4 / 8
幼馴染みとの距離。
新しい出逢い。
しおりを挟む
第一学習室……って,ここだよね?
普段は使わないから,ちょっと不安になっちゃう。
「失礼しまー」
あ,良かった。
まだ全員は集まってないみたい。
「結城さん,2組,ここ」
教室内を見渡す私に,誰かがであげて私を呼ぶ。
2組ってことは,私たちの教室だ。
私を呼んでいたのは,短髪で背の高い男の子。
確か
「大和くん。体育委員だったんだね」
井上大和くん。
あんまり大声で話しているイメージはないけれど,静かに色んな人と楽しそうにしていた気がする。
「うん。じゃんけんで勝ったから」
「わざわざ? 大和くんはどうして体育委員を選んだの?」
皆仕事の多い委員会より,教科係になりたがるのに……
話しながら,私は示された隣の席に座った。
まだ予定時刻まで5分ある。
折角なら,仲良くなりたいと思った。
「中学でもそうだったし,係より委員会のが内申点上がるって聞いたから。高校だと実は殆んど係が働くし,体育委員は今回の球技大会さえ働けばもう何もないんだって」
「そっか。私はたのしそー! ってそれだけで入っちゃったから」
えへへと笑う。
他の皆も,大和くんみたいに色々考えてたのかな。
「……俺は,そっちのがいいと思うけど。打算的に嫌々参加するより,どうせなら楽しんだ方がいい」
「そうかな」
「うん」
優しいな。
多分初めて話したのに,こんな風に言ってくれるんだ。
私は嬉しくなって,もっと何か無いかと話題を探す。
「あっねぇ見て! うちの子,可愛いでしょーっ。大和くんは何か飼ってたりする?」
お昼に名雪くんと話したのを思い出して,私はスマホの画面を大和くんに向けた。
興味ないかな,どうかな。
「俺は飼ってないけど……何だっけ,それ。見たことある……パグ?」
「そう! 犬飼 真琴くん!」
「犬……? 貰い犬なの?」
「ううん! 私が付けたの!」
ちょっとおバカで大切な思い出。
そこが真琴くんのかわいいところ。
名前付けていいよって言われて,うっかり名字まで考えちゃったんだよね……
しかも自分が飼い犬なのに,犬飼って。
「どっかの映画監督みたいな名前だね」
「うん,そうかも! 大和くんは今年の映画見た?」
「まだ」
「そうなんだ,私も……」
ガラッと,前の扉が開く。
担当の先生が来たのだと,私はスマホをぱっと鞄の中に入れた。
始まったら流石にね。
片付けないと怒られる……
「はい,んじゃーきりーつ,礼! 出欠ー1の1~」
「はい」
「1の2~」
「はい!」
「1の……」
出欠が確認できると,今度は自己紹介。
3年生の委員長の話や先生からの説明も聞いて,その後は各学年のリーダー決めだった。
「私,やります」
じゃんけんかな,とふんわり空気で伝わり始めた時。
1組の堀内真香さんが立候補してくれて,私は内心ほっとした。
そんな私に気付いて,隣に立つ大和くんが私へと言う。
「リーダー,やりたいのかと思った」
そんな風に思われてたなんて!
私はびっくりして,慌てて違うよと首をふった。
「まさか! わいわいしたり,手伝ったりするのは好きだけど……頭使ったり,皆をひっぱったりするのはちょっと……」
そもそも,私には出来ないかなぁ。
「そっか。俺も」
両手を必死に振ると,大和くんが小さく笑う。
「でっでも,リーダーじゃなくてもちゃんと頑張りたいとは,思ってるよ」
「うん,よろしく,結城さん」
そっか,私だけじゃなくて……
大和くんと二人で,体育委員なんだ。
楽しくなればいいなぁ。
そんな風に,思う。
「はーい今日はこんなもんで。席にもどれー。きりっつ気をつけ,解散~」
思ったより早く帰れそうで良かった。
でもこれからはまた呼び出されるかもしれないから,お昼休みとか放課後は気を付けなくちゃ。
「じゃあ,またね,大和くん」
「うん。……ねえ」
「?」
うんって返ってきたから,てっきりもうばいばいかと思ったのに。
大和くんは続けて,私を引き留めた。
捻った足首を元に戻して,大和くんの言葉を待つ。
「さっき言ってた映画。来月までだよね。良かったら一緒に行かない? あ,後からテレビでみる予定だったら別に」
「行く!!」
もうすぐ終わるなんて初耳だ。
本当はずっと見たかったのに,両親は忙しいって言うし。
「映画館,1人で行ったこと無くてどうしようかと思ってたんだよね。大和くんが一緒なら,安心」
映画館のあるところまで,1人で電車に乗ったこともない。
高校に上がったら,色んな所に行こうと思ってたのに。
実際にはまだどこにも行けていなかった。
「いつ空いてる?」
「いつでも!」
「今週でも?」
「うん,大丈夫だと思う。またLI⚪Eするね。私はグループから入れてたと思うから,大和くんも追加してくれるといいな」
「ん」
結構話せて,仲良くなれたとは思ってたけど。
まさか委員会に出席しただけで友達が増えるなんて思ってもなかった。
とんとん拍子に日にちまで決まって,私はもう一度大和くんを見る。
「じゃあ,ばいばい。電車一個逃すと,お母さんに怒られちゃうんだ」
つい笑ってしまいながら伝えて,私は廊下へと飛び出した。
映画か~。
久しぶりだなあ。
反芻すればするほど,楽しくなる。
しかも男子と二人で遊ぶなんて,いつぶりだろう。
帰ったらお母さんに行ってもいいか聞かなくちゃ。
そう思えば,1人での帰り道も悪くない。
寧ろ早く帰らなきゃって気分になって。
急いで駅に向かう私は,もう既に映画を見に行く気満々でいた。
普段は使わないから,ちょっと不安になっちゃう。
「失礼しまー」
あ,良かった。
まだ全員は集まってないみたい。
「結城さん,2組,ここ」
教室内を見渡す私に,誰かがであげて私を呼ぶ。
2組ってことは,私たちの教室だ。
私を呼んでいたのは,短髪で背の高い男の子。
確か
「大和くん。体育委員だったんだね」
井上大和くん。
あんまり大声で話しているイメージはないけれど,静かに色んな人と楽しそうにしていた気がする。
「うん。じゃんけんで勝ったから」
「わざわざ? 大和くんはどうして体育委員を選んだの?」
皆仕事の多い委員会より,教科係になりたがるのに……
話しながら,私は示された隣の席に座った。
まだ予定時刻まで5分ある。
折角なら,仲良くなりたいと思った。
「中学でもそうだったし,係より委員会のが内申点上がるって聞いたから。高校だと実は殆んど係が働くし,体育委員は今回の球技大会さえ働けばもう何もないんだって」
「そっか。私はたのしそー! ってそれだけで入っちゃったから」
えへへと笑う。
他の皆も,大和くんみたいに色々考えてたのかな。
「……俺は,そっちのがいいと思うけど。打算的に嫌々参加するより,どうせなら楽しんだ方がいい」
「そうかな」
「うん」
優しいな。
多分初めて話したのに,こんな風に言ってくれるんだ。
私は嬉しくなって,もっと何か無いかと話題を探す。
「あっねぇ見て! うちの子,可愛いでしょーっ。大和くんは何か飼ってたりする?」
お昼に名雪くんと話したのを思い出して,私はスマホの画面を大和くんに向けた。
興味ないかな,どうかな。
「俺は飼ってないけど……何だっけ,それ。見たことある……パグ?」
「そう! 犬飼 真琴くん!」
「犬……? 貰い犬なの?」
「ううん! 私が付けたの!」
ちょっとおバカで大切な思い出。
そこが真琴くんのかわいいところ。
名前付けていいよって言われて,うっかり名字まで考えちゃったんだよね……
しかも自分が飼い犬なのに,犬飼って。
「どっかの映画監督みたいな名前だね」
「うん,そうかも! 大和くんは今年の映画見た?」
「まだ」
「そうなんだ,私も……」
ガラッと,前の扉が開く。
担当の先生が来たのだと,私はスマホをぱっと鞄の中に入れた。
始まったら流石にね。
片付けないと怒られる……
「はい,んじゃーきりーつ,礼! 出欠ー1の1~」
「はい」
「1の2~」
「はい!」
「1の……」
出欠が確認できると,今度は自己紹介。
3年生の委員長の話や先生からの説明も聞いて,その後は各学年のリーダー決めだった。
「私,やります」
じゃんけんかな,とふんわり空気で伝わり始めた時。
1組の堀内真香さんが立候補してくれて,私は内心ほっとした。
そんな私に気付いて,隣に立つ大和くんが私へと言う。
「リーダー,やりたいのかと思った」
そんな風に思われてたなんて!
私はびっくりして,慌てて違うよと首をふった。
「まさか! わいわいしたり,手伝ったりするのは好きだけど……頭使ったり,皆をひっぱったりするのはちょっと……」
そもそも,私には出来ないかなぁ。
「そっか。俺も」
両手を必死に振ると,大和くんが小さく笑う。
「でっでも,リーダーじゃなくてもちゃんと頑張りたいとは,思ってるよ」
「うん,よろしく,結城さん」
そっか,私だけじゃなくて……
大和くんと二人で,体育委員なんだ。
楽しくなればいいなぁ。
そんな風に,思う。
「はーい今日はこんなもんで。席にもどれー。きりっつ気をつけ,解散~」
思ったより早く帰れそうで良かった。
でもこれからはまた呼び出されるかもしれないから,お昼休みとか放課後は気を付けなくちゃ。
「じゃあ,またね,大和くん」
「うん。……ねえ」
「?」
うんって返ってきたから,てっきりもうばいばいかと思ったのに。
大和くんは続けて,私を引き留めた。
捻った足首を元に戻して,大和くんの言葉を待つ。
「さっき言ってた映画。来月までだよね。良かったら一緒に行かない? あ,後からテレビでみる予定だったら別に」
「行く!!」
もうすぐ終わるなんて初耳だ。
本当はずっと見たかったのに,両親は忙しいって言うし。
「映画館,1人で行ったこと無くてどうしようかと思ってたんだよね。大和くんが一緒なら,安心」
映画館のあるところまで,1人で電車に乗ったこともない。
高校に上がったら,色んな所に行こうと思ってたのに。
実際にはまだどこにも行けていなかった。
「いつ空いてる?」
「いつでも!」
「今週でも?」
「うん,大丈夫だと思う。またLI⚪Eするね。私はグループから入れてたと思うから,大和くんも追加してくれるといいな」
「ん」
結構話せて,仲良くなれたとは思ってたけど。
まさか委員会に出席しただけで友達が増えるなんて思ってもなかった。
とんとん拍子に日にちまで決まって,私はもう一度大和くんを見る。
「じゃあ,ばいばい。電車一個逃すと,お母さんに怒られちゃうんだ」
つい笑ってしまいながら伝えて,私は廊下へと飛び出した。
映画か~。
久しぶりだなあ。
反芻すればするほど,楽しくなる。
しかも男子と二人で遊ぶなんて,いつぶりだろう。
帰ったらお母さんに行ってもいいか聞かなくちゃ。
そう思えば,1人での帰り道も悪くない。
寧ろ早く帰らなきゃって気分になって。
急いで駅に向かう私は,もう既に映画を見に行く気満々でいた。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
生贄姫の末路 【完結】
松林ナオ
児童書・童話
水の豊かな国の王様と魔物は、はるか昔にある契約を交わしました。
それは、姫を生贄に捧げる代わりに国へ繁栄をもたらすというものです。
水の豊かな国には双子のお姫様がいます。
ひとりは金色の髪をもつ、活発で愛らしい金のお姫様。
もうひとりは銀色の髪をもつ、表情が乏しく物静かな銀のお姫様。
王様が生贄に選んだのは、銀のお姫様でした。

こちら御神楽学園心霊部!
緒方あきら
児童書・童話
取りつかれ体質の主人公、月城灯里が霊に憑かれた事を切っ掛けに心霊部に入部する。そこに数々の心霊体験が舞い込んでくる。事件を解決するごとに部員との絆は深まっていく。けれど、彼らにやってくる心霊事件は身の毛がよだつ恐ろしいものばかりで――。
灯里は取りつかれ体質で、事あるごとに幽霊に取りつかれる。
それがきっかけで学校の心霊部に入部する事になったが、いくつもの事件がやってきて――。
。
部屋に異音がなり、主人公を怯えさせる【トッテさん】。
前世から続く呪いにより死に導かれる生徒を救うが、彼にあげたお札は一週間でボロボロになってしまう【前世の名前】。
通ってはいけない道を通り、自分の影を失い、荒れた祠を修復し祈りを捧げて解決を試みる【竹林の道】。
どこまでもついて来る影が、家まで辿り着いたと安心した主人公の耳元に突然囁きかけてさっていく【楽しかった?】。
封印されていたものを解き放つと、それは江戸時代に封じられた幽霊。彼は門吉と名乗り主人公たちは土地神にするべく扱う【首無し地蔵】。
決して話してはいけない怪談を話してしまい、クラスメイトの背中に危険な影が現れ、咄嗟にこの話は嘘だったと弁明し霊を払う【嘘つき先生】。
事故死してさ迷う亡霊と出くわしてしまう。気付かぬふりをしてやり過ごすがすれ違い様に「見えてるくせに」と囁かれ襲われる【交差点】。
ひたすら振返らせようとする霊、駅まで着いたがトンネルを走る窓が鏡のようになり憑りついた霊の禍々しい姿を見る事になる【うしろ】。
都市伝説の噂を元に、エレベーターで消えてしまった生徒。記憶からさえもその存在を消す神隠し。心霊部は総出で生徒の救出を行った【異世界エレベーター】。
延々と名前を問う不気味な声【名前】。
10の怪異譚からなる心霊ホラー。心霊部の活躍は続いていく。
山姥(やまんば)
野松 彦秋
児童書・童話
小学校5年生の仲良し3人組の、テッカ(佐上哲也)、カッチ(野田克彦)、ナオケン(犬塚直哉)。
実は3人とも、同じクラスの女委員長の松本いずみに片思いをしている。
小学校の宿泊研修を楽しみにしていた4人。ある日、宿泊研修の目的地が3枚の御札の昔話が生まれた山である事が分かる。
しかも、10年前自分達の学校の先輩がその山で失踪していた事実がわかる。
行方不明者3名のうち、一人だけ帰って来た先輩がいるという事を知り、興味本位でその人に会いに行く事を思いつく3人。
3人の意中の女の子、委員長松本いずみもその計画に興味を持ち、4人はその先輩に会いに行く事にする。
それが、恐怖の夏休みの始まりであった。
山姥が実在し、4人に危険が迫る。
4人は、信頼する大人達に助けを求めるが、その結果大事な人を失う事に、状況はどんどん悪くなる。
山姥の執拗な追跡に、彼らは生き残る事が出来るのか!
瑠璃の姫君と鉄黒の騎士
石河 翠
児童書・童話
可愛いフェリシアはひとりぼっち。部屋の中に閉じ込められ、放置されています。彼女の楽しみは、窓の隙間から空を眺めながら歌うことだけ。
そんなある日フェリシアは、貧しい身なりの男の子にさらわれてしまいました。彼は本来自分が受け取るべきだった幸せを、フェリシアが台無しにしたのだと責め立てます。
突然のことに困惑しつつも、男の子のためにできることはないかと悩んだあげく、彼女は一本の羽を渡すことに決めました。
大好きな友達に似た男の子に笑ってほしい、ただその一心で。けれどそれは、彼女の命を削る行為で……。
記憶を失くしたヒロインと、幸せになりたいヒーローの物語。ハッピーエンドです。
この作品は、他サイトにも投稿しております。
表紙絵は写真ACよりチョコラテさまの作品(写真ID:249286)をお借りしています。
がきあみ ―閻魔大王がわたしたちに運命のいたずらをした―
くまの広珠
児童書・童話
「香蘭ちゃん、好きだよ。ぼくが救ってあげられたらいいのに……」
クラスメイトの宝君は、告白してくれた直後に、わたしの前から姿を消した。
「有若宝なんてヤツ、知らねぇし」
誰も宝君を、覚えていない。
そして、土車に乗ったミイラがあらわれた……。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
『小栗判官』をご存知ですか?
説経節としても有名な、紀州、熊野古道にまつわる伝説です。
『小栗判官』には色々な筋の話が伝わっていますが、そのひとつをオマージュしてファンタジーをつくりました。
主人公は小学六年生――。
*エブリスタにも投稿しています。
*小学生にも理解できる表現を目指しています。
*話の性質上、実在する地名や史跡が出てきますが、すべてフィクションです。実在の人物、団体、場所とは一切関係ありません。
守護霊のお仕事なんて出来ません!
柚月しずく
児童書・童話
事故に遭ってしまった未蘭が目が覚めると……そこは死後の世界だった。
死後の世界には「死亡予定者リスト」が存在するらしい。未蘭はリストに名前がなく「不法侵入者」と責められてしまう。
そんな未蘭を救ってくれたのは、白いスーツを着た少年。柊だった。
助けてもらいホッとしていた未蘭だったが、ある選択を迫られる。
・守護霊代行の仕事を手伝うか。
・死亡手続きを進められるか。
究極の選択を迫られた未蘭。
守護霊代行の仕事を引き受けることに。
人には視えない存在「守護霊代行」の任務を、なんとかこなしていたが……。
「視えないはずなのに、どうして私のことがわかるの?」
話しかけてくる男の子が現れて――⁉︎
ちょっと不思議で、信じられないような。だけど心温まるお話。
盲目魔女さんに拾われた双子姉妹は恩返しをするそうです。
桐山一茶
児童書・童話
雨が降り注ぐ夜の山に、捨てられてしまった双子の姉妹が居ました。
山の中には恐ろしい魔物が出るので、幼い少女の力では山の中で生きていく事なんか出来ません。
そんな中、双子姉妹の目の前に全身黒ずくめの女の人が現れました。
するとその人は優しい声で言いました。
「私は目が見えません。だから手を繋ぎましょう」
その言葉をきっかけに、3人は仲良く暮らし始めたそうなのですが――。
(この作品はほぼ毎日更新です)
忠犬ハジッコ
SoftCareer
児童書・童話
もうすぐ天寿を全うするはずだった老犬ハジッコでしたが、飼い主である高校生・澄子の魂が、偶然出会った付喪神(つくもがみ)の「夜桜」に抜き去られてしまいます。
「夜桜」と戦い力尽きたハジッコの魂は、犬の転生神によって、抜け殻になってしまった澄子の身体に転生し、奪われた澄子の魂を取り戻すべく、仲間達の力を借りながら奮闘努力する……というお話です。
※今まで、オトナ向けの小説ばかり書いておりましたが、
今回は中学生位を読者対象と想定してチャレンジしてみました。
お楽しみいただければうれしいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる