音楽なんかで世界は救えない

高校一年生の春。
笹原透花は動画投稿サイトで再生回数10回も満たない楽曲を見つける。その曲に惹きつけられた透花は一言だけコメントを残した。
『少しだけ、自分を許そうと思えました』

高校生二年の春。
雨宮律は曲を作っては動画サイトに投稿する日々が続いていた。
しかし、そんなつまらない日々はたった一言のコメントをきっかけに動き出す。

突如解散した音楽ユニット『ITSUKA』のふたりのお話。
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,876 位 / 193,876件 青春 7,014 位 / 7,014件

あなたにおすすめの小説

👩保健室の先生との思い出(現在連載中)

樹(いつき)@作品使用時は作者名明記必須
青春
「保健室の先生との思い出」を書いていきます。 一話2分ほどの短い作品です。

山の上高校御馬鹿部

原口源太郎
青春
山の上にぽつんとたたずむ田舎の高校。しかしそこは熱い、熱すぎる生徒たちがいた。

ランボー、汝、神よ

多谷昇太
青春
私が19才の頃から25才辺りのことを記した、約2年に及んだ海外放浪生活をメインとする自伝的、いや自省的な小説です。作中詩編をいくつも編入しています。というのも私は詩人をも自称していますので…。1970年代頃のヨーロッパに於ける日本人ボヘミアンたちの生態をも実態に即して紹介していますのでお楽しみに。ところで、いま私はすでにン才ですが、はたしてこの青春放浪記を書くに当たって往時の境涯だけを記したものか、それとも合間合間に今および中・実年時の折々の、往時を振り返っての感慨をも挿入すべきか、ちょっと迷っています。なぜかと云うに放浪時以後、あとになればなるほど当時の〝若気の至り〟に思いを致すことが多く、はたしてこの反省を入れずにこの書を世に問うのもいかがなものかと思えるからです。斯様な分けでこれ以後の執筆過程で場違いな、いや「時」違いな箇所が入るかも知れず、ひょっとしてそれが読者の皆様の興味を削ぐかも知れませんが、その際はどうか悪しからずご勘弁のほどを予め申し上げておきます。

我が家に可愛い彼女がやって来た

月姫乃 映月
青春
雪が降る寒い中、俺――神崎悠斗は下校中に同じクラスの美少女、一之瀬小春に急に腕を掴まれた。 「好き」 小春は突然、俺に向けてそう言ってきた。 罰ゲームなのかと思う俺の心を読んだのか、小春は「私は本気だよ? 罰ゲームじゃないよ」と、可愛らしい声で言う。 あまりにも突然の出来事に立ち尽くすことしかできない俺に、小春は俺に一歩近づき―― 「ねぇ。返事、まだ?」 可愛らしく上目遣いで言う小春に俺は疑問をぶつけた。 「なんで俺を好きなの?」 小春なら俺なんかよりもかっこよくて優しい人を選び放題なはずだ。 そんな小春が俺に告白なんてやはり信じられなかった。 「気づいたら好きになってたの」 予想もしない返答に呆気を取られている俺に小春は。 「ねぇ、早く返事聞かせてよ。寒い。早く言ってくれないと抱きついちゃうよ?」 「分かった。付き合う」 俺にとって小春レベルの美少女と付き合えるなら断る理由がない。 「やった! じゃあ今日からよろしくね。またね」 そう言って小春は一人帰っていく。 そしてその数時間後に小春は俺の家に訪ねてきた。 「今日から一緒に住ましてください」 「………………は?」 今日二度目の予期せぬ出来事に俺は玄関で直立不動。 とりあえず理由を聞くために家に招く。 「よし、同棲しよう!」 我が家に可愛い彼女がやってきた!

萬倶楽部のお話(仮)

きよし
青春
ここは、奇妙なしきたりがある、とある高校。 それは、新入生の中からひとり、生徒会の庶務係を選ばなければならないというものであった。 そこに、春から通うことになるさる新入生は、ひょんなことからそのひとりに選ばれてしまった。 そして、少年の学園生活が、淡々と始まる。はずであった、のだが……。

ゆりいろリレーション

楠富 つかさ
青春
 中学の女子剣道部で部長を務める三崎七瀬は男子よりも強く勇ましい少女。ある日、同じクラスの美少女、早乙女卯月から呼び出しを受ける。  てっきり彼女にしつこく迫る男子を懲らしめて欲しいと思っていた七瀬だったが、卯月から恋人のフリをしてほしいと頼まれる。悩んだ末にその頼みを受け入れる七瀬だが、次第に卯月への思い入れが強まり……。  二人の少女のフリだけどフリじゃない恋人生活が始まります!

ピクルス

藤和
青春
会いたい人がいる。 小さな頃に離ればなれになって、端から見たら探すほど親しい間柄でもなかった。 それでもまた会いたい。 だから私を見つけて。

AOZORA

Yuniarti
青春
高尾は帝光中のリベロ。彼はそこでバレーボールの先輩たちから影響を受け、ホワイトイグル高校に進学しました。しかし、ホワイトイグル高校のバレーボール部は先輩たちが卒業してなくなってしまっていました。彼は部員を集め、厳しい練習を続け、日本一のバレーボール学校に育て上げました?