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1章 冒険の始まり
17話 調合、リベンジ!
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「悪かったねぇ……」
女将さんに吹っ飛ばされて、一瞬気絶したが、わりとすぐに目は覚めたようだ。
だが、平手打ち一発で俺の残りHPが四しかないって……本気で女将さん何者なんだ……?
「あの……ごめんなさい。私が驚いて大きい声を出しちゃったせいで……」
どちらかというと、女将さんが来た時にすぐ言って欲しかった……
「いや、もういいです。HPも失敗作のポーションいっぱいあるんで、すぐ回復しますから……」
何気に、くらくらするんだよな……回転しながら吹っ飛んだらしくて……
「とりあえず、部屋の追加料金を──」
「それは貰えないねぇ……間違いでぶん殴ったお客から金取ったりしたら、天罰が下りそうだよ」
「えっと……じゃあとりあえず、話は後程でもいいですか? ちょっと横になりたいんで……」
「わ、私も一緒に行きます! 階段から落ちたりしたら大変ですから!」
……いや、追加で吹っ飛ばされるのが怖いんで、放っておいて欲しい……本気で。
「いや、大丈夫ですから! では女将さん、また後程伺います」
「あいよ。……本当に済まなかったね」
どうにか部屋にたどり着いて、ドアを閉めると──俺は床に倒れこんだ。
《えっ!? リョウさん! どうしたんですか!?》
「実は……」
事情を話すと、ブレンはしきりに首を傾げていた。
《これが、冤罪ってやつなんですね……理不尽だと思いますが、相当娘さんを大事にしてるんでしょうね……》
「だろうね。それが分かるから、お詫びについては保留してきたよ。うぅ……くらくらする……ちょっと横になるね」
ベッドに横になると、ブレンが顔に体をくっつけてきた。
《リョウさんは、小動物とか好きそうですよね。……もし癒されるなら、撫でてもいいですよ?》
「ありがと、ブレン……」
三十分ほどブレンと戯れて落ち着いた俺は、昨日の続きに取りかかった。
《今日はドクダミ草をヨモギ草に変えて作ってみてください。人によって、調合に向いてる種類が違うこともあるらしいので》
「出来上がるポーションの品質は同じくらいなのかな?」
《基本的には、品質Ⅰのポーションになるはずです。一応他のやり方も考えてはありますから、昨日と同じように作ってみてください!》
よし、じゃあ作ってみよう! ヨモギなら、いい匂いだから落ち着いて作業できそう!
材料を細かく刻んで……今日は念のため、もっと細かくしてみようかな。
器に移してすりつぶす。ああ、この匂いは好きだなぁ……草餅が食べたくなってくる!
花の蜜と混ぜ合わせて……これ美味しそうだな……ちょっと味見を──
《リョウ、さん? 何を、してるんですか?》
うっ……凄い威圧が!? 女将さんと同等かも知れない……!
「すみません……美味しそうでつい──」
《ついじゃないですよ! 子供じゃないんですから、ちゃんと我慢してください!》
うぅ、怒り方がますますお隣さんに似てきてる……
最後に小瓶に移して、出来上がり!
草餅味のポーション
ヨモギポーション
口当たりがいい青汁ポーション
飲みやすい青汁ポーション
さっぱりした青汁ポーション
美味しそうって思ったからなのか、ヨモギだからなのか……またしても種類豊富な品質Ⅰのポーション達が出来たな。
《リョウさんって、分かりやすい人ですね……》
「ポーションの名前に思ってることが出てる訳じゃないと思うんだけど……」
《はぁ……これじゃダメですね。次行きましょう》
昨日のよりは回復量多いけど、まだダメだったらしい……
品質Ⅰって、一番簡単なやつじゃないのか……?
《次は、すりつぶす行程の時に魔力を込めてみてください》
「花の蜜混ぜる時じゃないんだ?」
《リョウさんのスキルには、植物自体の効果を上げる薬草学がありますからね。植物だけの時の方が、効果が上がるかもしれないので》
なるほど……あれ? でも調合にはMP使わないはずでは?
《色々思うところはあると思いますが、私を信じてやってみてください。うまく行けば、説明しますから》
失敗したら説明はないんだ……まあ、仮説なんだろうな。
よし! やってみよう!
刻んで、すりつぶす。ここでMPを込める……? MPってどうやって込めるんだろ……
「ブレン、MPはどんな感じで込めたらいい?」
《手のひらを対象に向けて、魔力を込める……と意識して力を入れてみてください。体から何かが抜ける感じがしたら成功ですよ!》
手のひらを対象に向けて……(魔力を込める!)
おっ、手がかなり暖かくなってきたな。
……ん? 今なんか少し熱が抜けたような……今の感じかな?
次に花の蜜を混ぜて、小瓶に移す! さあ、どうだ?
濃い青汁ポーション
体に良さそうなヨモギポーション
濃厚な青汁ポーション
草餅が食べたくなるポーション
もう一本飲みたくなるポーション
おおっ! なんか、より美味しそうな名前だ!
品質も、全部Ⅱだし! でも、相変わらずのネーミングだな……
《なぜリョウさんが作ると、こんな、多様な名前に……》
「ブレン、もしかして他の人のポーションは……」
《少なくとも、味に関わるような名前は存じません!》
……なんでだ……
《まあ、とりあえず成功したようでよかったです。ではリョウさん、今のMPを教えて貰えますか?》
「わかった」とうなずき、ステータスの上を見ると
『リョウ LV11』
〖HP 34/56 MP30/40〗
使ったMPは十か……一本あたりニのMPを使った感じだな。
《思ったよりMPを使ってませんね。一本あたり五くらいは使うかと思いましたが……》
「それは俺がうまく込められなかったからじゃないの?」
《スキルの錬金術であれば、必要量のMPは力加減に関わらず抜け出るはずなんですが、これは、予想以上でしたね》
ん? 予想以上?
「ブレン、もしかしてある程度は予測通りだったの?」
《そうですね。スキルを組み合わせて使うのは前も言った通り非常に難しいです。ですが、工程ごとにスキルを使えば……》
「狙ってスキルを組み合わせたような効果が、得られる!?」
思わず被せるように言ってしまったが、ブレンは怒ることもなく、こっくりとうなずいた。
《とはいっても、本来はスキルを得ること自体が難しいですから……他のプレイヤーが同じことをできるようになるのは、かなり先でしょう》
となると、あまり大っぴらにはしない方が良さそうだな。
《次は、昨日と同じドクダミ草で試してみませんか?》
「おっ、それはいいな! 昨日は酷い名前のばかりだったし……リベンジだな!」
細かく切って……おおう……きつい匂い……
すりつぶし、魔力を……って、臭いっ!! なんか匂いやばくなってないか!?
急いで花の蜜を入れて混ぜれば匂いは少し落ち着いたが、なんかやばい色になってる……
小瓶に移して完成だが、いやな予感が……
鬼不味いポーション
精神力が試されるポーション
臭くて濃い青汁ポーション
罰ゲームに最適な臭いポーション
友人に飲ませてはいけないポーション
やっぱり……品質こそⅡだが、とても人前に出せるものじゃないな。
《何てものを作り出すんですか……うっ、気分が……ちょっと外、行ってきます! 換気しっかりしておいてくださいね!》
凄まじい速度で窓から飛び出していくブレン……
ずるいぞブレン!! ドクダミ草で作れって言ったのはブレンじゃないか!!
換気をして、機材を洗った俺は外を散歩することにした。
……決して、臭くて部屋にいられないからではなく、気分転換だぞ!
宿を出て、あてもなく村をさ迷っていると、守護樹の向こうからサラさんが小走りにやってきた。
昨日の事があるから無意識で身構えていると、
「リョウさん! ここにいましたか!」
サラさんは俺の目の前まで来ると、もう逃がさないとばかりに両手をがっしりと掴んだ。
やっぱり勢いが強い!?
「宿に行ったら、部屋を臭くして逃げたってマーガレットさんから聞いて、探してたんですよ!」
やばい、女将さんにばれてたか……
自業自得ではあるが、後が怖すぎる……
早く謝りに行ったほうが良さそうだな。
「ええっと、なにかご用でした?」
「勿論子供達のお礼の件です! 今はこれくらいしか出せないですが、貰ってください」
そう言って渡された袋には、この世界の通貨であるマネがかなり入っていた。
女将さんに吹っ飛ばされて、一瞬気絶したが、わりとすぐに目は覚めたようだ。
だが、平手打ち一発で俺の残りHPが四しかないって……本気で女将さん何者なんだ……?
「あの……ごめんなさい。私が驚いて大きい声を出しちゃったせいで……」
どちらかというと、女将さんが来た時にすぐ言って欲しかった……
「いや、もういいです。HPも失敗作のポーションいっぱいあるんで、すぐ回復しますから……」
何気に、くらくらするんだよな……回転しながら吹っ飛んだらしくて……
「とりあえず、部屋の追加料金を──」
「それは貰えないねぇ……間違いでぶん殴ったお客から金取ったりしたら、天罰が下りそうだよ」
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……いや、追加で吹っ飛ばされるのが怖いんで、放っておいて欲しい……本気で。
「いや、大丈夫ですから! では女将さん、また後程伺います」
「あいよ。……本当に済まなかったね」
どうにか部屋にたどり着いて、ドアを閉めると──俺は床に倒れこんだ。
《えっ!? リョウさん! どうしたんですか!?》
「実は……」
事情を話すと、ブレンはしきりに首を傾げていた。
《これが、冤罪ってやつなんですね……理不尽だと思いますが、相当娘さんを大事にしてるんでしょうね……》
「だろうね。それが分かるから、お詫びについては保留してきたよ。うぅ……くらくらする……ちょっと横になるね」
ベッドに横になると、ブレンが顔に体をくっつけてきた。
《リョウさんは、小動物とか好きそうですよね。……もし癒されるなら、撫でてもいいですよ?》
「ありがと、ブレン……」
三十分ほどブレンと戯れて落ち着いた俺は、昨日の続きに取りかかった。
《今日はドクダミ草をヨモギ草に変えて作ってみてください。人によって、調合に向いてる種類が違うこともあるらしいので》
「出来上がるポーションの品質は同じくらいなのかな?」
《基本的には、品質Ⅰのポーションになるはずです。一応他のやり方も考えてはありますから、昨日と同じように作ってみてください!》
よし、じゃあ作ってみよう! ヨモギなら、いい匂いだから落ち着いて作業できそう!
材料を細かく刻んで……今日は念のため、もっと細かくしてみようかな。
器に移してすりつぶす。ああ、この匂いは好きだなぁ……草餅が食べたくなってくる!
花の蜜と混ぜ合わせて……これ美味しそうだな……ちょっと味見を──
《リョウ、さん? 何を、してるんですか?》
うっ……凄い威圧が!? 女将さんと同等かも知れない……!
「すみません……美味しそうでつい──」
《ついじゃないですよ! 子供じゃないんですから、ちゃんと我慢してください!》
うぅ、怒り方がますますお隣さんに似てきてる……
最後に小瓶に移して、出来上がり!
草餅味のポーション
ヨモギポーション
口当たりがいい青汁ポーション
飲みやすい青汁ポーション
さっぱりした青汁ポーション
美味しそうって思ったからなのか、ヨモギだからなのか……またしても種類豊富な品質Ⅰのポーション達が出来たな。
《リョウさんって、分かりやすい人ですね……》
「ポーションの名前に思ってることが出てる訳じゃないと思うんだけど……」
《はぁ……これじゃダメですね。次行きましょう》
昨日のよりは回復量多いけど、まだダメだったらしい……
品質Ⅰって、一番簡単なやつじゃないのか……?
《次は、すりつぶす行程の時に魔力を込めてみてください》
「花の蜜混ぜる時じゃないんだ?」
《リョウさんのスキルには、植物自体の効果を上げる薬草学がありますからね。植物だけの時の方が、効果が上がるかもしれないので》
なるほど……あれ? でも調合にはMP使わないはずでは?
《色々思うところはあると思いますが、私を信じてやってみてください。うまく行けば、説明しますから》
失敗したら説明はないんだ……まあ、仮説なんだろうな。
よし! やってみよう!
刻んで、すりつぶす。ここでMPを込める……? MPってどうやって込めるんだろ……
「ブレン、MPはどんな感じで込めたらいい?」
《手のひらを対象に向けて、魔力を込める……と意識して力を入れてみてください。体から何かが抜ける感じがしたら成功ですよ!》
手のひらを対象に向けて……(魔力を込める!)
おっ、手がかなり暖かくなってきたな。
……ん? 今なんか少し熱が抜けたような……今の感じかな?
次に花の蜜を混ぜて、小瓶に移す! さあ、どうだ?
濃い青汁ポーション
体に良さそうなヨモギポーション
濃厚な青汁ポーション
草餅が食べたくなるポーション
もう一本飲みたくなるポーション
おおっ! なんか、より美味しそうな名前だ!
品質も、全部Ⅱだし! でも、相変わらずのネーミングだな……
《なぜリョウさんが作ると、こんな、多様な名前に……》
「ブレン、もしかして他の人のポーションは……」
《少なくとも、味に関わるような名前は存じません!》
……なんでだ……
《まあ、とりあえず成功したようでよかったです。ではリョウさん、今のMPを教えて貰えますか?》
「わかった」とうなずき、ステータスの上を見ると
『リョウ LV11』
〖HP 34/56 MP30/40〗
使ったMPは十か……一本あたりニのMPを使った感じだな。
《思ったよりMPを使ってませんね。一本あたり五くらいは使うかと思いましたが……》
「それは俺がうまく込められなかったからじゃないの?」
《スキルの錬金術であれば、必要量のMPは力加減に関わらず抜け出るはずなんですが、これは、予想以上でしたね》
ん? 予想以上?
「ブレン、もしかしてある程度は予測通りだったの?」
《そうですね。スキルを組み合わせて使うのは前も言った通り非常に難しいです。ですが、工程ごとにスキルを使えば……》
「狙ってスキルを組み合わせたような効果が、得られる!?」
思わず被せるように言ってしまったが、ブレンは怒ることもなく、こっくりとうなずいた。
《とはいっても、本来はスキルを得ること自体が難しいですから……他のプレイヤーが同じことをできるようになるのは、かなり先でしょう》
となると、あまり大っぴらにはしない方が良さそうだな。
《次は、昨日と同じドクダミ草で試してみませんか?》
「おっ、それはいいな! 昨日は酷い名前のばかりだったし……リベンジだな!」
細かく切って……おおう……きつい匂い……
すりつぶし、魔力を……って、臭いっ!! なんか匂いやばくなってないか!?
急いで花の蜜を入れて混ぜれば匂いは少し落ち着いたが、なんかやばい色になってる……
小瓶に移して完成だが、いやな予感が……
鬼不味いポーション
精神力が試されるポーション
臭くて濃い青汁ポーション
罰ゲームに最適な臭いポーション
友人に飲ませてはいけないポーション
やっぱり……品質こそⅡだが、とても人前に出せるものじゃないな。
《何てものを作り出すんですか……うっ、気分が……ちょっと外、行ってきます! 換気しっかりしておいてくださいね!》
凄まじい速度で窓から飛び出していくブレン……
ずるいぞブレン!! ドクダミ草で作れって言ったのはブレンじゃないか!!
換気をして、機材を洗った俺は外を散歩することにした。
……決して、臭くて部屋にいられないからではなく、気分転換だぞ!
宿を出て、あてもなく村をさ迷っていると、守護樹の向こうからサラさんが小走りにやってきた。
昨日の事があるから無意識で身構えていると、
「リョウさん! ここにいましたか!」
サラさんは俺の目の前まで来ると、もう逃がさないとばかりに両手をがっしりと掴んだ。
やっぱり勢いが強い!?
「宿に行ったら、部屋を臭くして逃げたってマーガレットさんから聞いて、探してたんですよ!」
やばい、女将さんにばれてたか……
自業自得ではあるが、後が怖すぎる……
早く謝りに行ったほうが良さそうだな。
「ええっと、なにかご用でした?」
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