160 / 252
第6章
158 Welcome to Underground
しおりを挟む
「そっちの坊やも座りな、ほら」
カウンター前の机に招かれる。ここで何かの手続きをするらしく、机には数枚の用紙とペンが置かれていた。
「二人とも新人か……付き添いがいないとはね。あんたにここを教えたのは?」
「ヘズテール。ヘズテール・アム・ロテス」
答えつつ、アイラは用紙に筆を走らせる。こっちの言葉だからなんて書いてあるかは分からんが、多分名前とかなんだろう。
「ヘズ、変わり者の三男か。いい子だったねえ」
いい子''だった''?
その言い方が引っかかったのか、アイラは筆を止めて老婆に尋ねる。
「今、彼は?」
「よしな、分かるだろう」
「……ごめんなさい」
それだけのやり取りの後、アイラは視線を紙面に戻して再び筆を走らせ始めた。雰囲気から推測するに……行方不明か、亡くなったか。
重い沈黙が場を支配する。特に何か喋る必要もないんだが気まずい。ペンと紙が擦れ合う音、それと茶を啜る音以外は全くの無音だ――やけに静かな建物だな。
この階だけでもかなりの広さに見えるが、人の気配がまるでない。だが使われてないって感じでもないんだよな。壁の煌びやかな装飾にも埃一つないし、利用者がいる上でしっかり掃除されてるって印象を受ける。
(マスター。夜名――コードネームは前と同じでいい?)
(ん、ああ)
(了解。なら、それで書いておく)
前と同じってとこに少し引っ掛かりを覚えたが、パッといい名前が思い付きそうにもない。それに、ネーミングセンスが絶望的だって向こうじゃよく言われたもんだ。
ふと机上のお茶が目にとまる。そういや出してもらったのにまだ飲んでなかったな。重めのプラスチックみたいなコップはまだしっかり温かかった。いただきます。
――おお。美味い。少し甘めの茶葉をベースに、ミントっぽい風味が追加されてる。鼻に抜ける香りが心地良い。
飲んだことない知らない味だが、どこか落ち着く感じがする。体が芯から温まるっていうか。
「……書き終わった」
「そうかい。どれどれ」
アイラから紙を受け取った老婆は、二枚をまじまじと眺めると、俺らの顔を順番に見た。
「あんたがエアで、こっちの坊やがヤトだね。よしよし、手続きは終わりだ。これは私が預かるとして――」
お、意外にあっさりしたもんだな。アイラがしっかり書いてくれたおかげかね。
「――本題だ。今日は何しに来たんだい?」
「人探しと、半日だけ部屋を借りに。部屋は3-17がいいけど……他に空きがあれば、そこでも」
「3-17はしばらく前から空いてるさ。きっとあんたらを待ってたんだろうね。ほら鍵だ」
鈍色に光る鍵。シンプルな作りで、玩具のようにも見える。
……っていうかシンプルすぎる。簡単にコピーが作れそうだ。
「で、人探しの方は?」
「表のルドゥード屋の店主を」
ああ、人探しってのはそれか。そういう仕事の依頼もできるのか。
「突然消えたなら恐らく大罪絡みだろうがね。一週間で打ち切るよ」
「それで大丈夫。シレンシアにいるなら一週間もあれば十分でしょう」
「その通り。物を知ってる子は好きだよ」
無事でいてくれればいいんだが。あの味を失うのは人類の損失だぞ。
「さて部屋と人探し、合わせて9,000ルナってとこさね」
「9,000? 私は――」
「待った待った、俺が払う。これで足りるよな」
財布から小金貨を一枚取り出す。アイラに払わせるなんてとんでもない。
「ああ足りるともさ。でも交渉はするべきだ、世間知らずの坊や」
……あれ?
(……本当はもっと値切れるの。9,000ルナは相場よりかなり高いから)
「ま、勉強料と思って諦めるんだね。ほら釣りだよ」
くそ、やらかした。カッコいいとこの一つでも見せようとしたらこれだ。
「3-17は一番左、奥の扉からだ。ああ、それと――」
老婆はアイラの方に振り向くと、その目を真っ直ぐに見つめる。
「――選択を悔いるんじゃないよ、これも運命だ。前を向きな」
「悔いてなんかない。でも、ありがとう」
何の話かサッパリだが、多分アイラを元気付けてくれたんだろう。そんな感じがする。
「そうだアイラ、聞いていいか」
「何? 部屋と人探しの相場?」
「いや……それも知りたいが……そうじゃない。ここって一体どこで、なんなんだ?」
通路の奥を目指しがてら、一番気になってたことを聞いてみる。迷宮内ほどではないにしても、ここはかなりの素因濃度だ。それこそ、建物全体に素因結晶でも埋め込まれてるのかってくらいの。
壁も床も見た感じただの大理石だが、触ると魔力の流れがはっきり感じられた。何かのシステムが動いてるのは間違いない。
「ここはレジスタンスの拠点。表じゃ生きられない人たちの場所。獣人に魔人、半人、影の子もいたはず」
予想が外れた。違法な魔術研究所かなんかだと思ったんだが。っとそれより、
「表じゃ生きられない……って、種族差別は結構前になくなったんじゃなかったか?」
聖騎士……ラルザは俺らにそう説明したはずだ。
アイラは小さく溜息をつく。
「そんなの国が勝手に言ってるだけ。公の場で禁止されたところで、人々の間にはまだ根強く残ってる。冒険者になっても碌な依頼が受けられない彼らは、ここに集まって革命のときを待つの」
なるほどな。表通りの種族があんまりファンタジーしてないのはそういうことだったか。
「次に場所だけど、座標はシレンシアの地下。古代魔術の障壁で守られてるから地上からの攻撃は受けない。私がよく使ってた3-17は丁度城の真下だから、探知を使うには最高の場所だと思う」
「その障壁はこっちからの魔術は通すのか?」
「通す。仕組みは知らないけどそうなってる。……革命の日もそうやって攻撃を仕掛けた」
とことんまで不思議な場所だな。古代魔術か……アルデムは昔のシレンシアを知ってるらしいし、ここのことも知ってるかね。
と、奥の扉に着いた。アイラが入口の扉と同じように表面をなぞると、今度は静かに横にスライドした。
中は……狭いぞ。大体一、二畳分くらいの広さしかない。まあ魔術を使うだけなら苦労しないが――
「マスター、何してるの」
「んあ?」
「そこにいると扉が閉まらない」
「ああ悪い悪い、中入る」
にしても何もない部屋だな。とにかく狭い。くつろぎ空間とは程遠いぜ。激安カプホでも布団くらいはあるってのに、ここにあるものと言ったら照明と鍵穴くらいだ。
……待てよ。
「アイラ、さっき渡された鍵は?」
「今使った。部屋に移動するのに必要なの」
部屋に移動だって?
「マスター? まさかここが部屋だと思ってた、の……?」
「いやいや、ハハハ」
べっ別に知らなかったわけじゃないんだからね。勘違いしないでよねっ。
「……一応説明しておくけど、これはエレベーターみたいなもの。指定した場所に繋がるようになってて、このゲージが溜まると――」
アイラの指差す先、鍵穴の少し上にあった謎の六角形が青色に染まりきった。チン、という軽快な音とともに扉が開く。
「――部屋に到着、というわけ」
――そこには青い空に白い雲、そして見渡す限りの草原が広がっていた。
カウンター前の机に招かれる。ここで何かの手続きをするらしく、机には数枚の用紙とペンが置かれていた。
「二人とも新人か……付き添いがいないとはね。あんたにここを教えたのは?」
「ヘズテール。ヘズテール・アム・ロテス」
答えつつ、アイラは用紙に筆を走らせる。こっちの言葉だからなんて書いてあるかは分からんが、多分名前とかなんだろう。
「ヘズ、変わり者の三男か。いい子だったねえ」
いい子''だった''?
その言い方が引っかかったのか、アイラは筆を止めて老婆に尋ねる。
「今、彼は?」
「よしな、分かるだろう」
「……ごめんなさい」
それだけのやり取りの後、アイラは視線を紙面に戻して再び筆を走らせ始めた。雰囲気から推測するに……行方不明か、亡くなったか。
重い沈黙が場を支配する。特に何か喋る必要もないんだが気まずい。ペンと紙が擦れ合う音、それと茶を啜る音以外は全くの無音だ――やけに静かな建物だな。
この階だけでもかなりの広さに見えるが、人の気配がまるでない。だが使われてないって感じでもないんだよな。壁の煌びやかな装飾にも埃一つないし、利用者がいる上でしっかり掃除されてるって印象を受ける。
(マスター。夜名――コードネームは前と同じでいい?)
(ん、ああ)
(了解。なら、それで書いておく)
前と同じってとこに少し引っ掛かりを覚えたが、パッといい名前が思い付きそうにもない。それに、ネーミングセンスが絶望的だって向こうじゃよく言われたもんだ。
ふと机上のお茶が目にとまる。そういや出してもらったのにまだ飲んでなかったな。重めのプラスチックみたいなコップはまだしっかり温かかった。いただきます。
――おお。美味い。少し甘めの茶葉をベースに、ミントっぽい風味が追加されてる。鼻に抜ける香りが心地良い。
飲んだことない知らない味だが、どこか落ち着く感じがする。体が芯から温まるっていうか。
「……書き終わった」
「そうかい。どれどれ」
アイラから紙を受け取った老婆は、二枚をまじまじと眺めると、俺らの顔を順番に見た。
「あんたがエアで、こっちの坊やがヤトだね。よしよし、手続きは終わりだ。これは私が預かるとして――」
お、意外にあっさりしたもんだな。アイラがしっかり書いてくれたおかげかね。
「――本題だ。今日は何しに来たんだい?」
「人探しと、半日だけ部屋を借りに。部屋は3-17がいいけど……他に空きがあれば、そこでも」
「3-17はしばらく前から空いてるさ。きっとあんたらを待ってたんだろうね。ほら鍵だ」
鈍色に光る鍵。シンプルな作りで、玩具のようにも見える。
……っていうかシンプルすぎる。簡単にコピーが作れそうだ。
「で、人探しの方は?」
「表のルドゥード屋の店主を」
ああ、人探しってのはそれか。そういう仕事の依頼もできるのか。
「突然消えたなら恐らく大罪絡みだろうがね。一週間で打ち切るよ」
「それで大丈夫。シレンシアにいるなら一週間もあれば十分でしょう」
「その通り。物を知ってる子は好きだよ」
無事でいてくれればいいんだが。あの味を失うのは人類の損失だぞ。
「さて部屋と人探し、合わせて9,000ルナってとこさね」
「9,000? 私は――」
「待った待った、俺が払う。これで足りるよな」
財布から小金貨を一枚取り出す。アイラに払わせるなんてとんでもない。
「ああ足りるともさ。でも交渉はするべきだ、世間知らずの坊や」
……あれ?
(……本当はもっと値切れるの。9,000ルナは相場よりかなり高いから)
「ま、勉強料と思って諦めるんだね。ほら釣りだよ」
くそ、やらかした。カッコいいとこの一つでも見せようとしたらこれだ。
「3-17は一番左、奥の扉からだ。ああ、それと――」
老婆はアイラの方に振り向くと、その目を真っ直ぐに見つめる。
「――選択を悔いるんじゃないよ、これも運命だ。前を向きな」
「悔いてなんかない。でも、ありがとう」
何の話かサッパリだが、多分アイラを元気付けてくれたんだろう。そんな感じがする。
「そうだアイラ、聞いていいか」
「何? 部屋と人探しの相場?」
「いや……それも知りたいが……そうじゃない。ここって一体どこで、なんなんだ?」
通路の奥を目指しがてら、一番気になってたことを聞いてみる。迷宮内ほどではないにしても、ここはかなりの素因濃度だ。それこそ、建物全体に素因結晶でも埋め込まれてるのかってくらいの。
壁も床も見た感じただの大理石だが、触ると魔力の流れがはっきり感じられた。何かのシステムが動いてるのは間違いない。
「ここはレジスタンスの拠点。表じゃ生きられない人たちの場所。獣人に魔人、半人、影の子もいたはず」
予想が外れた。違法な魔術研究所かなんかだと思ったんだが。っとそれより、
「表じゃ生きられない……って、種族差別は結構前になくなったんじゃなかったか?」
聖騎士……ラルザは俺らにそう説明したはずだ。
アイラは小さく溜息をつく。
「そんなの国が勝手に言ってるだけ。公の場で禁止されたところで、人々の間にはまだ根強く残ってる。冒険者になっても碌な依頼が受けられない彼らは、ここに集まって革命のときを待つの」
なるほどな。表通りの種族があんまりファンタジーしてないのはそういうことだったか。
「次に場所だけど、座標はシレンシアの地下。古代魔術の障壁で守られてるから地上からの攻撃は受けない。私がよく使ってた3-17は丁度城の真下だから、探知を使うには最高の場所だと思う」
「その障壁はこっちからの魔術は通すのか?」
「通す。仕組みは知らないけどそうなってる。……革命の日もそうやって攻撃を仕掛けた」
とことんまで不思議な場所だな。古代魔術か……アルデムは昔のシレンシアを知ってるらしいし、ここのことも知ってるかね。
と、奥の扉に着いた。アイラが入口の扉と同じように表面をなぞると、今度は静かに横にスライドした。
中は……狭いぞ。大体一、二畳分くらいの広さしかない。まあ魔術を使うだけなら苦労しないが――
「マスター、何してるの」
「んあ?」
「そこにいると扉が閉まらない」
「ああ悪い悪い、中入る」
にしても何もない部屋だな。とにかく狭い。くつろぎ空間とは程遠いぜ。激安カプホでも布団くらいはあるってのに、ここにあるものと言ったら照明と鍵穴くらいだ。
……待てよ。
「アイラ、さっき渡された鍵は?」
「今使った。部屋に移動するのに必要なの」
部屋に移動だって?
「マスター? まさかここが部屋だと思ってた、の……?」
「いやいや、ハハハ」
べっ別に知らなかったわけじゃないんだからね。勘違いしないでよねっ。
「……一応説明しておくけど、これはエレベーターみたいなもの。指定した場所に繋がるようになってて、このゲージが溜まると――」
アイラの指差す先、鍵穴の少し上にあった謎の六角形が青色に染まりきった。チン、という軽快な音とともに扉が開く。
「――部屋に到着、というわけ」
――そこには青い空に白い雲、そして見渡す限りの草原が広がっていた。
0
お気に入りに追加
76
あなたにおすすめの小説
黒き魔女の世界線旅行
天羽 尤
ファンタジー
少女と執事の男が交通事故に遭い、意識不明に。
しかし、この交通事故には裏があって…
現代世界に戻れなくなってしまった二人がパラレルワールドを渡り、現代世界へ戻るために右往左往する物語。
BLNLもあります。
主人公はポンコツ系チート少女ですが、性格に難ありです。
登場人物は随時更新しますのでネタバレ注意です。
ただいま第1章執筆中。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
地獄の手違いで殺されてしまったが、閻魔大王が愛猫と一緒にネット環境付きで異世界転生させてくれました。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作、面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
高橋翔は地獄の官吏のミスで寿命でもないのに殺されてしまった。だが流石に地獄の十王達だった。配下の失敗にいち早く気付き、本来なら地獄の泰広王(不動明王)だけが初七日に審理する場に、十王全員が勢揃いして善後策を協議する事になった。だが、流石の十王達でも、配下の失敗に気がつくのに六日掛かっていた、高橋翔の身体は既に焼かれて灰となっていた。高橋翔は閻魔大王たちを相手に交渉した。現世で残されていた寿命を異世界で全うさせてくれる事。どのような異世界であろうと、異世界間ネットスーパーを利用して元の生活水準を保証してくれる事。死ぬまでに得ていた貯金と家屋敷、死亡保険金を保証して異世界で使えるようにする事。更には異世界に行く前に地獄で鍛錬させてもらう事まで要求し、権利を勝ち取った。そのお陰で異世界では楽々に生きる事ができた。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
転生ヒロインは不倫が嫌いなので地道な道を選らぶ
karon
ファンタジー
デビュタントドレスを見た瞬間アメリアはかつて好きだった乙女ゲーム「薔薇の言の葉」の世界に転生したことを悟った。
しかし、攻略対象に張り付いた自分より身分の高い悪役令嬢と戦う危険性を考え、攻略対象完全無視でモブとくっつくことを決心、しかし、アメリアの思惑は思わぬ方向に横滑りし。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる