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ロカール日常シリーズ ▶️50話

【王都への旅路】#Sub PTメンがオカン過ぎて、ちょっと引く 【終】

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「ちょっと待った待った待った。」

「エル、あんまデカい声出すな。セリが起きる。」

「…で?ルキは一体、何やってんの?」

「…セリのマント、直ぐにはだけるからさ。手足出ないようにしてやろうかと思って。」

「…で?セリを自分のマントでくるんでいる、と?」

「…まあ。」

「暑いわ。暑苦しいわ。…何?何なのこれ?芋虫?蓑虫?蛹なの?ルキはセリをどうしたいわけ?」

「どうしたいって…」

「そんなに気になるんだったら、セリの真横で寝ればいーでしょ?真横で。」

「なる。おっけー、そうするわ。」

「…ルキって、たまに嫌味も通じないくらい馬鹿、…正直だよね?」

「はぁ?」

「ううん。いいの。…明日の朝、楽しみだなーって思っただけ。」




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