33 / 182
第33話 今度こそ、大人気間違いなしです
しおりを挟む
「それでは、ここからは私のパートナーに交代して、アイテムの効果を見ていただきましょう」
おれはフィリアと交代。スマホを受け取り、カメラをフィリアに向ける。
フィリアは緊張気味に、丁寧にお辞儀した。
「初めまして。リアルモンスタースレイヤー様のパートナーを務めております、フィリアと申します。お見知りおきくださいませ」
さっそく筒状のアイテムを持って、精一杯の笑みを浮かべる。
「このアイテムは、簡単に申しますと魔物除けです。これひとつあれば、なんと第1階層に生息する4種類すべての魔物から身を守ることができるのです」
フィリアはバックパックに筒状のアイテムをぶら下げて、迷宮の奥へ進んでいく。
ちりん、ちりん、と音が鳴る。
「聞こえますでしょうか? こちら、使用中のときにのみ鈴の音が鳴ります。ウルフベアは臆病なので基本的には人間を避けるのです。なのでこのように、人がいますよ、と音を鳴らしていれば、まず近づいてきません。熊除けの鈴のようなものです」
てくてく歩いていくと、目の前にエッジラビットが現れる。
「賢明な視聴者様なら予想しておられたでしょう。音を出していると、音に敏感なエッジラビット――ドウクツヤイバウサギがやってきます。これはピンチでしょうか? いいえ、まったく問題になりませんっ!」
喋っているうちに緊張がほぐれてきたのか、フィリアはだんだんとテンションが高くなっていく。
「そう、このアイテムの効果です。先ほど、この部分をスライドさせて開けたとき、その摩擦熱で内部に着火しております。動画ではお伝えできませんが、いま、わたくしたちの周囲には嗅ぎ慣れない不思議な香りが漂っております。その効果をご覧ください」
フィリアはしゃがみ込み、エッジラビットを抱き上げる。暴れもせず、大人しくしている。
「普段は凶暴に思えるエッジラビットも、いかがでしょう? こんなにも愛らしい小動物に早変わりです」
その白いもふもふを、満面の笑みでなでなでし続けるフィリアである。
可愛いからおれは文句は言わない。が、美幸はカンペで『尺、取りすぎ』とツッコんだ。彼女もすっかりノリノリだ。
ハッとして、フィリアはエッジラビットを解放する。
「秘密はこの香りにあります。エッジラビットの好む匂いが混ぜられており、彼らはこの匂いをまとうわたくしたちを仲間だと思い込んでくれているのです」
そうしてまた歩き始めると、何匹かのエッジラビットがついてくる。
それらを指し示し、「ほらね?」とばかりに微笑む。
「また、この香りにはミュータスリザード――ドウクツオオトカゲが嫌う成分も含まれており、まず近寄ってくることはありません」
そして最後に、天井を指し示す。
「さらに、よくエッジラビットとの戦闘中に襲いかかってくるステルスキャット――ドウクツサカサネコですが、彼らは基本的に、他の魔物が襲っているときに便乗したり、あるいは倒した獲物を掠め取る、といったことしかしません。他の魔物に襲われない以上、ステルスキャットにも襲われることはないのです」
そこで立ち止まり、カメラに向かってアイテム――魔物除けを掲げてみせる。
「以上で、アイテムの説明を終わります。迷宮探索が安全になる魔物除け、近日発売いたしますので、是非ともお試しくださいませ!」
そして最後の決め顔である。決め顔というか、ドヤ顔になってしまっているが。
「それでは最後に、実際に使ってくださった方のメッセージをご覧ください」
にこり、と微笑んだところで録画停止。
「はい、オーケー。撮影終了」
フィリアは大きく深呼吸した。
「わたくし、ちゃんとできていたでしょうか?」
「バッチリだったよ。サムネイルは、フィリアさんがエッジラビットを抱いてるところにしよう。絵になってたから、きっと伸びるよ」
「それでしたら一条様が戦っている姿のほうが良いのでは? まさに英雄という感じで、とても素敵でしたよ」
「いや、フィリアさんがいい」
「いいえ、一条様です」
「ふたりとも、そんなことで喧嘩しないの。仲良いわね、本当」
そこに笑いながら美幸が割って入る。
「それより、使ってくれた人のメッセージって?」
「ああ、実はこの試作品、出来上がってすぐテストしておいたんですよ。紗夜ちゃんが手伝ってくれて」
「あら、そうだったの」
「できることなら、末柄様にもお願いしたいのですが……やはり、難しいでしょうか。この動画を見られたら、この島にいると知られてしまいますし」
「そうね、顔が映るのはダメだけど……モザイクとかで加工してくれるならいいと思うわ」
「よろしいのですか?」
「ええ、一条くんにもフィリアちゃんにもすっかりお世話になっちゃってるもの。大したお返しにはならないけど、これくらいはさせて」
「そういうことでしたら、ぜひ!」
こうしておれたちは、美幸の採掘シーンとコメントも撮影した。もちろん魔物に襲われることはなく、無事に作業を終えることができた。
動画は編集の際に、顔のみならず全身にぼかしを入れ、声も変えておいた。なにも問題はないはずだ。
そしてクオリティも、きっと悪くない。
「今度こそ、大人気間違いなしですっ!」
完成した動画の出来にご満悦のフィリアは、るんるんと体を揺らしながら、アップロードボタンを押すのだった。
動画タイトルは『リアルモンスタースレイヤーの迷宮攻略とアイテム紹介』。
さて、本当に大人気になるかな?
おれたちは期待に胸を膨らませながら、その結果を待った。
おれはフィリアと交代。スマホを受け取り、カメラをフィリアに向ける。
フィリアは緊張気味に、丁寧にお辞儀した。
「初めまして。リアルモンスタースレイヤー様のパートナーを務めております、フィリアと申します。お見知りおきくださいませ」
さっそく筒状のアイテムを持って、精一杯の笑みを浮かべる。
「このアイテムは、簡単に申しますと魔物除けです。これひとつあれば、なんと第1階層に生息する4種類すべての魔物から身を守ることができるのです」
フィリアはバックパックに筒状のアイテムをぶら下げて、迷宮の奥へ進んでいく。
ちりん、ちりん、と音が鳴る。
「聞こえますでしょうか? こちら、使用中のときにのみ鈴の音が鳴ります。ウルフベアは臆病なので基本的には人間を避けるのです。なのでこのように、人がいますよ、と音を鳴らしていれば、まず近づいてきません。熊除けの鈴のようなものです」
てくてく歩いていくと、目の前にエッジラビットが現れる。
「賢明な視聴者様なら予想しておられたでしょう。音を出していると、音に敏感なエッジラビット――ドウクツヤイバウサギがやってきます。これはピンチでしょうか? いいえ、まったく問題になりませんっ!」
喋っているうちに緊張がほぐれてきたのか、フィリアはだんだんとテンションが高くなっていく。
「そう、このアイテムの効果です。先ほど、この部分をスライドさせて開けたとき、その摩擦熱で内部に着火しております。動画ではお伝えできませんが、いま、わたくしたちの周囲には嗅ぎ慣れない不思議な香りが漂っております。その効果をご覧ください」
フィリアはしゃがみ込み、エッジラビットを抱き上げる。暴れもせず、大人しくしている。
「普段は凶暴に思えるエッジラビットも、いかがでしょう? こんなにも愛らしい小動物に早変わりです」
その白いもふもふを、満面の笑みでなでなでし続けるフィリアである。
可愛いからおれは文句は言わない。が、美幸はカンペで『尺、取りすぎ』とツッコんだ。彼女もすっかりノリノリだ。
ハッとして、フィリアはエッジラビットを解放する。
「秘密はこの香りにあります。エッジラビットの好む匂いが混ぜられており、彼らはこの匂いをまとうわたくしたちを仲間だと思い込んでくれているのです」
そうしてまた歩き始めると、何匹かのエッジラビットがついてくる。
それらを指し示し、「ほらね?」とばかりに微笑む。
「また、この香りにはミュータスリザード――ドウクツオオトカゲが嫌う成分も含まれており、まず近寄ってくることはありません」
そして最後に、天井を指し示す。
「さらに、よくエッジラビットとの戦闘中に襲いかかってくるステルスキャット――ドウクツサカサネコですが、彼らは基本的に、他の魔物が襲っているときに便乗したり、あるいは倒した獲物を掠め取る、といったことしかしません。他の魔物に襲われない以上、ステルスキャットにも襲われることはないのです」
そこで立ち止まり、カメラに向かってアイテム――魔物除けを掲げてみせる。
「以上で、アイテムの説明を終わります。迷宮探索が安全になる魔物除け、近日発売いたしますので、是非ともお試しくださいませ!」
そして最後の決め顔である。決め顔というか、ドヤ顔になってしまっているが。
「それでは最後に、実際に使ってくださった方のメッセージをご覧ください」
にこり、と微笑んだところで録画停止。
「はい、オーケー。撮影終了」
フィリアは大きく深呼吸した。
「わたくし、ちゃんとできていたでしょうか?」
「バッチリだったよ。サムネイルは、フィリアさんがエッジラビットを抱いてるところにしよう。絵になってたから、きっと伸びるよ」
「それでしたら一条様が戦っている姿のほうが良いのでは? まさに英雄という感じで、とても素敵でしたよ」
「いや、フィリアさんがいい」
「いいえ、一条様です」
「ふたりとも、そんなことで喧嘩しないの。仲良いわね、本当」
そこに笑いながら美幸が割って入る。
「それより、使ってくれた人のメッセージって?」
「ああ、実はこの試作品、出来上がってすぐテストしておいたんですよ。紗夜ちゃんが手伝ってくれて」
「あら、そうだったの」
「できることなら、末柄様にもお願いしたいのですが……やはり、難しいでしょうか。この動画を見られたら、この島にいると知られてしまいますし」
「そうね、顔が映るのはダメだけど……モザイクとかで加工してくれるならいいと思うわ」
「よろしいのですか?」
「ええ、一条くんにもフィリアちゃんにもすっかりお世話になっちゃってるもの。大したお返しにはならないけど、これくらいはさせて」
「そういうことでしたら、ぜひ!」
こうしておれたちは、美幸の採掘シーンとコメントも撮影した。もちろん魔物に襲われることはなく、無事に作業を終えることができた。
動画は編集の際に、顔のみならず全身にぼかしを入れ、声も変えておいた。なにも問題はないはずだ。
そしてクオリティも、きっと悪くない。
「今度こそ、大人気間違いなしですっ!」
完成した動画の出来にご満悦のフィリアは、るんるんと体を揺らしながら、アップロードボタンを押すのだった。
動画タイトルは『リアルモンスタースレイヤーの迷宮攻略とアイテム紹介』。
さて、本当に大人気になるかな?
おれたちは期待に胸を膨らませながら、その結果を待った。
54
お気に入りに追加
715
あなたにおすすめの小説
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
ダンジョン世界で俺は無双出来ない。いや、無双しない
鐘成
ファンタジー
世界中にランダムで出現するダンジョン
都心のど真ん中で発生したり空き家が変質してダンジョン化したりする。
今までにない鉱石や金属が存在していて、1番低いランクのダンジョンでさえ平均的なサラリーマンの給料以上
レベルを上げればより危険なダンジョンに挑める。
危険な高ランクダンジョンに挑めばそれ相応の見返りが約束されている。
そんな中両親がいない荒鐘真(あらかねしん)は自身初のレベルあげをする事を決意する。
妹の大学まで通えるお金、妹の夢の為に命懸けでダンジョンに挑むが……
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
クラス転移、異世界に召喚された俺の特典が外れスキル『危険察知』だったけどあらゆる危険を回避して成り上がります
まるせい
ファンタジー
クラスごと集団転移させられた主人公の鈴木は、クラスメイトと違い訓練をしてもスキルが発現しなかった。
そんな中、召喚されたサントブルム王国で【召喚者】と【王候補】が協力をし、王選を戦う儀式が始まる。
選定の儀にて王候補を選ぶ鈴木だったがここで初めてスキルが発動し、数合わせの王族を選んでしまうことになる。
あらゆる危険を『危険察知』で切り抜けツンデレ王女やメイドとイチャイチャ生活。
鈴木のハーレム生活が始まる!
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
魔力即時回復スキルでダンジョン攻略無双 〜規格外のスキルで爆速レベルアップ→超一流探索者も引くほど最強に〜
Josse.T
ファンタジー
悲運な貯金の溶かし方をした主人公・古谷浩二が100万円を溶かした代わりに手に入れたのは、ダンジョン内で魔力が無制限に即時回復するスキルだった。
せっかくなので、浩二はそれまで敬遠していたダンジョン探索で一攫千金を狙うことに。
その過程で浩二は、規格外のスキルで、世界トップレベルと言われていた探索者たちの度肝を抜くほど強くなっていく。
異世界召喚されたら無能と言われ追い出されました。~この世界は俺にとってイージーモードでした~
WING/空埼 裕@書籍発売中
ファンタジー
1~8巻好評発売中です!
※2022年7月12日に本編は完結しました。
◇ ◇ ◇
ある日突然、クラスまるごと異世界に勇者召喚された高校生、結城晴人。
ステータスを確認したところ、勇者に与えられる特典のギフトどころか、勇者の称号すらも無いことが判明する。
晴人たちを召喚した王女は「無能がいては足手纏いになる」と、彼のことを追い出してしまった。
しかも街を出て早々、王女が差し向けた騎士によって、晴人は殺されかける。
胸を刺され意識を失った彼は、気がつくと神様の前にいた。
そしてギフトを与え忘れたお詫びとして、望むスキルを作れるスキルをはじめとしたチート能力を手に入れるのであった──
ハードモードな異世界生活も、やりすぎなくらいスキルを作って一発逆転イージーモード!?
前代未聞の難易度激甘ファンタジー、開幕!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる