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第六章 結婚した
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やばい、新婚生活だというのに、何もない。アッシュ様が私を意識し出すラブイベントも、アッシュ様、前世思い出しイベントも、何も。ぬるーっと毎日が過ぎてく。
夜のムニャムニャはあるし、二人でおしゃべりする時間も増えたし、若干は、少しは、仲良くはなれたとは思うんだけど。
アッシュ様について、色々、昔の話とか聞いても、何か、あんまり思い出とか無いって言われて、逆に私のこと聞かれて。
前世話はボロ、主に恋人同士だったと言う嘘がバレることを怖れて、村娘ローザのお話をしたんだけど、小麦を植えて、小麦を育て、小麦を刈った話がメインのため、早々にネタは尽きた。
仕事を手伝ううちに芽生える恋、オフィスラブも有りかと考え、積極的に仕事をもらいに行くんだけど。
アッシュ様の仕事って、陳情のお手紙とか読んで、転移とかで現地にシュッと跳んで、物理でパッと解決して帰ってくるというもの。
私が力になれる要素なし。むしろ、ついてったら足手まとい。
なので、オスマン様に、『アッシュ様に執着される』以外の仕事下さい、って言ったら、とりあえず、アッシュ様の側にいなさい、との辞令が。
ねばれ!と言うことですね。
だから、執務室に居るときは、アッシュ様の側に居るだけ。
あと、たまにオスマン様に、どっかでサボってるアッシュ様呼んで来いって言われて、探しに行くくらい。平和。
あれ?私、アッシュ様のために何か出来てる?衣食住を完全に頼りきりの上、仕事もせず、家事もせず。あれ?
やばい、新婚生活だというのに、何もない。アッシュ様が私を意識し出すラブイベントも、アッシュ様、前世思い出しイベントも、何も。ぬるーっと毎日が過ぎてく。
夜のムニャムニャはあるし、二人でおしゃべりする時間も増えたし、若干は、少しは、仲良くはなれたとは思うんだけど。
アッシュ様について、色々、昔の話とか聞いても、何か、あんまり思い出とか無いって言われて、逆に私のこと聞かれて。
前世話はボロ、主に恋人同士だったと言う嘘がバレることを怖れて、村娘ローザのお話をしたんだけど、小麦を植えて、小麦を育て、小麦を刈った話がメインのため、早々にネタは尽きた。
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なので、オスマン様に、『アッシュ様に執着される』以外の仕事下さい、って言ったら、とりあえず、アッシュ様の側にいなさい、との辞令が。
ねばれ!と言うことですね。
だから、執務室に居るときは、アッシュ様の側に居るだけ。
あと、たまにオスマン様に、どっかでサボってるアッシュ様呼んで来いって言われて、探しに行くくらい。平和。
あれ?私、アッシュ様のために何か出来てる?衣食住を完全に頼りきりの上、仕事もせず、家事もせず。あれ?
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