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第1部 第8章 決闘 -絆-
第81話 度重なる不正の責任を取るのだ
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国王が手配した医療班がヒルストンや兵団を片付けたあと。
おれたちは改めて、国王の前に整列した。
「此度の決闘、このセレスタン・ジロ・メイクリエがしかと見届けた。ショウ、アリシア、そしてソフィアよ。お前たちの見事な勝利である!」
「お、お待ちください! 納得できません! 俺の剣は、あんな槍や細い剣よりずっと強いはずだ! 武器の性能だけで見れば、俺の剣が勝つ! 絶対に!」
職人ギルド長が必死に訴えるが、王は厳しい目を向ける。
「職人ギルド長、デクスター・マクミランよ。お前の剣は、ひとりでに動いて戦うのか?」
「は?」
「どうなのだ?」
「ひとりでに戦う剣など、この世に存在するわけがございませぬ」
「左様。ゆえに必ず使い手と共にある。どれほど強力であろうとも、使い手を考慮していないならば、なにも作っていないも同じこと。現にリチャードは戦いの中、お前の剣を捨てた。それが答えだ。ギルド長である以前に、職人にあるまじきことと思わぬか?」
「……仰る、とおり……です」
ギルド長デクスターは、がくりとうなだれた。
王の親衛隊のひとりが、デクスターの胸から徽章を剥奪する。
それが王の手に渡ると、王は自ら歩み出て、そのギルド長の証をソフィアの首元に取り付けた。
「ソフィア・シュフィールよ。これでお前は、我が国の職人ギルドの長となる。まずは祝おう。若く美しいギルド長の誕生だ!」
ソフィアは緊張の表情の中に、はにかみを見せる。
「ありがとうございます。懸命に努めます」
丁寧にお辞儀をする所作が綺麗で、おれはソフィアに見惚れていた。
これからすることを思うと緊張するが、深呼吸を繰り返してなんとか平静を保つ。
「お、俺は……これからどうすれば……」
もはやただの職人以下と王に言われたデクスターは、小刻みに震え、行くアテもなく瞳をきょろきょろと動かしている。
「デクスターよ。それはギルド長に聞け」
デクスターは羞恥心と屈辱で顔を真っ赤にしながら、ソフィアへ向き直る。
ソフィアは聞かれる前に答える。
「改めて修行するのも、いいかと思います。ケンドレッドさんのように」
デクスターは歯を食いしばる。乱れた白髪と長ひげが、ひどくくたびれた老人のようだった。
「この齢になって、修行だと……。若い連中に混じってか? 俺に恥をかかせたいのか」
「より良い物を作るために、年下の方から教わることがなぜ恥なのです。年齢を理由に学ぶことをやめてしまうほうが、よほど恥ずかしいことではありませんか?」
「……引退する。俺は、とても職人など続けられん」
「わかりました。残念です」
「では引退後の面倒は余が見てやろう」
王の言葉は、デクスターには慈悲に聞こえたかもしれない。しかしそれは違う。
「お前はヒルストンと共に、度重なる不正の責任を取るのだ」
デクスターは両脇を兵士に抱えられ、引きずられるように連れて行かれた。
静かになってから、王はアリシアと向き合った。
「アリシア・ガルベージ。お前も祝福しよう。手続きは後ほどとなるが、かつてのガルベージ領に加え、ヒルストンが所持していた土地の半分はお前に預ける」
「勿体なきこと。陛下、ありがとうございます」
「魔物を指揮しての戦い、見事だった。腕の怪我を補って余りある強みである。騎士職にも復帰させよう。いや、もはやただの騎士ではないな。魔獣使いのように戦う騎士……従魔騎士とでも名乗るがよい」
「光栄です、陛下。ありがとうございます」
嬉し涙を流すばあやにつられて、アリシアも瞳を潤ませている。
王はその涙に微笑みと頷きを返してから、いよいよおれのほうを向いた。
「さて、ショウよ。約束通り、お前にも領地を与える。我が国の新たな貴族として、喜びを持って迎え入れよう」
「ありがとうございます」
「此度は面倒をかけたな。決闘など、本来望むところではなかったであろう」
「陛下のご事情はわかっているつもりです。おれたちがただ土地をもらうだけじゃ、ヒルストンみたいに納得しない貴族が現れる。だからおれたちは力を示す必要があった」
「うむ。お前たちの勝利は確信していたゆえな。加えて、我が国最有力貴族のヒルストンを正面から打倒したとなれば、他の貴族も、もうお前たちにはちょっかいをかけまいと考えてのこと」
「ご配慮ありがとうございます。お陰でこれからは平穏に過ごせそうです。でも陛下? あの数を相手にするのは、少々きつかったですよ?」
親しみを込めて冗談めかして言うと、王は苦笑いを浮かべた。
「う、うむ。あれは余の過失であった。すまぬ。いよいよのときには、余にも策はあったのだが……不要であったな。さすがは元S級冒険者といったところか?」
最後の部分は小声で告げられた。おれは驚いて声をひそめる。
「どこでそれを?」
「ヒルストンどもを探っている最中、お前たちの経歴も洗っておいたのだ。その実力を知らずして決闘などさせん。しかしショウ、お前の過去を調べるのが最も手こずったぞ。冒険者ギルドは口が固いゆえな」
王はS級パーティと言わず、S級冒険者と言った。つまりは『フライヤーズ』時代のさらに前まで知られている。
「……他言無用でお願いします」
「承知しておる。しかし以前も今も家名を持っておらぬようだが、貴族となるからには必要となるぞ。もう決めておるか? 余が命名してもよいが」
「いえ、家名ならもう決めています」
おれはソフィアを一瞥して、すぐ王に告げる。
「おれはシュフィール。ショウ・シュフィールと名乗りたい」
おれたちは改めて、国王の前に整列した。
「此度の決闘、このセレスタン・ジロ・メイクリエがしかと見届けた。ショウ、アリシア、そしてソフィアよ。お前たちの見事な勝利である!」
「お、お待ちください! 納得できません! 俺の剣は、あんな槍や細い剣よりずっと強いはずだ! 武器の性能だけで見れば、俺の剣が勝つ! 絶対に!」
職人ギルド長が必死に訴えるが、王は厳しい目を向ける。
「職人ギルド長、デクスター・マクミランよ。お前の剣は、ひとりでに動いて戦うのか?」
「は?」
「どうなのだ?」
「ひとりでに戦う剣など、この世に存在するわけがございませぬ」
「左様。ゆえに必ず使い手と共にある。どれほど強力であろうとも、使い手を考慮していないならば、なにも作っていないも同じこと。現にリチャードは戦いの中、お前の剣を捨てた。それが答えだ。ギルド長である以前に、職人にあるまじきことと思わぬか?」
「……仰る、とおり……です」
ギルド長デクスターは、がくりとうなだれた。
王の親衛隊のひとりが、デクスターの胸から徽章を剥奪する。
それが王の手に渡ると、王は自ら歩み出て、そのギルド長の証をソフィアの首元に取り付けた。
「ソフィア・シュフィールよ。これでお前は、我が国の職人ギルドの長となる。まずは祝おう。若く美しいギルド長の誕生だ!」
ソフィアは緊張の表情の中に、はにかみを見せる。
「ありがとうございます。懸命に努めます」
丁寧にお辞儀をする所作が綺麗で、おれはソフィアに見惚れていた。
これからすることを思うと緊張するが、深呼吸を繰り返してなんとか平静を保つ。
「お、俺は……これからどうすれば……」
もはやただの職人以下と王に言われたデクスターは、小刻みに震え、行くアテもなく瞳をきょろきょろと動かしている。
「デクスターよ。それはギルド長に聞け」
デクスターは羞恥心と屈辱で顔を真っ赤にしながら、ソフィアへ向き直る。
ソフィアは聞かれる前に答える。
「改めて修行するのも、いいかと思います。ケンドレッドさんのように」
デクスターは歯を食いしばる。乱れた白髪と長ひげが、ひどくくたびれた老人のようだった。
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王の言葉は、デクスターには慈悲に聞こえたかもしれない。しかしそれは違う。
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「勿体なきこと。陛下、ありがとうございます」
「魔物を指揮しての戦い、見事だった。腕の怪我を補って余りある強みである。騎士職にも復帰させよう。いや、もはやただの騎士ではないな。魔獣使いのように戦う騎士……従魔騎士とでも名乗るがよい」
「光栄です、陛下。ありがとうございます」
嬉し涙を流すばあやにつられて、アリシアも瞳を潤ませている。
王はその涙に微笑みと頷きを返してから、いよいよおれのほうを向いた。
「さて、ショウよ。約束通り、お前にも領地を与える。我が国の新たな貴族として、喜びを持って迎え入れよう」
「ありがとうございます」
「此度は面倒をかけたな。決闘など、本来望むところではなかったであろう」
「陛下のご事情はわかっているつもりです。おれたちがただ土地をもらうだけじゃ、ヒルストンみたいに納得しない貴族が現れる。だからおれたちは力を示す必要があった」
「うむ。お前たちの勝利は確信していたゆえな。加えて、我が国最有力貴族のヒルストンを正面から打倒したとなれば、他の貴族も、もうお前たちにはちょっかいをかけまいと考えてのこと」
「ご配慮ありがとうございます。お陰でこれからは平穏に過ごせそうです。でも陛下? あの数を相手にするのは、少々きつかったですよ?」
親しみを込めて冗談めかして言うと、王は苦笑いを浮かべた。
「う、うむ。あれは余の過失であった。すまぬ。いよいよのときには、余にも策はあったのだが……不要であったな。さすがは元S級冒険者といったところか?」
最後の部分は小声で告げられた。おれは驚いて声をひそめる。
「どこでそれを?」
「ヒルストンどもを探っている最中、お前たちの経歴も洗っておいたのだ。その実力を知らずして決闘などさせん。しかしショウ、お前の過去を調べるのが最も手こずったぞ。冒険者ギルドは口が固いゆえな」
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「……他言無用でお願いします」
「承知しておる。しかし以前も今も家名を持っておらぬようだが、貴族となるからには必要となるぞ。もう決めておるか? 余が命名してもよいが」
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