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廊下ですれ違う
何事もなかったかのように、会話すらした事のないように
通りすぎる時、こう言われているように思う。
「あの時死ねばよかった」
「あんたなんか死んじゃえばいいのに」
そして通りすぎた後ふり返ると、彼女はほほ笑みの仮面を被って友達と"普通"ごっこをしている。
「どうして死んじゃいけないの?」
学校の道徳で習ったっけ…?
北村の言う通りだ…
どうして自分で命を自由にできないんだ…
誰も本当の事は教えてくれない。
"自殺はイケナイコト"だとしか解らない。
その答えは、本当の答えは一体どこにあるのだろう…
「どうして死んじゃいけないの?」
彼女の言葉が心に深く突き刺さって、今でも抜けない。
【END】
何事もなかったかのように、会話すらした事のないように
通りすぎる時、こう言われているように思う。
「あの時死ねばよかった」
「あんたなんか死んじゃえばいいのに」
そして通りすぎた後ふり返ると、彼女はほほ笑みの仮面を被って友達と"普通"ごっこをしている。
「どうして死んじゃいけないの?」
学校の道徳で習ったっけ…?
北村の言う通りだ…
どうして自分で命を自由にできないんだ…
誰も本当の事は教えてくれない。
"自殺はイケナイコト"だとしか解らない。
その答えは、本当の答えは一体どこにあるのだろう…
「どうして死んじゃいけないの?」
彼女の言葉が心に深く突き刺さって、今でも抜けない。
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