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第二章:いろいろな知識を整理しよう
殺風景な部屋は、家主の趣味なのか
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この話は初日に予約投稿ミスしてちょっとだけでてた話です。
次の話も同時UPしてますので、以前よんでいた方は次のページへ飛ばしていただければと思いますm(__)m
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なんだかもういろんなことを問い詰めたいんだけれど。ちゃんと聞いてくれるかわからないし、なんだか怖いから聞きたくないけど。
気を取り直して、まだまだ分厚い本のページをめくると、どうやら家の事らしい。この家は、スタンフォードが国有地の森を貰ったものらしい。その中心に魔術で家を組み立てた、と。そして、国有地ではあるけれど、狂暴な獣がいるとのことで、むやみな被害を出さない為に国有として一般人が立ち入らないようにした土地である事が書かれていた。
…そこに住んでいる私達と、その森に迷い込んだと偽装された私はなんなのっていう。その疑問は、読み進めていくときちんと書いてあった。
スタンフォード位の魔術師、といっても、比べるモノが分からないから私にはなんともいえないところだけれど、力量によっては家を守るくらいの結界を用意するのは簡単にできることらしい。
それから、立ち入らないようにと注意はされているものの、禁止ではない事。冒険者などが立ち入り、討伐や素材採集もされる事もあるみたい。あとは、まあ…ちょっと嫌なんだけど、子供を捨てたりとか…遺体遺棄とか…
狂暴な獣がでるとは言われているけれど、獣によっては縄張りや、獣の子供を奪ったりとか、そういう理由で襲い掛かってくる場合もあるらしく、何もせず、人を見つければ襲い掛かってくるような魔物に会わず…運が良ければ森を抜けることもできるとあった。
だから、この森に住んでいるスタンフォードが、素材採集の為に森に出かけて、そこで私を運よく見つけることができた。また、恐怖から、記憶がなくなったのだろう。ということにしたいらしい。
納得は…できないけど、まあそういう事にしておこう。うん。私は、スタンフォードに、森で、助けられた。
…ひとめぼれは…ないわー…
ああ、それと、家の大体の部屋の位置もざっくりとだけど書かれていた。ただ、それと認識すると、ざらあっと家の構造やらなにがどこにあるのかなんていう情報が流れてきたから、この本を読んだらまずはキッチンに行ってみたいとおもう。
生活力皆無だとおもうあの男の台所事情を見てみたいと思う。
…だって、この部屋、カーテンないんだよ。窓から明かりが入ってくるんだけど、もうね、窓ガラスだけ!もしや世界的に、そういうモノなのかなと思ったのよ。一応ね。でも、こういうのないのかなーって考えたら知識がでてきたからね…あ、あるんだ…って茫然としたわよ。
そりゃ、ちょっとした庭があるけれど、その先にはうっそうとした木々が見えるから…ご近所の目がどうのと気にしなくても問題ないんだとはおもうけれども。
窓の、本来ならカーテンを取り付ける器具がある場所になにもないから、そもそもそういう意識がないのかもしれないけれど…そう考えると、なんだかさみしいなあと思う。
次の話も同時UPしてますので、以前よんでいた方は次のページへ飛ばしていただければと思いますm(__)m
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なんだかもういろんなことを問い詰めたいんだけれど。ちゃんと聞いてくれるかわからないし、なんだか怖いから聞きたくないけど。
気を取り直して、まだまだ分厚い本のページをめくると、どうやら家の事らしい。この家は、スタンフォードが国有地の森を貰ったものらしい。その中心に魔術で家を組み立てた、と。そして、国有地ではあるけれど、狂暴な獣がいるとのことで、むやみな被害を出さない為に国有として一般人が立ち入らないようにした土地である事が書かれていた。
…そこに住んでいる私達と、その森に迷い込んだと偽装された私はなんなのっていう。その疑問は、読み進めていくときちんと書いてあった。
スタンフォード位の魔術師、といっても、比べるモノが分からないから私にはなんともいえないところだけれど、力量によっては家を守るくらいの結界を用意するのは簡単にできることらしい。
それから、立ち入らないようにと注意はされているものの、禁止ではない事。冒険者などが立ち入り、討伐や素材採集もされる事もあるみたい。あとは、まあ…ちょっと嫌なんだけど、子供を捨てたりとか…遺体遺棄とか…
狂暴な獣がでるとは言われているけれど、獣によっては縄張りや、獣の子供を奪ったりとか、そういう理由で襲い掛かってくる場合もあるらしく、何もせず、人を見つければ襲い掛かってくるような魔物に会わず…運が良ければ森を抜けることもできるとあった。
だから、この森に住んでいるスタンフォードが、素材採集の為に森に出かけて、そこで私を運よく見つけることができた。また、恐怖から、記憶がなくなったのだろう。ということにしたいらしい。
納得は…できないけど、まあそういう事にしておこう。うん。私は、スタンフォードに、森で、助けられた。
…ひとめぼれは…ないわー…
ああ、それと、家の大体の部屋の位置もざっくりとだけど書かれていた。ただ、それと認識すると、ざらあっと家の構造やらなにがどこにあるのかなんていう情報が流れてきたから、この本を読んだらまずはキッチンに行ってみたいとおもう。
生活力皆無だとおもうあの男の台所事情を見てみたいと思う。
…だって、この部屋、カーテンないんだよ。窓から明かりが入ってくるんだけど、もうね、窓ガラスだけ!もしや世界的に、そういうモノなのかなと思ったのよ。一応ね。でも、こういうのないのかなーって考えたら知識がでてきたからね…あ、あるんだ…って茫然としたわよ。
そりゃ、ちょっとした庭があるけれど、その先にはうっそうとした木々が見えるから…ご近所の目がどうのと気にしなくても問題ないんだとはおもうけれども。
窓の、本来ならカーテンを取り付ける器具がある場所になにもないから、そもそもそういう意識がないのかもしれないけれど…そう考えると、なんだかさみしいなあと思う。
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