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ロカール日常シリーズ ▶️50話
【ゴブリンの討伐】#5 性別詐称のしっぺ返し
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「狙われてたねー、セリちゃん☆」
「…狙う?…命を?」
「違う違ーう!」
いつもの大熊亭、いつものジュース。さっぱり目の柑橘類の味を口にして、さっきまでの気持ち悪さが漸く治まってきた。
「…やっぱ、アレ、仕掛けて来てたか?」
「来てた来てた、間違いなし!」
ルキが渋い顔して、エルが黒い笑顔で楽しそうに笑っている。その横で、良く分かっていない間抜け顔の兄妹二人。
「セリ、お前、今後、気を付けろよ?あーいうのにフラフラっていっちまうと、後が最悪だからな?」
「あーいうの…?」
「お前、誘われてたんだよ。あの女の魔力に当てられてた。」
「魔力で、誘う?…魅了とか、そういうこと、ですか…?」
モンスター相手にそういう魔術が存在することは知っている。だけど、人相手に?
「…それは、犯罪では?」
「まあな。本気で魔術かけてきてりゃ、犯罪。捕まえてギルドにつき出せばいいだけの話なんだけどさ。」
「あーいうのはグレーゾーンだから厄介なんだよねー☆」
「だな。魔術は発動してない。けど、魔力にある程度の意図をこめて相手にぶつける。そうすっと、その魔力に当てられて、こう、フラフラーっと…」
「…」
心配そうなルキの目が、「大丈夫か?あの女に誑かされてないか?」って聞いてきてる。
「…あの、フラっとはなってないです。ただ、気持ち悪くて…」
「は?え、マジか?って、おい、じゃあ、こんなとこで飯食ってる場合じゃないだろ。帰って寝るか、病院、」
「大丈夫だよー☆セリちゃんの場合は、あの女の魔力に対する抵抗が強すぎただけだろうから!」
「ああ、魔力抵抗。」
人、一人一人で異なる魔力。攻撃魔法に転換しなくても、各々が身に纏う魔力が干渉し合うことはある。魔力が強ければ強いほど、他者の魔力をはね除ける力も大く、魔法防御においては非常に有利、なのだけど。
「…盲点、でした。」
認識阻害系の魔術は常時展開しているものの、まさかこんな形で、しかも女性からアプローチを掛けられるとは思ってもいなかった。
「まあ、俺やエルが側に居る時は大丈夫だろうけど、一人になる時は気を付けろよ?あの女、また何か仕掛けてくるだろうからさ。」
「大丈夫、です。何をされてるのかが分かれば、対処のしようはありますから。」
「あー、そうな。セリの実力、疑ってるわけじゃねぇよ?けど、セリ、たまにボーッとしてっからなぁ。」
「…」
それは、否定出来ない。でも、その「ボーッと」の理由は、大抵、目の前のあなたのせい─
「あのさぁ、ごめん、俺、まだよく分かってないんだけど。結局、あの魔導師の子はセリにコナかけて何がしたかったの?」
「うーん。どっちかなぁ?微妙なとこ☆」
「アレはなぁ。ただ単に、今日のセリの実力見てセリを気に入っただけか、気に入って、本気であっちのパーティに引き抜くつもりだったか…」
「えー?引き抜き?なにそのハニトラみたいなの。」
「みたい、じゃなくて、実際そーなの!そういうことも世の中あるんだから!シオンだって他人事じゃないんだよ?」
「えー?」
納得いかない、みたいな兄の態度。私も、ちょっと引いている。前世では未体験なゾーン。今世でも、少し、世間知らずだという自覚はあったけれど、まさかそんなことがあるなんて。
「…まあ、基本、冒険者なんて男社会だからな。そん中で生き抜くためにアレコレやる女も居るってことだよ。」
「僕、男にやられたことあるよ☆」
「…」
「…」
さらっととんでもない情報をぶっ込んで来たエルに、私とルキの時が止まった。それをぶち壊したのは、呂律の怪しい兄の言葉。
「えーえー、でもさぁー、あの子別にソロじゃないんだよー?三人パーティだよー?他の二人、嫌じゃないの、そういうの?ってか、普通、止めない?」
「だねー?シオンだったら止めるよね?絶対☆」
「…」
絶対、の辺りでこっちを向いたエルの目がニンマリ笑ってる。エルの言葉にウンウン頷いていた兄が、ジョッキをあおった。
「俺はやだね!そういうの!セリには、絶対、そんなことさせない!無理無理!」
「おー☆流石、シオンお兄ちゃん!セリちゃんを守れるのは、お兄ちゃんだけだねー?」
「…二人とも、酔ってるの?」
聞かなくても分かるけど、一応。
人の性別が疑われそうな発言を堂々とする酔っぱらい達から、ルキに視線を移す。
(…気づいた、かな?)
少しの期待と、心臓痛くなるくらいの不安。
バレたらバレたで、カミングアウトするタイミングなのかもしれないと思いながら─
「お前らなぁ、人が真剣な話してんのに…」
「えー!?俺だって、めっちゃ真剣!」
(…気づかない、かぁ…)
ルキはただ、あきれた眼差しを二人に向けているだけ。そのことに、少し落胆して、やっぱり、凄く安堵した。
「はいはーい☆真剣な話はもう終わり終わり!それより、僕、気になってたんだけどー?」
「…なんだよ?」
「ルキは、あの魔導師の子にフラフラーっとはならなかったの?この前、ルキもおんなじようなことされてたでしょ?」
「ああ、あれな。」
「っ!?」
「けど、まあ、あそこまであからさまだと、逆に警戒心しか持てないっつーか。」
「ふーん?」
ルキとエルのやり取りに驚いて、それから、かなり落ち込んだ─
(…気づかなかった。)
女魔導師の魔力の流れ。ちゃんと見ていれば、気づいたかもしれない。なのに、そんなこと思い付きもしないで、ただ、嫉妬に駆られていただけ。自分の未熟さに思いっきり落ち込んだ。
(…もし、これが、ザーラさんだったら。)
以前、魔力の流れだけで私の想いに気づいたザーラさん。もし、私が彼女のように魔導師として振る舞うことが出来ていたら─
「本当に、一瞬もフラッと来なかったー?あの身体と魔力にやられて、ちょっとならいいかなー?みたいな?」
「ねえよ。何でだよ。」
「ふーん?…良かったね、セリちゃん?」
「…」
エルの言葉に、意識を引き戻される。
「気にしてたもんねー、あの子のこと。睨んでたし。…どうやら、ルキの眼中には無いみたいだよ?」
悪戯っぽく笑って、ウインクまでしてくるエル。アルコールに染まった頬で本当に可愛くキラキラ笑うから、つられて笑う。
「…はい。良かった、です。」
「セリ、まだ気にしてたのか?前言ったろ?本当、マジで無いからな?」
「良かった、です。」
繰り返して、ルキを見上げる。苦笑したルキの手が、また人の頭を撫でていった。
撫でて、それからポロッと。何でもないことみたいに、ルキが軽く口にした言葉─
「まあ、そもそもの話さ、パーティ内に女が居るってだけで、俺、無理だからな。」
「えっ!?」
「ちょっ!?何それ!?俺、聞いてない!何で!?何で無理なの!?そこんとこ詳しく!?」
「…」
エルが呆然として、兄が慌てふためいて、私は─
(私は…、どんな顔、してるんだろう?)
酷い顔、してるかもしれない。こちらを案じる兄とエルの視線を感じる。
エルの口からひっくい声が出てきた。
「…ルキ、チャチャっと吐いて。…何で?何で女の子居たら駄目なの?前のパーティ、居たよね?女の子。」
「なんだよ急に。こえーな。…まあ、居たけど。居たから、揉めたっつーか。俺がパーティ抜ける原因にもなったっつーか。」
「…ルキ、パーティリーダーと揉めたんじゃなかったっけ?リーダー、男、だったでしょ?」
「ああ、直接揉めたのはダチだった男の方だけど、まあ、その揉めた原因がパーティに居たダチの女のことで…」
「なるほど…」
「そういうことかー。」
「…」
パーティ内での色恋沙汰。それで揉めるという話はよく耳にする。
「まあ、だから、今は男だけのが気楽だなーと、…セリとシオンに誘われた時も、そう思ったんだよなー。」
「なるほど…」
「思っちゃったかー。」
「…」
気遣う視線が二つ。感じながらも顔を上げられなくなった。
「…狙う?…命を?」
「違う違ーう!」
いつもの大熊亭、いつものジュース。さっぱり目の柑橘類の味を口にして、さっきまでの気持ち悪さが漸く治まってきた。
「…やっぱ、アレ、仕掛けて来てたか?」
「来てた来てた、間違いなし!」
ルキが渋い顔して、エルが黒い笑顔で楽しそうに笑っている。その横で、良く分かっていない間抜け顔の兄妹二人。
「セリ、お前、今後、気を付けろよ?あーいうのにフラフラっていっちまうと、後が最悪だからな?」
「あーいうの…?」
「お前、誘われてたんだよ。あの女の魔力に当てられてた。」
「魔力で、誘う?…魅了とか、そういうこと、ですか…?」
モンスター相手にそういう魔術が存在することは知っている。だけど、人相手に?
「…それは、犯罪では?」
「まあな。本気で魔術かけてきてりゃ、犯罪。捕まえてギルドにつき出せばいいだけの話なんだけどさ。」
「あーいうのはグレーゾーンだから厄介なんだよねー☆」
「だな。魔術は発動してない。けど、魔力にある程度の意図をこめて相手にぶつける。そうすっと、その魔力に当てられて、こう、フラフラーっと…」
「…」
心配そうなルキの目が、「大丈夫か?あの女に誑かされてないか?」って聞いてきてる。
「…あの、フラっとはなってないです。ただ、気持ち悪くて…」
「は?え、マジか?って、おい、じゃあ、こんなとこで飯食ってる場合じゃないだろ。帰って寝るか、病院、」
「大丈夫だよー☆セリちゃんの場合は、あの女の魔力に対する抵抗が強すぎただけだろうから!」
「ああ、魔力抵抗。」
人、一人一人で異なる魔力。攻撃魔法に転換しなくても、各々が身に纏う魔力が干渉し合うことはある。魔力が強ければ強いほど、他者の魔力をはね除ける力も大く、魔法防御においては非常に有利、なのだけど。
「…盲点、でした。」
認識阻害系の魔術は常時展開しているものの、まさかこんな形で、しかも女性からアプローチを掛けられるとは思ってもいなかった。
「まあ、俺やエルが側に居る時は大丈夫だろうけど、一人になる時は気を付けろよ?あの女、また何か仕掛けてくるだろうからさ。」
「大丈夫、です。何をされてるのかが分かれば、対処のしようはありますから。」
「あー、そうな。セリの実力、疑ってるわけじゃねぇよ?けど、セリ、たまにボーッとしてっからなぁ。」
「…」
それは、否定出来ない。でも、その「ボーッと」の理由は、大抵、目の前のあなたのせい─
「あのさぁ、ごめん、俺、まだよく分かってないんだけど。結局、あの魔導師の子はセリにコナかけて何がしたかったの?」
「うーん。どっちかなぁ?微妙なとこ☆」
「アレはなぁ。ただ単に、今日のセリの実力見てセリを気に入っただけか、気に入って、本気であっちのパーティに引き抜くつもりだったか…」
「えー?引き抜き?なにそのハニトラみたいなの。」
「みたい、じゃなくて、実際そーなの!そういうことも世の中あるんだから!シオンだって他人事じゃないんだよ?」
「えー?」
納得いかない、みたいな兄の態度。私も、ちょっと引いている。前世では未体験なゾーン。今世でも、少し、世間知らずだという自覚はあったけれど、まさかそんなことがあるなんて。
「…まあ、基本、冒険者なんて男社会だからな。そん中で生き抜くためにアレコレやる女も居るってことだよ。」
「僕、男にやられたことあるよ☆」
「…」
「…」
さらっととんでもない情報をぶっ込んで来たエルに、私とルキの時が止まった。それをぶち壊したのは、呂律の怪しい兄の言葉。
「えーえー、でもさぁー、あの子別にソロじゃないんだよー?三人パーティだよー?他の二人、嫌じゃないの、そういうの?ってか、普通、止めない?」
「だねー?シオンだったら止めるよね?絶対☆」
「…」
絶対、の辺りでこっちを向いたエルの目がニンマリ笑ってる。エルの言葉にウンウン頷いていた兄が、ジョッキをあおった。
「俺はやだね!そういうの!セリには、絶対、そんなことさせない!無理無理!」
「おー☆流石、シオンお兄ちゃん!セリちゃんを守れるのは、お兄ちゃんだけだねー?」
「…二人とも、酔ってるの?」
聞かなくても分かるけど、一応。
人の性別が疑われそうな発言を堂々とする酔っぱらい達から、ルキに視線を移す。
(…気づいた、かな?)
少しの期待と、心臓痛くなるくらいの不安。
バレたらバレたで、カミングアウトするタイミングなのかもしれないと思いながら─
「お前らなぁ、人が真剣な話してんのに…」
「えー!?俺だって、めっちゃ真剣!」
(…気づかない、かぁ…)
ルキはただ、あきれた眼差しを二人に向けているだけ。そのことに、少し落胆して、やっぱり、凄く安堵した。
「はいはーい☆真剣な話はもう終わり終わり!それより、僕、気になってたんだけどー?」
「…なんだよ?」
「ルキは、あの魔導師の子にフラフラーっとはならなかったの?この前、ルキもおんなじようなことされてたでしょ?」
「ああ、あれな。」
「っ!?」
「けど、まあ、あそこまであからさまだと、逆に警戒心しか持てないっつーか。」
「ふーん?」
ルキとエルのやり取りに驚いて、それから、かなり落ち込んだ─
(…気づかなかった。)
女魔導師の魔力の流れ。ちゃんと見ていれば、気づいたかもしれない。なのに、そんなこと思い付きもしないで、ただ、嫉妬に駆られていただけ。自分の未熟さに思いっきり落ち込んだ。
(…もし、これが、ザーラさんだったら。)
以前、魔力の流れだけで私の想いに気づいたザーラさん。もし、私が彼女のように魔導師として振る舞うことが出来ていたら─
「本当に、一瞬もフラッと来なかったー?あの身体と魔力にやられて、ちょっとならいいかなー?みたいな?」
「ねえよ。何でだよ。」
「ふーん?…良かったね、セリちゃん?」
「…」
エルの言葉に、意識を引き戻される。
「気にしてたもんねー、あの子のこと。睨んでたし。…どうやら、ルキの眼中には無いみたいだよ?」
悪戯っぽく笑って、ウインクまでしてくるエル。アルコールに染まった頬で本当に可愛くキラキラ笑うから、つられて笑う。
「…はい。良かった、です。」
「セリ、まだ気にしてたのか?前言ったろ?本当、マジで無いからな?」
「良かった、です。」
繰り返して、ルキを見上げる。苦笑したルキの手が、また人の頭を撫でていった。
撫でて、それからポロッと。何でもないことみたいに、ルキが軽く口にした言葉─
「まあ、そもそもの話さ、パーティ内に女が居るってだけで、俺、無理だからな。」
「えっ!?」
「ちょっ!?何それ!?俺、聞いてない!何で!?何で無理なの!?そこんとこ詳しく!?」
「…」
エルが呆然として、兄が慌てふためいて、私は─
(私は…、どんな顔、してるんだろう?)
酷い顔、してるかもしれない。こちらを案じる兄とエルの視線を感じる。
エルの口からひっくい声が出てきた。
「…ルキ、チャチャっと吐いて。…何で?何で女の子居たら駄目なの?前のパーティ、居たよね?女の子。」
「なんだよ急に。こえーな。…まあ、居たけど。居たから、揉めたっつーか。俺がパーティ抜ける原因にもなったっつーか。」
「…ルキ、パーティリーダーと揉めたんじゃなかったっけ?リーダー、男、だったでしょ?」
「ああ、直接揉めたのはダチだった男の方だけど、まあ、その揉めた原因がパーティに居たダチの女のことで…」
「なるほど…」
「そういうことかー。」
「…」
パーティ内での色恋沙汰。それで揉めるという話はよく耳にする。
「まあ、だから、今は男だけのが気楽だなーと、…セリとシオンに誘われた時も、そう思ったんだよなー。」
「なるほど…」
「思っちゃったかー。」
「…」
気遣う視線が二つ。感じながらも顔を上げられなくなった。
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