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第二十四章 獣人編
第百二十四話 行倒れ
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「しかしこんな事を書き記す事が出来るのは恐らくアイ・カリンで間違いないと思いますが、一体彼女は何の目的でこのような事をしたのでしょうか…。」
「オレ達に何か示唆したい事があると考えるのが妥当だが…。」
「でもそれなら直接この間ボク達にどこかから声をかけたみたいに直接伝えればいいのに…。」
「ちょっと待って!あなた達花梨ちゃんの声聞いたの!?」
「ああ、初めは幻聴だと思ったのだがオレも紅葉も確かに聞いたぞ。」
「でもなんか…様子がおかしかったよね。」
「何て言ってたの!?」
「黎は自分のことなど眼中にないみたいなことを言っていたな。」
「黎はお嬢のおっぱいが一番好きだとかも言ってたよ。」
「…どういう状況だったんですか…。」
「…やっぱりあの時ね!私の女の勘は確かだったのね!!ほんとに危ないわよあの子!!一番の要注意人物なんだから!!」
「それと自分は恋の病を患っているなどとも言っていたな。」
「でも萌美の励ましでそこにいた楓お姉様とボクと晶と萌美を全員恋敵として挑む意気込みを表明してたね。」
「えっ!?やっぱりあなた達も黎の事が好きなの!?」
「当たり前だ。だがなかなかお嬢には敵わん。」
「右に同じ。お嬢が羨ましい…。」
「むーーーっっっ!」
お嬢が楓と紅葉を両頬を膨らませて睨みつける。
「黎ッ!許さないわよ!!」
「…俺ですか…?」
「ついてきなさい!」
黎はお嬢に腕を引っ張られて部屋に連れて行かれた。
お嬢は黎をベッドに座らせる。
「…っていうかお嬢…あの2人が俺に気があったのは以前にも…」
「だめったらだめなのっ!」
「ドンッ!」
お嬢が黎を押し倒して黎にキスをする。
「エッチしよ?」
「わかってますよ。」
「あんっ♡」
……………
「女王様、黒舟があちらの星に到着した模様です。」
「しかしあやつは何を考えているのかわからぬ。うぬに何か策でもあるというのか?」
「正直俺も記憶を読み取った限りあいつの考えていることはよくわかりませんでした。ただ一つ言えるのは、木表でもかなりの実力者で俺はどちらとも戦った事があるので分かりますがあちらの星の高柳遥輝の戦闘力は上回るかと思いますので、田本黎を倒すための手段としてあいつを送り出すことは悪い選択ではないかと思われます。」
「うむ…ではうぬを信じしばらく様子を伺ってみるとするかのう…。また何か動きがあれば直ちに余に知らせるのじゃ。」
「はい、わかりました。」
……………
お嬢と黎は一夜を共にし、次の日を迎えた。
朝日で2人は珍しく同時に目を覚ました。
「…おはよ…黎…♡」
お嬢が黎に目覚めのキスをする。
「おはようございます、お嬢。久々に早起きしましたね。」
「そうね…。ねぇ、久々にデート行かない?」
「珍しいですね。いつも性行為をルーティンにしてるのに今日は外出に誘うだなんて。」
「勿論エッチしてからよ♡」
そして黎とお嬢はその日は性行為を一通り行い、その後は外出することにした。
そして外出して街中にいく途中の道での出来事だった。
「…?お嬢、誰か倒れてます。」
「え!?こんなところでどうしたのかしら!」
お嬢が倒れてる男のもとへ駆け寄る。
「ちょっと!あなた!大丈夫!?しっかりしなさい!」
「……腹…。」
「え!?どうしたの!?」
「……腹……減った……。」
次回 第百十五話 本能
「オレ達に何か示唆したい事があると考えるのが妥当だが…。」
「でもそれなら直接この間ボク達にどこかから声をかけたみたいに直接伝えればいいのに…。」
「ちょっと待って!あなた達花梨ちゃんの声聞いたの!?」
「ああ、初めは幻聴だと思ったのだがオレも紅葉も確かに聞いたぞ。」
「でもなんか…様子がおかしかったよね。」
「何て言ってたの!?」
「黎は自分のことなど眼中にないみたいなことを言っていたな。」
「黎はお嬢のおっぱいが一番好きだとかも言ってたよ。」
「…どういう状況だったんですか…。」
「…やっぱりあの時ね!私の女の勘は確かだったのね!!ほんとに危ないわよあの子!!一番の要注意人物なんだから!!」
「それと自分は恋の病を患っているなどとも言っていたな。」
「でも萌美の励ましでそこにいた楓お姉様とボクと晶と萌美を全員恋敵として挑む意気込みを表明してたね。」
「えっ!?やっぱりあなた達も黎の事が好きなの!?」
「当たり前だ。だがなかなかお嬢には敵わん。」
「右に同じ。お嬢が羨ましい…。」
「むーーーっっっ!」
お嬢が楓と紅葉を両頬を膨らませて睨みつける。
「黎ッ!許さないわよ!!」
「…俺ですか…?」
「ついてきなさい!」
黎はお嬢に腕を引っ張られて部屋に連れて行かれた。
お嬢は黎をベッドに座らせる。
「…っていうかお嬢…あの2人が俺に気があったのは以前にも…」
「だめったらだめなのっ!」
「ドンッ!」
お嬢が黎を押し倒して黎にキスをする。
「エッチしよ?」
「わかってますよ。」
「あんっ♡」
……………
「女王様、黒舟があちらの星に到着した模様です。」
「しかしあやつは何を考えているのかわからぬ。うぬに何か策でもあるというのか?」
「正直俺も記憶を読み取った限りあいつの考えていることはよくわかりませんでした。ただ一つ言えるのは、木表でもかなりの実力者で俺はどちらとも戦った事があるので分かりますがあちらの星の高柳遥輝の戦闘力は上回るかと思いますので、田本黎を倒すための手段としてあいつを送り出すことは悪い選択ではないかと思われます。」
「うむ…ではうぬを信じしばらく様子を伺ってみるとするかのう…。また何か動きがあれば直ちに余に知らせるのじゃ。」
「はい、わかりました。」
……………
お嬢と黎は一夜を共にし、次の日を迎えた。
朝日で2人は珍しく同時に目を覚ました。
「…おはよ…黎…♡」
お嬢が黎に目覚めのキスをする。
「おはようございます、お嬢。久々に早起きしましたね。」
「そうね…。ねぇ、久々にデート行かない?」
「珍しいですね。いつも性行為をルーティンにしてるのに今日は外出に誘うだなんて。」
「勿論エッチしてからよ♡」
そして黎とお嬢はその日は性行為を一通り行い、その後は外出することにした。
そして外出して街中にいく途中の道での出来事だった。
「…?お嬢、誰か倒れてます。」
「え!?こんなところでどうしたのかしら!」
お嬢が倒れてる男のもとへ駆け寄る。
「ちょっと!あなた!大丈夫!?しっかりしなさい!」
「……腹…。」
「え!?どうしたの!?」
「……腹……減った……。」
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