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二章
14 共通イベント 秋の星見3
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「…というわけで、ジェイク。隣にきて。大丈夫だよ、王太子殿下とか、今頃もっとアレな感じのイベントやらかしてるから。」
「…」
「色々悩んで、頑張ってる主の隣で励ましてよ。」
「…失礼、致します。」
「わ。本当に来てくれるの?言ってみるもんだね。はいはい、どうぞどうぞ。」
お嬢様の願いを、今度は断ることが出来なかった。冗談めかして言うお嬢様の声に、未だ戻らぬ輝き。それが、恐ろしくて堪らない─
「うーん、流れ星、もう終わったのかな?さっきから全然、流れなくなっちゃった。」
「…お嬢様は、星に何を願われたのですか?」
「お願いは特にしてないかな、…ああ、でも、ジェイクにならお願い、あるかも。」
「…何なりと。」
「あ、珍しい。今、ちょっと間があった。ひょっとして、警戒してる?」
「…いえ、私に叶えられることでしたら、何なりとおっしゃって下さい。」
「じゃーねー…」
言って、お嬢様がこちらに手を伸ばす。触れる指先、小さな手が己の手に重なった。
「手、繋ごう?」
「…お望みのままに。」
握り返した手の柔らかさに、鼓動が速くなる。
(私は、この手をお守りしたい。お守りして、それから…、お守りするだけではなく…)
「ジェイクは?流れ星に、何をお願いするの?」
「…私は、お嬢様のお幸せと、お嬢様がいつまでも私のお嬢様でいて下さることを願っています。」
星に、ではなく、己の人生をかけた誓願として─
「うーん、それはちょっと難しいかもなぁ。」
「…お嬢様?」
「その二つは私の中では背反なんだよね。両立しないっていうか。」
「両立、しない…?」
「うん、ごめんねジェイク。私ね、私があなたのお嬢様でいる内は、幸せになれそうもないんだ。」
「…」
お嬢様の言葉に、思考が出来なくなった。お嬢様が幸せになれない?お嬢様が、私のお嬢様ではなくなる?私は、私の、お嬢様が─
(嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ…)
「…考えてみて、ジェイク。何で私があなたのお嬢様じゃ幸せになれないのか。」
「…」
「ヒントはね、コレだよ?」
お嬢様が、持ち上げた手。そこには、しっかりと繋がれた私とお嬢様の─
「…」
「色々悩んで、頑張ってる主の隣で励ましてよ。」
「…失礼、致します。」
「わ。本当に来てくれるの?言ってみるもんだね。はいはい、どうぞどうぞ。」
お嬢様の願いを、今度は断ることが出来なかった。冗談めかして言うお嬢様の声に、未だ戻らぬ輝き。それが、恐ろしくて堪らない─
「うーん、流れ星、もう終わったのかな?さっきから全然、流れなくなっちゃった。」
「…お嬢様は、星に何を願われたのですか?」
「お願いは特にしてないかな、…ああ、でも、ジェイクにならお願い、あるかも。」
「…何なりと。」
「あ、珍しい。今、ちょっと間があった。ひょっとして、警戒してる?」
「…いえ、私に叶えられることでしたら、何なりとおっしゃって下さい。」
「じゃーねー…」
言って、お嬢様がこちらに手を伸ばす。触れる指先、小さな手が己の手に重なった。
「手、繋ごう?」
「…お望みのままに。」
握り返した手の柔らかさに、鼓動が速くなる。
(私は、この手をお守りしたい。お守りして、それから…、お守りするだけではなく…)
「ジェイクは?流れ星に、何をお願いするの?」
「…私は、お嬢様のお幸せと、お嬢様がいつまでも私のお嬢様でいて下さることを願っています。」
星に、ではなく、己の人生をかけた誓願として─
「うーん、それはちょっと難しいかもなぁ。」
「…お嬢様?」
「その二つは私の中では背反なんだよね。両立しないっていうか。」
「両立、しない…?」
「うん、ごめんねジェイク。私ね、私があなたのお嬢様でいる内は、幸せになれそうもないんだ。」
「…」
お嬢様の言葉に、思考が出来なくなった。お嬢様が幸せになれない?お嬢様が、私のお嬢様ではなくなる?私は、私の、お嬢様が─
(嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ…)
「…考えてみて、ジェイク。何で私があなたのお嬢様じゃ幸せになれないのか。」
「…」
「ヒントはね、コレだよ?」
お嬢様が、持ち上げた手。そこには、しっかりと繋がれた私とお嬢様の─
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