先輩が死んだ、ら自分も死んで転生した~今は魔王様に寄生して生きてます~

リコピン

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第七章 魔法を使った

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「アッシュ様って、子ども好きですか?」

「んー、どうなんだろう?」

お義母様に愚痴ったあげく、お義母様のグルグルに闇落ち寸前の、手段を選ばない私。子どもにメロメロ作戦を考えてみたんだけど。いつもと変わらぬ反応。

闇落ち寸前だから、湿度の高い視線で、じとーって見てたら、困ったなぁみたいな顔で苦笑するアッシュ様。

アッシュ様の、そういうとこが、好きなんだよ!

頭なでられた。大人って汚い。一気に、浄化されました。ただいま、私の世界!世界って素晴らしい!こんなに輝いてたんだ!

なでられるに任せてたら、

「そもそも、好き嫌い以前の問題でね。俺は子どもと接したことが無い」

「…そうでしたね」

一人で産まれて来て、家族も親族も遊び仲間も居なかったんだから、そうか。

「ローザは、子どもが欲しいの?」

「…欲しいです」

「そうか。なら、出来るといいね」

はい、て頷くしかなかった。




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