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S級試験 ▶34話
#9 一緒に居て、一番、自己嫌悪を感じる相手(ルキ視点)
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「セリ…?」
「…」
(あー、ホント、ヤバいな、コレ。)
こんな顔、させたいわけじゃない。それも本音。けど、表情を変えることの少ないセリが、自分が昔の仲間と接するだけで、分かりやすく視線で伝えてくる。「行くな」と。こんだけ本気で引き留められて、正直、嬉しくないはずがない。
(いや、これはちょっと、マジで…)
クセになりそうな─
「ッダァーっ!」
「わっ!?何!?」
「ルキ…?」
「いや、わり、気にすんな。ちょっと今、煩悩と戦ってた。ギリ、勝ったから大丈夫、問題無し。」
「…勝ったんですか?」
「ああ。踏みとどまった、瀬戸際で。」
意味なんて分かんないはずなのに、自分の言葉に神妙に頷いてるセリに、思わず笑う。さっきまでの「ヒソウカン」も消えてるから、これはこれで良しってことで。
「おし、本気で飯行こう。腹減った。」
ミランダに拘束されていた腕を振りほどいて、セリと並ぶ。
「あ!あ!ちょっと、ルキ!あんた、マジで、アタシ置いてく気!?」
「置いてくも何も、お前、関係ないだろ?さっさと帰れよ。」
「はーっ!?」
しつこく食い下がるミランダに、いい加減、辟易する。一つ年上、所謂幼馴染みでもあるミランダとの付き合いは、カッシュ同様、それなりに長い。自分とカッシュを弟分と見なしているミランダには、昔からアレコレ傍若無人に振る舞われてきたが─
「あーあ、ルキ、あんた、アタシにそんな態度とっていいわけ?」
「あ?」
「優しいアタシはさ?王都に慣れてないあんたのために色々考えてあげてたわけ。で、折角だからさ、あんたを守護神のシュッツさんに会わせてあげようかなって思ってたのにさー。」
「っ!?」
「アタシ、知ってんだよねー。シュッツさん行きつけのお店。」
「…」
「王都に居る時は絶対そこで昼食とるから、今日行けば確実に会えんのになー。」
「…」
(ヤバい…)
今度は別の意味でヤバい。ミランダと飯に行く気なんてさらさら無いが、近くに、実際に会える距離に英雄が居るとなると、心が揺れる。
(…行きつけの店ってのが有名な話なら、その辺の冒険者捕まえて聞いてみるか?)
いや、いっそ、ミランダを軽く脅して─
「…ルキ、シュッツさんに会いたいんですか?」
「っ!」
セリから投げかけられた純粋な疑問に、邪な思いを見抜かれた気がして言葉に詰まる。
「…だったら、私のことは気にしなくていいので、ミランダさんと、」
「あー、うん、いや、いい、行かねぇ。それは、無いから。」
さっきまであんな顔してたくせに。あっさり離れていこうとするセリの頭に手を乗せて、引き留める。
「行こうぜ。」
「でも…」
「あー!もう!待って待って!分かった!だったら、そっちの子も一緒に連れてきていいからさ!だったらいいでしょ!食事くらい付き合いなさいよ!」
呼び止めるミランダの声に、セリが足を止める。
「…ルキ?」
「…」
見上げてくる視線、そこに「許し」を見た気がして、
(…駄目だわ、俺。)
自分自身に、ため息が出た。
「もー!結局、こうなるんだからさー!最初っから、素直にアタシの言うこと聞いてればいいのに!」
「…うっせぇ。」
セリも一緒だとは言え、最終的にミランダの誘いに乗ってしまった自分の弱さ。連れてこられた食堂の最奥、四人掛けの席にセリと並んで座り、目の前でゴチャゴチャ煩いミランダを睨む。
(分かってんだよ、突っぱね切れなかった自分の情けなさは、自分が一番。)
それをいつまでもしつこくイジられて、八つ当たり気味にムカついていた。
「ごめんねー?えっと、セリくん?だっけ?ルキの我儘に振り回されて、あんたも大変でしょ?」
「いえ、私は、とくには…」
「えー?本当にー?正直に言っていいんだよ?アタシが居るからさー、コイツに言いたいことあんなら、アタシから言うこときかすし、」
「おい、セリに絡むな。…お前、余計なこと言うなよ?」
「ふーん?余計なことって何?なに言われたくないの?」
「っ!」
何を企んでいるのか、ニヤつくミランダには、嫌な予感しかしない。
「ねぇねぇ、セリ君は知ってる?コイツってば、メチャクチャ口が悪いでしょ?冒険者になって最初の依頼で、」
「止めろ、つってんだろ?」
「えー?でもさー、あんたの身内としては、あんたがパーティメンバーに迷惑かけてないか心配だし、アドバイスっていうか忠告、出来るものはしておきたいわけ。」
「要らねぇ。てか、誰が身内だ、誰が。」
「身内でしょ?家族みたいなもんじゃない。あんたとアタシがどんだけ一緒に居たと思ってんの。」
「だとしても、身内ではねぇ。他人だ他人。」
「はーっ!?そこまで言う?ルキのくせに生意気ー!」
「…もう、いい。ほんと、メンドくせぇ。…セリ、とっとと飯食って帰ろうぜ?」
「ルキ…」
「ん?」
ミランダとのくだらない言い争いを黙って見ていたセリの視線が、別の場所、食堂の入り口に向いているのに釣られて、そちらを向く。
「っ!」
「あれ、…あの人、じゃないですか?…なにか、只者ではない感じの…」
「ああ…」
間違いない。一人で食堂に入ってきた白髪の巨漢、大剣を背負う姿は、絵姿でよく見かけるもの。ガキの頃に一度だけ、その戦う姿を目にしたことがある─
(…王国の守護神、大剣のシュッツ…)
知らず、心音が早くなる。血が滾る。間違いなく、今、この国の頂点に立つ男。全ての冒険者の憧れが、周囲から掛けられる声に気安く応じながら、一つの席についた。店員に注文を終えた男の周りに、同じく冒険者らしき人間が集まってくる。
「…ルキ、話しに行かないんですか?」
「ああ、だな、うん…」
柄にもなく、緊張している。躊躇する思いを、セリの言葉が後押ししてくれた。
「こんな機会、もう無いかもしれません。折角のチャンス、です。」
「…だな。」
腰を上げて、歩き出そうとして振り返る。
「…ミランダ、俺居ない間、セリにくだんねぇこと吹き込むなよ?」
「ああ、はい、しないしない!いいから、早く行きなよ。」
「…言っとくが、俺、『遠耳』も『読唇』も使えっからな?離れてても聞こえてっからな?」
「はいはい、はいはい!」
シッシッと手を振って追い払おうとするミランダ、その向かいで、何でかセリが目ぇキラッキラにさせて─?
「ルキ、読唇も使えるようになったんですか?」
「っ!?」
(ヤベェ…)
「スゴいです。いつの間に…?」
「あー…」
(いつの間に、と聞かれても、なぁ…)
習得しようと思った切っ掛けなんて、不純過ぎて、とてもじゃないが、セリには言えない。特に、こんだけ「スゴい」を訴えてくる目をしたセリには─
「ああ、うん、まあ、じゃあ、…取り敢えず、行ってくるわ。」
「はい。」
居たたまれなくて、その場を逃げ出した。
「…」
(あー、ホント、ヤバいな、コレ。)
こんな顔、させたいわけじゃない。それも本音。けど、表情を変えることの少ないセリが、自分が昔の仲間と接するだけで、分かりやすく視線で伝えてくる。「行くな」と。こんだけ本気で引き留められて、正直、嬉しくないはずがない。
(いや、これはちょっと、マジで…)
クセになりそうな─
「ッダァーっ!」
「わっ!?何!?」
「ルキ…?」
「いや、わり、気にすんな。ちょっと今、煩悩と戦ってた。ギリ、勝ったから大丈夫、問題無し。」
「…勝ったんですか?」
「ああ。踏みとどまった、瀬戸際で。」
意味なんて分かんないはずなのに、自分の言葉に神妙に頷いてるセリに、思わず笑う。さっきまでの「ヒソウカン」も消えてるから、これはこれで良しってことで。
「おし、本気で飯行こう。腹減った。」
ミランダに拘束されていた腕を振りほどいて、セリと並ぶ。
「あ!あ!ちょっと、ルキ!あんた、マジで、アタシ置いてく気!?」
「置いてくも何も、お前、関係ないだろ?さっさと帰れよ。」
「はーっ!?」
しつこく食い下がるミランダに、いい加減、辟易する。一つ年上、所謂幼馴染みでもあるミランダとの付き合いは、カッシュ同様、それなりに長い。自分とカッシュを弟分と見なしているミランダには、昔からアレコレ傍若無人に振る舞われてきたが─
「あーあ、ルキ、あんた、アタシにそんな態度とっていいわけ?」
「あ?」
「優しいアタシはさ?王都に慣れてないあんたのために色々考えてあげてたわけ。で、折角だからさ、あんたを守護神のシュッツさんに会わせてあげようかなって思ってたのにさー。」
「っ!?」
「アタシ、知ってんだよねー。シュッツさん行きつけのお店。」
「…」
「王都に居る時は絶対そこで昼食とるから、今日行けば確実に会えんのになー。」
「…」
(ヤバい…)
今度は別の意味でヤバい。ミランダと飯に行く気なんてさらさら無いが、近くに、実際に会える距離に英雄が居るとなると、心が揺れる。
(…行きつけの店ってのが有名な話なら、その辺の冒険者捕まえて聞いてみるか?)
いや、いっそ、ミランダを軽く脅して─
「…ルキ、シュッツさんに会いたいんですか?」
「っ!」
セリから投げかけられた純粋な疑問に、邪な思いを見抜かれた気がして言葉に詰まる。
「…だったら、私のことは気にしなくていいので、ミランダさんと、」
「あー、うん、いや、いい、行かねぇ。それは、無いから。」
さっきまであんな顔してたくせに。あっさり離れていこうとするセリの頭に手を乗せて、引き留める。
「行こうぜ。」
「でも…」
「あー!もう!待って待って!分かった!だったら、そっちの子も一緒に連れてきていいからさ!だったらいいでしょ!食事くらい付き合いなさいよ!」
呼び止めるミランダの声に、セリが足を止める。
「…ルキ?」
「…」
見上げてくる視線、そこに「許し」を見た気がして、
(…駄目だわ、俺。)
自分自身に、ため息が出た。
「もー!結局、こうなるんだからさー!最初っから、素直にアタシの言うこと聞いてればいいのに!」
「…うっせぇ。」
セリも一緒だとは言え、最終的にミランダの誘いに乗ってしまった自分の弱さ。連れてこられた食堂の最奥、四人掛けの席にセリと並んで座り、目の前でゴチャゴチャ煩いミランダを睨む。
(分かってんだよ、突っぱね切れなかった自分の情けなさは、自分が一番。)
それをいつまでもしつこくイジられて、八つ当たり気味にムカついていた。
「ごめんねー?えっと、セリくん?だっけ?ルキの我儘に振り回されて、あんたも大変でしょ?」
「いえ、私は、とくには…」
「えー?本当にー?正直に言っていいんだよ?アタシが居るからさー、コイツに言いたいことあんなら、アタシから言うこときかすし、」
「おい、セリに絡むな。…お前、余計なこと言うなよ?」
「ふーん?余計なことって何?なに言われたくないの?」
「っ!」
何を企んでいるのか、ニヤつくミランダには、嫌な予感しかしない。
「ねぇねぇ、セリ君は知ってる?コイツってば、メチャクチャ口が悪いでしょ?冒険者になって最初の依頼で、」
「止めろ、つってんだろ?」
「えー?でもさー、あんたの身内としては、あんたがパーティメンバーに迷惑かけてないか心配だし、アドバイスっていうか忠告、出来るものはしておきたいわけ。」
「要らねぇ。てか、誰が身内だ、誰が。」
「身内でしょ?家族みたいなもんじゃない。あんたとアタシがどんだけ一緒に居たと思ってんの。」
「だとしても、身内ではねぇ。他人だ他人。」
「はーっ!?そこまで言う?ルキのくせに生意気ー!」
「…もう、いい。ほんと、メンドくせぇ。…セリ、とっとと飯食って帰ろうぜ?」
「ルキ…」
「ん?」
ミランダとのくだらない言い争いを黙って見ていたセリの視線が、別の場所、食堂の入り口に向いているのに釣られて、そちらを向く。
「っ!」
「あれ、…あの人、じゃないですか?…なにか、只者ではない感じの…」
「ああ…」
間違いない。一人で食堂に入ってきた白髪の巨漢、大剣を背負う姿は、絵姿でよく見かけるもの。ガキの頃に一度だけ、その戦う姿を目にしたことがある─
(…王国の守護神、大剣のシュッツ…)
知らず、心音が早くなる。血が滾る。間違いなく、今、この国の頂点に立つ男。全ての冒険者の憧れが、周囲から掛けられる声に気安く応じながら、一つの席についた。店員に注文を終えた男の周りに、同じく冒険者らしき人間が集まってくる。
「…ルキ、話しに行かないんですか?」
「ああ、だな、うん…」
柄にもなく、緊張している。躊躇する思いを、セリの言葉が後押ししてくれた。
「こんな機会、もう無いかもしれません。折角のチャンス、です。」
「…だな。」
腰を上げて、歩き出そうとして振り返る。
「…ミランダ、俺居ない間、セリにくだんねぇこと吹き込むなよ?」
「ああ、はい、しないしない!いいから、早く行きなよ。」
「…言っとくが、俺、『遠耳』も『読唇』も使えっからな?離れてても聞こえてっからな?」
「はいはい、はいはい!」
シッシッと手を振って追い払おうとするミランダ、その向かいで、何でかセリが目ぇキラッキラにさせて─?
「ルキ、読唇も使えるようになったんですか?」
「っ!?」
(ヤベェ…)
「スゴいです。いつの間に…?」
「あー…」
(いつの間に、と聞かれても、なぁ…)
習得しようと思った切っ掛けなんて、不純過ぎて、とてもじゃないが、セリには言えない。特に、こんだけ「スゴい」を訴えてくる目をしたセリには─
「ああ、うん、まあ、じゃあ、…取り敢えず、行ってくるわ。」
「はい。」
居たたまれなくて、その場を逃げ出した。
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