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3章:異世界と日本との二重生活の始まり
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夜も遅くなるから明日にしよう、と松田さんが話を切り上げてお開きとなった。まあ…キルギスさんに休んでもらう事の方が重要だと思ったし。
なので、私は明日の休みは特に用もないので明日10時にこの部屋に来る事に決定しました。方法は日本に戻ったら教えるという。
まあ、帰り方も分かりませんでしたけどね!それも教えてもらって帰ってきましたけどね!
「松田さんがすごいのか、あの世界がゆるいのか、どっちなんだろう」
教えられたのは、ただ住所を唱えるだけ。簡単すぎない!?
と、理不尽さにムカムカしてると通話を知らせる音。
「はい、高梨です」
『ちゃんと戻れたみたいでよかったよ~簡単でしょ?』
「それは、まあ…ただ、なんであんなに簡単なんですか。こう、呪文とか何かあるものだと思ってましたけど」
『まあ、そこはほら、改良したので。ある意味イメージ力だ!の方に近いんだけどね~細かいことは後で。それより明日だけど、経緯緯度の話はしたよね?』
確かに以前、あの世界の魔法が…簡単というか緩いというような話でそんなことを言っていたような。なので、はい。と答えて続きを促せば…フェンデル領y595x228へワープと言えばいいのだといわれた。
「…メモとっていいですか」
『yとxと数字だけならね』
「ありがとうございます。というか本当にこんなので行けるんですか?」
『ちゃんと少し前にあの部屋にいるようにするから、来なかったら探すし。あのネックレスしてれば大丈夫』
ネックレス。そう、松田さんにこちらへ戻る前に渡されたモノ。GPSみたいなものだといわれたのよ。何かあっても居場所が分かるようにお守り、と。以前言ってた、迷子になっても問題ない腕輪のネックレスバージョンなのだとか。
松田さんは、ストーカーっぽくて嫌なんだけどとも言ってたけど、これはあの腕輪を改良した物だから、もし悪い人に攫われてもただのアクセサリーに見えるから大丈夫と言ってたっけ。
ただ、転移はできるだろうから問題ないと思うけど、とも。ただねぇ、意識無くして連れ去られたら目が覚めるまで何もできないし…安全を考えたらね。
『後、気になったんだけど、こっちは防音でごまかせるけど、そっちまで影響及ぼすの難しいから、なんとかしないとね~』
頭おかしい人になっちゃうよ~と言われて、壁はそこまで薄くない…はずだけど、確かに。とも思う。
『ちょっと考えるからそれはまた後日で。あと一回東京に行く用事つくるから、それもまた後日で。じゃあまた明日』
お休み~と言いあって、通話を終了したけど…うーん。ほんとどうしよう。旅行気分で、とは言ったけど…日本の物は持ち込めないしなぁ。似たような物を…松田さんにお願いしよう。うん。ある意味あの人が原因だしね!これくらいのことはしてもらわないと。
と、ある意味開き直って、向こうで欲しい物の一覧を作ることにした。共有するリンクとか、名称とか、いろいろと。
うーん、異世界かぁ、自然豊かな感じは分かるし、料理も知らないものもあるけど…特に何がしたいとかもないのよねぇ。とりあえず…あんなにやつれたキルギスさんが、元気になればいいなぁっていう事くらいかなぁ。
と、のんきに考えて、けれど本気でリストを作成することを決めて、休んだのだった。
なので、私は明日の休みは特に用もないので明日10時にこの部屋に来る事に決定しました。方法は日本に戻ったら教えるという。
まあ、帰り方も分かりませんでしたけどね!それも教えてもらって帰ってきましたけどね!
「松田さんがすごいのか、あの世界がゆるいのか、どっちなんだろう」
教えられたのは、ただ住所を唱えるだけ。簡単すぎない!?
と、理不尽さにムカムカしてると通話を知らせる音。
「はい、高梨です」
『ちゃんと戻れたみたいでよかったよ~簡単でしょ?』
「それは、まあ…ただ、なんであんなに簡単なんですか。こう、呪文とか何かあるものだと思ってましたけど」
『まあ、そこはほら、改良したので。ある意味イメージ力だ!の方に近いんだけどね~細かいことは後で。それより明日だけど、経緯緯度の話はしたよね?』
確かに以前、あの世界の魔法が…簡単というか緩いというような話でそんなことを言っていたような。なので、はい。と答えて続きを促せば…フェンデル領y595x228へワープと言えばいいのだといわれた。
「…メモとっていいですか」
『yとxと数字だけならね』
「ありがとうございます。というか本当にこんなので行けるんですか?」
『ちゃんと少し前にあの部屋にいるようにするから、来なかったら探すし。あのネックレスしてれば大丈夫』
ネックレス。そう、松田さんにこちらへ戻る前に渡されたモノ。GPSみたいなものだといわれたのよ。何かあっても居場所が分かるようにお守り、と。以前言ってた、迷子になっても問題ない腕輪のネックレスバージョンなのだとか。
松田さんは、ストーカーっぽくて嫌なんだけどとも言ってたけど、これはあの腕輪を改良した物だから、もし悪い人に攫われてもただのアクセサリーに見えるから大丈夫と言ってたっけ。
ただ、転移はできるだろうから問題ないと思うけど、とも。ただねぇ、意識無くして連れ去られたら目が覚めるまで何もできないし…安全を考えたらね。
『後、気になったんだけど、こっちは防音でごまかせるけど、そっちまで影響及ぼすの難しいから、なんとかしないとね~』
頭おかしい人になっちゃうよ~と言われて、壁はそこまで薄くない…はずだけど、確かに。とも思う。
『ちょっと考えるからそれはまた後日で。あと一回東京に行く用事つくるから、それもまた後日で。じゃあまた明日』
お休み~と言いあって、通話を終了したけど…うーん。ほんとどうしよう。旅行気分で、とは言ったけど…日本の物は持ち込めないしなぁ。似たような物を…松田さんにお願いしよう。うん。ある意味あの人が原因だしね!これくらいのことはしてもらわないと。
と、ある意味開き直って、向こうで欲しい物の一覧を作ることにした。共有するリンクとか、名称とか、いろいろと。
うーん、異世界かぁ、自然豊かな感じは分かるし、料理も知らないものもあるけど…特に何がしたいとかもないのよねぇ。とりあえず…あんなにやつれたキルギスさんが、元気になればいいなぁっていう事くらいかなぁ。
と、のんきに考えて、けれど本気でリストを作成することを決めて、休んだのだった。
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