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第2章:王都カレドリア学院!学びと挑戦の日々
第69話「試作開始!新たな魔道具の可能性」
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エルヴィンは王宮の研究施設に案内され、初めて目にする規模と設備の充実ぶりに圧倒されていた。巨大な魔力鉱の精製装置、魔道具製作に必要な特殊な工具、そして王国中から集められた魔法素材の数々――これらすべてが一箇所に揃っている。
「ここが王宮魔道研究所だ。君の試作のために、施設は自由に使って構わない。」
ヴェルトナー大臣が自信に満ちた口調で言う。
「……すごいですね。学院の工房も十分な設備がありましたが、ここはまるで別世界のようです。」
エルヴィンは感嘆の声を漏らしながら、周囲を見渡した。
「当然だ。ここは国王陛下直属の施設だからな。それに、今回は王国の期待がかかっている。最高の環境で、最高の結果を出してほしい。」
ヴェルトナーは笑いながらエルヴィンの肩を叩いた。
エルヴィンは緊張しつつも、目の前に広がる可能性に胸を高鳴らせた。
ヴェルトナー大臣から提示された依頼内容は「携帯型魔道具の試作」。具体的には、王国の騎士や衛兵が簡単に使えるよう、軽量かつ高効率な魔道具を作るというものだった。用途としては、戦闘支援や防衛、場合によっては日常生活の補助にまで幅広く対応できる汎用性が求められていた。
「現場では即時に対応できる道具が求められている。たとえば、敵の不意打ちを防ぐための簡易的な防御壁を展開する魔道具や、暗闇でも視界を確保する装置などだ。」
ヴェルトナーの説明に、エルヴィンは頷きながらメモを取っていた。
「防御壁を展開する魔道具……それに暗視装置ですか。確かにどちらも実戦や治安維持には欠かせない機能ですね。でも、小型化しながら効率よく動かすとなると……魔力の配分が鍵になりそうです。」
「君の発想力に期待しているよ。他にも必要なものがあれば、研究所の者たちに指示を出してくれ。ここには王国随一の研究者たちが揃っている。」
ヴェルトナーはそう言うと、部屋に控えていた数人の研究員たちを呼び寄せた。
「シュトラウス殿、彼らが君をサポートする。分からないことがあれば遠慮なく頼るといい。」
「よろしくお願いします。」
エルヴィンは一礼し、研究員たちと握手を交わした。
エルヴィンはまず、魔力の効率的な使い方を考えるために基本設計を始めた。防御壁を展開する魔道具の場合、使用者が簡単に操作できることが重要だ。複雑な魔道文字の入力ではなく、スイッチ一つで動作する仕組みが理想だった。
「スイッチ一つで展開するなら、魔力の流れを固定化する必要がある……でも、それだと消費が大きくなりすぎるかもしれない。」
エルヴィンはノートに設計図を描きながら悩んでいた。
「シュトラウス様、この部分ですが、魔力鉱の使用量を抑えるために、分割した魔法回路を使うのはいかがでしょう?」
研究員の一人が提案する。
「分割回路……なるほど。それなら、魔力の負担を分散させて消費を抑えられますね。」
エルヴィンはその案を採用し、試作品の第一段階を組み上げていった。
数日後、エルヴィンと研究員たちは試作品の完成に漕ぎつけた。装置は手のひらサイズで、スイッチを押すことで簡易的な防御壁を展開する仕組みになっていた。試験室に装置を持ち込み、エルヴィンは緊張しながらスイッチを押した。
「いくよ……。」
スイッチを押すと、装置から魔力が放出され、半透明の防御壁が目の前に展開された。
「やった!動いた!」
エルヴィンは喜びの声を上げたが、その直後、壁がわずかに揺らぎ始めた。
「……あれ?何か不安定だ。」
さらに数秒後、防御壁が突然砕け散り、魔力が四方に飛び散った。
「危ない!」
研究員たちが咄嗟に距離を取る中、エルヴィンは呆然と装置を見つめた。
「どうして……?」
原因を探るために試作品を調べてみると、魔力鉱にかかる負担が想定以上に大きく、過負荷が原因で壁が崩壊したことが分かった。
「やっぱり……まだ設計が甘かったみたいだ。」
エルヴィンは苦笑しながら頭を掻いた。
「それでも、第一段階としては十分な成果ですわ。基礎部分は動いていましたし、後は調整すれば問題ありません。」
研究員の一人が励ますように言った。
「そうですね……失敗も貴重なデータです。次はさらに改善したいと思います。」
エルヴィンはそう言うと、すぐにノートを開いて改善点をメモし始めた。
次に取り組んだのは暗視装置だった。暗い場所でも視界を確保するため、魔法で光を調整する仕組みを作る必要があった。エルヴィンは、魔力を利用して微弱な光を放つ素材を組み込むことを考えた。
「光を直接放つと目に負担がかかるから、間接的に反射させて視界を確保できる仕組みが良さそうだな……。」
エルヴィンは実験室で光の拡散を調整しながら、少しずつ設計を進めていった。
「シュトラウス様、こちらの素材を試してみてはいかがでしょう?これは、微弱な魔力でも光を反射する特性を持っています。」
研究員が提案した素材を使ってみると、装置の効率が大幅に改善された。
「いいですね!これなら、消費魔力を抑えながら視界を広く保てそうです。」
エルヴィンはその結果に満足し、さらに細部を調整していった。
試作を重ねる中で、エルヴィンは徐々に自分の技術が国にどのように役立つのかを実感し始めていた。ただの魔道具開発ではなく、人々の安全や生活を支える責任を感じながら、彼の集中力はさらに研ぎ澄まされていった。
「まだまだ改善するべきところはたくさんあるけど、きっと良いものができるはずだ。」
エルヴィンは自分に言い聞かせ、次の試作へと取り組んでいった。
「ここが王宮魔道研究所だ。君の試作のために、施設は自由に使って構わない。」
ヴェルトナー大臣が自信に満ちた口調で言う。
「……すごいですね。学院の工房も十分な設備がありましたが、ここはまるで別世界のようです。」
エルヴィンは感嘆の声を漏らしながら、周囲を見渡した。
「当然だ。ここは国王陛下直属の施設だからな。それに、今回は王国の期待がかかっている。最高の環境で、最高の結果を出してほしい。」
ヴェルトナーは笑いながらエルヴィンの肩を叩いた。
エルヴィンは緊張しつつも、目の前に広がる可能性に胸を高鳴らせた。
ヴェルトナー大臣から提示された依頼内容は「携帯型魔道具の試作」。具体的には、王国の騎士や衛兵が簡単に使えるよう、軽量かつ高効率な魔道具を作るというものだった。用途としては、戦闘支援や防衛、場合によっては日常生活の補助にまで幅広く対応できる汎用性が求められていた。
「現場では即時に対応できる道具が求められている。たとえば、敵の不意打ちを防ぐための簡易的な防御壁を展開する魔道具や、暗闇でも視界を確保する装置などだ。」
ヴェルトナーの説明に、エルヴィンは頷きながらメモを取っていた。
「防御壁を展開する魔道具……それに暗視装置ですか。確かにどちらも実戦や治安維持には欠かせない機能ですね。でも、小型化しながら効率よく動かすとなると……魔力の配分が鍵になりそうです。」
「君の発想力に期待しているよ。他にも必要なものがあれば、研究所の者たちに指示を出してくれ。ここには王国随一の研究者たちが揃っている。」
ヴェルトナーはそう言うと、部屋に控えていた数人の研究員たちを呼び寄せた。
「シュトラウス殿、彼らが君をサポートする。分からないことがあれば遠慮なく頼るといい。」
「よろしくお願いします。」
エルヴィンは一礼し、研究員たちと握手を交わした。
エルヴィンはまず、魔力の効率的な使い方を考えるために基本設計を始めた。防御壁を展開する魔道具の場合、使用者が簡単に操作できることが重要だ。複雑な魔道文字の入力ではなく、スイッチ一つで動作する仕組みが理想だった。
「スイッチ一つで展開するなら、魔力の流れを固定化する必要がある……でも、それだと消費が大きくなりすぎるかもしれない。」
エルヴィンはノートに設計図を描きながら悩んでいた。
「シュトラウス様、この部分ですが、魔力鉱の使用量を抑えるために、分割した魔法回路を使うのはいかがでしょう?」
研究員の一人が提案する。
「分割回路……なるほど。それなら、魔力の負担を分散させて消費を抑えられますね。」
エルヴィンはその案を採用し、試作品の第一段階を組み上げていった。
数日後、エルヴィンと研究員たちは試作品の完成に漕ぎつけた。装置は手のひらサイズで、スイッチを押すことで簡易的な防御壁を展開する仕組みになっていた。試験室に装置を持ち込み、エルヴィンは緊張しながらスイッチを押した。
「いくよ……。」
スイッチを押すと、装置から魔力が放出され、半透明の防御壁が目の前に展開された。
「やった!動いた!」
エルヴィンは喜びの声を上げたが、その直後、壁がわずかに揺らぎ始めた。
「……あれ?何か不安定だ。」
さらに数秒後、防御壁が突然砕け散り、魔力が四方に飛び散った。
「危ない!」
研究員たちが咄嗟に距離を取る中、エルヴィンは呆然と装置を見つめた。
「どうして……?」
原因を探るために試作品を調べてみると、魔力鉱にかかる負担が想定以上に大きく、過負荷が原因で壁が崩壊したことが分かった。
「やっぱり……まだ設計が甘かったみたいだ。」
エルヴィンは苦笑しながら頭を掻いた。
「それでも、第一段階としては十分な成果ですわ。基礎部分は動いていましたし、後は調整すれば問題ありません。」
研究員の一人が励ますように言った。
「そうですね……失敗も貴重なデータです。次はさらに改善したいと思います。」
エルヴィンはそう言うと、すぐにノートを開いて改善点をメモし始めた。
次に取り組んだのは暗視装置だった。暗い場所でも視界を確保するため、魔法で光を調整する仕組みを作る必要があった。エルヴィンは、魔力を利用して微弱な光を放つ素材を組み込むことを考えた。
「光を直接放つと目に負担がかかるから、間接的に反射させて視界を確保できる仕組みが良さそうだな……。」
エルヴィンは実験室で光の拡散を調整しながら、少しずつ設計を進めていった。
「シュトラウス様、こちらの素材を試してみてはいかがでしょう?これは、微弱な魔力でも光を反射する特性を持っています。」
研究員が提案した素材を使ってみると、装置の効率が大幅に改善された。
「いいですね!これなら、消費魔力を抑えながら視界を広く保てそうです。」
エルヴィンはその結果に満足し、さらに細部を調整していった。
試作を重ねる中で、エルヴィンは徐々に自分の技術が国にどのように役立つのかを実感し始めていた。ただの魔道具開発ではなく、人々の安全や生活を支える責任を感じながら、彼の集中力はさらに研ぎ澄まされていった。
「まだまだ改善するべきところはたくさんあるけど、きっと良いものができるはずだ。」
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