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第二幕 あなたのせい
2-4.温もりが怖い
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イスクには少し待ってもらい、洗い物などの準備を済ませて玄関先へと向かった。表には紫紺色の馬車がある。イスクと他数名の神官は馬車ではなく、馬に乗るようだ。
トゥトゥナが乗りこんだのを見計らい、イスクを先頭に馬車は進む。
昼間の陽射しにきらめくのは海。空にはうみねこがおり、遠く鳴き声を上げている。馬車が街道を降りていく中、トゥトゥナは窓からの眺めをぼうっと眺めていた。
町並みも見えてきた。白い建物が並ぶ城下町だ。皇領市と町を隔てる門は大きい。他にも迎えがあるのだろうか、白亜色や空色の馬車も並んでいた。トゥトゥナの乗った馬車もしばらくして進む。
城下町の賑わいにも何一つ感動を覚えない。ただ、あちこちで様々な聖職者たちが町人相手に、何かを語っているのは見て取れた。
馬車が向かったのは厳かな礼拝堂だ。そこには一際人だかりがあり、誰もがシュテインの名と歓声を上げている。イスクたち他の神官を見てか、声は余計かしましくなった。
馬車も礼拝堂入り口に止まる。熱狂の渦にトゥトゥナは少し気後れした。馭者が扉を開けてくれはしたが、少し尻込みしてしまう。
――凄い人気だわ、リシュ卿……。
戸惑いながらもイスクたちと共に衆人の中、降り立つ。礼拝堂の扉が開かれ、中から出てきたのはシュテインだ。女性陣の声が大きく響いた。身なりのよい女性や町娘も、彼を一目見ようと躍起になっているのがすぐにわかる。
シュテインは皆へ祝福を与えるように、片手を上げながら馬車へと向かってきた。棒立ちするしかないトゥトゥナに気付いてだろう、その笑みが深くなる。
イスクたちが人混みを分けていた、一瞬の隙だった。
「魔女めが!」
「えっ……」
神官の抑えを振り切って飛び出したのは、一人の男。すり切れた服に少し痩せた男、その声音に、顔に、トゥトゥナは覚えがあった。スネーツ男爵だ。
「死ねっ!」
動けなかった神官たちの隙間から飛び出し、スネーツが手にした杖をトゥトゥナへと振りかざす。憎悪に満ちた目と声に、それでもトゥトゥナは動けなかった。
――ここで、死ぬの……?
どくんと心臓が脈打った瞬間、全ての時間が止まったように感じた刹那――
突き飛ばされた。打撃音がする。衝撃はトゥトゥナが尻を突いたくらいにしか感じない。目を閉じて痛みを待つが、代わりにそこここから悲鳴が上がる。
「リシュ様!」
トゥトゥナはイスクの声に目を開けた。自分がいた場所で、シュテインが肩を押さえて蹲っている。神官たちが即座に動いた。暴れるスネーツを取り押さえる。
「捕らえろ……殺すな」
スネーツはまだ唾を吐いて喚き散らしていたが、神官がシュテインの命に応じた。地面に叩きつけられるスネーツ。堪えるように汗を流すシュテイン。
「リ、リシュ卿……!」
我に返ったトゥトゥナは、すぐさまシュテインに駆け寄った。庇われたのだと理解して。
「無事かい……トア……」
「話さないで。骨が折れていないか確かめます」
抱きかかえるようにシュテインの背中に触れた。一カ所に触れたとき、苦痛の呻きがシュテインの口から漏れる。左の肩甲骨付近だ。服を脱がせて確認したいが、ここではそうもいかないだろう。
「リシュ様、ご無事ですか!」
「頭は、打っていない……それより彼を」
「トア殿、リシュ様を馬車へ! 先に館へ戻られよっ」
さざめく群衆たちを散らしながら、イスクが叫ぶ。トゥトゥナは蒼白な顔のままうなずいた。シュテインの右腕を自らの肩に回し、立ち上がらせて馬車の中へと運ぶ。
慌てた馭者が、群衆を蹴散らすように馬を走らせた。急いでいるためか、揺れが酷い。トゥトゥナは肩に頭を預け、苦痛を堪えているだろうシュテインを抱きしめた。少しでも体が動かないようにと。
「……暖かいね、君の体は」
「喋らないで下さい、骨折していたら大変です……」
――私のせいだわ……私がぼうっとしていたから……。
さまようように宙を掻くシュテインの右手を、きつく握る。なぜ自分なんかを庇ったのか、疑問は頭を掠め、すぐに消えた。熱い吐息がトゥトゥナの胸にかかる。シュテインの呼吸は少しずつ元に戻ろうとしていた。
――お医者様を呼んで診てもらわないと。私が下手なことをして酷くなったら……。
館の中庭には薬草の類いがあると確認済みだが、それより正規の医者に診察してもらった方が確実だ。
トゥトゥナはシュテインを見つめる。苦悶に満ちた顔を。
いつも柔らかさに溢れた面が、自分のせいで歪んでいる。自責の念が重くのしかかってやまない。それでも不思議と失望はなかった。その代わりに今更、死ぬ一歩手前だったことが怯えとなって体の震えを呼び起こす。
「怖かっただろう、トゥトゥナ」
「私は……トアです。巫女のトアです」
「そうだね。君は僕の、僕だけの巫女だ」
気丈に振る舞うトゥトゥナは、シュテインが苦笑を浮かべたように見えた。
馬車は走り続け、ようやく館に辿り着く。シュテインに肩を貸すトゥトゥナを見て、見張りたちが驚いた顔で駆け寄って来た。
「リシュ卿を寝室へ。それからお医者様を呼んできて下さい」
トゥトゥナの言葉に、見張りはすぐに行動した。館に残っていた神官たちが、何事かと目を丸くしながらこちらを出迎える。
「説明はあとです。氷はありますか? 背中を冷やさないと」
「氷だな。少しは冷暗所にもあるが、すぐに買ってこよう」
やり取りの中、シュテインは寝室へと運ばれていった。
トゥトゥナは素早く台所に赴き、冷暗所に保存してある水を桶で汲む。それから周りを見渡し、まだ使われていない革袋も手に取った。氷は小さいものが多少ある。患部を冷やすための氷嚢を急いで作った。
準備したものを持ち、シュテインの寝室へと走る。中に入ると、上半身を裸にしたシュテインがベッドにうつ伏せになっていた。ローブなどを手にしていた神官がトゥトゥナを見た。構わずトゥトゥナはシュテインの側に近付く。
「患部を冷やせば、少しは楽になるかと思いますので」
そう言うと、神官たちが困惑した様子で顔を見合わせた。
「皆……医者が来るまで、下がっていてくれて構わない。ローブの洗濯をしてくれ」
「わかりました、リシュ様。トア殿、ここは頼みましたぞ」
「はい」
神官たちが命令によりローブを持って出ていったのを見てから、トゥトゥナはぐったりしているシュテインの背中に触れる。左の肩甲骨付近が熱を持って腫れていた。
「少し冷たいですけど、我慢して下さい」
机の椅子を近くに寄せて座り、作った氷嚢を背に当てる。寝ているシュテインが吐息を漏らした。シュテインの顔を見る。脂汗は出ていない。骨折まではしていなさそうだ。
「守れてよかった」
冷やしたことで楽になったのか、シュテインが微笑む。
「……どうしてあんな真似をしたんですか。私がいなければ、狙われることもなかったかもしれないのに」
「君に町を見せたくてね。まさかスネーツがいるとは思わなかったけれど」
「町にならきっと、巫女の活動で降りるはずですよ」
「そうして見られるのは綺麗な部分だけだ。腐敗した町の暗部を見ることはないだろう」
「町の暗部……?」
「闇商売をするもの、配給された食品を奪い合うもの……この国の腐敗しきった姿を、君に確認して欲しかった。僕が変えようとしている国の実体を」
「革新派の巫女として……ですね」
シュテインはそれには答えず、目を細めた。銀の瞳、そこに刻まれた聖印が歪んだ形となる。神秘的な瞳に誘われるように、トゥトゥナの口が動いた。
「……庇って下さって、ありがとうございます」
「君は今、ここで生きている……僕の……巫女、として……」
声が小さくなったシュテインにはっとし、慌てて顔を近付ける。呼吸は、している。どうやら眠っただけのようで、胸を撫で下ろした。
――そう、私は生きている……死ぬのが怖いくらいに、生きてしまっているのよ。
夕陽になった陽射しが、シュテインの顔を照らしていた。浮かぶ鼻梁に形のよい唇。輝く銀髪。毎夜、艶やかに自分を責める淫靡な表情は今はなく、眠りにつく彼の顔は優しい。
張りついた髪をほどくように、トゥトゥナは空いている片手で頬に触れてみる。暖かかった。その温もりが怖い。自分を生かす象徴になっている気がして。
――あなたのせい。死ぬのが怖くなったのは、あなたのせい……。
涙がこぼれそうで、唇を噛みしめる。死ねばまた繰り返すだけだろうに、今はもう、自害すらできないくらい生に執着している自分がいた。
身勝手な思いを口に出さず、内心で繰り返しながら、それでも頬を撫で続けた。
熱を帯びる胸の思いに、なんと名をつけていいのかわからないまま。
トゥトゥナが乗りこんだのを見計らい、イスクを先頭に馬車は進む。
昼間の陽射しにきらめくのは海。空にはうみねこがおり、遠く鳴き声を上げている。馬車が街道を降りていく中、トゥトゥナは窓からの眺めをぼうっと眺めていた。
町並みも見えてきた。白い建物が並ぶ城下町だ。皇領市と町を隔てる門は大きい。他にも迎えがあるのだろうか、白亜色や空色の馬車も並んでいた。トゥトゥナの乗った馬車もしばらくして進む。
城下町の賑わいにも何一つ感動を覚えない。ただ、あちこちで様々な聖職者たちが町人相手に、何かを語っているのは見て取れた。
馬車が向かったのは厳かな礼拝堂だ。そこには一際人だかりがあり、誰もがシュテインの名と歓声を上げている。イスクたち他の神官を見てか、声は余計かしましくなった。
馬車も礼拝堂入り口に止まる。熱狂の渦にトゥトゥナは少し気後れした。馭者が扉を開けてくれはしたが、少し尻込みしてしまう。
――凄い人気だわ、リシュ卿……。
戸惑いながらもイスクたちと共に衆人の中、降り立つ。礼拝堂の扉が開かれ、中から出てきたのはシュテインだ。女性陣の声が大きく響いた。身なりのよい女性や町娘も、彼を一目見ようと躍起になっているのがすぐにわかる。
シュテインは皆へ祝福を与えるように、片手を上げながら馬車へと向かってきた。棒立ちするしかないトゥトゥナに気付いてだろう、その笑みが深くなる。
イスクたちが人混みを分けていた、一瞬の隙だった。
「魔女めが!」
「えっ……」
神官の抑えを振り切って飛び出したのは、一人の男。すり切れた服に少し痩せた男、その声音に、顔に、トゥトゥナは覚えがあった。スネーツ男爵だ。
「死ねっ!」
動けなかった神官たちの隙間から飛び出し、スネーツが手にした杖をトゥトゥナへと振りかざす。憎悪に満ちた目と声に、それでもトゥトゥナは動けなかった。
――ここで、死ぬの……?
どくんと心臓が脈打った瞬間、全ての時間が止まったように感じた刹那――
突き飛ばされた。打撃音がする。衝撃はトゥトゥナが尻を突いたくらいにしか感じない。目を閉じて痛みを待つが、代わりにそこここから悲鳴が上がる。
「リシュ様!」
トゥトゥナはイスクの声に目を開けた。自分がいた場所で、シュテインが肩を押さえて蹲っている。神官たちが即座に動いた。暴れるスネーツを取り押さえる。
「捕らえろ……殺すな」
スネーツはまだ唾を吐いて喚き散らしていたが、神官がシュテインの命に応じた。地面に叩きつけられるスネーツ。堪えるように汗を流すシュテイン。
「リ、リシュ卿……!」
我に返ったトゥトゥナは、すぐさまシュテインに駆け寄った。庇われたのだと理解して。
「無事かい……トア……」
「話さないで。骨が折れていないか確かめます」
抱きかかえるようにシュテインの背中に触れた。一カ所に触れたとき、苦痛の呻きがシュテインの口から漏れる。左の肩甲骨付近だ。服を脱がせて確認したいが、ここではそうもいかないだろう。
「リシュ様、ご無事ですか!」
「頭は、打っていない……それより彼を」
「トア殿、リシュ様を馬車へ! 先に館へ戻られよっ」
さざめく群衆たちを散らしながら、イスクが叫ぶ。トゥトゥナは蒼白な顔のままうなずいた。シュテインの右腕を自らの肩に回し、立ち上がらせて馬車の中へと運ぶ。
慌てた馭者が、群衆を蹴散らすように馬を走らせた。急いでいるためか、揺れが酷い。トゥトゥナは肩に頭を預け、苦痛を堪えているだろうシュテインを抱きしめた。少しでも体が動かないようにと。
「……暖かいね、君の体は」
「喋らないで下さい、骨折していたら大変です……」
――私のせいだわ……私がぼうっとしていたから……。
さまようように宙を掻くシュテインの右手を、きつく握る。なぜ自分なんかを庇ったのか、疑問は頭を掠め、すぐに消えた。熱い吐息がトゥトゥナの胸にかかる。シュテインの呼吸は少しずつ元に戻ろうとしていた。
――お医者様を呼んで診てもらわないと。私が下手なことをして酷くなったら……。
館の中庭には薬草の類いがあると確認済みだが、それより正規の医者に診察してもらった方が確実だ。
トゥトゥナはシュテインを見つめる。苦悶に満ちた顔を。
いつも柔らかさに溢れた面が、自分のせいで歪んでいる。自責の念が重くのしかかってやまない。それでも不思議と失望はなかった。その代わりに今更、死ぬ一歩手前だったことが怯えとなって体の震えを呼び起こす。
「怖かっただろう、トゥトゥナ」
「私は……トアです。巫女のトアです」
「そうだね。君は僕の、僕だけの巫女だ」
気丈に振る舞うトゥトゥナは、シュテインが苦笑を浮かべたように見えた。
馬車は走り続け、ようやく館に辿り着く。シュテインに肩を貸すトゥトゥナを見て、見張りたちが驚いた顔で駆け寄って来た。
「リシュ卿を寝室へ。それからお医者様を呼んできて下さい」
トゥトゥナの言葉に、見張りはすぐに行動した。館に残っていた神官たちが、何事かと目を丸くしながらこちらを出迎える。
「説明はあとです。氷はありますか? 背中を冷やさないと」
「氷だな。少しは冷暗所にもあるが、すぐに買ってこよう」
やり取りの中、シュテインは寝室へと運ばれていった。
トゥトゥナは素早く台所に赴き、冷暗所に保存してある水を桶で汲む。それから周りを見渡し、まだ使われていない革袋も手に取った。氷は小さいものが多少ある。患部を冷やすための氷嚢を急いで作った。
準備したものを持ち、シュテインの寝室へと走る。中に入ると、上半身を裸にしたシュテインがベッドにうつ伏せになっていた。ローブなどを手にしていた神官がトゥトゥナを見た。構わずトゥトゥナはシュテインの側に近付く。
「患部を冷やせば、少しは楽になるかと思いますので」
そう言うと、神官たちが困惑した様子で顔を見合わせた。
「皆……医者が来るまで、下がっていてくれて構わない。ローブの洗濯をしてくれ」
「わかりました、リシュ様。トア殿、ここは頼みましたぞ」
「はい」
神官たちが命令によりローブを持って出ていったのを見てから、トゥトゥナはぐったりしているシュテインの背中に触れる。左の肩甲骨付近が熱を持って腫れていた。
「少し冷たいですけど、我慢して下さい」
机の椅子を近くに寄せて座り、作った氷嚢を背に当てる。寝ているシュテインが吐息を漏らした。シュテインの顔を見る。脂汗は出ていない。骨折まではしていなさそうだ。
「守れてよかった」
冷やしたことで楽になったのか、シュテインが微笑む。
「……どうしてあんな真似をしたんですか。私がいなければ、狙われることもなかったかもしれないのに」
「君に町を見せたくてね。まさかスネーツがいるとは思わなかったけれど」
「町にならきっと、巫女の活動で降りるはずですよ」
「そうして見られるのは綺麗な部分だけだ。腐敗した町の暗部を見ることはないだろう」
「町の暗部……?」
「闇商売をするもの、配給された食品を奪い合うもの……この国の腐敗しきった姿を、君に確認して欲しかった。僕が変えようとしている国の実体を」
「革新派の巫女として……ですね」
シュテインはそれには答えず、目を細めた。銀の瞳、そこに刻まれた聖印が歪んだ形となる。神秘的な瞳に誘われるように、トゥトゥナの口が動いた。
「……庇って下さって、ありがとうございます」
「君は今、ここで生きている……僕の……巫女、として……」
声が小さくなったシュテインにはっとし、慌てて顔を近付ける。呼吸は、している。どうやら眠っただけのようで、胸を撫で下ろした。
――そう、私は生きている……死ぬのが怖いくらいに、生きてしまっているのよ。
夕陽になった陽射しが、シュテインの顔を照らしていた。浮かぶ鼻梁に形のよい唇。輝く銀髪。毎夜、艶やかに自分を責める淫靡な表情は今はなく、眠りにつく彼の顔は優しい。
張りついた髪をほどくように、トゥトゥナは空いている片手で頬に触れてみる。暖かかった。その温もりが怖い。自分を生かす象徴になっている気がして。
――あなたのせい。死ぬのが怖くなったのは、あなたのせい……。
涙がこぼれそうで、唇を噛みしめる。死ねばまた繰り返すだけだろうに、今はもう、自害すらできないくらい生に執着している自分がいた。
身勝手な思いを口に出さず、内心で繰り返しながら、それでも頬を撫で続けた。
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