79 / 111
閑話 桃 始めて笑う
1 ※林視点
しおりを挟む
今はまだ2月の真っただ中で、外気も冷たいが、久しぶりに握った鍵もキンと冷たかった。
かじかむ手でカギを差し込み、ガチャッとドアが開く。
暫くぶりに帰ってきた家は、嗅ぎなれた独特の匂いがして、玄関開けて目に入ってきた風景も、出ていった時とあんまり変わらない。
床では相変わらずルンバが働いているし、朝に母さんがセットしたんだろう洗濯乾燥機も、まだ昼近いこの時間帯だと全然動いていた。
いつも通りだ。
それでも、俺は久しぶりにモモの家から実家に戻った。
「……ただいま」
こう声をかけても、この家には誰もいないけど。
モモの家にお世話になりはじめてから二週間くらいして、ようやく俺が居ないことに気づいたのか、母さんから連絡が来た。
ちょうど夕飯時で、台所にスマホを置いたままだったから、近くにはモモとモモのお袋さんがいた。
「……母さん?」
「……亮兵? あの、……家にいないからどうしたのかと思って……」
母さんの声が潜めがちって事は、仕事先から電話してるんだろうか。
今まで全然気にかけてなかったのに、よく二週間の留守で俺が帰ってないって気づいたものだ。
てっきり、三か月くらいは俺が居なくても気づきもしないだろうって思ってたけど。
「…………今、友達の家にお世話になってて……、あ、はい、 ……母さん、ちょっと待ってて」
モモのお袋さんが俺の肩をちょいちょいとつつくので、いったん電話の方をミュートにしてそっちを振り向く。
「……もしかして、ハヤシくんのお母さんかしら? 良かったら、私に代わって貰ってもいい?」
「あ、はい、そうですけど……すいません、ご迷惑おかけして」
ただでさえ、ただの息子の高校の友達を二週間も家に泊めて、ご飯まで出して貰っているのだ。
恐縮する俺を見て、モモのお袋さんは小さく笑った。
「大丈夫よ、ハヤシくん。 一応、ハヤシくんのお父さんの方とはご連絡ついてたんだけど、そちらからはお母さんに伝わってなかったみたいね。その辺もご心配かけないように、私から伝えておくから。……そんな不安そうな顔しないで」
「……すみません、ホントに申し訳ないです……」
俺が改めてモモのお袋さんに頭を下げていると、仕方なさげに向かいの席でモモが苦笑した。
「母さんがいいって言ってるんだから、そんなに小っちゃくならなくっていいんだよ、ハヤシくん。……ほら、ご飯途中だったし、待ってる間に食べちゃうといいよ」
「……え、でも」
「いいから。 ほら、お母さん待たせてるんでしょ、電話変わっちゃって」
モモに急かされて改めて、スマホを手に取る。
ミュートを解除し、モモのお袋さんに代わることを告げて、スマホを手渡した。
そうすると、明るい声音でモモのお袋さんと家の母さんの大人の会話が始まって、俺はしばらく眺めてから、促すようにこちらを見るモモにもう一度視線を向けてから、夕飯を食べ始めた。
俺が食べ終わる頃には、親同士の会話もすっかり終わっていて、スマホも俺の元に戻っている。
……モモのお袋さんには、ちゃんと連絡したにもかかわらず、さらにもう一方から電話がかかってくるなんて二重の手間を掛けさせてしまった。
せめてもの俺のできる事として、食器の片づけを申し出て使った食器を全部洗わせて貰う。
その間にモモのお袋さんは、三人分の生クリームのせココアを作ってくれた。
モモの家ではこうして、食後に暖かい紅茶やココア、ホットミルクなんかを出してくれる習慣があるみたいだった。泊まらせて貰った最初の日からだから、別に俺が居るからとかではないと思う。
さっき、夕食を食べた時の席にもう一度ついて、改めて、モモのお袋さんの話を聞く。
「……私がお話したのは、ハヤシくんのお父さんにお伝えしたのと同じことよ。 ハヤシくんが体調を崩して、それを見舞いに行ったスバルが現状を聞いて、一人だと大変だろうからって強引に家に連れて来たって伝えてあるから、そんな不安そうな顔しないで大丈夫よ。 もう暫く家に居るって形で伝えてあるからね」
「はい……。本当にお手数かけて、申し訳ないです。……ちゃんと父に連絡入れてもらってたのに……」
改めて俺は頭を下げると、モモのお袋さんは笑って軽く手を横に振った。
モモも、なんでかちょっと怒ったふうに加勢してくれる。
「……もう、ハヤシくん、自分のせいじゃないんだから、そんな何でもかんでも責任負わないの。 君は君、親御さんは親御さんだし、今回は全面的に君の親御さんが悪いだろ。 ……未成年者保護……母さん、なんだっけ」
「スバルったら、もう。 確かに、ハヤシくんのお父様とお母様はもう少し……話し合われた方がいいとは思うけど。 さ、生クリームせっかく乗せたんだし、溶けないうちに飲んじゃいましょ」
「うん」
フーフーと冷ましながら飲む姿がそっくりなモモとお袋さんを眺めながら、俺もゆっくりと温かいココアを吹いて冷ます。
遠慮がちに啜った一口はすごく温かくて甘くて、生クリームがとろんと溶けて腹の底までぽかぽかと暖まるようだった。
風呂を終えて、俺が明日の学校の支度をしていると、コンコンと控えめなノックが響いて、ドア向こうからモモの声がした。
「ハヤシくん、今、いい?」
「……ん、 ……ああ、大丈夫だ」
もっていた教科書類をカバンに詰めて、その足で入り口のドアを開けに行く。
もう今は2月近いから、外はかなり寒い。
だからか、電気ストーブをつけていても、モモが陣取ろうとしている窓際のソファ辺りはひんやりと肌寒かった。
いつの間にか、手を取られて俺もモモの隣に座らされる。
ちょっと前だったら、モモがこんなふうに自然に俺の手を取ってくれることは多分なかったし、俺もこんなふうに落ち着いて隣に座ってる、なんてできなかったろう。
今も、モモと手を繋いでいる、と思うとドキドキするけど。
「今日の事だけど……やっぱり、君はもう暫くここにいた方がいいと思うんだ。別に家は構わないし。学校通うのだって、家からの方が断然近いしね。ほら、目の前だからさ。 それに青木先生も君のこと気に入ってるし……大学に関する件で君とよく話し合ってるから、あいたいと思うし……。その」
一通り言葉を並び立てたモモが、うん、と一人で頷いた。
湯上りでも、すでにあちこち髪がくるんとしてきていて、それが白くてちょっと丸い顔にかかっているのがすごく可愛い。海外の教会なんかでたまに見る、天井の上で飛んでる天使みたいだ。
何だかほんのりモモの顔が赤い気がして、珍しいなと見つめていたら目をそらされた。
「……ゴメン、ただ僕が君といるの気に入ってるからかもしれない。 僕も、いま受験準備で予備校通ってるから忙しいけど……。家に居てもハヤシくんと逢えるの、ちょっと嬉しいんだ。だから、出来たら……もうちょっといてほしい」
「………俺も、……」
モモがポツポツと言ってくれる言葉を口の中で転がすようにして考えてから、ゆっくりと声に出す。
考えながら喋る俺を見守るように、モモがウンと頷いてくれた。
「……俺も、モモの家はすごく居心地よくて温かくて……置いてくれるのはすごく嬉しい。ちゃんと飯が美味いって思ったのだって、小さい時以来だと思う。……モモのお袋さんもすごく優しいし……。人と会話して暮らせるって、生きてるってこういう事なんだな、と思った」
うん、とモモが複雑そうな顔で笑ってくれた。
そのまま、ポンと背に乗る暖かい手に励まされながら、ゆっくり考えて残りも絞り出した。
「……だけど、……だけど、それと一緒に俺も、俺ん家も、ああじゃダメなんだ、と思った。俺んちは今ただ人が入ってるだけの箱で、一人一人全然つながってなくて、他人みたいで、血が繋がってるってそれだけだ。……今まではそれでもいいって諦めてたけど。……俺はもう、あの家を出る頃だし、出る前にちゃんと話して来ようと思う」
「……そう、……うん。そうだね、僕も話してくるといいと思う。ちゃんと」
ポン、ポンと温かい手が背中を撫でてくれるのも、モモが学校じゃ聞けないような、やさしい声で返事をしてくれるのも嬉しくて、なんだか顔を上げられなくて、それでもモモにはもう少し一緒にいてほしくて。
俺はしばらくグズグズと、モモと繋いだ手を放そうとはしなかった。
かじかむ手でカギを差し込み、ガチャッとドアが開く。
暫くぶりに帰ってきた家は、嗅ぎなれた独特の匂いがして、玄関開けて目に入ってきた風景も、出ていった時とあんまり変わらない。
床では相変わらずルンバが働いているし、朝に母さんがセットしたんだろう洗濯乾燥機も、まだ昼近いこの時間帯だと全然動いていた。
いつも通りだ。
それでも、俺は久しぶりにモモの家から実家に戻った。
「……ただいま」
こう声をかけても、この家には誰もいないけど。
モモの家にお世話になりはじめてから二週間くらいして、ようやく俺が居ないことに気づいたのか、母さんから連絡が来た。
ちょうど夕飯時で、台所にスマホを置いたままだったから、近くにはモモとモモのお袋さんがいた。
「……母さん?」
「……亮兵? あの、……家にいないからどうしたのかと思って……」
母さんの声が潜めがちって事は、仕事先から電話してるんだろうか。
今まで全然気にかけてなかったのに、よく二週間の留守で俺が帰ってないって気づいたものだ。
てっきり、三か月くらいは俺が居なくても気づきもしないだろうって思ってたけど。
「…………今、友達の家にお世話になってて……、あ、はい、 ……母さん、ちょっと待ってて」
モモのお袋さんが俺の肩をちょいちょいとつつくので、いったん電話の方をミュートにしてそっちを振り向く。
「……もしかして、ハヤシくんのお母さんかしら? 良かったら、私に代わって貰ってもいい?」
「あ、はい、そうですけど……すいません、ご迷惑おかけして」
ただでさえ、ただの息子の高校の友達を二週間も家に泊めて、ご飯まで出して貰っているのだ。
恐縮する俺を見て、モモのお袋さんは小さく笑った。
「大丈夫よ、ハヤシくん。 一応、ハヤシくんのお父さんの方とはご連絡ついてたんだけど、そちらからはお母さんに伝わってなかったみたいね。その辺もご心配かけないように、私から伝えておくから。……そんな不安そうな顔しないで」
「……すみません、ホントに申し訳ないです……」
俺が改めてモモのお袋さんに頭を下げていると、仕方なさげに向かいの席でモモが苦笑した。
「母さんがいいって言ってるんだから、そんなに小っちゃくならなくっていいんだよ、ハヤシくん。……ほら、ご飯途中だったし、待ってる間に食べちゃうといいよ」
「……え、でも」
「いいから。 ほら、お母さん待たせてるんでしょ、電話変わっちゃって」
モモに急かされて改めて、スマホを手に取る。
ミュートを解除し、モモのお袋さんに代わることを告げて、スマホを手渡した。
そうすると、明るい声音でモモのお袋さんと家の母さんの大人の会話が始まって、俺はしばらく眺めてから、促すようにこちらを見るモモにもう一度視線を向けてから、夕飯を食べ始めた。
俺が食べ終わる頃には、親同士の会話もすっかり終わっていて、スマホも俺の元に戻っている。
……モモのお袋さんには、ちゃんと連絡したにもかかわらず、さらにもう一方から電話がかかってくるなんて二重の手間を掛けさせてしまった。
せめてもの俺のできる事として、食器の片づけを申し出て使った食器を全部洗わせて貰う。
その間にモモのお袋さんは、三人分の生クリームのせココアを作ってくれた。
モモの家ではこうして、食後に暖かい紅茶やココア、ホットミルクなんかを出してくれる習慣があるみたいだった。泊まらせて貰った最初の日からだから、別に俺が居るからとかではないと思う。
さっき、夕食を食べた時の席にもう一度ついて、改めて、モモのお袋さんの話を聞く。
「……私がお話したのは、ハヤシくんのお父さんにお伝えしたのと同じことよ。 ハヤシくんが体調を崩して、それを見舞いに行ったスバルが現状を聞いて、一人だと大変だろうからって強引に家に連れて来たって伝えてあるから、そんな不安そうな顔しないで大丈夫よ。 もう暫く家に居るって形で伝えてあるからね」
「はい……。本当にお手数かけて、申し訳ないです。……ちゃんと父に連絡入れてもらってたのに……」
改めて俺は頭を下げると、モモのお袋さんは笑って軽く手を横に振った。
モモも、なんでかちょっと怒ったふうに加勢してくれる。
「……もう、ハヤシくん、自分のせいじゃないんだから、そんな何でもかんでも責任負わないの。 君は君、親御さんは親御さんだし、今回は全面的に君の親御さんが悪いだろ。 ……未成年者保護……母さん、なんだっけ」
「スバルったら、もう。 確かに、ハヤシくんのお父様とお母様はもう少し……話し合われた方がいいとは思うけど。 さ、生クリームせっかく乗せたんだし、溶けないうちに飲んじゃいましょ」
「うん」
フーフーと冷ましながら飲む姿がそっくりなモモとお袋さんを眺めながら、俺もゆっくりと温かいココアを吹いて冷ます。
遠慮がちに啜った一口はすごく温かくて甘くて、生クリームがとろんと溶けて腹の底までぽかぽかと暖まるようだった。
風呂を終えて、俺が明日の学校の支度をしていると、コンコンと控えめなノックが響いて、ドア向こうからモモの声がした。
「ハヤシくん、今、いい?」
「……ん、 ……ああ、大丈夫だ」
もっていた教科書類をカバンに詰めて、その足で入り口のドアを開けに行く。
もう今は2月近いから、外はかなり寒い。
だからか、電気ストーブをつけていても、モモが陣取ろうとしている窓際のソファ辺りはひんやりと肌寒かった。
いつの間にか、手を取られて俺もモモの隣に座らされる。
ちょっと前だったら、モモがこんなふうに自然に俺の手を取ってくれることは多分なかったし、俺もこんなふうに落ち着いて隣に座ってる、なんてできなかったろう。
今も、モモと手を繋いでいる、と思うとドキドキするけど。
「今日の事だけど……やっぱり、君はもう暫くここにいた方がいいと思うんだ。別に家は構わないし。学校通うのだって、家からの方が断然近いしね。ほら、目の前だからさ。 それに青木先生も君のこと気に入ってるし……大学に関する件で君とよく話し合ってるから、あいたいと思うし……。その」
一通り言葉を並び立てたモモが、うん、と一人で頷いた。
湯上りでも、すでにあちこち髪がくるんとしてきていて、それが白くてちょっと丸い顔にかかっているのがすごく可愛い。海外の教会なんかでたまに見る、天井の上で飛んでる天使みたいだ。
何だかほんのりモモの顔が赤い気がして、珍しいなと見つめていたら目をそらされた。
「……ゴメン、ただ僕が君といるの気に入ってるからかもしれない。 僕も、いま受験準備で予備校通ってるから忙しいけど……。家に居てもハヤシくんと逢えるの、ちょっと嬉しいんだ。だから、出来たら……もうちょっといてほしい」
「………俺も、……」
モモがポツポツと言ってくれる言葉を口の中で転がすようにして考えてから、ゆっくりと声に出す。
考えながら喋る俺を見守るように、モモがウンと頷いてくれた。
「……俺も、モモの家はすごく居心地よくて温かくて……置いてくれるのはすごく嬉しい。ちゃんと飯が美味いって思ったのだって、小さい時以来だと思う。……モモのお袋さんもすごく優しいし……。人と会話して暮らせるって、生きてるってこういう事なんだな、と思った」
うん、とモモが複雑そうな顔で笑ってくれた。
そのまま、ポンと背に乗る暖かい手に励まされながら、ゆっくり考えて残りも絞り出した。
「……だけど、……だけど、それと一緒に俺も、俺ん家も、ああじゃダメなんだ、と思った。俺んちは今ただ人が入ってるだけの箱で、一人一人全然つながってなくて、他人みたいで、血が繋がってるってそれだけだ。……今まではそれでもいいって諦めてたけど。……俺はもう、あの家を出る頃だし、出る前にちゃんと話して来ようと思う」
「……そう、……うん。そうだね、僕も話してくるといいと思う。ちゃんと」
ポン、ポンと温かい手が背中を撫でてくれるのも、モモが学校じゃ聞けないような、やさしい声で返事をしてくれるのも嬉しくて、なんだか顔を上げられなくて、それでもモモにはもう少し一緒にいてほしくて。
俺はしばらくグズグズと、モモと繋いだ手を放そうとはしなかった。
61
お気に入りに追加
82
あなたにおすすめの小説

ある少年の体調不良について
雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。
BLもしくはブロマンス小説。
体調不良描写があります。

そんなの真実じゃない
イヌノカニ
BL
引きこもって四年、生きていてもしょうがないと感じた主人公は身の周りの整理し始める。自分の部屋に溢れる幼馴染との思い出を見て、どんなパソコンやスマホよりも自分の事を知っているのは幼馴染だと気付く。どうにかして彼から自分に関する記憶を消したいと思った主人公は偶然見た広告の人を意のままに操れるというお香を手に幼馴染に会いに行くが———?
彼は本当に俺の知っている彼なのだろうか。
==============
人の証言と記憶の曖昧さをテーマに書いたので、ハッキリとせずに終わります。

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

【BL】国民的アイドルグループ内でBLなんて勘弁してください。
白猫
BL
国民的アイドルグループ【kasis】のメンバーである、片桐悠真(18)は悩んでいた。
最近どうも自分がおかしい。まさに悪い夢のようだ。ノーマルだったはずのこの自分が。
(同じグループにいる王子様系アイドルに恋をしてしまったかもしれないなんて……!)
(勘違いだよな? そうに決まってる!)
気のせいであることを確認しようとすればするほどドツボにハマっていき……。


もういいや
ちゃんちゃん
BL
急遽、有名で偏差値がバカ高い高校に編入した時雨 薊。兄である柊樹とともに編入したが……
まぁ……巻き込まれるよね!主人公だもん!
しかも男子校かよ………
ーーーーーーーー
亀更新です☆期待しないでください☆

【完結・BL】俺をフッた初恋相手が、転勤して上司になったんだが?【先輩×後輩】
彩華
BL
『俺、そんな目でお前のこと見れない』
高校一年の冬。俺の初恋は、見事に玉砕した。
その後、俺は見事にDTのまま。あっという間に25になり。何の変化もないまま、ごくごくありふれたサラリーマンになった俺。
そんな俺の前に、運命の悪戯か。再び初恋相手は現れて────!?

代わりでいいから
氷魚彰人
BL
親に裏切られ、一人で生きていこうと決めた青年『護』の隣に引っ越してきたのは強面のおっさん『岩間』だった。
不定期に岩間に晩御飯を誘われるようになり、何時からかそれが護の楽しみとなっていくが……。
ハピエンですがちょっと暗い内容ですので、苦手な方、コメディ系の明るいお話しをお求めの方はお気を付け下さいませ。
他サイトに投稿した「隣のお節介」をタイトルを変え、手直ししたものになります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる