20 / 26
20 二人目の悪魔
しおりを挟む
「無実の罪で殺される方にもなって下さい。私達もただ抹殺されるのも癪ですから、抵抗は致しますが」
「ほう? あの数の武官を相手に、どう立ち回る気だ」
「弟に任せます」
そう言い切ったルイーズに、いくぶんか冷静さを取り戻したレオンハルトは冷笑した。
「結局は弟任せか」
「ええ。私はそちらの方を。少し厄介そうですし」
「…………」
ルイーズの視線の先―――アルエ王子の背後の生垣を見たレオンハルトは軽く目を見張り、アルエもまた驚きを隠せない顔をした。
「……僕の影たちが良く分かったね。彼らは滅多に気づかれる事が無いんだけど」
「どれ程気配を消しても、人が潜んでいる以上、何かしらの痕跡はあるものですからね―――」
勿論、これは自分達を鍛えてくれたソロの教えのお陰だ。
教わったのは正攻法だけではなく、暗器の扱いまで多岐に渡っている。
「―――殿下の護衛ですか?」
そう尋ねると、アルエは苦笑して頷いた。
「そうだよ。これでも何度か殺されかけているからね」
「卑怯ですよ、王太子殿下!」
ルイーズは即座にレオンハルトを睨みつけると、その倍の目の鋭さで睨み返された。
「誰が自分の弟を殺すか!」
「でも、いじめているではありませんか! こんなに可愛い天使みたいな御方を!」
「アルエのどこが天使だ! 性格が歪んで悪魔みたいなガキの将来を、父上も俺も真剣に心配している所だぞ!?」
レオンハルトの勢いに呑まれてルイーズが目を瞬くと、彼は大変疲れ切ったかのように、大きく息を吐いて椅子に深く身を埋めた。そして、まだ笑っているアルエを、横目で今度は軽く睨みつつ更に続ける。
「他人の心が読めるアルエは、二心がある奴にとってみれば邪魔な存在だ。目論見が知られたと勘違いして、暗殺されかかった事が何度もある」
綺麗ごとだけで政治が動く訳ではない。足の引っ張り合いや、血を見るような争いが絶えない事も承知だ。それでもルイーズは表情を曇らせて、アルエを見返した。
「それならば、殿下。なおさら言動にはお気をつけなさいませ」
「ああ、護衛がいるから問題ないよ」
「それでも万が一という事がございます。王太子殿下が『勘違い』とおっしゃったという事は、本意では無い事もあったのではありませんか?」
「……うん」
「心を読まれるという事は、読まれた本人も恥ずかしいものですが、読まれる貴方様も知りたくも無い事を知るのですから辛い事もあるでしょう。言葉に出していないものを話されてしまえば、相手とも話がかみ合い難くなります。貴方の方が傷つくことの方が多いでしょうから、控えた方が良いかと思いますよ」
黙って聞いていたアルエは、まじまじとルイーズを見つめ、そしてふっと顔を綻ばせた。
「……驚いた。本心だね」
「殿下」
「ああ、ごめんよ。……確かに、先に読んでしまっている事が多いね。そっちの方が手っ取り早いし……楽だったから。でも、それを面と向かって止めろと言ってくれたのは、君で二人目だ」
「そうなのですか?」
「うん。父上……国王陛下でさえも、僕の力に怯む事があるからね。まあ、あの地位にいるし、それなりに後ろ暗い事もしているから」
アルエはにっこりと笑って、断言している。恐らく国王の弱味も幾つか握っているに違いない。
目を丸くするルイーズに、少年は更に言った。
「だから、僕を諭してくれたのは、兄上だけだったんだよ」
「……はい?」
思い切り怪訝そうにルイーズはレオンハルトを見やると、睨み返された。
「なんだ、その目は」
「恐れながら、可愛い弟君をいじめてばかりいる方が、諭されるとは到底思えませんが」
「俺が弟の身を心配するのが、そんなにおかしいのか」
「夜会での振る舞いや、弟君を軽んじるような言動を聞かせられれば、疑いたくもなります」
容赦なく言い切るルイーズに、レオンハルトは短く舌打ちをした。そして、非常に苦々し気な顔をした。
「……それは要するに、俺の力不足と言うだけだ」
「成る程。努力不足だと。その通りですね」
「お前、俺に容赦なさすぎるぞ!?」
「お待ちを。どうして、私が王太子殿下に優しくしてさしあげる必要があるのですか!?」
この大きな生き物の、唯我独尊のような男の、一体どこに可愛がる余地があると言うのか。
ルイーズは真剣に分からない。
「待て。夜会でも俺の気を引くような真似をしたり、他の女に嫉妬して見せたりしただろうが。少しは俺にも……っ」
「お待ちを! 何という恐ろしい誤解をして下さっているんですか! 私はただ可愛い令嬢たちが、貴方様にばかり見惚れているのが悔しくて羨ましかっただけです!」
「はあ!?」
「何しろ、王太子殿下は見た目『だけ』は大変よろしいので、可愛い女の子たちがこぞって目を輝かせて、それはもう眼福物です! 殿下は幸せ者ですよ!? 口を開けばろくな事をおっしゃらないですし、女の子の夢を壊しますから、出来るだけ寡黙でいらしてください」
唖然としたのはレオンハルトで、彼は思わずアルエを見れば、少年は笑って頷いたものだから、彼は呻いた。
「…………っ要するに、お前は俺よりも、俺に見惚れていた娘に釘付けだったという事か」
「素晴らしいですよねえ……恋している子なんて、もう目がキラキラと輝いて。田舎の素朴な子達も可愛らしかったんですが、貴族の深窓の令嬢も楚々として華があって」
うっとりと頬を赤らめるルイーズに、レオンハルトは呻き、平然としているリュンクスを見据えた。
「……お前の姉は昔からこうなのか?」
「ええ。姉は昔から、小さくて可愛いものが大好きなんですよ。夜会でアルエ殿下に嬉々として話しかけられたのも素ですし、更に申し上げにくいのですが、王太子殿下に途中で割り込まれて、気分を害しておりましたね」
「どこが申し上げにくいだ。はっきり言ってるだろうが!」
「あらぬ誤解をされていたようですので、この際はっきりと申し上げておこうかと思いまして。ですから、お喜びください。姉の好みから大幅に外れていらっしゃる王太子殿下に、姉は全く興味はございません」
「この……っ」
澄ました顔のリュンクスに今にも噛みつきそうなレオンハルトに、ルイーズが割って入った。
「王太子殿下。リュンを苛めないでください!」
「どこがだ!?」
むしろ散々言われているのは自分の方だ。
だが、ルイーズはやはり容赦が無い。
「リュンはとても繊細な、心優しい子なんです。そのように威圧されましたら可哀想です」
「どこがだ! お前の弟は相当図太いぞ。王宮にもう一人悪魔が住み着いたようなものだ」
「まあ、殿下! それは聞き捨てなりませんわ!」
真っ向から反論され、レオンハルトは天を仰いだ。
「ほう? あの数の武官を相手に、どう立ち回る気だ」
「弟に任せます」
そう言い切ったルイーズに、いくぶんか冷静さを取り戻したレオンハルトは冷笑した。
「結局は弟任せか」
「ええ。私はそちらの方を。少し厄介そうですし」
「…………」
ルイーズの視線の先―――アルエ王子の背後の生垣を見たレオンハルトは軽く目を見張り、アルエもまた驚きを隠せない顔をした。
「……僕の影たちが良く分かったね。彼らは滅多に気づかれる事が無いんだけど」
「どれ程気配を消しても、人が潜んでいる以上、何かしらの痕跡はあるものですからね―――」
勿論、これは自分達を鍛えてくれたソロの教えのお陰だ。
教わったのは正攻法だけではなく、暗器の扱いまで多岐に渡っている。
「―――殿下の護衛ですか?」
そう尋ねると、アルエは苦笑して頷いた。
「そうだよ。これでも何度か殺されかけているからね」
「卑怯ですよ、王太子殿下!」
ルイーズは即座にレオンハルトを睨みつけると、その倍の目の鋭さで睨み返された。
「誰が自分の弟を殺すか!」
「でも、いじめているではありませんか! こんなに可愛い天使みたいな御方を!」
「アルエのどこが天使だ! 性格が歪んで悪魔みたいなガキの将来を、父上も俺も真剣に心配している所だぞ!?」
レオンハルトの勢いに呑まれてルイーズが目を瞬くと、彼は大変疲れ切ったかのように、大きく息を吐いて椅子に深く身を埋めた。そして、まだ笑っているアルエを、横目で今度は軽く睨みつつ更に続ける。
「他人の心が読めるアルエは、二心がある奴にとってみれば邪魔な存在だ。目論見が知られたと勘違いして、暗殺されかかった事が何度もある」
綺麗ごとだけで政治が動く訳ではない。足の引っ張り合いや、血を見るような争いが絶えない事も承知だ。それでもルイーズは表情を曇らせて、アルエを見返した。
「それならば、殿下。なおさら言動にはお気をつけなさいませ」
「ああ、護衛がいるから問題ないよ」
「それでも万が一という事がございます。王太子殿下が『勘違い』とおっしゃったという事は、本意では無い事もあったのではありませんか?」
「……うん」
「心を読まれるという事は、読まれた本人も恥ずかしいものですが、読まれる貴方様も知りたくも無い事を知るのですから辛い事もあるでしょう。言葉に出していないものを話されてしまえば、相手とも話がかみ合い難くなります。貴方の方が傷つくことの方が多いでしょうから、控えた方が良いかと思いますよ」
黙って聞いていたアルエは、まじまじとルイーズを見つめ、そしてふっと顔を綻ばせた。
「……驚いた。本心だね」
「殿下」
「ああ、ごめんよ。……確かに、先に読んでしまっている事が多いね。そっちの方が手っ取り早いし……楽だったから。でも、それを面と向かって止めろと言ってくれたのは、君で二人目だ」
「そうなのですか?」
「うん。父上……国王陛下でさえも、僕の力に怯む事があるからね。まあ、あの地位にいるし、それなりに後ろ暗い事もしているから」
アルエはにっこりと笑って、断言している。恐らく国王の弱味も幾つか握っているに違いない。
目を丸くするルイーズに、少年は更に言った。
「だから、僕を諭してくれたのは、兄上だけだったんだよ」
「……はい?」
思い切り怪訝そうにルイーズはレオンハルトを見やると、睨み返された。
「なんだ、その目は」
「恐れながら、可愛い弟君をいじめてばかりいる方が、諭されるとは到底思えませんが」
「俺が弟の身を心配するのが、そんなにおかしいのか」
「夜会での振る舞いや、弟君を軽んじるような言動を聞かせられれば、疑いたくもなります」
容赦なく言い切るルイーズに、レオンハルトは短く舌打ちをした。そして、非常に苦々し気な顔をした。
「……それは要するに、俺の力不足と言うだけだ」
「成る程。努力不足だと。その通りですね」
「お前、俺に容赦なさすぎるぞ!?」
「お待ちを。どうして、私が王太子殿下に優しくしてさしあげる必要があるのですか!?」
この大きな生き物の、唯我独尊のような男の、一体どこに可愛がる余地があると言うのか。
ルイーズは真剣に分からない。
「待て。夜会でも俺の気を引くような真似をしたり、他の女に嫉妬して見せたりしただろうが。少しは俺にも……っ」
「お待ちを! 何という恐ろしい誤解をして下さっているんですか! 私はただ可愛い令嬢たちが、貴方様にばかり見惚れているのが悔しくて羨ましかっただけです!」
「はあ!?」
「何しろ、王太子殿下は見た目『だけ』は大変よろしいので、可愛い女の子たちがこぞって目を輝かせて、それはもう眼福物です! 殿下は幸せ者ですよ!? 口を開けばろくな事をおっしゃらないですし、女の子の夢を壊しますから、出来るだけ寡黙でいらしてください」
唖然としたのはレオンハルトで、彼は思わずアルエを見れば、少年は笑って頷いたものだから、彼は呻いた。
「…………っ要するに、お前は俺よりも、俺に見惚れていた娘に釘付けだったという事か」
「素晴らしいですよねえ……恋している子なんて、もう目がキラキラと輝いて。田舎の素朴な子達も可愛らしかったんですが、貴族の深窓の令嬢も楚々として華があって」
うっとりと頬を赤らめるルイーズに、レオンハルトは呻き、平然としているリュンクスを見据えた。
「……お前の姉は昔からこうなのか?」
「ええ。姉は昔から、小さくて可愛いものが大好きなんですよ。夜会でアルエ殿下に嬉々として話しかけられたのも素ですし、更に申し上げにくいのですが、王太子殿下に途中で割り込まれて、気分を害しておりましたね」
「どこが申し上げにくいだ。はっきり言ってるだろうが!」
「あらぬ誤解をされていたようですので、この際はっきりと申し上げておこうかと思いまして。ですから、お喜びください。姉の好みから大幅に外れていらっしゃる王太子殿下に、姉は全く興味はございません」
「この……っ」
澄ました顔のリュンクスに今にも噛みつきそうなレオンハルトに、ルイーズが割って入った。
「王太子殿下。リュンを苛めないでください!」
「どこがだ!?」
むしろ散々言われているのは自分の方だ。
だが、ルイーズはやはり容赦が無い。
「リュンはとても繊細な、心優しい子なんです。そのように威圧されましたら可哀想です」
「どこがだ! お前の弟は相当図太いぞ。王宮にもう一人悪魔が住み着いたようなものだ」
「まあ、殿下! それは聞き捨てなりませんわ!」
真っ向から反論され、レオンハルトは天を仰いだ。
65
お気に入りに追加
119
あなたにおすすめの小説

愛など初めからありませんが。
ましろ
恋愛
お金で売られるように嫁がされた。
お相手はバツイチ子持ちの伯爵32歳。
「君は子供の面倒だけ見てくれればいい」
「要するに貴方様は幸せ家族の演技をしろと仰るのですよね?ですが、子供達にその様な演技力はありますでしょうか?」
「……何を言っている?」
仕事一筋の鈍感不器用夫に嫁いだミッシェルの未来はいかに?
✻基本ゆるふわ設定。箸休め程度に楽しんでいただけると幸いです。

白い結婚は無理でした(涙)
詩森さよ(さよ吉)
恋愛
わたくし、フィリシアは没落しかけの伯爵家の娘でございます。
明らかに邪な結婚話しかない中で、公爵令息の愛人から契約結婚の話を持ち掛けられました。
白い結婚が認められるまでの3年間、お世話になるのでよい妻であろうと頑張ります。
小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しております。
現在、筆者は時間的かつ体力的にコメントなどの返信ができないため受け付けない設定にしています。
どうぞよろしくお願いいたします。

アルバートの屈辱
プラネットプラント
恋愛
妻の姉に恋をして妻を蔑ろにするアルバートとそんな夫を愛するのを諦めてしまった妻の話。
『詰んでる不憫系悪役令嬢はチャラ男騎士として生活しています』の10年ほど前の話ですが、ほぼ無関係なので単体で読めます。

好きな人の好きな人
ぽぽ
恋愛
"私には10年以上思い続ける初恋相手がいる。"
初恋相手に対しての執着と愛の重さは日々増していくばかりで、彼の1番近くにいれるの自分が当たり前だった。
恋人関係がなくても、隣にいれるだけで幸せ……。
そう思っていたのに、初恋相手に恋人兼婚約者がいたなんて聞いてません。

妹に傷物と言いふらされ、父に勘当された伯爵令嬢は男子寮の寮母となる~そしたら上位貴族のイケメンに囲まれた!?~
サイコちゃん
恋愛
伯爵令嬢ヴィオレットは魔女の剣によって下腹部に傷を受けた。すると妹ルージュが“姉は子供を産めない体になった”と嘘を言いふらす。その所為でヴィオレットは婚約者から婚約破棄され、父からは娼館行きを言い渡される。あまりの仕打ちに父と妹の秘密を暴露すると、彼女は勘当されてしまう。そしてヴィオレットは母から託された古い屋敷へ行くのだが、そこで出会った美貌の双子からここを男子寮とするように頼まれる。寮母となったヴィオレットが上位貴族の令息達と暮らしていると、ルージュが現れてこう言った。「私のために家柄の良い美青年を集めて下さいましたのね、お姉様?」しかし令息達が性悪妹を歓迎するはずがなかった――

できれば穏便に修道院生活へ移行したいのです
新条 カイ
恋愛
ここは魔法…魔術がある世界。魔力持ちが優位な世界。そんな世界に日本から転生した私だったけれど…魔力持ちではなかった。
それでも、貴族の次女として生まれたから、なんとかなると思っていたのに…逆に、悲惨な将来になる可能性があるですって!?貴族の妾!?嫌よそんなもの。それなら、女の幸せより、悠々自適…かはわからないけれど、修道院での生活がいいに決まってる、はず?
将来の夢は修道院での生活!と、息巻いていたのに、あれ。なんで婚約を申し込まれてるの!?え、第二王子様の護衛騎士様!?接点どこ!?
婚約から逃れたい元日本人、現貴族のお嬢様の、逃れられない恋模様をお送りします。
■■両翼の守り人のヒロイン側の話です。乳母兄弟のあいつが暴走してとんでもない方向にいくので、ストッパーとしてヒロイン側をちょいちょい設定やら会話文書いてたら、なんかこれもUPできそう。と…いう事で、UPしました。よろしくお願いします。(ストッパーになれればいいなぁ…)
■■

ロザリーの新婚生活
緑谷めい
恋愛
主人公はアンペール伯爵家長女ロザリー。17歳。
アンペール伯爵家は領地で自然災害が続き、多額の復興費用を必要としていた。ロザリーはその費用を得る為、財力に富むベルクール伯爵家の跡取り息子セストと結婚する。
このお話は、そんな政略結婚をしたロザリーとセストの新婚生活の物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる