先輩が死んだ、ら自分も死んで転生した~今は魔王様に寄生して生きてます~

リコピン

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第十一章 召喚した

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まあ、面白いもの見たなーと思って、図書館に戻って、また、黙々と本読んでたら、何か、視線?を感じて顔上げたら、見知らぬ青年がこっち見てる。

窓辺に立ってる、普通のお兄さん。イケメンではない。ザ・凡人。なのに、目があって、一瞬で、

―顔が火を吹いた

だって、何か、視線が、え?え?

メチャクチャ混乱して、え?私、まさかの一目惚れ!?浮気!?嘘でしょ!?なんなんだよー!?ってなって、泣きそうになって、気づいた。

あれ、アッシュ様だ。

だって、あの人、手首にあっちゃんぶら下げてる。え?別人にしか見えない。

だけど、メッチャ安心。浮気じゃなかった。いや、でも、最初アッシュ様ってわかってなかったからな。やっぱ、まずいかな。やべ。

って思ってたら、何か、推定アッシュ様が、全然違う顔なのに、いつもとおんなじ笑い方で、バイバイって手を振って消えた。転移で跳んでったんだろうけど。

え、何だったんだろう。アッシュ様、こんなとこで何してたんだろう。敵の本拠地みたいなとこ、フラフラしてて、オスマン様に怒られないのかな?アッシュ様の行動が謎過ぎる。




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