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55 翡翠の眼のカルタリア
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男爵の城から出て来る行列があった。一台の馬車を囲むように、大勢の騎士たちが整然と馬を走らせている。騎士たちは完全武装し、みな殺気立っていた。それは、獲物を追う猟犬のようにも見えた。
「あなたたちはどこから来たんですか?」
いぶかしそうにぼくのプラチナクラスの冒険者プレートを見て、組合の受付の女の人がそう言った。
「ケールンっていう町からだよ」
「ネーザン州の?たしかあそこで魔王と勇者が戦って相打ちになったって話だったけど…」
「ぼくらは避難してたからね」
「それは運がよかったわね。この仕事は運が全て、ってわけじゃないけど、いい方がいいに決まってるわ」
「そいつは同感だ」
「しっかしあんたみたいなまだ若いやつがプラチナクラスなんて、いったいどんな冒険仕事をしたのかしらね」
なんか疑われている。まあそりゃそうだよね。
「とにかく仕事をお願いします」
「そうねえ…」
当面、食べていくだけのお金は持っている。ケールンの町で稼いだのを、エルガとジェノスとで山分けにした。旅の装備にかなり使ったけど、まだたくさんあった。
「ドラゴン退治とかがいいわねえ」
妹がまたとんでもないことを言っている。そんなもん恐くてできるか!
「あ、あいにくドラゴンが暴れてるっていう話は聞かないし、もしあってもそういうのは国家レベルで対処するから、残念だけど冒険者組合には回ってこないわよ」
「なんかみみっちいわねえ」
「こら、そういうこと言わない。ぼくはどっちかというと地下迷宮探索とか、割と地味なやつの方がいいと思うんだけど」
「ここら辺に地下迷宮なんてないわよ。そもそもプラチナクラスの人に依頼する仕事って、そうはないのよね。いま依頼の来ているのは…ああ、でも二件あることはあるか。あまりお勧めはしないけど」
それは掲示板の一番上にあった依頼だった。それこそなんか嫌々って感じで依頼書を見せてくれた。
「ひとつは『千人盗賊』の討伐、っていうのと…あと一つはこの領地の男爵さまの依頼よ」
「男爵?」
「そう。この町の名のもとになった方。シャルル・デュボアール男爵さまよ。その男爵さまが直々に冒険者組合に依頼をしたの。人さらいを捕まえるためよ」
「人さらい?穏やかじゃないね」
「まあさらわれたのは亜人たちだけどね。でも男爵は気の毒に思われて、その人さらいを探しているのよ」
うさん臭い話だ。エルフの里の話と違うし、人さらいはどう考えたって男爵の方だろう。
「男爵の話を真に受けてるの?」
ルシカがフードの奥の眼を光らせてそう言った。けっこう怒ってるみたいだ。
「やめないかルシカ。男爵の領地でそういうことは禁句。長生きしようぜ」
「ふん」
「不貞腐れんなよ」
受付の女はふうん、という顔をしていた。ヤバいな、何か感づかれたかな。
「じゃあ『千人盗賊』の方を頼めるかしら。男爵の依頼は…おそらくあなたたちには向いていないかもだし」
「盗賊が千人、なの?ずいぶん多いね。そんなのいったいどこに隠れてるんだよ。見つかればすぐ軍隊が飛んでくるだろう?」
「そいつがね、こまったことに現役の軍隊だっていうから始末に悪いの」
「どういうこと?それ」
話は簡単だ。魔王軍に潰された国の軍隊が生き残っていて、それが集まって悪さをしているらしい。壊滅した王国に居座って、近隣諸国を荒らしまわっているという。その数は千人どころか一万人にも達するという。
「一万の兵を相手に戦える国は少ないわ。みな魔王軍との戦いで疲弊しているから。だからそんな依頼が冒険者組合なんかに来るのよ」
「本来は国の仕事だけど、その力がないってことか。それじゃあ盗賊たちの思うままってことだね」
「いまは支配者のように堂々とふるまっているわ。この町には男爵の強力な力があるから、やつらも攻めては来れないけれど」
「強力な力?」
「そう…。カルタリアさまよ。男爵の娘。『翡翠の眼のカルタリア』って言ったら半端じゃない魔女よ」
「へええ、恐そうだね。でもそれじゃあ何でその魔女さまが盗賊をやっつけないんだよ」
「さあね。うわさじゃ男爵の家出した息子が盗賊の首領だって話…。あ、これ誰にも言わないでよ?」
「ふうん…」
なかなかややこしそうな話だよね。魔女に盗賊の首領…ここの男爵ってどんなやつなんだよ。
「で?どうするの、兄さん」
「メティアはどうする?盗賊か人さらいか」
「これってあたしたちのパーティの初仕事でしょ?だったら派手な方がいいわ」
「いやそれってきっと悪目立ちするよ?もっと控えめで地味なやつの方が…」
「目立った方が今後の営業に有利じゃないの?」
「営業言うな」
「じゃあ決まりみたいね。あんたたちみたいな若い子にやらせるのもなんか忍びないけど、依頼を受けてくれる以上一人前として扱わせてもらうわね」
そう言って女の人は地図をぼくらに渡してくれた。
「報酬は金貨百枚。少ないって怒らないでよ?これでも近隣諸国からかき集めたんだから。魔王軍のおかげで経済や産業はガタガタなの」
妹は知らん顔している。そりゃそうだ。この世界全土で復興対策をすればあっという間に立ち直る。それができないのは人間のエゴが邪魔をしているからだ。王侯貴族たちによる余計な縄張り争いや搾取がまかり通っている状況で、疲弊したそれを立て直すなんて不可能だ。
「いいじゃない。ゴミ掃除と思えば」
「ゴミ掃除って…彼らだってもとは国を守る兵隊だったんだろ?」
「だったら兵やめて畑でも耕せばいいのよ。まだ兵にしがみついてるんなら、そいつは戦いたいってこと。戦いのないところでそれを求める…それがゴミって言ってんのよ」
まあ妹の言うことは正しい。だが悪いのは魔王だった妹じゃないのか?大陸の半分を戦渦に巻き込み、人間を殺戮して回った。この状況こそ、妹の作り出したものじゃないのか?それって許されることなのだろうか?
「メティアさまの言う通りよ」
ルシカが同調した。こいつ、妹が魔王って知ったらどうするんだろうな?エルフだって絶滅の対象だったんだぞ?
「わかったわかった。とりあえず腹ごしらえをして出かけよう」
「さんせー」
冒険者組合を出てとにかく食事のできるところに向かった。組合のあの受付の女の人が教えてくれた店で、町一番の料理を出す店だという。楽しみー。
店の場所はすぐわかった。店内に入ると、割とおおぜいが食事をしていた。その一番奥まったところが空いていたので、ぼくらはそこに座った。なんか視線を感じるが、よそ者のぼくらが珍しいんだろうと気にしないようにした。けど、その視線はますます強くなってくる。
「あんたたちは冒険者、ね?仕事はあるの?」
ひときわ目立った真っ赤なドレスを着た女がそう言った。目が印象的で、深い瑠璃色をしている。よく見ると周りはすべて騎士と武装した冒険者だった。どうやらこの女の配下らしい。
「あなたは?」
「あたしはカルタリア・デュボアール。この領地の男爵の娘よ。あんたたちは?」
うわあ、いきなり魔女のお出ましか。ついてないなあ。
「ぼくはマティム。こっちは妹のメティアと、その友だちのルシカ。ぼくらは冒険者パーティなんだ」
「ふうん。若いのに…。まあいいわ。あんたたちあたしの隊に入りなさい。あたしたちは人さらいを追っているの。報酬は弾むわ。もちろん働き次第だけど」
「あいにく依頼を受けちゃったとこなんだ」
魔女は舌なめずりをしたような顔をして、ぼくを見つめた。
「ふん、じゃあそれが終わったらあたしのところへ。いいわね?必ず来るのよ」
そう言って魔女はみんなを引き連れ出て行った。急に店が広くなったと感じた。
「兄さんに変に興味持ったみたいね。あの悪女…まあいいわ…」
そう言って妹は大きな瞳を輝かせていた。
「あなたたちはどこから来たんですか?」
いぶかしそうにぼくのプラチナクラスの冒険者プレートを見て、組合の受付の女の人がそう言った。
「ケールンっていう町からだよ」
「ネーザン州の?たしかあそこで魔王と勇者が戦って相打ちになったって話だったけど…」
「ぼくらは避難してたからね」
「それは運がよかったわね。この仕事は運が全て、ってわけじゃないけど、いい方がいいに決まってるわ」
「そいつは同感だ」
「しっかしあんたみたいなまだ若いやつがプラチナクラスなんて、いったいどんな冒険仕事をしたのかしらね」
なんか疑われている。まあそりゃそうだよね。
「とにかく仕事をお願いします」
「そうねえ…」
当面、食べていくだけのお金は持っている。ケールンの町で稼いだのを、エルガとジェノスとで山分けにした。旅の装備にかなり使ったけど、まだたくさんあった。
「ドラゴン退治とかがいいわねえ」
妹がまたとんでもないことを言っている。そんなもん恐くてできるか!
「あ、あいにくドラゴンが暴れてるっていう話は聞かないし、もしあってもそういうのは国家レベルで対処するから、残念だけど冒険者組合には回ってこないわよ」
「なんかみみっちいわねえ」
「こら、そういうこと言わない。ぼくはどっちかというと地下迷宮探索とか、割と地味なやつの方がいいと思うんだけど」
「ここら辺に地下迷宮なんてないわよ。そもそもプラチナクラスの人に依頼する仕事って、そうはないのよね。いま依頼の来ているのは…ああ、でも二件あることはあるか。あまりお勧めはしないけど」
それは掲示板の一番上にあった依頼だった。それこそなんか嫌々って感じで依頼書を見せてくれた。
「ひとつは『千人盗賊』の討伐、っていうのと…あと一つはこの領地の男爵さまの依頼よ」
「男爵?」
「そう。この町の名のもとになった方。シャルル・デュボアール男爵さまよ。その男爵さまが直々に冒険者組合に依頼をしたの。人さらいを捕まえるためよ」
「人さらい?穏やかじゃないね」
「まあさらわれたのは亜人たちだけどね。でも男爵は気の毒に思われて、その人さらいを探しているのよ」
うさん臭い話だ。エルフの里の話と違うし、人さらいはどう考えたって男爵の方だろう。
「男爵の話を真に受けてるの?」
ルシカがフードの奥の眼を光らせてそう言った。けっこう怒ってるみたいだ。
「やめないかルシカ。男爵の領地でそういうことは禁句。長生きしようぜ」
「ふん」
「不貞腐れんなよ」
受付の女はふうん、という顔をしていた。ヤバいな、何か感づかれたかな。
「じゃあ『千人盗賊』の方を頼めるかしら。男爵の依頼は…おそらくあなたたちには向いていないかもだし」
「盗賊が千人、なの?ずいぶん多いね。そんなのいったいどこに隠れてるんだよ。見つかればすぐ軍隊が飛んでくるだろう?」
「そいつがね、こまったことに現役の軍隊だっていうから始末に悪いの」
「どういうこと?それ」
話は簡単だ。魔王軍に潰された国の軍隊が生き残っていて、それが集まって悪さをしているらしい。壊滅した王国に居座って、近隣諸国を荒らしまわっているという。その数は千人どころか一万人にも達するという。
「一万の兵を相手に戦える国は少ないわ。みな魔王軍との戦いで疲弊しているから。だからそんな依頼が冒険者組合なんかに来るのよ」
「本来は国の仕事だけど、その力がないってことか。それじゃあ盗賊たちの思うままってことだね」
「いまは支配者のように堂々とふるまっているわ。この町には男爵の強力な力があるから、やつらも攻めては来れないけれど」
「強力な力?」
「そう…。カルタリアさまよ。男爵の娘。『翡翠の眼のカルタリア』って言ったら半端じゃない魔女よ」
「へええ、恐そうだね。でもそれじゃあ何でその魔女さまが盗賊をやっつけないんだよ」
「さあね。うわさじゃ男爵の家出した息子が盗賊の首領だって話…。あ、これ誰にも言わないでよ?」
「ふうん…」
なかなかややこしそうな話だよね。魔女に盗賊の首領…ここの男爵ってどんなやつなんだよ。
「で?どうするの、兄さん」
「メティアはどうする?盗賊か人さらいか」
「これってあたしたちのパーティの初仕事でしょ?だったら派手な方がいいわ」
「いやそれってきっと悪目立ちするよ?もっと控えめで地味なやつの方が…」
「目立った方が今後の営業に有利じゃないの?」
「営業言うな」
「じゃあ決まりみたいね。あんたたちみたいな若い子にやらせるのもなんか忍びないけど、依頼を受けてくれる以上一人前として扱わせてもらうわね」
そう言って女の人は地図をぼくらに渡してくれた。
「報酬は金貨百枚。少ないって怒らないでよ?これでも近隣諸国からかき集めたんだから。魔王軍のおかげで経済や産業はガタガタなの」
妹は知らん顔している。そりゃそうだ。この世界全土で復興対策をすればあっという間に立ち直る。それができないのは人間のエゴが邪魔をしているからだ。王侯貴族たちによる余計な縄張り争いや搾取がまかり通っている状況で、疲弊したそれを立て直すなんて不可能だ。
「いいじゃない。ゴミ掃除と思えば」
「ゴミ掃除って…彼らだってもとは国を守る兵隊だったんだろ?」
「だったら兵やめて畑でも耕せばいいのよ。まだ兵にしがみついてるんなら、そいつは戦いたいってこと。戦いのないところでそれを求める…それがゴミって言ってんのよ」
まあ妹の言うことは正しい。だが悪いのは魔王だった妹じゃないのか?大陸の半分を戦渦に巻き込み、人間を殺戮して回った。この状況こそ、妹の作り出したものじゃないのか?それって許されることなのだろうか?
「メティアさまの言う通りよ」
ルシカが同調した。こいつ、妹が魔王って知ったらどうするんだろうな?エルフだって絶滅の対象だったんだぞ?
「わかったわかった。とりあえず腹ごしらえをして出かけよう」
「さんせー」
冒険者組合を出てとにかく食事のできるところに向かった。組合のあの受付の女の人が教えてくれた店で、町一番の料理を出す店だという。楽しみー。
店の場所はすぐわかった。店内に入ると、割とおおぜいが食事をしていた。その一番奥まったところが空いていたので、ぼくらはそこに座った。なんか視線を感じるが、よそ者のぼくらが珍しいんだろうと気にしないようにした。けど、その視線はますます強くなってくる。
「あんたたちは冒険者、ね?仕事はあるの?」
ひときわ目立った真っ赤なドレスを着た女がそう言った。目が印象的で、深い瑠璃色をしている。よく見ると周りはすべて騎士と武装した冒険者だった。どうやらこの女の配下らしい。
「あなたは?」
「あたしはカルタリア・デュボアール。この領地の男爵の娘よ。あんたたちは?」
うわあ、いきなり魔女のお出ましか。ついてないなあ。
「ぼくはマティム。こっちは妹のメティアと、その友だちのルシカ。ぼくらは冒険者パーティなんだ」
「ふうん。若いのに…。まあいいわ。あんたたちあたしの隊に入りなさい。あたしたちは人さらいを追っているの。報酬は弾むわ。もちろん働き次第だけど」
「あいにく依頼を受けちゃったとこなんだ」
魔女は舌なめずりをしたような顔をして、ぼくを見つめた。
「ふん、じゃあそれが終わったらあたしのところへ。いいわね?必ず来るのよ」
そう言って魔女はみんなを引き連れ出て行った。急に店が広くなったと感じた。
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