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第2部 第6章 神罰の下るとき -平和-
第129話 あなたは不要と申し上げたのです!
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「もう限界だ。リブリス教皇、我々はあなたを罷免する」
リックの発言に、教皇派の僧侶たちがざわめく。
「なにをバカな。教皇を罷免する法などない」
「いいや。前例はありませんが、教皇をも罷免する権利を持つ組織はある」
はっ、とサフラン王女が気づく。
「聖勇者同盟ですね?」
「そうです。スートリア国内で勇者と呼ばれる者たちは、独自の権利を有している。国を守るため、あらゆる脅威を排除するためです。その脅威とは、国内に巣食う為政者や聖職者も含まれる」
「これまで教団に従ってきた聖勇者同盟が、裏切るというのか」
そう口走った高僧を、リックは睨みつける。
「なにか勘違いしているようだが、これまで私たちは教団に賛同していたからこそ、共に行動してきたに過ぎない。いつしか勇者に命令するようになっていったが、それはあなた方の思い上がりだ。考えを違えた以上、私たちは独自の判断で動く」
教皇はぎょろりとした目つきでリックを見つめる。
「しかし、その決定には勇者の過半数の賛同が必要であったはず。今ここにいる、あなたたちだけでは私の罷免は決められないでしょう」
「いや。決められる」
おれは持ってきていた大袋を取り出し、中身をテーブルの上にぶちまけた。
数十の勇者の紋章だ。
リックも同様に、多くの紋章をテーブルに放った。
「私とシオンで各地の勇者と連絡を取り、すでに八十八の勇者のうち、五十二名から賛同を得ている」
高僧が眉をひそめる。
「そんなバカな。勇者の半数は戦場にいるのだぞ」
「勇者カレンを始め、前線の勇者たちもこの戦いが無意味であると考え、この私に紋章を託してくれたのです」
「リブリス教皇。あなたは、スートリア神聖国の歴史上、初めて罷免される教皇となる」
教皇は目を見開き、しばらく黙ったままでいた。
やがて受け入れるように目を閉じる。
「……サフラン王女、私の退位は、国として責任を取ることになるでしょうか?」
「国内に向けてならなりましょう。相手国への賠償責任は消えませんが、愚かな為政者による暴走という言い訳は成立します」
「わかりました。それならば国内の非難は私のみに注がれ、スートリア教そのものへの被害は最小限になります。罷免を、受け入れましょう」
あっさりと受け入れたかと思うと、「しかし」と教皇は続けた。
「この国の行く末も心配です。安定するまでの間、国の運営にこの老骨もお役立てください。仮にも一度は神に選ばれた者ゆえ、退位してもなお私を慕う方々もおりましょう。必ずやこの国の力になれましょう」
「あなたは、まだ国政に携わるつもりなのか」
「わずかな期間のみです。新たな教皇を、スートリアの教義から逸れつつある民を、正しく導ける者が必要なはずです」
この老人は、自分が支離滅裂なことを言っていることもわからないのだろうか。
正しく導けなかったから、今このような事態となっており、教皇を罷免されたというのに。
「では、この戦争をいかに決着をつけるかについて――」
「……不要です」
平然と話を続けようとする教皇に、呟くように言ったのは聖女セシリーだった。
「なんですと?」
「あなたは不要と申し上げたのです!」
これまでどこか気弱な印象のあったセシリーだが、毅然と言い放った。
「あなたは正しく導くと言いますが、そんなことをする必要が本当にあるのですか?」
「導かねば、神の教えを忘れ、堕落していきます」
「あなたは本当に民を見て、そうお考えになったのですか!?」
教皇を含め、僧侶たちはセシリーの剣幕に押し黙る。
「私はメイクリエの特使の方々と旅をして、人々の様子を見てきました。あなたがたは新たな技術を得れば堕落するなどと簡単に口にしますが、そのような方はひとりもおりませんでした」
「今はそうでも、いずれは――」
「なにが、いずれですか! わかりもしない未来より、今を見てください。支配する側に立って堕落しきった聖職者が、どれほどいたことか。堕落した者が、堕落を取り締まるなど滑稽でしかありません。あなた方が導いた結果がそれなのです」
「しかしそうしなければ、この国は滅びていたのです」
「そうしたからこそ、滅びかけてもいました」
セシリーは窓の外へ目を向ける。
「人々を実際に見るべきです。新たな生活を受け入れつつも、信仰心を失わない彼らの日々を」
教皇は沈黙のあと、ゆっくりと立ち上がる。
「……みなさま、しばし休憩をいただきたい。聖女様の言うとおり、市井の様子を見てきたいのです」
おれたちに反対する理由はなかった。
外はあいにくの雨で、空は分厚い雲に覆われて薄暗かった。
しかしそれでも大神殿周辺で市場は開かれている。
人々は、全身を覆うローブのような雨具を着用していた。撥水効果のある新素材生地で作られた雨具だ。リリベル村で、新素材生地の利用法のひとつとして作った物だった。
もうここまで普及していることに嬉しくなる。
一方、リブリス教皇は、賑わう様子に愕然としていた。
たくさんの物。食べ物。行き交う金。かつてのような貧しさはもうない。
震えるように首を振る。
「これはいけない……。このような姿、清貧には程遠い……。スートリアのあるべき姿ではない!」
教皇は、痩せ老いた体のどこにそんな力があったのか、異様な早さで走った。市場の中央にある、説法のための演台へ駆け上る。
人々を見下ろし、しゃがれた声を張り上げる。
「民よ。スートリアの信徒たちよ! 我らの教義をお忘れか! 我らは清貧を尊び、祈りによってのみ救われるのです!」
なにをしているんだ、あの老人は!
異様な行動を止めるべくおれたちは教皇を追う。
「物質や金銭への執着を捨てなさい。でなければ異端となり、やがては神罰が――!」
そのとき閃光が走り、轟音が鳴り響いた。
おれはその瞬間を、この目で見た。
天からの雷が、教皇を貫いたのだ。
リックの発言に、教皇派の僧侶たちがざわめく。
「なにをバカな。教皇を罷免する法などない」
「いいや。前例はありませんが、教皇をも罷免する権利を持つ組織はある」
はっ、とサフラン王女が気づく。
「聖勇者同盟ですね?」
「そうです。スートリア国内で勇者と呼ばれる者たちは、独自の権利を有している。国を守るため、あらゆる脅威を排除するためです。その脅威とは、国内に巣食う為政者や聖職者も含まれる」
「これまで教団に従ってきた聖勇者同盟が、裏切るというのか」
そう口走った高僧を、リックは睨みつける。
「なにか勘違いしているようだが、これまで私たちは教団に賛同していたからこそ、共に行動してきたに過ぎない。いつしか勇者に命令するようになっていったが、それはあなた方の思い上がりだ。考えを違えた以上、私たちは独自の判断で動く」
教皇はぎょろりとした目つきでリックを見つめる。
「しかし、その決定には勇者の過半数の賛同が必要であったはず。今ここにいる、あなたたちだけでは私の罷免は決められないでしょう」
「いや。決められる」
おれは持ってきていた大袋を取り出し、中身をテーブルの上にぶちまけた。
数十の勇者の紋章だ。
リックも同様に、多くの紋章をテーブルに放った。
「私とシオンで各地の勇者と連絡を取り、すでに八十八の勇者のうち、五十二名から賛同を得ている」
高僧が眉をひそめる。
「そんなバカな。勇者の半数は戦場にいるのだぞ」
「勇者カレンを始め、前線の勇者たちもこの戦いが無意味であると考え、この私に紋章を託してくれたのです」
「リブリス教皇。あなたは、スートリア神聖国の歴史上、初めて罷免される教皇となる」
教皇は目を見開き、しばらく黙ったままでいた。
やがて受け入れるように目を閉じる。
「……サフラン王女、私の退位は、国として責任を取ることになるでしょうか?」
「国内に向けてならなりましょう。相手国への賠償責任は消えませんが、愚かな為政者による暴走という言い訳は成立します」
「わかりました。それならば国内の非難は私のみに注がれ、スートリア教そのものへの被害は最小限になります。罷免を、受け入れましょう」
あっさりと受け入れたかと思うと、「しかし」と教皇は続けた。
「この国の行く末も心配です。安定するまでの間、国の運営にこの老骨もお役立てください。仮にも一度は神に選ばれた者ゆえ、退位してもなお私を慕う方々もおりましょう。必ずやこの国の力になれましょう」
「あなたは、まだ国政に携わるつもりなのか」
「わずかな期間のみです。新たな教皇を、スートリアの教義から逸れつつある民を、正しく導ける者が必要なはずです」
この老人は、自分が支離滅裂なことを言っていることもわからないのだろうか。
正しく導けなかったから、今このような事態となっており、教皇を罷免されたというのに。
「では、この戦争をいかに決着をつけるかについて――」
「……不要です」
平然と話を続けようとする教皇に、呟くように言ったのは聖女セシリーだった。
「なんですと?」
「あなたは不要と申し上げたのです!」
これまでどこか気弱な印象のあったセシリーだが、毅然と言い放った。
「あなたは正しく導くと言いますが、そんなことをする必要が本当にあるのですか?」
「導かねば、神の教えを忘れ、堕落していきます」
「あなたは本当に民を見て、そうお考えになったのですか!?」
教皇を含め、僧侶たちはセシリーの剣幕に押し黙る。
「私はメイクリエの特使の方々と旅をして、人々の様子を見てきました。あなたがたは新たな技術を得れば堕落するなどと簡単に口にしますが、そのような方はひとりもおりませんでした」
「今はそうでも、いずれは――」
「なにが、いずれですか! わかりもしない未来より、今を見てください。支配する側に立って堕落しきった聖職者が、どれほどいたことか。堕落した者が、堕落を取り締まるなど滑稽でしかありません。あなた方が導いた結果がそれなのです」
「しかしそうしなければ、この国は滅びていたのです」
「そうしたからこそ、滅びかけてもいました」
セシリーは窓の外へ目を向ける。
「人々を実際に見るべきです。新たな生活を受け入れつつも、信仰心を失わない彼らの日々を」
教皇は沈黙のあと、ゆっくりと立ち上がる。
「……みなさま、しばし休憩をいただきたい。聖女様の言うとおり、市井の様子を見てきたいのです」
おれたちに反対する理由はなかった。
外はあいにくの雨で、空は分厚い雲に覆われて薄暗かった。
しかしそれでも大神殿周辺で市場は開かれている。
人々は、全身を覆うローブのような雨具を着用していた。撥水効果のある新素材生地で作られた雨具だ。リリベル村で、新素材生地の利用法のひとつとして作った物だった。
もうここまで普及していることに嬉しくなる。
一方、リブリス教皇は、賑わう様子に愕然としていた。
たくさんの物。食べ物。行き交う金。かつてのような貧しさはもうない。
震えるように首を振る。
「これはいけない……。このような姿、清貧には程遠い……。スートリアのあるべき姿ではない!」
教皇は、痩せ老いた体のどこにそんな力があったのか、異様な早さで走った。市場の中央にある、説法のための演台へ駆け上る。
人々を見下ろし、しゃがれた声を張り上げる。
「民よ。スートリアの信徒たちよ! 我らの教義をお忘れか! 我らは清貧を尊び、祈りによってのみ救われるのです!」
なにをしているんだ、あの老人は!
異様な行動を止めるべくおれたちは教皇を追う。
「物質や金銭への執着を捨てなさい。でなければ異端となり、やがては神罰が――!」
そのとき閃光が走り、轟音が鳴り響いた。
おれはその瞬間を、この目で見た。
天からの雷が、教皇を貫いたのだ。
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