虐げられた私、ずっと一緒にいた精霊たちの王に愛される〜私が愛し子だなんて知りませんでした〜

「今までお世話になりました」

あぁ、これでやっとこの人たちから解放されるんだ。

「セレス様、行きましょう」
「ありがとう、リリ」


私はセレス・バートレイ。四歳の頃に母親がなくなり父がしばらく家を留守にしたかと思えば愛人とその子供を連れてきた。私はそれから今までその愛人と子供に虐げられてきた。心が折れそうになった時だってあったが、いつも隣で見守ってきてくれた精霊たちが支えてくれた。


ある日精霊たちはいった。

「あの方が迎えに来る」

カクヨム/なろう様でも連載させていただいております
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