84 / 151
第十一章 召喚した
2.
しおりを挟む
2.
まあ、面白いもの見たなーと思って、図書館に戻って、また、黙々と本読んでたら、何か、視線?を感じて顔上げたら、見知らぬ青年がこっち見てる。
窓辺に立ってる、普通のお兄さん。イケメンではない。ザ・凡人。なのに、目があって、一瞬で、
―顔が火を吹いた
だって、何か、視線が、え?え?
メチャクチャ混乱して、え?私、まさかの一目惚れ!?浮気!?嘘でしょ!?なんなんだよー!?ってなって、泣きそうになって、気づいた。
あれ、アッシュ様だ。
だって、あの人、手首にあっちゃんぶら下げてる。え?別人にしか見えない。
だけど、メッチャ安心。浮気じゃなかった。いや、でも、最初アッシュ様ってわかってなかったからな。やっぱ、まずいかな。やべ。
って思ってたら、何か、推定アッシュ様が、全然違う顔なのに、いつもとおんなじ笑い方で、バイバイって手を振って消えた。転移で跳んでったんだろうけど。
え、何だったんだろう。アッシュ様、こんなとこで何してたんだろう。敵の本拠地みたいなとこ、フラフラしてて、オスマン様に怒られないのかな?アッシュ様の行動が謎過ぎる。
まあ、面白いもの見たなーと思って、図書館に戻って、また、黙々と本読んでたら、何か、視線?を感じて顔上げたら、見知らぬ青年がこっち見てる。
窓辺に立ってる、普通のお兄さん。イケメンではない。ザ・凡人。なのに、目があって、一瞬で、
―顔が火を吹いた
だって、何か、視線が、え?え?
メチャクチャ混乱して、え?私、まさかの一目惚れ!?浮気!?嘘でしょ!?なんなんだよー!?ってなって、泣きそうになって、気づいた。
あれ、アッシュ様だ。
だって、あの人、手首にあっちゃんぶら下げてる。え?別人にしか見えない。
だけど、メッチャ安心。浮気じゃなかった。いや、でも、最初アッシュ様ってわかってなかったからな。やっぱ、まずいかな。やべ。
って思ってたら、何か、推定アッシュ様が、全然違う顔なのに、いつもとおんなじ笑い方で、バイバイって手を振って消えた。転移で跳んでったんだろうけど。
え、何だったんだろう。アッシュ様、こんなとこで何してたんだろう。敵の本拠地みたいなとこ、フラフラしてて、オスマン様に怒られないのかな?アッシュ様の行動が謎過ぎる。
25
お気に入りに追加
663
あなたにおすすめの小説
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?

妾に恋をした
はなまる
恋愛
ミーシャは22歳の子爵令嬢。でも結婚歴がある。夫との結婚生活は半年。おまけに相手は子持ちの再婚。 そして前妻を愛するあまり不能だった。実家に出戻って来たミーシャは再婚も考えたが何しろ子爵領は超貧乏、それに弟と妹の学費もかさむ。ある日妾の応募を目にしてこれだと思ってしまう。
早速面接に行って経験者だと思われて採用決定。
実際は純潔の乙女なのだがそこは何とかなるだろうと。
だが実際のお相手ネイトは妻とうまくいっておらずその日のうちに純潔を散らされる。ネイトはそれを知って狼狽える。そしてミーシャに好意を寄せてしまい話はおかしな方向に動き始める。
ミーシャは無事ミッションを成せるのか?
それとも玉砕されて追い出されるのか?
ネイトの恋心はどうなってしまうのか?
カオスなガストン侯爵家は一体どうなるのか?

【完結】悪役令嬢の反撃の日々
くも
恋愛
「ロゼリア、お茶会の準備はできていますか?」侍女のクラリスが部屋に入ってくる。
「ええ、ありがとう。今日も大勢の方々がいらっしゃるわね。」ロゼリアは微笑みながら答える。その微笑みは氷のように冷たく見えたが、心の中では別の計画を巡らせていた。
お茶会の席で、ロゼリアはいつものように優雅に振る舞い、貴族たちの陰口に耳を傾けた。その時、一人の男性が現れた。彼は王国の第一王子であり、ロゼリアの婚約者でもあるレオンハルトだった。
「ロゼリア、君の美しさは今日も輝いているね。」レオンハルトは優雅に頭を下げる。

悪役令嬢?いま忙しいので後でやります
みおな
恋愛
転生したその世界は、かつて自分がゲームクリエーターとして作成した乙女ゲームの世界だった!
しかも、すべての愛を詰め込んだヒロインではなく、悪役令嬢?
私はヒロイン推しなんです。悪役令嬢?忙しいので、後にしてください。
悪役令嬢だとわかったので身を引こうとしたところ、何故か溺愛されました。
香取鞠里
恋愛
公爵令嬢のマリエッタは、皇太子妃候補として育てられてきた。
皇太子殿下との仲はまずまずだったが、ある日、伝説の女神として現れたサクラに皇太子妃の座を奪われてしまう。
さらには、サクラの陰謀により、マリエッタは反逆罪により国外追放されて、のたれ死んでしまう。
しかし、死んだと思っていたのに、気づけばサクラが現れる二年前の16歳のある日の朝に戻っていた。
それは避けなければと別の行き方を探るが、なぜか殿下に一度目の人生の時以上に溺愛されてしまい……!?

【完結】傷物令嬢は近衛騎士団長に同情されて……溺愛されすぎです。
朝日みらい
恋愛
王太子殿下との婚約から洩れてしまった伯爵令嬢のセーリーヌ。
宮廷の大広間で突然現れた賊に襲われた彼女は、殿下をかばって大けがを負ってしまう。
彼女に同情した近衛騎士団長のアドニス侯爵は熱心にお見舞いをしてくれるのだが、その熱意がセーリーヌの折れそうな心まで癒していく。
加えて、セーリーヌを振ったはずの王太子殿下が、親密な二人に絡んできて、ややこしい展開になり……。
果たして、セーリーヌとアドニス侯爵の関係はどうなるのでしょう?

残念ですが、生贄になりたくないので逃げますね?
gacchi
恋愛
名ばかり公爵令嬢のアリーは生贄になるために王宮で育てられていた。そのことはアリーには秘密で。ずっと周りに従順になるように育てられていたアリーだが、魔術で誓わされそうになり初めて反発した。「この国に心も身体もすべて捧げると誓いますね?」「いいえ、誓いません!」
たまたまそれを見ていた竜王の側近ラディに助けられ、竜王国に働きに行くことに。
アリーは名前をリディに変え、竜王国で魔術師として働く予定だったが、どうやら普通の人ではなかったようで?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる