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4章:偽装結婚を提案されました
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結局、他に気に入ったものがなくてネックレスを買いましたよ。もう、キルギスさんの顔見れない。きらきらしてて目の毒なのよ…
指輪コーナーとか、希少な宝石の三階には行きませんでした。指輪は以前貰った物があるし、希少な宝石なんかちょっと金額怖いので。いや、まあ…支払ってくれるとはいえ、さすがにちょっとね。
「もっと他にも買ってよかったのに」
「いえ、これで十分です。あまり向こうでもつけてませんし」
そうなのよね。仕事ではつけられないしプライベートでも余り派手な物はつけられないし…そもそも一般人に高価なアクセサリーなんて怖くてとても付けられないわよ。
なんだかんだでいい値段してましたしね…機関での新人の3か月分の給与と同じくらいでしたね。あ、一応給与とか、生活費とかの相場も教えてもらったので分かるのよ。スーザンさんからこっそりキルギスさんの給与を教えてもらうとは思いませんでしたけど。ざっくりとした金額だけで、正確ではないからとは言われたけど…桁違いでしたね。有用な落ち人を保護しまくった実績から、らしいですけどね。
…こんなイケメンで有能とか、私でいいのかなぁ。本当に。
その後も、カフェで軽い食事休憩を挟みつつ、服を買ったり、靴を見たりした。服は女性用のズボンもありましたよ。一着だけ、少し上等な上下と、靴…は、サンダルにしました。結構皮が固くて足が痛くなりそうだったので。サンダルはソール部分は皮だけど、足の甲を支える部分が布だからまだ履きやすいのよ。とはいえ、砂砂利なんかで炒めるから厚めの靴下を履いた上でなんだけど。
他の靴もみんな厚手の靴下を履いて使用してるみたいだけど、それでも痛くなりそうだったのよ…こっちの人はこれが普通だから足の皮が鍛えられてるのかもしれない…
「あら。これだけなんですか?もっと買って来るかと思ったんですが」
と、機関に戻ったらスーザンさんに言われた。こっちで生活するにはもっとあった方がいいとも。
「でもまだ、向こうの仕事の事もありますし、まだまだ週末だけ来ることになるので…そんなには必要ないかと」
「それはそうかもしれませんけど…目についたもの全部買ってきてもよかったんですよ?」
それくらいのわがままを言っても構わない、なんならそれをかなえる位の甲斐性がなくてどうする!と言われましたが…キルギスさんが横で困った様に笑ってる。
「実際、私のせいでこちらに呼んでしまったようなものだからね。遠慮する必要はないよ」
「そういわれましても…」
必要性を感じないのだから仕方ない。こっちで生活するようになれば入用になるかもなので、その時はちゃんと言うと約束をすれば、スーザンさんに必ずですよ!と念押しされてしまった。
指輪コーナーとか、希少な宝石の三階には行きませんでした。指輪は以前貰った物があるし、希少な宝石なんかちょっと金額怖いので。いや、まあ…支払ってくれるとはいえ、さすがにちょっとね。
「もっと他にも買ってよかったのに」
「いえ、これで十分です。あまり向こうでもつけてませんし」
そうなのよね。仕事ではつけられないしプライベートでも余り派手な物はつけられないし…そもそも一般人に高価なアクセサリーなんて怖くてとても付けられないわよ。
なんだかんだでいい値段してましたしね…機関での新人の3か月分の給与と同じくらいでしたね。あ、一応給与とか、生活費とかの相場も教えてもらったので分かるのよ。スーザンさんからこっそりキルギスさんの給与を教えてもらうとは思いませんでしたけど。ざっくりとした金額だけで、正確ではないからとは言われたけど…桁違いでしたね。有用な落ち人を保護しまくった実績から、らしいですけどね。
…こんなイケメンで有能とか、私でいいのかなぁ。本当に。
その後も、カフェで軽い食事休憩を挟みつつ、服を買ったり、靴を見たりした。服は女性用のズボンもありましたよ。一着だけ、少し上等な上下と、靴…は、サンダルにしました。結構皮が固くて足が痛くなりそうだったので。サンダルはソール部分は皮だけど、足の甲を支える部分が布だからまだ履きやすいのよ。とはいえ、砂砂利なんかで炒めるから厚めの靴下を履いた上でなんだけど。
他の靴もみんな厚手の靴下を履いて使用してるみたいだけど、それでも痛くなりそうだったのよ…こっちの人はこれが普通だから足の皮が鍛えられてるのかもしれない…
「あら。これだけなんですか?もっと買って来るかと思ったんですが」
と、機関に戻ったらスーザンさんに言われた。こっちで生活するにはもっとあった方がいいとも。
「でもまだ、向こうの仕事の事もありますし、まだまだ週末だけ来ることになるので…そんなには必要ないかと」
「それはそうかもしれませんけど…目についたもの全部買ってきてもよかったんですよ?」
それくらいのわがままを言っても構わない、なんならそれをかなえる位の甲斐性がなくてどうする!と言われましたが…キルギスさんが横で困った様に笑ってる。
「実際、私のせいでこちらに呼んでしまったようなものだからね。遠慮する必要はないよ」
「そういわれましても…」
必要性を感じないのだから仕方ない。こっちで生活するようになれば入用になるかもなので、その時はちゃんと言うと約束をすれば、スーザンさんに必ずですよ!と念押しされてしまった。
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