Black & white

いっくん

文字の大きさ
上 下
4 / 32
本編

4

しおりを挟む
?「忘れ物は無いわねン?」

凛の病室で荷造りを手伝う筋肉ムキムキの大男

?「あの先生超いけてたわネ!」

くねくねとした動きで作業をする

?「凛チャンもそう思わな~い?」

凛「そ、そうだねぇ」

?「あぁん!もぅ連絡先聞いちゃおうかしらぁ!?」

凛「ごう兄はイケメン好きだね・・・」

?「凛チャン!私は豪じゃ無いわ、ヨシコよヨシコエキサイティングと呼びなさい!良いわネ?」

凛「は、はい」

ヨシコ「よろしい、じゃあ行くわよン!」

凛の荷物を持ち

ヨシコ「オラァ!」

ドスの利いた声で一気に持ち上げる彼或いは彼女の名前は西園寺豪
またの名をヨシコ・エキサイティング

彼女にタジタジの凛であった



その頃、真は解印印師協会かいいんしきょうかいへと来ていた。

そして受付の女性に声をかける

真「すいません、解印師協会に入りたいのですが。」

受付の女性は真の顔をジッと見る

受付「すいませんが、只今一般応募はしておりませんので申し訳ないですがお引き取り下さい。」

真「どうしてもなりたいんです!どうか上の人と話させてください」

食い下がる真

ちょうどそこへ、黒塗りの長い車から降りて来る1人の男がいた

何人もの人間が彼を出迎え頭を下げている

それを全く見ていない真はさらに食い下がる

真「お願いします!どうか会わせてください!」

受付「そう言われましても・・・」

?「どうしたんじゃ?」

その声を聞きハッとする受付の女性

受付「比呂司ひろつかさ会長!」

と頭を下げる

比呂司「あぁ、良い良いそれでなんの騒ぎじゃ?」

受付「それがこの少年が、」

それを遮り

真「お願いします!解印師協会に入れて下さい!」

と頭を深々と下げる真

比呂司「頭を上げい、ぼうず」

頭を上げ真剣な目で比呂司を見る真

比呂司「ぼうず、良い目をしておる、気に入った!着いてこい。」

ざわつく取り巻きその一人が

取り巻き「ですが、会長!」

と言った瞬間

比呂司「なんじゃ?」

視線で圧をかける比呂司

取り巻き「いえ、何もありません。」

引き下がる取り巻き

そこへ少し遅れあずまが現れる

比呂司「がっはっはっ!着いてこいぼうず!」

盛大に笑い真を呼ぶ比呂司

東(あの小僧はたしか・・・)

少し前病院でのことを思い出す東

比呂司「坊主はなぜ、解印師になりたいんじゃ?」

少しの間が開き答える真

真「護りたい人が、どうしても護りたい人がいます。」

それを聞くや否や

比呂司「がっはっはっはっ!尚も良しっ!」

上機嫌でエレベーターに乗り込む比呂司だった



しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活

XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

とある高校の淫らで背徳的な日常

神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。 クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。 後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。 ノクターンとかにもある お気に入りをしてくれると喜ぶ。 感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。 してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

強奪系触手おじさん

兎屋亀吉
ファンタジー
【肉棒術】という卑猥なスキルを授かってしまったゆえに皆の笑い者として40年間生きてきたおじさんは、ある日ダンジョンで気持ち悪い触手を拾う。後に【神の触腕】という寄生型の神器だと判明するそれは、その気持ち悪い見た目に反してとんでもない力を秘めていた。

パンツを拾わされた男の子の災難?

ミクリ21
恋愛
パンツを拾わされた男の子の話。

処理中です...