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第4章
109 神代
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「……待て……」
レイを縛る鎖が熱を持って赤く光り、次々に溶けていく。同時に素因の震え。
ああこれは間違いない、変身だ――と思った瞬間、案の定魔力の爆発。
「待てって言ったんですケド? まさか聞こえなかったってワケ?」
「……ほう?」
男になったり女になったり忙しい奴だ。そんな短いスパンで変身するなよマジで。負けず嫌いか?
「面白い赤子だ。よもやそこまで侵蝕が進んでいようとは」
リッチが懐から杖を取り出し、構えた。オイオイオイ死ぬわレイ。
「ちょっと! 何!? アンタがいいって言ったんじゃない! ねえ!」
と、何やら大罪が怒り始めた。こんなときに仲間割れとは余裕だな。
頭を抱えて何やら叫んだと思うと、突然両手をだらんと下げて俯く。
「――待たせたな。で、侵蝕がなんだって?」
顔を上げた大罪は表情が別人だった。喋り方とか、その落ち着きようもそうだ。まさか、レイ……なのか? いや、でも姿も声も大罪のままだしな。なんかよくわからなくなってきたぞ。
「完全ではない、いや、拒絶か。どこまでも愚かな赤子だ。その力は赤子には過ぎたものだと、何度言えば理解する!」
「言ってろ――炎よ!」
レイは一瞬でリッチの眼前まで移動すると、その胴体に熱線をぶち込んだ……ように見えた。が。
「おや、おや! もう動けるほどに回復したか! なるほど、力を利用したというわけだな、面白い!」
焦げたのはローブだけだった。幻を使って躱したリッチの体に、傷は見られない。
「マスター、見ているんだろう? 殺してしまって、構わないね?」
お、お、俺!? 待て待て急に話しかけるなびっくりするだろ!
(勿論。殺せるなら殺して構わない)
はぁびっくりした。確かに俺は一応そういう立場だったかもしれない。映画感覚で楽しんでてすまんかった。
「ならこちらも反撃といこう――雷裂」
リッチの杖の先から、枝分かれした雷が伸びる。
「――避け切った? 馬鹿な、肉体まで別物であると?」
「その程度か? ……残念だ。失望の一言に尽きる」
「貴様! 赤子ごときに本気を出すことになろうとは、私も堕ちたものよ! ――闇鎖!」
リッチ、キレた!
リッチが手のひらを地面に押し当てると、レイの足元に鎖が現れた。が、レイは執拗に足首を狙うそれを軽やかなステップで躱し、切り捨て、詠唱を開始する。
「――其の切っ先は天を焦がし――」
この詠唱聞いたことあるぞ。どれだったかな。特大炎よか?
ただ魔力消費はかなりデカそうだったはずだ。大罪の体使ってるお陰で魔力増えてるのか。傷も全部治ってるし。チートすぎる。もうお前が主人公だよ。
「――闇鎖!」
「其の刃先は地を灼く――!?」
「かかったか! 地の利は私にあるのだ、赤子よ!」
なるほど鎖は落とし穴への誘導のためか。まんまとかかったレイは、砂の中を転げ落ちていく。
が、詠唱は止めていない。
「確実に息の根を止めてやろう――繋檻!」
リッチの追撃。闇の繭がレイを包み込む。
これレイの方に視点寄りたいな。そういうのでき――って聞く前に画面が一つ増えた。相変わらずの有能システム、ってか予想以上だ。
「――我が体は業火となりて――」
「闇よ! その影を槍と成し、彼の者を貫け! ――闇槍!」
尚も詠唱を続けるレイの体に、繭の上から槍が何本も突き刺さる。
が、大罪の体はちょっと槍が刺さりまくったくらいじゃ大したダメージは受けないらしい。繭は既にウニか針山みたいな感じになってるが、その槍までもを溶かさんとする勢いで素因が震えてる。
「――一切を無に還さん!」
「――ッ! 隠蔽!」
リッチの姿が消えた瞬間、画面が二つとも真っ白になった。画面越しでも眩しい。
しばらくして煙が晴れると、意外にも地下墳墓はそこまで壊れていなかった。精々隣の通路くらいとの壁が少し崩れてるくらいだ。火力を調節したのか?
レイの、槍で穴だらけだった体は綺麗に傷が塞がっていた。なんつー再生力だよ。
で、リッチの方はどうなったんだ。
「何故……私が……赤子ごときに……」
……こりゃ酷い。目を覆いたくなるってのはこういうことを言うんだろうな。
左腕は跡形もなくなってるし、肩、脇腹のあたりまで大きく円形に抉れてる。
火力調整ってよりは、単純に範囲の調整をした感じかもしれない。リッチは右腕を壁について息も絶え絶えだが、その怪我で立ってられるって体どうなってんだ。
とりあえず君は三騎将に抜擢したい。カインを外した枠にいつまでもレルアを入れとくわけにもいかないし。
「この撤退は……敗北ではない……私は……赤子ごときには……」
「は、は。あれだけの大口を叩いておきながら、尻尾巻いて逃げるっていうのか」
「貴、様……! 良かろう、挑発に乗ってやる――貴様の好きな神代の魔術だ!」
リッチの傷口から滝のように血が流れ始めた。人だったら余裕で死んでる量だ。いやリッチでも普通にヤバいと思うが。
「願いは単純、詠唱も単純だ――我が肉体を贄とし、彼の者に我が傷を与えん!」
詠唱が終わると同時にリッチはその場に崩れ落ち、そして塵と消えた。死んで復活待ちってわけだ。南無。
「あ、あ――ぐっ、あ、ああああ――!」
レイの左肩に穴が空いた。最初は小さかったそれは、腕や肋骨を巻き込んで巨大化する。
……リッチと同じ場所か。
「はぁ、ふ、ぐっ、あ」
レイは体を丸めて地面に転がった。出血が凄い。つーかめちゃくちゃ痛そう。
アレンがスコルピオの毒くらったときも酷い出血だと思ったが、あんなの比にならないくらいにヤバい。早くなんとかしないと結局ここで死ぬことになるぞ……っても、もう意識があるかも怪しいな。
「――炎よ――」
なんだ治癒か? 前は治癒で治らなそうな怪我――丸焦げの腕を不思議パワーで無理やり治してたが、体が大罪ならあれできたりするのか。
「――我が骨となれ――」
まず出血が止まった。どうも違うらしい。前は詠唱なしで撫でるだけで元通りだったからな。今思えばあれも自動再生か。
「――我が肉となれ――」
次に、穴を塞ぐように深紅の結晶が広がる。刀と腕が融合したときみたいな感じか――だがあれは一時的なもんだったよな。
「――我が血となれ!」
腕までしっかり生えて詠唱終了、と。服はボロボロだが、見えてる部分は全部結晶になってるから全年齢対象だ。
「よし、上手く、いった……」
怪我はどうにかなってもレイ本人はフラフラなまま。融合時みたいな強化された印象はない。
てかその腕動くのかよ。それもしっかり指先まで。やはり炎……! 炎は全てを解決する……!
そんな便利物質だったか? 違うよな? この世界だとそれが普通だったりする?
レイは器用に崩れた穴を登ると、再び刀を握って歩き始めた。弱ってるとはいえ、もうこの階層にはレイに勝てるやつはいなそうだ。ボスのマンティ三兄弟あたりに期待するか。
レイを縛る鎖が熱を持って赤く光り、次々に溶けていく。同時に素因の震え。
ああこれは間違いない、変身だ――と思った瞬間、案の定魔力の爆発。
「待てって言ったんですケド? まさか聞こえなかったってワケ?」
「……ほう?」
男になったり女になったり忙しい奴だ。そんな短いスパンで変身するなよマジで。負けず嫌いか?
「面白い赤子だ。よもやそこまで侵蝕が進んでいようとは」
リッチが懐から杖を取り出し、構えた。オイオイオイ死ぬわレイ。
「ちょっと! 何!? アンタがいいって言ったんじゃない! ねえ!」
と、何やら大罪が怒り始めた。こんなときに仲間割れとは余裕だな。
頭を抱えて何やら叫んだと思うと、突然両手をだらんと下げて俯く。
「――待たせたな。で、侵蝕がなんだって?」
顔を上げた大罪は表情が別人だった。喋り方とか、その落ち着きようもそうだ。まさか、レイ……なのか? いや、でも姿も声も大罪のままだしな。なんかよくわからなくなってきたぞ。
「完全ではない、いや、拒絶か。どこまでも愚かな赤子だ。その力は赤子には過ぎたものだと、何度言えば理解する!」
「言ってろ――炎よ!」
レイは一瞬でリッチの眼前まで移動すると、その胴体に熱線をぶち込んだ……ように見えた。が。
「おや、おや! もう動けるほどに回復したか! なるほど、力を利用したというわけだな、面白い!」
焦げたのはローブだけだった。幻を使って躱したリッチの体に、傷は見られない。
「マスター、見ているんだろう? 殺してしまって、構わないね?」
お、お、俺!? 待て待て急に話しかけるなびっくりするだろ!
(勿論。殺せるなら殺して構わない)
はぁびっくりした。確かに俺は一応そういう立場だったかもしれない。映画感覚で楽しんでてすまんかった。
「ならこちらも反撃といこう――雷裂」
リッチの杖の先から、枝分かれした雷が伸びる。
「――避け切った? 馬鹿な、肉体まで別物であると?」
「その程度か? ……残念だ。失望の一言に尽きる」
「貴様! 赤子ごときに本気を出すことになろうとは、私も堕ちたものよ! ――闇鎖!」
リッチ、キレた!
リッチが手のひらを地面に押し当てると、レイの足元に鎖が現れた。が、レイは執拗に足首を狙うそれを軽やかなステップで躱し、切り捨て、詠唱を開始する。
「――其の切っ先は天を焦がし――」
この詠唱聞いたことあるぞ。どれだったかな。特大炎よか?
ただ魔力消費はかなりデカそうだったはずだ。大罪の体使ってるお陰で魔力増えてるのか。傷も全部治ってるし。チートすぎる。もうお前が主人公だよ。
「――闇鎖!」
「其の刃先は地を灼く――!?」
「かかったか! 地の利は私にあるのだ、赤子よ!」
なるほど鎖は落とし穴への誘導のためか。まんまとかかったレイは、砂の中を転げ落ちていく。
が、詠唱は止めていない。
「確実に息の根を止めてやろう――繋檻!」
リッチの追撃。闇の繭がレイを包み込む。
これレイの方に視点寄りたいな。そういうのでき――って聞く前に画面が一つ増えた。相変わらずの有能システム、ってか予想以上だ。
「――我が体は業火となりて――」
「闇よ! その影を槍と成し、彼の者を貫け! ――闇槍!」
尚も詠唱を続けるレイの体に、繭の上から槍が何本も突き刺さる。
が、大罪の体はちょっと槍が刺さりまくったくらいじゃ大したダメージは受けないらしい。繭は既にウニか針山みたいな感じになってるが、その槍までもを溶かさんとする勢いで素因が震えてる。
「――一切を無に還さん!」
「――ッ! 隠蔽!」
リッチの姿が消えた瞬間、画面が二つとも真っ白になった。画面越しでも眩しい。
しばらくして煙が晴れると、意外にも地下墳墓はそこまで壊れていなかった。精々隣の通路くらいとの壁が少し崩れてるくらいだ。火力を調節したのか?
レイの、槍で穴だらけだった体は綺麗に傷が塞がっていた。なんつー再生力だよ。
で、リッチの方はどうなったんだ。
「何故……私が……赤子ごときに……」
……こりゃ酷い。目を覆いたくなるってのはこういうことを言うんだろうな。
左腕は跡形もなくなってるし、肩、脇腹のあたりまで大きく円形に抉れてる。
火力調整ってよりは、単純に範囲の調整をした感じかもしれない。リッチは右腕を壁について息も絶え絶えだが、その怪我で立ってられるって体どうなってんだ。
とりあえず君は三騎将に抜擢したい。カインを外した枠にいつまでもレルアを入れとくわけにもいかないし。
「この撤退は……敗北ではない……私は……赤子ごときには……」
「は、は。あれだけの大口を叩いておきながら、尻尾巻いて逃げるっていうのか」
「貴、様……! 良かろう、挑発に乗ってやる――貴様の好きな神代の魔術だ!」
リッチの傷口から滝のように血が流れ始めた。人だったら余裕で死んでる量だ。いやリッチでも普通にヤバいと思うが。
「願いは単純、詠唱も単純だ――我が肉体を贄とし、彼の者に我が傷を与えん!」
詠唱が終わると同時にリッチはその場に崩れ落ち、そして塵と消えた。死んで復活待ちってわけだ。南無。
「あ、あ――ぐっ、あ、ああああ――!」
レイの左肩に穴が空いた。最初は小さかったそれは、腕や肋骨を巻き込んで巨大化する。
……リッチと同じ場所か。
「はぁ、ふ、ぐっ、あ」
レイは体を丸めて地面に転がった。出血が凄い。つーかめちゃくちゃ痛そう。
アレンがスコルピオの毒くらったときも酷い出血だと思ったが、あんなの比にならないくらいにヤバい。早くなんとかしないと結局ここで死ぬことになるぞ……っても、もう意識があるかも怪しいな。
「――炎よ――」
なんだ治癒か? 前は治癒で治らなそうな怪我――丸焦げの腕を不思議パワーで無理やり治してたが、体が大罪ならあれできたりするのか。
「――我が骨となれ――」
まず出血が止まった。どうも違うらしい。前は詠唱なしで撫でるだけで元通りだったからな。今思えばあれも自動再生か。
「――我が肉となれ――」
次に、穴を塞ぐように深紅の結晶が広がる。刀と腕が融合したときみたいな感じか――だがあれは一時的なもんだったよな。
「――我が血となれ!」
腕までしっかり生えて詠唱終了、と。服はボロボロだが、見えてる部分は全部結晶になってるから全年齢対象だ。
「よし、上手く、いった……」
怪我はどうにかなってもレイ本人はフラフラなまま。融合時みたいな強化された印象はない。
てかその腕動くのかよ。それもしっかり指先まで。やはり炎……! 炎は全てを解決する……!
そんな便利物質だったか? 違うよな? この世界だとそれが普通だったりする?
レイは器用に崩れた穴を登ると、再び刀を握って歩き始めた。弱ってるとはいえ、もうこの階層にはレイに勝てるやつはいなそうだ。ボスのマンティ三兄弟あたりに期待するか。
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