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第二十九章 沈黙編
第百四十七話 星読み
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「陸斗様、私めの占星術によればもう間もなくエンケラドス様が目覚め、海竜(シードラゴン)に太刀打ちできるだけの戦力は十分に確保できると思われます。また、海水の表面も1割以上があと3日もすれば凍りつくでしょう。」
「もう目覚めるのか。初めはでかい分かなり時間がかかってめんどくせーって思ったけど、その間にこっちはインフラ整えるのに時間使ってたから案外あっという間だったな。」
「爬虫類は変温動物ですので『氷化』が早く進んだのかもしれません。陸斗様のアグリカルチュアルアイスパフォーマンスで極寒の地でも肥沃な土壌をを再現して農業を舎弟達に営ませ、インダストリアルアイスパフォーマンスで工場を建設し工業も舎弟達に営ませ、共産的な社会を築き上げる事が可能になりそうです。そして今…」
「ゴゴゴコゴゴゴゴコゴゴゴゴゴゴゴゴ…」
「エンケラドス様が目覚ることが軍備の拡大に大きく貢献します。」
「ギャアアアアアアオオオオオオオン!!!」
「コイツだけでもなかなか迫力あるけど、まだ足りねーな。『西極大陸開発計画』はまだ始まったばかりだ。」
「では、手始めに南グループのあの者をエンケラドス様に連れてきていただくのはどうでしょうか。」
……………
「…うーん………楓お姉様…。」
紅葉が病室で目を覚ますと楓は座ったまま腕を組んでいて眠っていた。
「…ボクのベッドで一緒に寝ればいいのに…。」
そう言って紅葉は自前のノートパソコンを取り出してネットを開く。
すると最近最も検索されてるワードが『夜襲』というものであった。
「夜襲…そう言えば一時期話題になって最近はあまり聞かないとは思っていたけど…。」
そう言いながら検索ワードのタブを紅葉がクリックする。
内容はニュースの様なもので、昨晩0時頃食べ歩きをしていた者が突然次々と襲われて軽度や重度の怪我を負い、何人かは病院に搬送されるという事件だったという。
「…ん…?紅葉、起きたのか。」
楓が目を覚ました。
「楓お姉様おはよう。眠かったならベッドで一緒に寝ればいいのに。」
「ああ、すまん。うとうとしていただけだ。それよりどうかしたか?」
「街中で夜襲がまたあって怪我人が出たんだって。」
「また黒舟の仕業か?」
「多分そうだと思う。」
「…しばらく話題になっていなかったのに妙だな。それより南病院のやつらの無事を確かめなければならないな。」
「ボクももう動けるから一緒に行くよ。」
そうして楓と紅葉は病室を後にした。
「まずは…菱沼と萌美の病室から行くか…。」
「…そうだね…。お嬢様と黎は取り込んでる可能性があるし。」
そして2人は菱沼と萌美の病室へと向かう。
「トントントン。」
楓が病室の扉をノックする。
「は~い♡どうぞ~♡」
萌美の声が聞こえる。
「ちょっと萌美ちゃん!今は…」
「失礼す…」
楓が扉を開けると萌美が菱沼に馬乗りになっていた。
「…なにしてるの…?」
「お嬢様と黎様が何をしてるのか萌美と晶ちゃんで想像してました~♡」
「ち、ち、ち、違いますっ!私はそんなつもりは…」
「晶ちゃん♡嘘はよくないよ~♡晶ちゃんが目をなかなか覚まさないから萌美が王子様の役で、晶ちゃんがお姫様の役でキスをしたら目をさましたんだから~♡」
「普通の人工呼吸を変な言い回しにしないで!?ていうか酸素マスクつけてて目覚まさないのに勝手に外されてそれで目覚ましちゃったのがなんか悔しい!ありがたいけどなんか悔しい!!」
「萌美は天使としてお仕えするから人を元気にする力があるんだよ♡」
「…こっちも取り込み中だったみたいだな…。」
「うん、完全にボク達邪魔しちゃった。」
「してません!してませんからっ!萌美ちゃんもいつまでもそこにいないで早くどいて!」
「いや~ん♡晶ちゃんに振られちゃった~♡」
萌美がそう言いながら晶の腰の上からどく。
「それにしても2人とも無事で何よりだ。」
「皆なんだかんだ元気そう。でも、ボク達帰る所ないよね。」
「千佳様にお屋敷を一から造って頂くにしても、何処にいるかわからないですからね…。」
「それじゃあ萌美の家に皆住みます~?♡」
3人はハッとした。
「そういえば…」
「あの時の大会の景品…」
「誰の手にも渡ってないんでしたね…。」
「オーシャンビューの別荘もありますけどどちらが良いですか~?♡」
3人は目を丸くした。
「さすがは…」
「世界一の…」
「売れっ子アイドルですね…。」
「なるほど、以前紅葉がカメラで映した街中の高級住宅街の高級住宅か、海沿いの別荘ですか。」
楓と紅葉の背後から聞き覚えのある男の声がした。
楓がハッとなって後ろを振り向く。
「黎!?このオレが全く気配に気づかなかっただと!?」
「ボクもこれが敵だったら即死だった。」
「しかし…これは一体どういう状況でしょうか…。」
「お嬢様が黎様にお姫様抱っこされてスヤスヤ眠っています~♡お嬢様は寝顔も最っ高に可愛いですね~♡」
「俺も皆さんの安否を考えて様子を見に来ました。皆さん無事でよかったです。それにお嬢と俺は一定以上離れる訳にはいかないので。一緒にお連れしました。」
「ほら!萌美ちゃん!お嬢様と黎様はこうやっていつだってロマンチックで…って…あ…」
「え?お嬢と俺がどうかしたんですか?」
「い、い、い、いえいえいえいえ!なんでもございま…」
「晶ちゃんと萌美でお嬢様と黎様が普段何をしてるのか妄想してました♡」
「言わないでええええええ!!!」
「気にするな。オレもそういう時もある。」
「ボクもあれこれ考えることはあるよ。」
「………う…ん…黎…?」
「お嬢、おはようございます。」
「…どうして他の女の子とお話してるの?朝一番は必ず私とお話ししてくれるんじゃなかったの?」
お嬢が眠そうに黎に問いかける。
「忘れてしまったんですか?お嬢。俺は今日起きてからお嬢の事を一番に考えていつも通りお嬢と最初にお話しをしたんですよ。その時のお嬢の眠たそうな反応があまりに可愛らしくて少々悪戯をさせて頂いたんです。」
「……悪戯…?♡…また私に意地悪したの?♡」
「俺はそんなつもりありませんでしたが、お嬢は俺の悪戯を拒むことなく甘んじて受け入れ全てを俺に委ねて俺の手の中で幸せそうな表情を浮かべていました。良い夢が見れましたか?」
「うん♡すごく幸せ♡」
お嬢が黎の首に腕を回し顔を近づけ頬にキスをする。
「こ……これは想像を……遥かに超えています……すごいですっ……!」
菱沼の顔が思わず赤くなる。
「萌美のハートがきゅんきゅんして止まらないです♡」
萌美はずっと興奮している。
「オ…オレまで心を射抜かれそうだ…!黎…侮れんな…。」
「楓お姉様…!これ…都市伝説…!?」
楓と紅葉はお嬢と黎の姿に釘付けになって互いに抱きしめあっている。
そんな中病室に廊下の足音が響き渡る。
1人の大柄の男が近づいてきたのだ。
「………」
次回 第百四十八話 均衡
「もう目覚めるのか。初めはでかい分かなり時間がかかってめんどくせーって思ったけど、その間にこっちはインフラ整えるのに時間使ってたから案外あっという間だったな。」
「爬虫類は変温動物ですので『氷化』が早く進んだのかもしれません。陸斗様のアグリカルチュアルアイスパフォーマンスで極寒の地でも肥沃な土壌をを再現して農業を舎弟達に営ませ、インダストリアルアイスパフォーマンスで工場を建設し工業も舎弟達に営ませ、共産的な社会を築き上げる事が可能になりそうです。そして今…」
「ゴゴゴコゴゴゴゴコゴゴゴゴゴゴゴゴ…」
「エンケラドス様が目覚ることが軍備の拡大に大きく貢献します。」
「ギャアアアアアアオオオオオオオン!!!」
「コイツだけでもなかなか迫力あるけど、まだ足りねーな。『西極大陸開発計画』はまだ始まったばかりだ。」
「では、手始めに南グループのあの者をエンケラドス様に連れてきていただくのはどうでしょうか。」
……………
「…うーん………楓お姉様…。」
紅葉が病室で目を覚ますと楓は座ったまま腕を組んでいて眠っていた。
「…ボクのベッドで一緒に寝ればいいのに…。」
そう言って紅葉は自前のノートパソコンを取り出してネットを開く。
すると最近最も検索されてるワードが『夜襲』というものであった。
「夜襲…そう言えば一時期話題になって最近はあまり聞かないとは思っていたけど…。」
そう言いながら検索ワードのタブを紅葉がクリックする。
内容はニュースの様なもので、昨晩0時頃食べ歩きをしていた者が突然次々と襲われて軽度や重度の怪我を負い、何人かは病院に搬送されるという事件だったという。
「…ん…?紅葉、起きたのか。」
楓が目を覚ました。
「楓お姉様おはよう。眠かったならベッドで一緒に寝ればいいのに。」
「ああ、すまん。うとうとしていただけだ。それよりどうかしたか?」
「街中で夜襲がまたあって怪我人が出たんだって。」
「また黒舟の仕業か?」
「多分そうだと思う。」
「…しばらく話題になっていなかったのに妙だな。それより南病院のやつらの無事を確かめなければならないな。」
「ボクももう動けるから一緒に行くよ。」
そうして楓と紅葉は病室を後にした。
「まずは…菱沼と萌美の病室から行くか…。」
「…そうだね…。お嬢様と黎は取り込んでる可能性があるし。」
そして2人は菱沼と萌美の病室へと向かう。
「トントントン。」
楓が病室の扉をノックする。
「は~い♡どうぞ~♡」
萌美の声が聞こえる。
「ちょっと萌美ちゃん!今は…」
「失礼す…」
楓が扉を開けると萌美が菱沼に馬乗りになっていた。
「…なにしてるの…?」
「お嬢様と黎様が何をしてるのか萌美と晶ちゃんで想像してました~♡」
「ち、ち、ち、違いますっ!私はそんなつもりは…」
「晶ちゃん♡嘘はよくないよ~♡晶ちゃんが目をなかなか覚まさないから萌美が王子様の役で、晶ちゃんがお姫様の役でキスをしたら目をさましたんだから~♡」
「普通の人工呼吸を変な言い回しにしないで!?ていうか酸素マスクつけてて目覚まさないのに勝手に外されてそれで目覚ましちゃったのがなんか悔しい!ありがたいけどなんか悔しい!!」
「萌美は天使としてお仕えするから人を元気にする力があるんだよ♡」
「…こっちも取り込み中だったみたいだな…。」
「うん、完全にボク達邪魔しちゃった。」
「してません!してませんからっ!萌美ちゃんもいつまでもそこにいないで早くどいて!」
「いや~ん♡晶ちゃんに振られちゃった~♡」
萌美がそう言いながら晶の腰の上からどく。
「それにしても2人とも無事で何よりだ。」
「皆なんだかんだ元気そう。でも、ボク達帰る所ないよね。」
「千佳様にお屋敷を一から造って頂くにしても、何処にいるかわからないですからね…。」
「それじゃあ萌美の家に皆住みます~?♡」
3人はハッとした。
「そういえば…」
「あの時の大会の景品…」
「誰の手にも渡ってないんでしたね…。」
「オーシャンビューの別荘もありますけどどちらが良いですか~?♡」
3人は目を丸くした。
「さすがは…」
「世界一の…」
「売れっ子アイドルですね…。」
「なるほど、以前紅葉がカメラで映した街中の高級住宅街の高級住宅か、海沿いの別荘ですか。」
楓と紅葉の背後から聞き覚えのある男の声がした。
楓がハッとなって後ろを振り向く。
「黎!?このオレが全く気配に気づかなかっただと!?」
「ボクもこれが敵だったら即死だった。」
「しかし…これは一体どういう状況でしょうか…。」
「お嬢様が黎様にお姫様抱っこされてスヤスヤ眠っています~♡お嬢様は寝顔も最っ高に可愛いですね~♡」
「俺も皆さんの安否を考えて様子を見に来ました。皆さん無事でよかったです。それにお嬢と俺は一定以上離れる訳にはいかないので。一緒にお連れしました。」
「ほら!萌美ちゃん!お嬢様と黎様はこうやっていつだってロマンチックで…って…あ…」
「え?お嬢と俺がどうかしたんですか?」
「い、い、い、いえいえいえいえ!なんでもございま…」
「晶ちゃんと萌美でお嬢様と黎様が普段何をしてるのか妄想してました♡」
「言わないでええええええ!!!」
「気にするな。オレもそういう時もある。」
「ボクもあれこれ考えることはあるよ。」
「………う…ん…黎…?」
「お嬢、おはようございます。」
「…どうして他の女の子とお話してるの?朝一番は必ず私とお話ししてくれるんじゃなかったの?」
お嬢が眠そうに黎に問いかける。
「忘れてしまったんですか?お嬢。俺は今日起きてからお嬢の事を一番に考えていつも通りお嬢と最初にお話しをしたんですよ。その時のお嬢の眠たそうな反応があまりに可愛らしくて少々悪戯をさせて頂いたんです。」
「……悪戯…?♡…また私に意地悪したの?♡」
「俺はそんなつもりありませんでしたが、お嬢は俺の悪戯を拒むことなく甘んじて受け入れ全てを俺に委ねて俺の手の中で幸せそうな表情を浮かべていました。良い夢が見れましたか?」
「うん♡すごく幸せ♡」
お嬢が黎の首に腕を回し顔を近づけ頬にキスをする。
「こ……これは想像を……遥かに超えています……すごいですっ……!」
菱沼の顔が思わず赤くなる。
「萌美のハートがきゅんきゅんして止まらないです♡」
萌美はずっと興奮している。
「オ…オレまで心を射抜かれそうだ…!黎…侮れんな…。」
「楓お姉様…!これ…都市伝説…!?」
楓と紅葉はお嬢と黎の姿に釘付けになって互いに抱きしめあっている。
そんな中病室に廊下の足音が響き渡る。
1人の大柄の男が近づいてきたのだ。
「………」
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