四時四十四分の稲荷神社

メジさん

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四時四十四分の稲荷神社

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 オレは今、授業を受けている。
 チャイムの音
 キーンコーンカーンコーン
「なあなあ」
「なんだよ?」
「放課後山でかくれんぼしようぜ」
「なんで」
「楽しそうじゃん」
「お前子ども?」
 そんな風に会話をしていた。
 そして
「ま、4時15分集合な」 
「OK」
 4時15分…
「おまたせ~」
 そこには多くの数の友達がいた。
「こんなさそったん?」
「うん!!」
「みんな子どもだな~」
そんな風に思いながら
「ま、今から山へ~」
「ゴー」
 山にのぼっている時…
「そういえばなんで山なん?」
「そうだね」
「まぁ特に理由はない」
「で、もうついた」
 こんなに早くつくのは予想してなかった。
「ま、かくれて~」
 木に頭をつけて
「かぞえるぞ~」
 カウントダウンが響きながら、みんながかくれていく。
「おれもかくれよっと」
 走って遠くに逃げてきた。
「はぁはぁつかれた~ってなんで神社?」
「ま、かくれる場所さがそっと」
 それからオレはかくれる場所をみつけようとしたが
「つ、つかれた~」
 オレは疲れ果て、きつねの像にもたれかかったその時!?
 バキッ
 オレがもたれかかった衝撃できつねの首が取れてしまった。
「あっ…やっちゃった」
「ま、それっぽくしとこっ」
 その時
 ビュー!!
「っあ!!」
 きつねの像の破片がとんでいってしまった。
「やべぇ」
 そのときオレは、まさかあんな事がおきることは予想してなかった。 
「今の時間は何分だろう?」
「4時44分」
「ってか、なんかふきつだな~」
「でてきた~」
 かくれんぼ終了のあいずが出てオレのかくれた場所を教えた。
「そんな所にいたのか!!」
 友達はおどろいていた。
「ごめん」
「っま別にいいよ」
 そして山を降りてから
「なんだかんだ楽しかったな」
「おう!!」
 そして
「じゃあな」
「おう」
 そして…
 ビュウ~
「なんだよ変な風がふいてるな~」
「ゆるさない」
「っえ!?」
「殺してやる!!」
「に、にげないと」
 オレは必死で逃げた。
 30分以上、いやもっとにげた。
「もうすぐ家だ!!」
「あれ?」
「さっきも来たぞ?」
「まて~!!」
「うわぁ~」
「じ、神社に行こう!!」
 と言った時そこは神社だった。
「石像がない。」
「ごめんなさい。」

「お~い」
「行くぞ~」
「っえ!?」
「なんだ夢か~」
「今から山へ!!」
「ゴー」
 それからのオレを見た者はいなかった。

終わり
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