90 / 208
第十七章 幻想編
第九十話 快楽
しおりを挟む
楽しい時間というものは早く感じるものでもうじき日が暮れる頃だった。
「お嬢、そろそろ日が暮れる頃ですし、屋敷に戻りましょうか。」
「ええ、そうね。今日はとても楽しかったわ。本当にあっという間だった…。」
「また来ましょうね。今日はお出かけ日和でしたから。」
「…うん、約束ねっ!」
そして2人は屋敷に着く。
「おかえりなさいませ!お嬢様!黎様!」
菱沼が出迎えてくれる。
「おしのびデートなんてロマンチックです♡」
萌美も一緒だった。
「隠してるつもりはありませんでしたが、気晴らしも必要だと思ったので俺が誘いました。皆さんもそういう時間は作るようにしてくださいね。」
「実は私達も今日は2人でお買い物に行ってたんですよ!凄く楽しかったです!可愛いお洋服とかも萌美ちゃんと一緒に選んでもらって買っちゃいました!」
すると玄関から誰かが帰ってきた。
「戻ったぞ、お嬢。」
「ただいまー。」
楓と紅葉だった。
2人で大袋いっぱいの荷物を持っていた。
「2人とも凄い荷物ね!どうしたの!?」
「紅葉の工作用の道具を調達してきたのだ。」
「これだけあれば面白いもの作れそう。」
「イルックスとイストルはどうしたんですか?」
「部屋でずっとゲームしてるよ。全然勝負つかないんだって。」
その頃楓の部屋では…
「イルックス、このお姉様にサレンダーしてそろそろゲームのウィンを譲りなさい。」
「イストル、相手がお姉様であろうと絶対に頭脳勝負だけは譲れない。」
……………
「す…凄いですねあのお2人…!」
「オーバーヒートしないかメンテナンスするのはこっちなのにね…。」
「皆それぞれ充実した時間を過ごせたのね…。なんだか安心した…。」
「お嬢…。皆のことほんとに大事にしてますね。」
お嬢が黎の腕を引く。
「さぁ、黎!お風呂入るわよ!」
「はい、わかりました。」
黎とお嬢はお互いに服を脱がせ合う。
「…黎…。」
「わかってますよお嬢。お嬢が充実した1日の締めくくりにしたいことぐらい。」
黎がお嬢の耳元で囁く。
「………んっ♡」
「今日も思う存分、快楽を味あわせてあげます…って…もう濡れてしまってるではありませんか。いけませんね。」
「…っあんっ♡」
「今日は何回イってしまうのでしょうか?」
「…っあんっっ♡」
「まずは1回目、ですね。」
……………
「………お前か…久しぶりだな。」
「お久しぶりです。太陽様、暫く旅に出ておりました。これまでの1日の活動内容を綴った研修ノートです。」
「………ッフン。相変わらず芸術的なやつだ。」
「私はまた旅へと向かいます。それでは失礼致します。」
「………ジュピター…。」
第十七章 幻想編 ~完~
次回 第九十一話 夜空
「お嬢、そろそろ日が暮れる頃ですし、屋敷に戻りましょうか。」
「ええ、そうね。今日はとても楽しかったわ。本当にあっという間だった…。」
「また来ましょうね。今日はお出かけ日和でしたから。」
「…うん、約束ねっ!」
そして2人は屋敷に着く。
「おかえりなさいませ!お嬢様!黎様!」
菱沼が出迎えてくれる。
「おしのびデートなんてロマンチックです♡」
萌美も一緒だった。
「隠してるつもりはありませんでしたが、気晴らしも必要だと思ったので俺が誘いました。皆さんもそういう時間は作るようにしてくださいね。」
「実は私達も今日は2人でお買い物に行ってたんですよ!凄く楽しかったです!可愛いお洋服とかも萌美ちゃんと一緒に選んでもらって買っちゃいました!」
すると玄関から誰かが帰ってきた。
「戻ったぞ、お嬢。」
「ただいまー。」
楓と紅葉だった。
2人で大袋いっぱいの荷物を持っていた。
「2人とも凄い荷物ね!どうしたの!?」
「紅葉の工作用の道具を調達してきたのだ。」
「これだけあれば面白いもの作れそう。」
「イルックスとイストルはどうしたんですか?」
「部屋でずっとゲームしてるよ。全然勝負つかないんだって。」
その頃楓の部屋では…
「イルックス、このお姉様にサレンダーしてそろそろゲームのウィンを譲りなさい。」
「イストル、相手がお姉様であろうと絶対に頭脳勝負だけは譲れない。」
……………
「す…凄いですねあのお2人…!」
「オーバーヒートしないかメンテナンスするのはこっちなのにね…。」
「皆それぞれ充実した時間を過ごせたのね…。なんだか安心した…。」
「お嬢…。皆のことほんとに大事にしてますね。」
お嬢が黎の腕を引く。
「さぁ、黎!お風呂入るわよ!」
「はい、わかりました。」
黎とお嬢はお互いに服を脱がせ合う。
「…黎…。」
「わかってますよお嬢。お嬢が充実した1日の締めくくりにしたいことぐらい。」
黎がお嬢の耳元で囁く。
「………んっ♡」
「今日も思う存分、快楽を味あわせてあげます…って…もう濡れてしまってるではありませんか。いけませんね。」
「…っあんっ♡」
「今日は何回イってしまうのでしょうか?」
「…っあんっっ♡」
「まずは1回目、ですね。」
……………
「………お前か…久しぶりだな。」
「お久しぶりです。太陽様、暫く旅に出ておりました。これまでの1日の活動内容を綴った研修ノートです。」
「………ッフン。相変わらず芸術的なやつだ。」
「私はまた旅へと向かいます。それでは失礼致します。」
「………ジュピター…。」
第十七章 幻想編 ~完~
次回 第九十一話 夜空
10
お気に入りに追加
21
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
明智さんちの旦那さんたちR
明智 颯茄
恋愛
あの小高い丘の上に建つ大きなお屋敷には、一風変わった夫婦が住んでいる。それは、妻一人に夫十人のいわゆる逆ハーレム婚だ。
奥さんは何かと大変かと思いきやそうではないらしい。旦那さんたちは全員神がかりな美しさを持つイケメンで、奥さんはニヤケ放題らしい。
ほのぼのとしながらも、複数婚が巻き起こすおかしな日常が満載。
*BL描写あり
毎週月曜日と隔週の日曜日お休みします。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~
桂
ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。
そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。
そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる