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第391話:リリア帝国英傑緊急会議。
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俺は久しぶりにリリア帝国の帝都、エグゼスタにやってきた。
既にエグゼスタを取り囲むように障壁が張られている。
……そう言えば街を完全に包み込むような障壁を張っているのに俺達が自由に出入りできるのはどういう事なんだろう?
『それはそういう調整をされた結界だから、としか言えないわねぇ』
ラムの封入した障壁魔法が魔物だけを阻む物って事なのか。相変わらず優秀なお嬢様だなぁ。
帰ったらもっと労ってやらないといけないな。
「あら英傑王様、ようこそエグゼスタへ」
「英傑王様! 握手して下さい!」
「英傑王様!」
おぉ、あれからエグゼスタには全然来てなかったけどいつの間にか俺も人気者になってたんだと改めて実感する。
英傑王になるってのはこういう事なのか……。
まるで英雄っていうよりアイドルか何かだな。
「英傑王のおねーちゃん!」
その時、人々の奥から聞き覚えのあるガキんちょの声がした。
「おお、ジェスタか。元気にしてたか?」
「うんっ! おねーちゃんは僕のお嫁さんになりに来たの?」
事情を知らない周りの大人たちが顔を青くして道を開けた。
「ふふ、ジェスタはもうそんなに強くなったのか?」
「うーんと、まだ、かなー」
ジェスタは少しバツが悪そうに目を逸らしながら小声で呟いた。
「そうか。でも正直なのはいい事だぞ♪ 強いっていうのはさ、力が強いとか凄い魔法が使えるとかだけじゃないんだ。今のジェスタみたいに自分のダメな所を認められるのも強さだよ」
「そうなの? 強くなった?」
「ああ、自分が正しいと思った事を必死に頑張ってればこれからもっともっと強くなれるさ」
ジェスタは俺が直視するのを躊躇うほどの眩しい笑顔で「分かった! おねーちゃんと結婚するためにがんばる!」と叫ぶ。
「ふふ、楽しみにしてるよ。未来の英傑王になれるくらい頑張れ」
ジェスタと別れ、歩き出すものの……トコトコと追いかけてきたジェスタが俺のワンピースをめくり上げようとしてきた。
「甘いな。何度も同じ手に引っかかる俺じゃねーよ」
華麗にかわし、軽くデコピンしてジェスタの頭をわしゃわしゃと撫でまわしてから俺は城へ向かった。
城門前に到着すると門番達は俺の顔を見るなり敬礼し、顔パスで中に入れてくれた。
もう少し警戒心とかもたないといつか大変な事になる気がする。
仮に俺がこの姿に化けたギャルンだったりしたらあっさりと城に招き入れる事になってしまうわけだし。
……ギャルンがその気になったら誰にも見つからずに潜入するくらいわけないだろうけどな。
城の奥まで進むと、兵士の一人が「ああ、ミナト様もおこしでしたか。ささ、こちらへどうぞ」と俺を案内し始めた。
どこへ連れて行く気なのかと思ったが、王の間方面に進んでいるようなのでポコナの所まで連れて行ってくれるんだろうと思い込んでしまった。
ミナト様【も】おこしでしたか。
この【も】に注目していれば事前に予測は出来たかもしれない。
「こちらです。お入り下さい」
兵士は俺を部屋の入口まで案内すると礼をして去っていく。
到着したのは王の間から少しだけズレた場所にある扉。
ここが何の部屋なのか俺は知らなかったが、ポコナがここにいるんだろうと扉を開けると……。
「あれ、ミナトちゃん!?」
部屋の中には何人もの姿があったが、俺に一番早く反応したのはジキルだった。
髪の毛がある程度生えてきていたが、中途半端な長さでお坊ちゃんみたいになってる。
「……こりゃ一体なんの集まりだ?」
その部屋の中には、英傑達が集められていた。
真ん中に大きなテーブルがあり、一番奥にポコナが座っている。
パッと見た感じ英傑がほぼ揃っているようで、その中にはジオタリスやレナまで居た。
「おいジオタリス、こら、目を背けるんじゃない。これは何の集まりだって聞いてるんだが?」
ジオタリスは慌てて俺から目を逸らし、答えようとしない。
次にレナを見ると、「み、ミナト……これは、その……」と彼女も煮え切らない態度。
「まぁまぁ、あまり二人を虐めてやるなよ」
二人を庇うようにクイーンが俺に落ち着けと促してくるが……どう考えてもおかしいだろ。
これだけの面子が集まってどうして俺に一言も無かった?
「この朴念仁め今すぐ部屋を出ていけ貴様など呼んだ覚えはないぞ!」
「相変わらず口の悪い女だな……」
俺に噛みついてきたのは勿論ロリナだ。
人間の姿に戻ったくせに頭には獣耳が生えている。それはロリナだけではなく、英傑達の半数ほどはそんな状態だった。
獣人達との軋轢が無くなったのは良い事だがこれはこれでよく分からん国になった物だと思う。
俺は何も困らないしもういっそ女子は全員それでいいんじゃないかとも思ってるけど、何故か野郎も生やしてんだよなぁ。
「ミナト様、実はわたくし、英傑達を招集して重要な会議をしていたんですわ」
机に両肘を付き、口の前で指を組んだ状態でポコナが鋭い眼光をこちらに向ける。
この国で何が起きようとしているんだ?
英傑達を集めて重要な会議……?
俺に何も言わない事と、面子の隅っこにいるエクスが腕を組んだまま無言で何も語ろうとしないのが気味悪い。
「実は……」
ポコナは俺をまっすぐに見つめながら、この会議の主旨を説明してくれた。
「皆様から情報を集めていた所ですわ」
どうという事は無い。
ただ、姫という立場、権力を利用して俺の情報をかき集めていただけだった。
「次に話すのは余の番だった筈だが、そろそろ構わないか?」
「ええ、勿論ですわ。エクスからは特に聞きたい事が山ほどありますの!」
なんでエクスまでノリノリなのか理解に苦しむ。
英傑集めてミナト・ザ・ブレイブストーリー第二巻の情報収集してるとはさすがの俺も脱帽である。
怒る気にもならん。
「……そこで余はミナトと一緒に風呂に入ってな、あまりの豪胆さと美しさに惚れ込んで求婚したのだ」
「お前余計な事言うんじゃねー!」
前言撤回。
怒りしかわかん。
既にエグゼスタを取り囲むように障壁が張られている。
……そう言えば街を完全に包み込むような障壁を張っているのに俺達が自由に出入りできるのはどういう事なんだろう?
『それはそういう調整をされた結界だから、としか言えないわねぇ』
ラムの封入した障壁魔法が魔物だけを阻む物って事なのか。相変わらず優秀なお嬢様だなぁ。
帰ったらもっと労ってやらないといけないな。
「あら英傑王様、ようこそエグゼスタへ」
「英傑王様! 握手して下さい!」
「英傑王様!」
おぉ、あれからエグゼスタには全然来てなかったけどいつの間にか俺も人気者になってたんだと改めて実感する。
英傑王になるってのはこういう事なのか……。
まるで英雄っていうよりアイドルか何かだな。
「英傑王のおねーちゃん!」
その時、人々の奥から聞き覚えのあるガキんちょの声がした。
「おお、ジェスタか。元気にしてたか?」
「うんっ! おねーちゃんは僕のお嫁さんになりに来たの?」
事情を知らない周りの大人たちが顔を青くして道を開けた。
「ふふ、ジェスタはもうそんなに強くなったのか?」
「うーんと、まだ、かなー」
ジェスタは少しバツが悪そうに目を逸らしながら小声で呟いた。
「そうか。でも正直なのはいい事だぞ♪ 強いっていうのはさ、力が強いとか凄い魔法が使えるとかだけじゃないんだ。今のジェスタみたいに自分のダメな所を認められるのも強さだよ」
「そうなの? 強くなった?」
「ああ、自分が正しいと思った事を必死に頑張ってればこれからもっともっと強くなれるさ」
ジェスタは俺が直視するのを躊躇うほどの眩しい笑顔で「分かった! おねーちゃんと結婚するためにがんばる!」と叫ぶ。
「ふふ、楽しみにしてるよ。未来の英傑王になれるくらい頑張れ」
ジェスタと別れ、歩き出すものの……トコトコと追いかけてきたジェスタが俺のワンピースをめくり上げようとしてきた。
「甘いな。何度も同じ手に引っかかる俺じゃねーよ」
華麗にかわし、軽くデコピンしてジェスタの頭をわしゃわしゃと撫でまわしてから俺は城へ向かった。
城門前に到着すると門番達は俺の顔を見るなり敬礼し、顔パスで中に入れてくれた。
もう少し警戒心とかもたないといつか大変な事になる気がする。
仮に俺がこの姿に化けたギャルンだったりしたらあっさりと城に招き入れる事になってしまうわけだし。
……ギャルンがその気になったら誰にも見つからずに潜入するくらいわけないだろうけどな。
城の奥まで進むと、兵士の一人が「ああ、ミナト様もおこしでしたか。ささ、こちらへどうぞ」と俺を案内し始めた。
どこへ連れて行く気なのかと思ったが、王の間方面に進んでいるようなのでポコナの所まで連れて行ってくれるんだろうと思い込んでしまった。
ミナト様【も】おこしでしたか。
この【も】に注目していれば事前に予測は出来たかもしれない。
「こちらです。お入り下さい」
兵士は俺を部屋の入口まで案内すると礼をして去っていく。
到着したのは王の間から少しだけズレた場所にある扉。
ここが何の部屋なのか俺は知らなかったが、ポコナがここにいるんだろうと扉を開けると……。
「あれ、ミナトちゃん!?」
部屋の中には何人もの姿があったが、俺に一番早く反応したのはジキルだった。
髪の毛がある程度生えてきていたが、中途半端な長さでお坊ちゃんみたいになってる。
「……こりゃ一体なんの集まりだ?」
その部屋の中には、英傑達が集められていた。
真ん中に大きなテーブルがあり、一番奥にポコナが座っている。
パッと見た感じ英傑がほぼ揃っているようで、その中にはジオタリスやレナまで居た。
「おいジオタリス、こら、目を背けるんじゃない。これは何の集まりだって聞いてるんだが?」
ジオタリスは慌てて俺から目を逸らし、答えようとしない。
次にレナを見ると、「み、ミナト……これは、その……」と彼女も煮え切らない態度。
「まぁまぁ、あまり二人を虐めてやるなよ」
二人を庇うようにクイーンが俺に落ち着けと促してくるが……どう考えてもおかしいだろ。
これだけの面子が集まってどうして俺に一言も無かった?
「この朴念仁め今すぐ部屋を出ていけ貴様など呼んだ覚えはないぞ!」
「相変わらず口の悪い女だな……」
俺に噛みついてきたのは勿論ロリナだ。
人間の姿に戻ったくせに頭には獣耳が生えている。それはロリナだけではなく、英傑達の半数ほどはそんな状態だった。
獣人達との軋轢が無くなったのは良い事だがこれはこれでよく分からん国になった物だと思う。
俺は何も困らないしもういっそ女子は全員それでいいんじゃないかとも思ってるけど、何故か野郎も生やしてんだよなぁ。
「ミナト様、実はわたくし、英傑達を招集して重要な会議をしていたんですわ」
机に両肘を付き、口の前で指を組んだ状態でポコナが鋭い眼光をこちらに向ける。
この国で何が起きようとしているんだ?
英傑達を集めて重要な会議……?
俺に何も言わない事と、面子の隅っこにいるエクスが腕を組んだまま無言で何も語ろうとしないのが気味悪い。
「実は……」
ポコナは俺をまっすぐに見つめながら、この会議の主旨を説明してくれた。
「皆様から情報を集めていた所ですわ」
どうという事は無い。
ただ、姫という立場、権力を利用して俺の情報をかき集めていただけだった。
「次に話すのは余の番だった筈だが、そろそろ構わないか?」
「ええ、勿論ですわ。エクスからは特に聞きたい事が山ほどありますの!」
なんでエクスまでノリノリなのか理解に苦しむ。
英傑集めてミナト・ザ・ブレイブストーリー第二巻の情報収集してるとはさすがの俺も脱帽である。
怒る気にもならん。
「……そこで余はミナトと一緒に風呂に入ってな、あまりの豪胆さと美しさに惚れ込んで求婚したのだ」
「お前余計な事言うんじゃねー!」
前言撤回。
怒りしかわかん。
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