とは様々な感情を生み出すものだ。
「あ~~!やめた!」
俺は気分を切り替えるように伸びをする。他にも解決すべき問題は多い。センチメンタルな気分に浸っている暇などないのだ。後悔した所でどうにもならない。今は、少しずつでも「失ったモノ」を取り戻すのが先だろう。なにしろ、今までの俺とは違うのだから。明日から「どう在るべきか?」それが重要だ。
《アイツ等が特別なのか…?それとも、俺が違うのか…?》
改めて考え始めるとキリがない。俺の中の疑問符を全て解明するのは非常に困難な事なのかもしれない。
《ノンケでも男の俺とやれる奴等も居るんだ。男ってのは性欲の塊だろ!気持ち良けりゃいいって事なんじゃないのか?》
今までノンケ相手にセックスをしてきた。俺の容姿が相手を惑わせているのだろうが、実際に男である事に変わりはない。
決して認めたくはないが、鏡に映る顔は「フランス人形」のような感じだ。つまり、色白で小顔で可愛らしいという事だ。髪の毛も柔らかく天然でフワフワしてクルクルしている。華奢な身体つきにぬけるような白い肌。弄られる事に慣れた乳首は大きめでプックリしている。股間についているモノが無ければ女と余り変わらないだろう。敢えて言うなら「貧乳の女」だ。女の身体に興味を示した事はないが、そういう言葉ぐらいは知っている。これも無駄な知識の一つだ。
要は、俺が「男をそそのかす顔立ち」と「男をその気にさせる身体つき」をしているという事だ。
《俺が特別って事か…。フン、そんな事は嬉しくも何ともない!ただの性欲の対象かよ…!》
ある程度は解っていたつもりだったが、今になって復讐の虚しさを思い知る。元を辿れば「復讐する事」が全ての目的だった。そして、それは成功していた。だが、なんと虚しい結果だろうか…。そんな事をしても心が満足するはずもない。
「……つまりは…、そういう事か…。」
俺が欲しかったものは「復讐」などには無かったという事だ。なんとなく「自分の心」が見え始めた気がする。
《速水はどうだったんだろう…?》
自然と速水の顔が頭に浮かぶ。
昨日は考え込んでいる内に眠ってしまった。脳を使うのは意外と疲れるものだ。そのせいだろうか、久し振りにグッスリと眠れた気がする。
一夜明ければ「元通りの人生」「今まで通りの俺」かもしれないと思ったが、やはり胸の中は少し軽い。何処となく気分も違っている。爽やかな目覚めとまではいかないが、こんな気分は初めてだろうか…?
左胸に手を当てて目を閉じると心臓の鼓動を感じ取れる。生きているという証だ。当たり前の事だが、今までは生きている事さえも苦痛でしかなかった。
《……此処に、俺の心がある……》
小さな息吹を確かめるよう自分の心を感じ取る。少し新鮮な気持ちになる。そんな事をしみじみと感じる俺は、意外にも文学的ロマンス思考派なのだろうか…?
本から得た知識は雑でありながらも無駄に多い。その分、周りの奴等よりは大人だと思っていた。だが、実際の俺は意外にも幼い部分があるらしい。他人との関わりが無いという事は、精神面の成長を阻害するという事か…?
《アイツ等…、あれからどうしたんだろう?》
軽い食事を済ませた後、飽きもせず布団に潜ってぼんやりと天井を見上げて過ごす。頭に浮かぶのは佐久間と葉山の姿だ。
「今頃はビビってるかもな?」
ボソリと口にして不敵に笑う俺は性格が悪い。ささやかなる反撃心だ。勿論、2人を脅かすつもりは無いが考えるぐらいは自由だろう。
「………フン、どうせ俺には関係ない。ビビるのはアイツ等の勝手だ。この先、どうなろうが俺の知った事じゃない…!」
《でも…、まぁ、あの2人なら大丈夫かもな》
俺は、少しずつ変化している自分を感じる。そして、強烈な印象を残した2人は既に「心の中の住人」となっている。
「男と男の約束か…。アイツ等も…そんな感じなのかな…?」
仲の良い2人を思い浮かべる。改めてジックリ考えると羨ましい関係だ。信頼し合っている2人は互いを想い合う気持ちも同等なのだろう。どちらが上でも下でもない対等な関係は親友であり恋人なのだ。
それは男女の恋愛とは全く違うはずだ。ゲイ同士の関係とも少し違う。ノンケの2人には厳しいとも言える状況だろう。そういう裏世界に関しては俺の方が詳しい。
「アイツ等…、そういう事、分かってんのかな?」
だが、そういう世界を知らないノンケ同士だからこそ「為せる技」なのかもしれない。純粋な2人だからこそ、自分達の想いに自然と素直になれたのかもしれない。
《……速水が言ってた…ホンモノの気持ちってやつか…?》
自分を盾にしてでも相手を護ろうとする心は、互いの深い繋がりと強い絆があるからこそなのだろう。相手を信じているからこそ自分を犠牲にも出来るのだ。
これは「ただの喧嘩」ではない。口先だけの庇い合いでは済まされない。「それ」を認めるという事は大きなリスクを背負う事になるからだ。普通なら「知られる」事を恐れて尻込みするだろう。どうにかして「秘密」を隠して誤魔化そうとするだろう。
それほどに世間の目は「偏見」に満ちている。特に、思春期の奴等はそういう事への無駄な興味や関心が大きい。学校での噂話など直ぐに広まる。知りもしない他人の事でも面白可笑しく騒ぎ立て、勝手に尾ヒレや背ビレまでつけてくる。昨日までの友達が友達でなくなる事も簡単だ。果たして、それを「友達」と言うのかどうかさえも疑問だが…。俺から見れば「友達の振りをした悪魔」だ。
まぁ、俺には友達など居ないのだから関係ない。俺の周りは最初から敵だらけだ。悪魔の友達よりはマシだろう。人間なんて信用出来ない。信用したらやられるだけだ。「昨日の友は今日の敵」そんな言葉があるだろう。あれ…?「昨日の敵は今日の友」だったか…?
《フン…!まぁ、どっちでも良い…!どうせ俺には関係ない…!》
軽く寝返りを打って布団を頭から被る。もう、全ては終わった。今後、あの2人とは無関係でしかない。今更、俺が気を揉んだ所で何がどうなる訳でもない。佐久間には葉山が居て、葉山には佐久間が居るのだ。俺の出る幕などは何処にも無い。
《……友達か……》
「トモダチ…。」
ボソリと呟いて胸の奥が切なくなる。俺はずっと「友達」が欲しかった。幼い頃からそれだけを願っていた気もするが、そんな気持ちさえもすっかり忘れてしまっていた。
《男同士って悪くないよな》
男同士の約束も、男同士の真剣勝負も、男同士の体当たりも、男同士の友情も、男同士の恋愛も…何もかもが悪くない。あの2人を見てそう思える。
《アイツ等の関係って何か不思議な感じがしたよな…?》
《恋人同士?親友?友達で恋人って事か…?何なんだ?そもそも、友達と恋人ってのは違うものだよな…?》
「う~ん、どういう事だ?」
人生の出足から挫いている俺には理解不能な領域だ。友達と恋人の違いぐらいは知っているつもりでいたが、こうなってみると境界線が不明瞭に思えてくる。
《友達は一緒に遊ぶ相手で、恋人は恋愛する相手だよな。恋愛とセックスはイコールだけど、実際にはイコールじゃないよな》
《恋愛じゃなくてもセックスは出来る。大体、男の下半身なんてのは別物だろ。やろうと思えば誰とだって出来る》
《でも…、好みはあるよな?》
「……あれ?どういう事だ…?」
段々と思考が混乱してくる。今までは深く考えた事が無かったからだ。
《ゲイとノンケの違いって何だ?》
ゲイは同性愛者で、ノンケは異性愛者だ。そうなると、佐久間と葉山は同性愛者でゲイという事になる。
「う~ん、でも…何か違うんだよな…?」
解ったような解らないような…?そんな感じだ。
《なんか…色々と訊いてみたいな…》
あの2人とはもっと話してみたい気持ちになる。2人の馴れ初めや胸の内を知りたいと思ってしまう。こんな感情も初めてだ。それが、なんとなく感じる「胸の切なさ」に繋がっているのだろう。これが「心が在る」という証でもある。
「でも、無理だよな…。もう、終わった事だ。もう…関係ない…。」
ポツリと呟く声までもが寂しげだ。「心」とは様々な感情を生み出すものだ。
「あ~~!やめた!」
俺は気分を切り替えるように伸びをする。他にも解決すべき問題は多い。センチメンタルな気分に浸っている暇などないのだ。後悔した所でどうにもならない。今は、少しずつでも「失ったモノ」を取り戻すのが先だろう。なにしろ、今までの俺とは違うのだから。明日から「どう在るべきか?」それが重要だ。
《アイツ等が特別なのか…?それとも、俺が違うのか…?》
改めて考え始めるとキリがない。俺の中の疑問符を全て解明するのは非常に困難な事なのかもしれない。
《ノンケでも男の俺とやれる奴等も居るんだ。男ってのは性欲の塊だろ!気持ち良けりゃいいって事なんじゃないのか?》
今までノンケ相手にセックスをしてきた。俺の容姿が相手を惑わせているのだろうが、実際に男である事に変わりはない。
決して認めたくはないが、鏡に映る顔は「フランス人形」のような感じだ。つまり、色白で小顔で可愛らしいという事だ。髪の毛も柔らかく天然でフワフワしてクルクルしている。華奢な身体つきにぬけるような白い肌。弄られる事に慣れた乳首は大きめでプックリしている。股間についているモノが無ければ女と余り変わらないだろう。敢えて言うなら「貧乳の女」だ。女の身体に興味を示した事はないが、そういう言葉ぐらいは知っている。これも無駄な知識の一つだ。
要は、俺が「男をそそのかす顔立ち」と「男をその気にさせる身体つき」をしているという事だ。
《俺が特別って事か…。フン、そんな事は嬉しくも何ともない!ただの性欲の対象かよ…!》
ある程度は解っていたつもりだったが、今になって復讐の虚しさを思い知る。元を辿れば「復讐する事」が全ての目的だった。そして、それは成功していた。だが、なんと虚しい結果だろうか…。そんな事をしても心が満足するはずもない。
「……つまりは…、そういう事か…。」
俺が欲しかったものは「復讐」などには無かったという事だ。なんとなく「自分の心」が見え始めた気がする。
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