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第二部 第九章 初夜
初夜3 R18
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悟空は二人のそれを握って腰を動かし始めた。指の突起と互いの振動が玄奘の快感を引き上げる。
さらに、眼前に迫る恋人の切迫感のある表情と耳元にかかる息が玄奘の新しい快感の扉を開き始める。いつしか玄奘は自分も腰を動かしていることに気付いた。
「ぁあんっ……ンッ……それ……ん……ぁん……」
二人が身体を揺らすたびにベッドの軋む音がする。
「良いですか」
「んぁっ……良い……はぁっ、んっ、ぁっ悟空は?」
「すごく良いです」
「あっ……んぁはあん……んっ、ん……イく、イく……」
「いいですよ、くっ……一緒に……」
二人は悟空の手の中に白濁を吐き出した。
悟空はいつの間に用意していたものか、バスタオルと人肌に温めたローションを持ってきた。バスタオルをベッドに敷きながら言う。
「これでこぼしても、ぬらしても、大丈夫ですからね」
やる気満々のてきぱきとした姿勢に嫌悪感も抱く者もあるだろうが、この玄奘は感心したように言った。
「悟空は魔法使いみたいだ。なんでも完璧に準備を整えてくれる」
「おれがこんなに世話を焼くのはあなたにだけですよ」
「そうなのか?生まれつき面倒見がいいのだと思っていた」
「玄奘以外の面倒を見てることあります?」
「ふふふ、そうだな、見たことはない」
挨拶のように軽いキスをしてから、悟空は玄奘の脚を開いた。抵抗するかと思われたが、玄奘は顔を赤らめて股間を手で隠しながらも素直に従った。
「恥ずかしいな……」
「すごく綺麗ですよ」
悟空は指にローションをたっぷりと取った。が、ふれる前に心配そうに玄奘の表情を伺って尋ねた。
「今からすること、怖いですか?」
「八戒からはすごく気持ちが良いこと、と聞いている。だいじょうぶだ」
「玄奘、こんなときに他の男の名前を呼ばないでください……」
口元を尖らせた悟空に、玄奘は思わず破顔した。
「こんなことで拗ねるのか?」
「おれはあなたのことに関しては狭量なんですよ、さっき言ったでしょう?」
「ふふ、もう呼ばないよ。悟空が私にしてくれることで嫌だったことなど一つもない。だから、きっとだいじょうぶだ」
玄奘は自分から手を伸ばして悟空を抱きしめた。悟空は玄奘の香りを鼻腔いっぱいに吸い込んだ。
「嫌だったり、痛かったりしたらすぐに言ってくださいよ」
悟空はキスをして肩を抱きながら、玄奘の入口を触り始めた。まだ挿れない。
ひだの一つ一つにローションを染みこませるように丹念に撫でるだけだ。
「ぁ……あ……」
「変な感じしますよね?」
「……う、うん。そうだな……」
「最初はみんなそうです。痛くなければだいじょうぶ。キスに集中してください」
悟空はわざとキスを深くした。玄奘の口腔の奥にまで舌を潜りこませる。舌で大きな波を作るように力強く動かした。
「はぁあ……ん、ふぅ……」
一方で指先は繊細な動きを続ける。
「玄奘、ほら舌出して」
悟空は玄奘の舌を吸いあげる。と、同時に人差し指をじっくりと入口に挿した。
「あっ……んぁはン……ン……」
指を各方向にわずかに動かしながら解していく。玄奘はぎゅっと悟空のスウェットを握っている。
「ほら、……舌をたくさん動かしてください」
悟空はキスと同時に耳も弄ってやる。耳の中にも指を入れて擦る。玄奘は耳が弱い。すぐに身体をびくんと震わせ、その瞬間少し身体の力が抜けた。
人差し指をぐいと進める。中は狭くて熱い。
「んぁっああ……ン……や……や……」
「嫌ですか?」
「んっ、……ぁん、ちょっと怖い……かもしれない……」
「やめましょうか」
「んぁああっ、……それはいやだ……」
甘い誘惑に悟空はぐっと唇を噛んだ。さっと場所を移動し、半勃ちになった玄奘のものを口に含んだ。
人差し指の中の動きを弱める代わりに、口の動きは速度を上げる。裏筋を舐め上げたかと思えば、またぐっと咽喉の奥までそれを吸い込む。挿れていない方の手で根元も刺激してやる。
「はあっん……んぁ……ンッ、あっ、だ、だめ……」
悟空の咽喉の奥で玄奘は吐精した。
それから夜が来るたびに身体を触りあい、そのたびに玄奘は何度も精を吐しているが、悟空は指を入れてくる以上のことはしなかった。さすがにそこまで弄られていれば、玄奘だって馬鹿ではないのだからその先の行為の予想はつく。
「そろそろ入るのではないだろうか」と玄奘は何度か提案してみたのだが、そのたびに悟空は
「まだだめです。玄奘が痛い思いをするのはいやですから」と首を振った。
悟空のきっぱりとした顔を思い出しながら、玄奘は八戒と悟浄に向かってため息をついた。
「一体どうしたら悟空が私に挿れてくれるのだろうか」
ここは新曲発表の番組出演の楽屋である。当然悟空も同席しているが、忙しそうな様子で磁路と打ち合わせしているのをいいことに、いつものように玄奘はひそひそと八戒と悟浄に相談をしている。
「あ~」
八戒と悟浄は顔を見合わせる。さもありなん、である。
「あの猿はやっぱり短気ですからね。おおかた十分にほぐす前に入れようとして無理だったんでしょう?」
「いや、違う。悟空は、それはそれは入念に何度も指を入れてきて、何度もイッて……その、もう大丈夫だと言うのに入れてくれぬのだ」
はあ、と八戒は思わず恐れ入る。悟空にとって玄奘との行為は今までの恋人とのものとは様相がだいぶ異なるらしい。
悟浄はさすがに悟空が気の毒になり言った。
「それは他人に相談すべきことではない。もう恋人になったのだから、悟空と話し合えばよかろうが」
「話し合う余地もない。悟空は無理だと決めつけて、私のじんじんするところをいじってくるものだから、私もすぐ気持ち良くなってしまう。そしたら何も反論できなくなってしまうのだ」
それを聞いて八戒はふんふんと考えたあと、わざとらしく玄奘の肩を抱いた。口説くような低い声で言う。
「あ~、困りましたね。玄奘さんよ。じゃあ、本当に玄奘のアソコに入らないのかどうか、俺が試してみてあげようかな。痛くないように丁寧にしてあげるからさ。なぁ?」
慌てた悟空が飛ぶように近寄ってきて、八戒の腕を引っ剥がし、ついでにその頭を殴った。
「何しやがる、玄奘に気安くさわんなって」
八戒は悟空の殴打をものともせずにせせら笑った。
「ほ~ら、来た。気になってんならこっちをちらちら見てないで会話に加わりゃいいだろ」
「玄奘にだっておれに聞かれたくない話ぐらいあるだろうと気を遣ったんだよ、ばかやろう」
「なんで俺に怒るんだ。結局、聞き耳立てて、誰かが玄奘に近寄ればすぐに寄ってくるんだったら一緒だろうが」
「そ、そりゃ恋人に手を出されそうになったら、止めるだろうが。こ、恋人なんだから……」
「今更照れるなら言うのやめろよ。赤くなっちゃってみっともねえの。ほら、大事な恋人が悩んでるんだってよ。早いとこ、挿れてやれよ」
「お前に言われなくてもちゃんとするっての、うるせえな」
「ほらほら、お主達。仕事とプライベートはきちんと分けろと言ってるだろうが。これから歌番組の収録だぞ。発声練習は済んだのか」
磁路が音頭をとり、各自準備にとりかかった。
出番を迎えスタジオに向かう道すがら、玄奘は隣にいた悟空に話しかける。
「悟空のキスがなぜあんなに気持ち良いのか考えてみたんだが、ボイパのせいかもしれない。あんなに舌や唇を巧みに動かせる能力を得たからキスがうまいのだ、きっと」
これから仕事だというのになんて話題をもちかけてくるのだ、と悟空は思うが、こういう天然なところもかわいいので何も言えない。悟空は必死でしれっとした顔を作って囁く。
「ボイパを始めてからキスした相手は玄奘だけなので、玄奘にしかわからないですね」
「そ、そうだったのか……」
「ボイパを始めたのは玄奘に会ってからですし。玄奘に会ってから、というかVtuber Konzenを知ってからは、誰ともキスしてないです」
「そ、そうか……」
俯いている玄奘の耳が赤くなっている。どうやら嬉しかったらしい。
おれは一体これからどんな気持ちであの攻撃的かつ悟りの境地に達する新曲を歌えばいいんでしょうか、いっそのことラブソングを歌わせてくれ、と悟空は胸の内で呻いた。
さらに、眼前に迫る恋人の切迫感のある表情と耳元にかかる息が玄奘の新しい快感の扉を開き始める。いつしか玄奘は自分も腰を動かしていることに気付いた。
「ぁあんっ……ンッ……それ……ん……ぁん……」
二人が身体を揺らすたびにベッドの軋む音がする。
「良いですか」
「んぁっ……良い……はぁっ、んっ、ぁっ悟空は?」
「すごく良いです」
「あっ……んぁはあん……んっ、ん……イく、イく……」
「いいですよ、くっ……一緒に……」
二人は悟空の手の中に白濁を吐き出した。
悟空はいつの間に用意していたものか、バスタオルと人肌に温めたローションを持ってきた。バスタオルをベッドに敷きながら言う。
「これでこぼしても、ぬらしても、大丈夫ですからね」
やる気満々のてきぱきとした姿勢に嫌悪感も抱く者もあるだろうが、この玄奘は感心したように言った。
「悟空は魔法使いみたいだ。なんでも完璧に準備を整えてくれる」
「おれがこんなに世話を焼くのはあなたにだけですよ」
「そうなのか?生まれつき面倒見がいいのだと思っていた」
「玄奘以外の面倒を見てることあります?」
「ふふふ、そうだな、見たことはない」
挨拶のように軽いキスをしてから、悟空は玄奘の脚を開いた。抵抗するかと思われたが、玄奘は顔を赤らめて股間を手で隠しながらも素直に従った。
「恥ずかしいな……」
「すごく綺麗ですよ」
悟空は指にローションをたっぷりと取った。が、ふれる前に心配そうに玄奘の表情を伺って尋ねた。
「今からすること、怖いですか?」
「八戒からはすごく気持ちが良いこと、と聞いている。だいじょうぶだ」
「玄奘、こんなときに他の男の名前を呼ばないでください……」
口元を尖らせた悟空に、玄奘は思わず破顔した。
「こんなことで拗ねるのか?」
「おれはあなたのことに関しては狭量なんですよ、さっき言ったでしょう?」
「ふふ、もう呼ばないよ。悟空が私にしてくれることで嫌だったことなど一つもない。だから、きっとだいじょうぶだ」
玄奘は自分から手を伸ばして悟空を抱きしめた。悟空は玄奘の香りを鼻腔いっぱいに吸い込んだ。
「嫌だったり、痛かったりしたらすぐに言ってくださいよ」
悟空はキスをして肩を抱きながら、玄奘の入口を触り始めた。まだ挿れない。
ひだの一つ一つにローションを染みこませるように丹念に撫でるだけだ。
「ぁ……あ……」
「変な感じしますよね?」
「……う、うん。そうだな……」
「最初はみんなそうです。痛くなければだいじょうぶ。キスに集中してください」
悟空はわざとキスを深くした。玄奘の口腔の奥にまで舌を潜りこませる。舌で大きな波を作るように力強く動かした。
「はぁあ……ん、ふぅ……」
一方で指先は繊細な動きを続ける。
「玄奘、ほら舌出して」
悟空は玄奘の舌を吸いあげる。と、同時に人差し指をじっくりと入口に挿した。
「あっ……んぁはン……ン……」
指を各方向にわずかに動かしながら解していく。玄奘はぎゅっと悟空のスウェットを握っている。
「ほら、……舌をたくさん動かしてください」
悟空はキスと同時に耳も弄ってやる。耳の中にも指を入れて擦る。玄奘は耳が弱い。すぐに身体をびくんと震わせ、その瞬間少し身体の力が抜けた。
人差し指をぐいと進める。中は狭くて熱い。
「んぁっああ……ン……や……や……」
「嫌ですか?」
「んっ、……ぁん、ちょっと怖い……かもしれない……」
「やめましょうか」
「んぁああっ、……それはいやだ……」
甘い誘惑に悟空はぐっと唇を噛んだ。さっと場所を移動し、半勃ちになった玄奘のものを口に含んだ。
人差し指の中の動きを弱める代わりに、口の動きは速度を上げる。裏筋を舐め上げたかと思えば、またぐっと咽喉の奥までそれを吸い込む。挿れていない方の手で根元も刺激してやる。
「はあっん……んぁ……ンッ、あっ、だ、だめ……」
悟空の咽喉の奥で玄奘は吐精した。
それから夜が来るたびに身体を触りあい、そのたびに玄奘は何度も精を吐しているが、悟空は指を入れてくる以上のことはしなかった。さすがにそこまで弄られていれば、玄奘だって馬鹿ではないのだからその先の行為の予想はつく。
「そろそろ入るのではないだろうか」と玄奘は何度か提案してみたのだが、そのたびに悟空は
「まだだめです。玄奘が痛い思いをするのはいやですから」と首を振った。
悟空のきっぱりとした顔を思い出しながら、玄奘は八戒と悟浄に向かってため息をついた。
「一体どうしたら悟空が私に挿れてくれるのだろうか」
ここは新曲発表の番組出演の楽屋である。当然悟空も同席しているが、忙しそうな様子で磁路と打ち合わせしているのをいいことに、いつものように玄奘はひそひそと八戒と悟浄に相談をしている。
「あ~」
八戒と悟浄は顔を見合わせる。さもありなん、である。
「あの猿はやっぱり短気ですからね。おおかた十分にほぐす前に入れようとして無理だったんでしょう?」
「いや、違う。悟空は、それはそれは入念に何度も指を入れてきて、何度もイッて……その、もう大丈夫だと言うのに入れてくれぬのだ」
はあ、と八戒は思わず恐れ入る。悟空にとって玄奘との行為は今までの恋人とのものとは様相がだいぶ異なるらしい。
悟浄はさすがに悟空が気の毒になり言った。
「それは他人に相談すべきことではない。もう恋人になったのだから、悟空と話し合えばよかろうが」
「話し合う余地もない。悟空は無理だと決めつけて、私のじんじんするところをいじってくるものだから、私もすぐ気持ち良くなってしまう。そしたら何も反論できなくなってしまうのだ」
それを聞いて八戒はふんふんと考えたあと、わざとらしく玄奘の肩を抱いた。口説くような低い声で言う。
「あ~、困りましたね。玄奘さんよ。じゃあ、本当に玄奘のアソコに入らないのかどうか、俺が試してみてあげようかな。痛くないように丁寧にしてあげるからさ。なぁ?」
慌てた悟空が飛ぶように近寄ってきて、八戒の腕を引っ剥がし、ついでにその頭を殴った。
「何しやがる、玄奘に気安くさわんなって」
八戒は悟空の殴打をものともせずにせせら笑った。
「ほ~ら、来た。気になってんならこっちをちらちら見てないで会話に加わりゃいいだろ」
「玄奘にだっておれに聞かれたくない話ぐらいあるだろうと気を遣ったんだよ、ばかやろう」
「なんで俺に怒るんだ。結局、聞き耳立てて、誰かが玄奘に近寄ればすぐに寄ってくるんだったら一緒だろうが」
「そ、そりゃ恋人に手を出されそうになったら、止めるだろうが。こ、恋人なんだから……」
「今更照れるなら言うのやめろよ。赤くなっちゃってみっともねえの。ほら、大事な恋人が悩んでるんだってよ。早いとこ、挿れてやれよ」
「お前に言われなくてもちゃんとするっての、うるせえな」
「ほらほら、お主達。仕事とプライベートはきちんと分けろと言ってるだろうが。これから歌番組の収録だぞ。発声練習は済んだのか」
磁路が音頭をとり、各自準備にとりかかった。
出番を迎えスタジオに向かう道すがら、玄奘は隣にいた悟空に話しかける。
「悟空のキスがなぜあんなに気持ち良いのか考えてみたんだが、ボイパのせいかもしれない。あんなに舌や唇を巧みに動かせる能力を得たからキスがうまいのだ、きっと」
これから仕事だというのになんて話題をもちかけてくるのだ、と悟空は思うが、こういう天然なところもかわいいので何も言えない。悟空は必死でしれっとした顔を作って囁く。
「ボイパを始めてからキスした相手は玄奘だけなので、玄奘にしかわからないですね」
「そ、そうだったのか……」
「ボイパを始めたのは玄奘に会ってからですし。玄奘に会ってから、というかVtuber Konzenを知ってからは、誰ともキスしてないです」
「そ、そうか……」
俯いている玄奘の耳が赤くなっている。どうやら嬉しかったらしい。
おれは一体これからどんな気持ちであの攻撃的かつ悟りの境地に達する新曲を歌えばいいんでしょうか、いっそのことラブソングを歌わせてくれ、と悟空は胸の内で呻いた。
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